2009年3月アーカイブ

タイムスリップ

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福岡市東区


3月16日の〔亀カメラ〕は『温泉と植田正治さんと』というタイトルの文章を載せましたが、そのなかで〔皆生温泉会館〕をいう、当時の私たちの定宿の名前を挙げました。
その文章を読んで、たまたま『青春18切符』で旅行中だった卒業生のSくんが、「よっしゃ! 皆生温泉で泊まりヤ」と思ったのかどうかは分かりませんが、皆生温泉に立ち寄ったと昨夜メールが届きました。

観光協会か旅館案内所か何かで皆生温泉会館のことを訪ねたところ、既に10年くらい前に施設は無くなってしまったと言われたようです。
せっかく〔亀カメラ〕を読んで、皆生温泉に興味を持ってもらったのに申し訳ないことをしました。
Sくんは結局皆生温泉には泊まらずに、夜行バスで福岡に今朝着いたようで、福岡到着を知らせるメールが今朝、届いていました。

今日は、Sくんと同級生のNくんも大学を訪ねて来てくれるこになっていました。
SくんもNくんも卒業後、上京して写真を生業として頑張っています。
東京で生活している二人が、福岡で顔を合わせる・・・偶然ですが嬉しいことです。

二人は学生時代から仲が良くて、今も交友は続いているようですが、今日も二人でワイワイ騒いでいました。
卒業しても、大学に来ると学生時代の気分にタイムスリップするのでしょう。

東京都江戸川区葛西臨海公園

大学の研究室は卒業生にとってタイムカプセルのようなもの。
そのカプセルのなかに戻った卒業生たちは異口同音に「大学は良いな」「学生時代に戻りたい」などと言います。
それにもう一言付け加えるならば「学生時代にもっと勉強しとけばよかった」「もっと施設や機材を使っておけば良かった」などと言います。
おおいにノスタルジックな感情が入り込んでいる言葉だとは思いますが、懐かしさと悔恨の情を呼び覚ますようです。

SくんNくんの二人は大声で元気に話していました。
そういえば二人とも、学生時代から興奮すると声が大きくなっていました。
いつまで経っても変わらないものがそこにあります。
東京で写真家として生きていくことは並大抵の努力では難しいものがあると思いますが、二人はそんな環境の中でも、相変わらず馬鹿を言い合う性分がすり切れてしまっていないことは良いことです。

三人で昼飯を食べることになり、こういったときに「どこか、学生時代によく行っていたお店は?」と聞くことにしています。
出来れば、懐かしい店に出かける方が良いとの想いです。
結局、出かけたところはお定まりの店、『餃子王』です。
この店は、二人よりも、やはり同級生のA君がよく行っていたお店だそうです。

福岡市東区

久々の『餃子王』。
二人の感想は、昔より美味しくなっているそうです。
そう言えば、私も過去の〔亀カメラ〕で、新歓コンパのことを書いたときに、『餃子が焼き過ぎでガッカリ』などと書いた記憶があります。

続けていれば、味も進化するようです。
SくんNくんの人柄は変わっていないけれど『餃子王』の味は変わった。
時の流れの中で変わらないものと変わるものとがあります。
変わって良いもの、変わらない方が良いもの。なかなか思い通りにはいかないものですが、『餃子王』の味、良い人柄、良い結果を二つ確認できた一日でした。


http://art.kyusan-u.ac.jp/index.php?%B5%B5%A5%AB%A5%E1%A5%E9

年甲斐もなく

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今日はうららかな日差しの中、せっせと歩いたけれど撮った写真は猫の写真くらいでした。
それも、一日一枚くらいは撮らないと・・・と、多少ノルマ消化といった気分で撮ったことは否めません。
歩くことは主たる目的になってしまうと前しか見なくなってしまい、注意力が周りに及ばなくてしまっているようです。

なぜ、今日は歩くことに熱中してしまったかというと、人に追い越されたことが私の心臓の動きを速くさせたのです。
私はよく歩きますし、決して歩くのが遅いわけではありません。
写真を撮るために周りに気を配っているとは云っても、他の歩行者より歩くのは速いようで、歩いていて追い越されることはあまりありません。

それが、今日、若い女の子に追い越されたのです。
若い子に追い越され、老いぼれた自分に気付かされると同時に、まだまだ若いものには負けるものかと、妙な闘争心が湧きあがり、追いついて、追い越して、追い越したら再び追いつかれないように後ろも見ずにせっせと歩き続けた結果、写真を撮る余裕すら無くしてしまったようです。


CP0330(001) 福岡市東区 B35-

今日、撮った猫と私は既に顔見知りでした。
去年の3月18日に最初の写真を撮りましたので、一年来の付き合いでということになります。
建物と建物の間のちょっとしたスペースに捨てられた冷蔵庫の上に座っていたところを一年前に撮りました。
今でも、その冷蔵庫の上は彼女の縄張りのようで、よく、冷蔵庫の上に座っているのを見かけます。

今日は朝の散歩から戻ってきたところなのか、光と影の狭間をうろうろしていたので、「おはよう」の挨拶代わりのシャッターでした。
よく見ると、お腹のあたりがふっくらとしていましたので、お腹に子供を宿しているのかもしれません。

CB0318 (25)-


私が猫のかまけている間に、早足の女性はさっと私を追い越して行ってしまいました。
もう一度、追いついて追い越せ・・・と頑張ってみたのですが、猫と遊び過ぎたようで、なかなか追いつくことはできません。
一旦は追いつくのを諦めかけたのですが、どうやら前を歩く彼女はうちの大学の学生らしく大学の方に曲がり、そして、北門から校内入ったのを見て、私も老体に鞭打ってラストスパート。

追いつく、追いつく、追いついた、追い越した・・・
そこはちょうど、芸術学部の校舎の入り口。
私が、校舎に入る階段を上ると、彼女も後に着いてくるではありませんか。
芸術学部に学生?
と、気が緩んだ瞬間、「おはようございます」とにっこり笑って私を追い越していきました。


福岡市東区3


新三年生のWKさんが、〔works '09〕写真展に出品する作品を制作する手伝いをしました。
今年のworks '09展は卒業生の参加が予想以上に多く、学生の出品は限られたものになると思いますが、WKさんのように頑張っている人の希望は叶えてやりたいと思っています。

ちなみにこのWKさんはゆっくりと歩きますが、持久力のある歩きをします。
そのリズムで歩くことで、彼女はいろんなものが見えるのでしょう。
写真を撮る為には歩くことに大切です。
そして、周りに気が配れるリズム、つまりマイぺーズで歩く。
WKさん、歩くことに関しては合格です。

