2007年8月アーカイブ
Alamoana Beach Park Honolulu Oahu Hawaii / LEICA M8 × ELMARIT-M 21mm F2.8
長時間外を歩いていると
トイレに行きたくもなる
幸い
ハワイでは公園にトイレが設けられていることが多い
日も暮れた頃
公園のトイレに入ったら
プロレスラーのような
大男が用を足していた
上半身裸
頭から血が出ている
人目のないトイレでは
危険なことも起こる
しかし
よく見ると
大男は
子供用の便器で用を足していた
(便器の高さが左のものに比べると低い位置にある)
ちょっと愉快
緊張もほぐれたが
怪し気な奴と
トイレで二人っきりになると
さすがに緊張
トイレで緊張すると・・・出るものも・・・でなくなる
日本男児
大人用便器の前で萎縮する
【 大男 小児便器に 身を縮め 】
CF C807 .1918
写真が撮れた日
Ala Moana Regional Park Honolulu Oahu Hawaii / LEICA M8 × ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.
少し前に撮った写真のデータを見ていて目に止まった写真
「こんな写真
撮った覚えもないなあ」
そんな写真も多いが
この写真のことは覚えている
「風が吹いていた」
写真を見て
そんな感覚が蘇ってきた
そのほかのことについては
はっきりとした記憶はない
乳母車の母娘が特別であった訳でもないようだし
やはり〝風〟と
夕方の〝光〟とが・・・
それに付け足すとすれば〝空気〟
一日歩き回って
疲れていた私の
指を押したのは
そういった諸々の要素の重なりなのだろう
【蘇る そのときの風 写真から 】
CF C807 .1834
写真が撮れた日
Waianae Oahu HAWAII / LEICA M8 × ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.
ハワイの
海沿いを歩いていると
このような十字架を見かけることがある
海で亡くなった人を偲んで
家族や友人知人が立てたのでしょう
空が暗くなってきた
海もどんより
一雨来そうだ
ハワイで暮らす私の友人は傘を持っていないと言う
雨に降られても
少し雨宿りしていれば
雨雲は通り過ぎて行き
濡れても
風と太陽に当たっていればすぐに乾く
だから傘は必要ない
でも
傘は売っている
私は傘を買ったが
使っていない
日本に帰る時には
使うことのなかった傘を
友人にプレゼントだ
【 鎮魂の 想いを映す 海の色 】
CF C806 .1425
写真が撮れた日
Hauula Oahu Hawaii / LEICA M8 × ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.
ハワイ
オアフ島の北にある〝ハレイワ〟の町は
冬場には大きな波がたち
サーフィンの大会も開かれる
観光客にも有名な町
そんなハレイワの町外れ
ふらっと立ち寄ったビーチ
泳ぎにきた訳ではない
かといって
ここでこんな写真が撮れれば・・と期待をして迷い込んだ訳でもない
ただ
ふらりと
さて
どうしたものかとぼんやりと立っている私の目の前に
少女が現れた
砂浜に敷く敷物をからだにまとい
レジ袋に詰め込んだタオルや
飲み物
食べ物を両手に持って
友達が遅れているのだろうか
遠くを眺める目が不安気で印象的
このビーチでの一枚目の写真を撮った
【 砂浜に 佇むヴィーナス 人待ち顔 】
CF C805 .1430
写真が撮れた日
Waikiki Beach Oahu Hawaii / LEICA M8 × ELMARIT-M 21mm F2.8
日が昇りはじめると
急ぎ足でビーチへ
ワイキキビーチは
水平線からではなく
山側から日が昇る
ビーチの最前列に林立する
ホテルなどの建物を越えて
光が砂浜に届き始める頃がいい
砂浜や波打ち際に影が残っている時間がいちばん
もう少し時間が過ぎると
砂浜は一面
光り輝き
観光客の姿も急激に増える
そうなったら
ビーチを離れて朝飯
ワイキキビーチで写真を撮るのは
〝朝飯前〟だ
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CF C8 04 0859