3月16日の〔亀カメラ〕は『温泉と植田正治さんと』というタイトルの文章を載せましたが、そのなかで〔皆生温泉会館〕をいう、当時の私たちの定宿の名前を挙げました。
その文章を読んで、たまたま『青春18切符』で旅行中だった卒業生のSくんが、「よっしゃ! 皆生温泉で泊まりヤ」と思ったのかどうかは分かりませんが、皆生温泉に立ち寄ったと昨夜メールが届きました。
観光協会か旅館案内所か何かで皆生温泉会館のことを訪ねたところ、既に10年くらい前に施設は無くなってしまったと言われたようです。
せっかく〔亀カメラ〕を読んで、皆生温泉に興味を持ってもらったのに申し訳ないことをしました。
Sくんは結局皆生温泉には泊まらずに、夜行バスで福岡に今朝着いたようで、福岡到着を知らせるメールが今朝、届いていました。
今日は、Sくんと同級生のNくんも大学を訪ねて来てくれるこになっていました。
SくんもNくんも卒業後、上京して写真を生業として頑張っています。
東京で生活している二人が、福岡で顔を合わせる・・・偶然ですが嬉しいことです。
二人は学生時代から仲が良くて、今も交友は続いているようですが、今日も二人でワイワイ騒いでいました。
卒業しても、大学に来ると学生時代の気分にタイムスリップするのでしょう。
大学の研究室は卒業生にとってタイムカプセルのようなもの。
そのカプセルのなかに戻った卒業生たちは異口同音に「大学は良いな」「学生時代に戻りたい」などと言います。
それにもう一言付け加えるならば「学生時代にもっと勉強しとけばよかった」「もっと施設や機材を使っておけば良かった」などと言います。
おおいにノスタルジックな感情が入り込んでいる言葉だとは思いますが、懐かしさと悔恨の情を呼び覚ますようです。
SくんNくんの二人は大声で元気に話していました。
そういえば二人とも、学生時代から興奮すると声が大きくなっていました。
いつまで経っても変わらないものがそこにあります。
東京で写真家として生きていくことは並大抵の努力では難しいものがあると思いますが、二人はそんな環境の中でも、相変わらず馬鹿を言い合う性分がすり切れてしまっていないことは良いことです。
三人で昼飯を食べることになり、こういったときに「どこか、学生時代によく行っていたお店は?」と聞くことにしています。
出来れば、懐かしい店に出かける方が良いとの想いです。
結局、出かけたところはお定まりの店、『餃子王』です。
この店は、二人よりも、やはり同級生のA君がよく行っていたお店だそうです。
久々の『餃子王』。
二人の感想は、昔より美味しくなっているそうです。
そう言えば、私も過去の〔亀カメラ〕で、新歓コンパのことを書いたときに、『餃子が焼き過ぎでガッカリ』などと書いた記憶があります。
続けていれば、味も進化するようです。
SくんNくんの人柄は変わっていないけれど『餃子王』の味は変わった。
時の流れの中で変わらないものと変わるものとがあります。
変わって良いもの、変わらない方が良いもの。なかなか思い通りにはいかないものですが、『餃子王』の味、良い人柄、良い結果を二つ確認できた一日でした。
http://art.kyusan-u.ac.jp/index.php?%B5%B5%A5%AB%A5%E1%A5%E9



























































