カシャカシャ丸

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北九州市門司区風師


本日は日曜日。
政府の音頭とりで高速道路料金が1000円になったので、ドライブでもという家庭が多いのでようが、幸か不幸か我が家には車はありませんので終日自宅でのんびりと地球温暖化について考えました。
なんて、嘘話は止めて、実際のところはただのんびりとと云うか、ただグダグダと家の中で一日過ごしました。

家の中で私の相手になってくれるのは猫くらいなものです。
猫と一緒に居眠りです。

ですから、今日はカメラの出番も無く、本日撮影した写真データはありません。
出来ることなら毎日、一枚でも良いから写真を撮りたいと願っているのですが、それはなかなか難しいことだと経験上分かっております。

それでも、フィルムカメラからデジタルカメラに持ち替えて以来、日々の撮影は確実に増えていると思います・
皆さんに見ていただくようなものが撮れたかどうかは別の話ですが・・・

まあ、そう簡単に自分のお目がねに適う写真が撮れるはずもありません。
でも、バッターボックスに立たない限りヒットも生まれません。
カメラを手に歩き回ることが大事です。

プロ野球の一流選手の称号に〔三割バッター〕と云うものがありますが、写真の場合、三割なんてあり得ない数字です。

三割と云えば、36枚撮りフィルム一本で10枚くらい使える写真があると云うことになりますが、フィルム1本で10枚の写真なんて、宝の洞窟にでも迷い込まない限り、あり得ない数字です。
私の場合、36枚撮りフィルム一本に一枚使える写真があれば上等です。
一割で3〜4枚、1枚となると三分・・・3%。

つまり、野球でヒットを打つより、お気に入りの写真を手に入れることは10倍難しいと云うことになります。
私の場合、一日撮影してフィルム三本がごく一般的なペースです、
三分バッターの私ですから三枚くらいお気に入りが出来れば上々です。


北九州市門司区港

本日撮った写真がありませんので、お約束の〔門司港〕での写真第三段です。
JR小森江駅で降りて、葛葉を通ったところまでの六枚の写真をこれまでに見ていただきましたので、今日は、葛葉の小路を抜けたところで撮ったものから始めます。

この場所は何時も立ち止まるところです。
前日、私のゼミのK君も同じところで撮影をした写真を見せてくれました。
JRの線路の土手にあたるこの場所は、布団が干してあったり、不要になったものが置かれていたりで、ついつい足が停ってしまいます。
今日は、暖かな季節に向かって不要になったのか、ハロゲンヒーターが捨てられていました。

集合時間が迫っていましたので、この後はタクシーを使って待ち合わせ場所の門司港駅に直行。
全員集合して、最初に向かった先は倉庫街。
飼料倉庫のあたりには鳩やカラスがたくさん居ますから、それらの糞害に合ったトラックをパチリ。
その後は市街地を気ままに歩きました。
路地の入り口に子供が描いたと思われる落書きを発見。
これは随分とたくさんシャッターを押しました。

北九州市門司区東門司

バッターボックスでブンブン振り回す『ブンブン丸』とあだ名された野球選手がいましたが、まさいそのブンブン丸状態で撮りました。
絵になると睨んだものに対しては執拗にシャッターを押す「カシャカシャ丸」です。

半ドン

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CP0328-005 福岡市東区 st35-


高速道路料金が安くなると世の中大騒ぎです。
TVのチャンネルはどこもその話題で持ち切りです。
私は車を持ちませんので、高速料金が1000円になろうが無料になろうがあまり関係が無ありません。
そかし、物流の面を考えると、運送料が安くなるから物の値段が下がるので、間接的には恩恵を受ける・・・

と思いきや、高速料金が安くなるのは乗用車だけだとか。
何で?
ETMを付けている乗用車だけ。
何で?

都市圏を通るとき以外は、どこからどこまで走っても1000円。
今までの価格は何?
赤字にならないの?
赤字になったら民営化した高速道路の会社がどうなるの?

赤字は税金で補うの?
車に乗らない、高速道路を使わない、そんな私たちの納めた税金までもが、用もないのにうろうろする個人使用の車に使われるのって納得できない。

もっと、分からないのは「地球温暖化」が叫ばれているこのご時世に、高速道路が安くなりましたから、皆さん車を走らせてください・・・なんて筋が通らない。
地球温暖化防止のパフォーマンスとして、フランスはエッフェル塔、アメリカは摩天楼、エジプトがピラミッドなど世界の国のこういった夜間照明を消したとニュースで流れていましたが、日本はどこの照明を消したの?
TVでは日本のことは何も言っていなかったので分かりません。

日本は国中で車を走らせて、地球温暖化に協力しているみたいです。
高速道路の値下げ・・・車も買えない一般庶民の私には分からないことばかりです。


CP0328-014 福岡県糟屋郡新宮町 st35-

世の中には『半ドン』と云う言葉が在ります。
半ドンといっても「うどん」に半分サイズの丼もののセットではありませんよ。
半ドンの言葉の成りたちについては、諸説あるようですが半日でお勤めが終わる、それを半ドンと云います。

車にも乗らない、高速道路も走らない、土曜も仕事。
そんな私も、珍しく今日は半ドンにしました。

家に戻って、夕方からカメラを持って近場をぶらぶらと散歩にでました。
カメラバックの中には24mmと35mmのレンズが着いた二台のカメラが入っていましたので、ぶらぶら散歩と言うよりは、何か写真を撮ろうと云う意気込みがあったのかもしれません。

意気込みと結果とは往々にして比例しませんが、今日の結果のなかから、三枚を選んで載せてみます。

最初の写真は17時15分くらいに撮りました。
ずいぶんと日が長くなってきましたが、そろそろ光の中に夕方の光が混じり始めています。
近くの大学の野球場のネットにねぐらに戻る雀たちが休んでいたのを見つけて撮りました。

空は晴れわたり気持ちの良い空です。
飛行機雲がスーッとまっすぐに伸びて行きます。

最後は17時50分くらいに出会った犬くんです。
カメラを向けるとちょっと間抜けな顔を向けて三つ指をついてくれました。

CP0328-028 福岡県糟屋郡新宮町 er24-


この後、よく行くパン屋さんでパンを買って、高速道路料金値下げとは無縁の庶民の半日は終わりました。
おっと、締めはやっぱり焼酎のお湯割りで、高速道路料金値下げに乾杯です。

カラス

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福岡県糟屋郡新宮町


作品を見せにきてくれた学生、卒業生、帰国する留学生など今日はたくさんの人が研究室を訪ねて来てくれました。

午前中は写真を持ってきた学生の写真をああでもない、こうでもないと選んで組み立てての作業で費やしました。
デジタルデータの写真をパソコンの画面で見るのはなかなか骨が折れる作業です。
小さくてもプリントで見る方が的確な判断が出来るように思いますが、デジタルカメラで撮った写真は、データの状態で持ち込まれることが圧倒的に多いのです。

デジタルカメラ出撮った写真も、先ずはインデックスシート(コンタクトシート)を作り、
次にスライドショーでモニター上に写真を映し出し、これはと思う写真はインデックスシートにマークしていきます。

その後、ハガキサイズくらいの大きさにプリントアウトをし、そのプリントをテーブルの上に並べ、作品の選別と順番などを決める。
これが私のやりかたです。

私のやり方がベストだとは言えないかもしれませんが、フィルムで撮って、印画紙で密着焼を作っていた時代とそれほど変ってはいません。
変ったと言えば、印画紙での密着焼の場合はルーペを使って密着焼を覗き、写真を選別していたのが、スラードショーでパソコン画面を通して写真を見ることくらいです。


CB0321(017) 福岡市東区 B35zm -

朝、通勤で歩いているときにカラスをよく見かけます。
カラスは警戒心が強くて、なかなか写真に撮るのが難しいのですが、不思議と写真に撮りたくなります。
私のカメラはオートフォーカスではありませんから、咄嗟の撮影の場合は一か八かでシャッターを押します。
まさに、撮れていればラッキーといった気持ちで撮ります。

つい先日、バス停でバスを待っているカラスを見ました。
そんな訳はないのですが、バス停のところにカラスが居たので、カラスがバスを待っているように見えれば・・・と閃いたのです。

CP0325-013 福岡県糟屋郡新宮町 et28a-

最初は道の真ん中にカラスは居たのですが、それとなくバス停の方に誘導しながら何枚か続けてとりました。
この写真の後、カラスは飛び去っていきました。

歩けば撮れる?

こに季節はいろいろなものに終止符が打たれる時期でもあります。
それは好むと好まざるとにかかわらず、世の常と云うものです。
『生者必滅会者常離』
すべては『諸行無常』と云うことで、これは日本人がこころの奥底に持っている感情ではないでしょうか。

北九州市門司区葛葉


明るい季節に向かう前の、ちょっと物悲しい経験も人生のアクセントとしては良いものかも知れません。
わたしのような仕事では、毎年、卒業していく学生たちとの、これまでの関係に終止符が打たれます。
そして、次にまた新たな縁が結ばれる季節でもあります。

卒業していった学生さんが(正確には元学生さんでしょうか)、今日、研究室を訪ねて来てくれました。
お世話になったお礼と言って記念の品を届けにきてくらたようです。
そのときに感じたのが〔終止符〕です。
これで、2008年度が終わったと・・・

私は高校の写真部活動のお手伝いをさせて貰っていますが、今日、福岡県の高校生の写真作品集をK先生がわざわざ大学まで届けてくださいました。
〔総評〕と個々の作品についてのコメント等を書かせて貰っていますが、読み返してみるとずいぶんと勝手な意見を書いているものです。

若い人の写真を拝見して、不満に感じるところも無いとは言いませんが、基本的には良い面を見つけてお話をする。
その姿勢で写真を拝見していると、自分の中にも、若さが宿ってくるのは不思議です。
若さは「未熟さ」でもありますが、「自由さ」と「素直さ」でもあります。

デジタルカメラで写真を撮るようになったり、web上で写真を公開したり、また、ホームページ等で文章に添えるための写真を撮るようになったりと私の写真環境が大きく変るなかで、若い人の写真から授かった「自由さ」が多いに役立っています。
「素直さ」につきましては、この年までへそ曲がりを通してきましたので、ちょっと手遅れです。

眉間に皴を寄せて写真をするのではなく、楽しく写真が出来るようになりました。
これもみな、高校生の皆さんや、私の周りにいる大学生など、若い人のおかげと、ジジイは感謝しています

そんな、若者たちに「歩きなさい」と常々言っています。
「カメラを持って歩けば、何かしら撮れる」と。
しかし、今日の私は自宅から大学までの小一時間歩きましたが、一枚の写真も撮れませんでした。
歩いても撮れない日ももちろんあります。
でも、やはり歩くこと、動くことは写真にとって基本中の基本であることに変りはありません。


北九州市門司区葛葉

今日は写真が一枚も撮れていませんので、〔亀カメラ/2009-03-18〕の最後に「続く」と書いておきながら、その後、見て頂く機会がないままになっている、門司港での写真を載せてみることにします。

前回はJR小森江駅を降りたところまででした。
小森江駅で降りると云うことは〔葛葉〕で撮影をするつもりですが、前回はへそ曲がり根性を発揮して海側の道を歩いて大はずれでしたので、今日は素直に真っ直ぐ〔葛葉〕に向かいました。

葛葉のいつもの通りの入り口で迎えてくれたのは顔なじみの犬でした。
犬に声を掛けながら何枚か撮影して、次はやはり顔なじみの看板娘に挨拶をして、小路に置かれた春の盆栽を愛で・・・春の散歩を楽しみました。

北九州市門司区葛葉


いつも同じものばかり撮っていますが、「自由」で良いじゃないですか。

追伸:もちろん、この、お定まりの三枚意外にも撮影したものがありますが、今日のところは、いつも同じものばかり撮っているということで、この三枚をご披露させて貰った次第です。

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みかん猫67

福岡市東区

温かくなってきたと喜んでいたら、今日は一転して冷たい風が肌を刺す一日でした。
我が家から大学まで歩いて行くには小一時間くらいかかりますが、その間、カメラを持つ手が冷たくなりました。
これはまさい真冬の感覚です。
さすがにこの時期になると手袋は持ち歩きませんが、手袋があったら良かったと思うくらいの寒さでした。

こんな寒さのなかでも、桜の花はどんどん開いているようです。
どこのテレビ局の天気予報でも、「ことしの桜は、花の時期が長いでしょう」と異口同音に言っています。
しかし、桜はやはりうららかな日差しのなかで愛でるのが一番です。

福岡県糟屋郡新宮町


今日は少し時間の余裕がありましたので、インデックスシートの作成をしました。
フィルム時代の密着焼もそうでしたが、デジタルカメラのインデックスシートも、ちょっと油断をすると大変面倒なことになります。
そうならないようにと心がけてはいるのですが、密着焼やインデックスシートをためてしまう癖はなかなか治りません。

そんな作業をしているときに、一人の学生が相談にやって来ました。
何事かと思うと、「レンズが壊れました」とのこと。
そのレンズを見せて貰いましたが、異常は見当たりません。
彼が言う症状は、異常でもなんでもないことなので、「どうして?」と聞いてみると、「フィルム現像をしたけれど、出来たネガがすべて薄い」と言います。

それで、レンズの絞り羽根の作動がおかしいと本人は思ったようです。
レンズの異常がなければ、カメラがおかしいか、フィルム現像のミスがが次に考えられる原因なので、先ずはカメラを見せてもらいました。

そしたら何のことはありません。
露出補正がマイナス側にセットされているではありませんか。
これじゃ、露出不足のネガが出来て当然です。
おかげで、彼のカメラの露出補正機構は正常に作動していることが証明されたという次第です。

露出補正をかけたまま戻すのを忘れることは、私もよくやる失敗です。
デジタルカメラだと、そのミスにもすぐに気づきますが、フィルムカメラの場合は現像が上がるまで気づきませんので、気づいたときには後の祭りです。

祭りのあとの侘しさは一種独特のものがあると同時に、良い薬にもなります。
それを感じることのできないデジタルカメラは、良いものやら、悪いものやら・・・

帰りはJRに乗って帰りました。
バスは平気で10分20分と遅れますが、JRだと時間に正確なのと、乗車してから家に着くまで15分くらいです。
歩かなければならないのですが、遅れるバスを待っている間に家まで帰り着けます。

今日は、まだ日のあるうちに大学をでることが出来ましたので、歩きながら写真が撮れればと、JRにしました。
電信柱の横のブロック塀の上に猫がよく座っています。
今日も、いつもの猫が居ましたので写真を撮ろうとしたら、私に向かって飛び降りてきました。

福岡市東区

電信柱の下にコンクリートで補修した跡があり、そこに猫の足跡が残っていました。
コンクリートが固まる前に猫が塀の上から飛び降りて出来た凹みを再び補修したようです。
きっと犯人はこの猫でしょう。

草食系男子

福岡市東区

このところマスコミは野球で盛り上がっています。
若者にはサッカーファンが多いように思いますが、私たちの年代はなんと言っても野球です。

子供の時代、まだ町中にも原っぱと言われる空き地がありましたから、文字どおり草野球に没頭していました。
終戦後の段階の世代で、隣近所に悪ガキはいっぱい居ましたから、野球チームを作る9人くらいはすぐに集まります。
○○タイガースなんて町内の名前をつけたチームを作っていた時代もあります。

中学に入ったところで、私は別のスポーツに鞍替えして野球からは離れましたが、子供のころの影響で、TV観戦でも、サッカーよりは野球の方を選んでしまいます。
一時期は仕事から戻って、自宅でビールを飲みながら監督気取りでTVの野球中継を見るのが楽しみでしたが、最近はあまり野球放送を見なくなっていました。

大リーグの放送がTVで放送されるよになって、日本の野球がつまらなくなってしまいました。
スピードとパワーで見せる大リーグの野球は実に単純明快で見ていてスカーッとするのですが、それに比べ、日本の野球はどこか不完全燃焼な印象しか残らなくなってしまいました。

WBCも、なんだかルールが複雑で嫌です。
日本が優勝しておめでたいのですが、何度か試合に負けたチームでも、優勝できるのが私の中では釈然としません。
トーナメント戦でもなくリーグ戦でもなく、何だか分けの分からないルールで負けたチームが息を吹く返して、あげくの果てには優勝なんて言われても面白くありません。
投手の投球回数がどうだから、明日の試合には投げられないとか・・・
もっとスカーッと連戦連勝で優勝と云うなら頭の悪い私にも分かるのですが。

決勝戦の相手は韓国で、アジアでの一番が世界の一番になる戦いです。
宿敵、日本対韓国などとマスコミが騒ぎ立てています。
確かに、韓国は対日本となると闘志をむき出しに向かってきます。
そんなときの韓国のパワー、凄いものがあり圧倒されます。

どうも私にはそのパワーが生来欠如しているようです。
このことは私だけに限らず、昨今の日本人全体に言えることかもしれません。
戦後教育の違いが、それぞれの国民性に影響しているのですか?


CB0528-011 広島市

〔草食系男子〕という言葉を聞いたことがあります。
それを聞いたとき、「うん、なるほど」「うまく言ったものだ」と妙に合点してしまいました。

私の周りに居る学生たちを見てみ〔草食動物〕のように、大人しい男子が多いように思われます。
〔草食系男子〕が多く居るなら〔肉食系女子〕と呼べる元気な女性も増えているはずです。
この単純な対比が良いですね。
WBCのルールのように複雑なのは、どうも私には頂けません。

長崎ハウステンボス

指を舐め舐め

CP0323(006) 福岡市東区 et28a-


昨日の〔亀カメラ〕はページをめくる・・・についてお話をしました。
本のページをめくるに限ったことではないのですが、指先を濡らしてページをめくっていたりしている人を見かけることがあります。
具体的には指先を舐めたりしている人です。
歳をとると、肌の瑞々しさが失われ、紙やビニールなどの指の吸い付きが悪くなるので、仕方なく指先を舐めるようになるようです。

自分は歳をとっても指先を舐めるようなことはしまいと思っていたのですが、どうもやはり歳には勝てないようです。
まだ、本のページをめくるときに指先が滑るようなことはありませんが、寒い日に、ちょっとショックな出来事がありました。

スーパーで買い物をしてレジで精算をするとビニール袋をくれます。
そのビニール袋の口がピッタリと貼り付いて開かないのです。
いくら開こうとしても指先が滑ります。
ぐしゃぐしゃっと手で揉んでみてもだめでした。

CF0824 (060)C2818-

これは指先を舐めるしか方法は無いのか・・・
俺も歳とったものだな・・・
と思いながら、何か方法は無いものかと周りを眺めたら、同じようなことで困る人が多いのか、ちゃんと湿らせた布が置いてありました。

いずれにしても、本のページをめくるときは指を舐め舐め・・・なんてことだけは決してしたくないものです。

私たちが写真を触るときには、手の脂が写真に付かないように手袋を着けます。
写真に着いた皮脂が時間とともに写真を汚損していくのを警戒してのことです。
私の写真のようなへっぽこ写真はともかく、価値の高い写真作品を扱うときには手袋は必需品です。
それと、余談ですが、写真を前にしてペチャクチャと喋らない。
口から飛び出す唾が写真の上に落ちると大変ですから。

若いときには手の脂が触るものにベトベト付いたりするので、写真に触れるときに手袋は必需品です。
しかし、学生たちの手袋を見ると、使った後も洗わないものだから手の脂が染み込んで、黒く汚れたものも少なくありません。
手袋はこまめに洗いましょう。学生諸君。

私はと言いますと、最近ではポンコツ同然で脂ぎれ状態ですので、手もカサカサに乾いていますから、気をつけて扱えば手袋が無くても大丈夫・・・なんて横着をときどきしてしまいます。
これって、歳をとって良かったことと言えるのでしょうか。

朝、大学に向かう途中の公園では、年寄り連中がゲートボールに興じています。
ちょっと、小奇麗なおばあちゃんや、やや若手のご夫人の周りにはジジイ連中が集まって面倒をみている姿を見て、「男ってやつは・・・」と苦笑いしてしまいました。


CP0323(004) 福岡市東区 et28a-

公園の横のフェンスにはゲートボールのスティックを入れるケースが並んで掛けられ、その下には愛車(自転車)が並んでいました。
帰りには、高校生のようにおじいちゃんとおばあちゃんが並んで自転車を走らせる姿を想像して、ニャッとしてしまいました。

読む・ページをめくる

CG0403 (04430)T北区飛鳥山MPET24a


毎朝、わが家に届く新聞の日曜版に新刊本を紹介するページがあります。
その一画に、毎週一人の方が私の好きなものについて短い文章の載せています。
それぞれの方が、三つの「もの」や「こと」について書かれていますが、赤瀬川原平さんが『ページをめくる』ことが好きだと書いていました。

私も同感です。
最近ではパソコン画面の〔スクロール〕なんて味気ない動作ばかりになりつつありますが、活字を目で拾い、指先でページをめくり、また活字を追う・・・この繰り返しが実に我が身に合ったリズムで、なんとも心地よいものです。

このことは写真集を見るときにも言えます。
一枚一枚ページをめくり、写真と向き合う。
『向き合う』は『読む』と同義語と考えてください。
学生たちにも常々「写真を読みなさい」と言っています。

CF0906L2428A (114)-

ややもすると写真はパッと見て、はい分かった・・・と錯覚させてしまうことが多いのですが、そうではなく、写真もやはり活字同様、じっくりと時間を掛けて『向き合う』ことで、読み解けるものなのです。
いや、そういう写真もあると云うことくらいにしておきましょうか。

ちょっと弱気に語気を変えたのは、一瞥しただけで理解してもらわなければならない写真もあるからです。
それはコマーシャルの写真、伝達や記録のための写真、選挙のポスターの写真などなど、作り手側の思惑どおりのメッセージを読み取って貰わなければならない写真たちです。

誤解であっても良いから、こう読ませたいという思惑です。
お菓子の写真なら、見た瞬間に「ワー、美味しそう」「食べてみたい」と思わせなければなりませんし、伝達や記録の写真なら明快で、疑いを抱かせないようにしなければなりません。
選挙ポスターの写真だと「良い人そう」「信頼できそう」などと思わせなければならないのです。

世の中には。マスメディアを通じて「一瞥理解型写真」が多く反乱していることが問題なのです。
こういった写真を見ることに慣れてしまった人たちは〔向き合う〕とか〔読む〕と云ったことを忘れてしまうのです。


CF1102(158) 東京都葛飾区 et28a

一瞥理解型の「マンガ」の反乱で『活字離れ』なんて言葉も生まれましたが、世の中全てが慌ただしくなり過ぎています。
人と違っても良い。
自分の心臓の鼓動に合ったリズムでページをめくることを試みてみませんか。

そうすれば、自分らしい何かを発見することができます。
きっと。

CB0321(001) 福岡市東区 B35zm -


今日も朝からよいお天気で気分も軽やかです。
歩いていると、上着を脱ぎたくなるくらいの温かさでした。
レンギョウの花が奇麗に咲いていました。
レンギョウは花の鮮やかな黄色と、葉の若々しい緑のバランスが奇麗で私の好きな花の一つです。
この時期、雪柳もよく目にします。
雪柳も白く可愛い花ですが、春に向かう華やいだ季節にはちょっと淋しげで、冷ややかな気分になってしまいます。


CB0321(019) 福岡市東区 B35zm -

桜の花も産声をあげ始めたようです。
フィルムで黒白写真を撮っていたときには、花の写真はほとんど撮りませんでしたが、デジタルでカラー写真となると花にも目が行くようになりました。
もちろん、こういった文章に添える写真として、気になったものはなんでも撮っておこうおいう気持ちでいることも確かです。
デジタルカメラはそういった気楽さを与えてくれるカメラで、写真を一層、軽やかに撮れるようにしてくれました。

もともと私の撮る写真は、ご気楽写真ですからデジタルカメラは好都合です。
フィルムで黒白写真を撮っていたころを振り返ると、黒白写真に仕上げることに縛られ過ぎていたように思います。
色彩のある目の前の世界が黒白映像に変ったときにはどのようになるのかを考えながら撮る、撮らないを判断したり、暗室の中では黒白写真として魅力あるものに仕上げるために四苦八苦していました。
そんな黒白写真の呪縛を解き放ってくれたのがデジタルカメラだと言えます。

フィルムカメラからデジタルカメラに切り替える理由の第一番目は、今後、暗室作業が困難になるということでした。
フィルムのこと、印画紙のこと、薬品のことなどなど、業界の動きを見ていても、まるで「暗室で黒白写真なんてするな」と言わんばかりに締めつけられてきています。

黒白写真は印画紙に焼き付けられて状態で見るのが、私の写真の場合最も望ましい方法だと考えています。
理想的には展覧会場などでオリジナルプリントを見るのが良いのですが、そうでなくても、印画紙にプリントされた写真を直に見ることです。

作り手側はそのために、一枚のプリントを仕上げるまでにいろんな工夫を続けてきました。
印画紙も自分の好みに合わせて選びました。
ところが、その印画紙が供給ストップになったりで先細りの状態です。


CB0321(016) 福岡市東区 B35zm -

CB0321(022) 福岡市東区 B35zm -

何はともあれ、今の私はデジタルカメラを連れて歩くことを楽しんでいます。
そして、今日もここに載せた写真のような〔ご気楽〕で〔毒にも薬にもならに〕写真をこころから楽しんで撮りました。
卒業で不要になったものが捨てられるため、春先はゴミが増えるなんて問題提起は決して考えておりませんよ。

春分

福岡市東区


春分。
今日は昼と夜の長さがほぼ同じになる日と云われています。
実際には、春分の数日前くらいに昼と夜の長さの差が最も少なくなるそうですが、細かなことはどうであれ、これからはどんどん明るい時間帯がながくなり、私の季節がやってきたと云う感じです。

私は七月生まれだからかどうだか知りませんが、明るい光の溢れた季節が好きです。
これからは、朝夕の仕事の行き帰りにも写真が撮れるもの楽しみです。


CB0305(129) 大阪市生野区鶴橋 et21-

春分と云えば春のお彼岸。
お彼岸といえば〔ぼたもち〕。


私の好きな写真家の武田花さんの写真とエッセイの本に『仏壇におはぎ』(2004年、角川春樹事務所)があります。

此の本の中に、春のお彼岸にまつわるエピソードとして〔おはぎ〕がでてきます。
〔おはぎ〕と〔ぼたもち〕は同じもので、春の牡丹の季節はぼたもち、秋の萩の季節だとおはぎとなるとものの本に書かれていましたので、春のお彼岸のことですから、前説が正しいなら〔仏壇にぼたもち〕でないといけないのですが、最近ではこのあたりが曖昧になっていると、やはりものの本に書いてありました。

〔仏壇にぼたもち〕より『仏壇におはぎ』の方がイメージ的に奇麗ですね。

〔おはぎ〕と〔ぼたもち〕の違いについて、私が祖母からあんこでくるんだものを〔ぼたもち〕、きなこをまぶしたものを〔おはぎ〕と言うんだと聞いていましたが、地方によってはゴマをまぶすところもあるようで、そうなるとちんぷんかんぷんです。

武田花さんはお彼岸に墓参りをした帰りに〔おはぎ〕を買って帰り、仏壇に供えてから食べると本の出だし部分で書いていました。
甘党の私としては、お彼岸にはぼたもちを食べたいところですが、残念ながら本日は口に入れることができませんでした。

cz10214

花さんと違って墓参りもしない私ですから、お彼岸にぼたもちを食べる資格がないのかもしれません。

いつもの場所

今日はゼミの〔追い出しコンパ〕でした。
卒業式は既に終わっていて、4年生は実質卒業してしまっているのですが、ちょっと遅れての追い出しコンパでした。

会場は大学近くの中華料理屋、〔餃子王〕です。
この店は中国人のお店で、これまでも何度となく呑み会をやってきました。
私は居酒屋チェーン店があまり好きではありません。
部屋は薄暗いし、無愛想な料理ばかり、店員は学生アルバイトで大声を張り上げることしか能がない。

〔餃子王〕は、大学から歩いて行けるし、比較的低料金で飲放題、食べ放題ですから学生には丁度よいく、料理も居酒屋チェーン店などよりも上出来です。

先日、撮影会を行った門司港同様、餃子王もいつもの場所と云ったところです。

これは、私の個人的性癖でもあるのですが、「気に入ったところは何度でも」出かけます。
食事の場所だけに限らず、撮影する場所もスペインが気に入ればスペインだけ。
すぐ、隣のポルトガルのとの国境近くに行っていても、国境は越えない。
ハワイも何十年も出かけ、同じ景色を眺め、同じような写真ばかり撮っていても、やはりハワイが良い。

撮影に行ってみたいところは、外国に限らず日本の中にもたくさんありますが、次々と新しい場所で撮影に出かけることは今の私にはできません。
始めての土地では物珍しさから、写真を撮らされてしまう・・・という恐れがいつも私の中にあります。
しかし、何度も通っているいると景色も見慣れたものになり、ただその場の刺激だけで撮るのではなく、私の目で見つけた写真が撮れるようになる。

私の写真は特別なものを撮るのではなく、あくまで日常的で平凡なものを撮りたいと願っていますので、そのためいは通い詰めることは不可欠で、それまでは通い続ける。
通い詰めても苦にならないるだけ、その場所が好きであることが大切です。

CP0316-098 北九州市門司区清滝 zm35a
福岡県北九州市門司区清滝 / LEICA M8 + Biogon 35mm F2 ZM

門司港と餃子王。
卒業していく人たちにとって、こういった学生時代の思い出の詰まった場所で最後の撮影や呑み会をするということは感慨深いものがあると思います。
少人数の研究室で、尚且つ風邪で二名欠席でしたから、こじんまりとした宴会になりましたが、「先ずは生」。

最近、殆どビールを呑まないのですが、今日は生ビールで乾杯。
料理は親父にお任せで、どんどん出てくる。
思い出と料理で満腹。
学生たちは二次会に行くと思いますが、私は一次会でお別れです。

今日の追い出しコンパは出席者の都合で17時30分からとちょっと早めのスタートでした。
約束の時間のほんの少し前にコンパ会場に行ってみると、階段のところに幹事の学生が所在なさそうに座っていました。
幹事の話では、17時30分スタートの原因になった学生が今日は欠席だということで、18時スタートに変更にしたとのこと。

幸いまだ外は明るく、写真を撮るために周りを一回りしてみました。

CB0319(008) 福岡市東区 B35zm -
福岡市東区 / LEICA M8 + Biogon 35mm F2 ZM

CB0319(010) 福岡市東区 B35zm -
福岡市東区 / LEICA M8 + Biogon 35mm F2 ZM

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みかん猫67

昨夜は温かだったので、風呂上がりに油断して薄着でうろうろしていたのが祟ったのか、今日は軽い頭痛がしていました。
年寄りにとって季節の変わり目は油断大敵です。
若いときのような抵抗力も無くなっています。

私のような職場では、いつも18歳から21〜22歳のくらいの若者が中心ですから、自分自身もいつまでも若いと錯覚してしまっているところがありますので、要注意です。
ひどい風邪にならないうちに、本日締切りの書類を作成し終えたところで早めに帰宅。

昨日、風呂上がりにちょっと写真データを見てみたら、データ番号を打ち間違えているにに気づき、そのまま結構な時間訂正作業をしていたのです。
まあ、自業自得でしょうか。

と、言うことで本日3月18日に撮った写真はゼロです。
今夜も温かですが、風呂上がりにデータ整理をすることも無さそうです。

このところ、調子に乗って風呂や温泉、指や肩の歪みの話を続けてきて、うっかりと忘れていたことがありましたので、それを今日書きます。
日にちは3月16日のことです。
ちょうど〔温泉と植田正治さんと〕で、前日の温泉話に花が咲いた日のことです。

3月16日は卒業式に前日にあたります。
研究室の四年生と三年生と一緒に撮影に出かけました。
四年生と一緒に撮影に出るのもこれが最後になります。
目的地は恒例の〔門司港〕。

私はこの日の午後に生憎、会議が入ってしまい学生たちと昼飯を食べたら大学に戻らなければなりませんでした。
せっかく北九州の門司まで出かけるのですから、お気に入りの写真の一枚でも手に入れて帰りたい。
10時30分、JR門司駅に現地集合でしたので、少し早目に家を出て、途中のJR八幡駅で以前から気になるものがあったので、途中下車してそれを撮影。

気になっていたものとは、いつもは列車の窓から眺めていた、大型電器店の看板です。
その看板には笑顔の太陽が大きく描かれており、みる位置によっては、手前の木で邪魔な電器店の名前を隠すことができると考えていたのです。

今日のレンズは21mmと35mm。
撮影は駅のホームから行いましたが、どちらのレンズを使っても中途半端でイメージ通りに写ってくれません。

それでも、何とか撮影して、再び電車に乗って門司港駅の一つ手前の駅〔小森江〕まで。
撮影地の一つ手前くらいで下りて撮影をしながら現地入りするのが鉄則ですから、今日もその方法です。
小森江から門司港駅まで歩けば、途中で何か撮れるでしょう。

小森江駅下車。
さて、どちらの道を選ぶか・・・
今日は〔楠葉〕を経由して門司港入りのルートを採用。
私の、スタンダードコースとでも言える道です。

いつもの道ですから、少しはアレンジをしながら歩かないと楽しくない。
何か、横道に逸れるヒントは無いものかと、キョロキョロしながら歩いていると、右手の坂道を猫が歩いていました。
その猫を追いかけて坂道を登って行ったら行き止まり。

今日は出だしから躓いてしまいましたが、そんなことで挫けていてはいけないと、懲りずに上り下り。
暑さと戦いながら歩いたけれど収穫は〔スノーマン〕のバスタオル一枚。

北九州市八幡東区

北九州市門司区小森江

〔スノーマン〕も今日の陽気で半分溶けていまいした。

続く


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みかん猫67

左肩上がりと卒業式

福岡市東区

一昨日の〔亀カメラ〕で、指が歪んでいる話をしました。
毎日、カメラを持ち歩く関係で、カメラを握る方の手の中指が歪んでしまったようです。

昨日は温泉の話から、植田正治先生のことに話が及びました。

骨が歪むということと、植田先生とに関係して思い出したことがありますので、今日はその話から入ります。
歳をとると、物忘れが激しくなって・・・まだ、激しいというほどのことはないかも知れませんが、まあ、そこそこ物忘れが多くなっておりますので、思い出したときに書いておかないと今度、いつ記憶の表面に浮き上がってくるか分からないので書きます。

風呂の脱衣場(わが家の場合は洗面所ですが)にはだいたい鏡が取り付けられています。
風呂に入るときは、そそくさと衣服を脱ぎ捨てて、浴室に入りますが、風呂上がりなどでは、ときどき鏡に映る裸の身体が目に入ることがあります。

鏡に映った上半身を見ると、左肩が少し上がっています。
『右肩上がり』ならぬ、左肩上がりです。
衣服を着ているときはあまり気にならないのですが、裸になってみると、左肩が上がっているのがよく分かります。
この歪みも、右手の中指と同様、写真と関係あるようです。

カメラや、カメラの入った鞄を方から提げたときに、それらがずり落ちないように、どうしてもそちらの肩を持ち上げるようにしてきたのが原因のようです。
今では、カメラの入った鞄は襷掛けで斜めに掛けていますが、若い頃は格好を気にしていたのか、多くは左肩に下げていました。

話の前後はすっかり忘れてしまいましたが、あるとき、植田正治先生からも同様の話を聞いたことがあります。
これは写真家の職業病のようなもので、植田先生の友人の写真家、秋山庄太郎さんは、もそうだと言っておられてと思います。
そのとき、植田先生はどちらの肩が上がっていると言われたのか忘れてしまいました。

しかし、昨日の〔亀カメラ〕に載せた植田先生と私のゼミの学生たちとが一緒に写った記念写真を見てみると、植田先生は私と逆で右肩上がりでした。
(この後、昨日の記念写真をこちらに移し、昨日のところに植田正治先生が女子学生を撮影しているところを撮った写真を入れました。)

1992.11.04 植田正治先生と

一緒に写ってる私はと見ると、やはり左肩上がりに見えます。
「左肩上がり」よりかは、「右肩上がり」と言った方が発展性があって良いですね。
「左肩上がり」は見方を変えれば「右肩下がり」で今の日本経済と一緒でジリ貧状態を言っているようで行く先芳しくありません。
この歳になると「ゆく先」が無いから、まあ。良いか・・・


今日は大学の卒業式でした。
博多港にある〔マリンメッセ〕という体育館のようなところを借りきって式は行われました。
これで、2008年度も終わりです。
と言いたいところですが、卒業式の後、また大学に戻って、いろいろと書類を書く仕事に追われ、まだまだ2008年度は終わりそうにありません。
どうせ右肩下がりですから、あくせくと働かなければね。

昨年の卒業式の日にはたくさん写真を撮った記憶がありますが、今年は会場でも全く写真を撮りませんでした。
本日撮った写真は下の一枚だけです。

仕事が一段落してから、香椎の町に出ました。
バスが来たので飛び乗ると、なんとそのバスは都市高速を走るバスで、〔香椎〕は通りません。
高速道路に入る手前のバス停で降りて、そこから歩いて町まで行きました。
この辺りは西鉄電車の線路が高架になった関係で古い建物が一部取り壊されたりして開発が進んでいるところです。


CP0317(001) 福岡市東区香椎  et24a-

建物が取り壊されると、その裏側にあって、いままで人の目にふれることがなかった部分がむき出しになっていましたので、一枚撮っておきました。
最近では寂れ気味だった香椎の町ですが、この開発で右肩上がりに発展・・・無理かな。

温泉と植田正治さんと

昨日の〔亀カメラ〕で『私は温泉好きではない』と「温泉」の話に少しふれました。
それで思い出したことがありますので、今日はその話から入ります。

私はハワイが好きで、これまで35年間くらいの間ハワイに通ってきました。
とは言っても、庶民派サラリーマンですから高が知れてるのですが、それでもチャンスを貰って一年間ハワイに住み着いたこともあります。

そんななかで知り合った、ハワイの日系人の家庭に遊びにいったところ家族でテレビを見ているところでした。
夕食も終わり家族団らんで、日本の旅番組を見ていました。

それは、日本の温泉を紹介する番組内容で、なんとこの家族全員温泉が大好きだと言うことです。
私が、「温泉はそれほど興味が無い・・・」と話すと、家族全員が異口同音に「もったいない」「せっかく温泉がある国に住んでいるのに」などと言っていました。

ハワイの日系人社会を眺めていると、今日の日本では見られなくなったような習慣が残っていたりして、ある意味、現在の日本以上に日本的なところもあります。
さきに述べた日系人家族は頭首が日系三世で、私の友人は日系四世にあたり、このことをみても日本人は根っこの部分から温泉好きなのでしょうね。

日本は温泉の国ですから。
私もいつか温泉に目覚める日がくるのでしょうか。
そんな私にも何度も通った温泉があります。
それは鳥取県の皆生温泉です。

鳥取県の境港に私がお世話になった〔植田正治〕先生が住んでおられました。
先生がお元気の間は、毎年、秋に研究室の学生を連れて山陰におじゃまして、一緒に撮影を楽しんだりしていました。
その折の常宿が皆生温泉にある〔皆生温泉会館〕でした。

〔植田カメラ店〕の本田さんに、安価な宿泊施設として紹介されて以来、山陰に出かけるときには皆生温泉に泊まっていました。
植田先生は亡くなられましたが、本田さんはお元気でしょうか?
皆生温泉会館はいまでも営業しているのでしょうか?

学生たちとの泊まりがけの撮影旅行も、最近ではご無沙汰です。
みんなみんな昔の話になっていきます。

PZ1105(183-19) 鳥取県淀江漁港 sx75a
鳥取県淀江漁港 | Leica M4 + SUMMILUX-M 75mm F1.4 ASPH.

ZZ1104(PZ181-04) 島根県平田市塩瀬小学校 M4+sx35
島根県平田市塩瀬小学校 | Leica M4 + Summilux 35mm F1.4

今日の写真も昔の写真です。
1992年に植田正治さんと撮影に出かけたときのものです。
一番上が鳥取県の淀江漁港。
二番目が島根県平田市の塩瀬小学校。
懐かしい記憶です。


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みかん猫67

風呂と指と赤字

福岡市東区


どんどん春めいて、昼間がながくなってきいています。
気温も上がり、湯冷めの心配がなくなってくるこの頃からの楽しみの一つに、外が明るいうちに入るお風呂です。
普段はどうしても仕事がありますから、暗くなってから風呂に入るのですが、今日のような日曜や祝祭日の仕事が無い日にしか味わえない贅沢な気分です。

外光が差し込む浴室内は普段電気の下で見る浴室とは違って妙に心和みます。
湯船に浸かり、自分の年老いた手や、細くなった足をのんびり眺めて「ジジイになったな・・・」などと独り言を言うのも良いものです。

ここまで書いていて思いついたことがあります。
私は〔温泉〕好きではありません。
テレビの旅番組などで〔露天風呂〕を楽しんでいるシーンがよく出てきます。
景色を愛でながら風呂入るという趣味は私にはありませんが、空の光の下で風呂を楽しむのは良い気分かも知れないなと、いま思いました。

そんな風呂場で自分の指を眺めていて、あることに気付きました。
右手の中指が少し小指の方向の曲がっているのです。
しかもちょっとねじれています。
左手と見比べてみて、明らかに違います。
左手の中指は人さし指とぴったりと寄り添っています。

「何んで?」
いろいろ考えてあることに気付きました。
右手は私が歩きながら写真を撮るときにいつもカメラを握っている手です。
そのときに、右手中指に力を入れてカメラを支えているよです。

福岡市東区

右手中指をカメラに押しつけているうちに、いつしか指が関節のところで曲がってしまったのでしょう。
40年以上、写真をやっているのですから、こういうこともあるでしょう。

カメラは右手で握りやすいよに設計されているようで、左手でカメラを握って歩くことはありませんが、長時間の撮影散歩のときには、右手から左手に持ち変えて歩くこともあります。
試しにその状態で確認してみると、左手でカメラを持ち歩くときには中指ではなくて、人さし指でカメラを支えているようです。
そのとき中指はストラップを握った状態でカメラボディの底に接触しているようです。

もちろん、こういったことは使っているカメラによっても人それぞれでしょうが、私の場合、M型ライカを握って40年弱、自然に出来た形なのでしょう。

福岡市中央区

私の写真は指に力を入れて撮るような写真ではないのですが、長く続けているうちにこんな写真のスタイルが出来上がりました・・・
今日のキーワードはさしずめ「赤い文字」でしょうか。

夕方の空

福岡市東区


日が長くなったといっても、やはり私が帰宅するのは日没前後になります。
歩きながら撮影が出来るようなら歩いて帰るのですが、この時期、まだそれには早過ぎます。
今日も、帰りはバスに乗りました。
バスの一番後ろの席は、他の席よりほんの少し高くなっています。
その、本の少しの違いでも、眺める世界は違って見えます。

私は身長170cmそこそこですが、私が見慣れた世界も、身長180cmの人は、私とは違った感覚で眺めていることでしょう。
アングルの違いは、見える世界が違うばかりか、見せる世界も違ってくるでしょう。
だから、本の少し被写体を見る高さを工夫してみると、思いのほか効果が上がることもあります。


福岡市東区

今日は、その一番後ろの席には誰も座っていませんでしたので、進行方向左側の窓際の席に座りました。
右側通行の日本では、進行方向の左側に座ると、歩道が近くなり、景色も近くなります。
進行方向の右側に座ると、対向車線を挟んで歩道や景色が見えることなります。

ズームレンズを持っている人は別かもしれませんが、私のような単焦点レンズで、しかも標準レンズ以下の焦点距離のレンズを使う人間にとっては、見えるものが近い、進行方向左側が良いように思います。

しかし、きょうバスの窓から眺めたのは空でした。
遠くを眺めるのですから、座席は右でも左でもあまり変りません。

でも、やはり今日も習慣で左側に座っていました。
結果、夕焼け空を眺めることができたのです。
バスは北の方向に向かって走りますので、左側の窓から見えるのは西の空。
つまり、日が沈む西の方向が見えていたのです。

福岡市東区

それほど、奇麗な夕日と云う訳ではありませんでしたが、一日の終わりに、沈む太陽と、赤く変化する空を眺めるのも良いものですね。

送別会

※写真の部分をクリックするとデータページに移れます。
福岡市東区

年度の終わり、締めくくりには別れのセレモニーが待っています。
考えれば人生もそうでうね。
最後は「バイバイ」です。

今日は職場の送別会でした。
13日の金曜日の送別会・・・

天気予報では強風と雨と言っていました。
福岡の冬場に多い空模様で、私が最も嫌う天気です。
福岡の冬は嫌だ嫌だと言いながらも40数年。

福岡市東区

ところが、確かに風は強く吹いていましたが、雨はそれほどでもなく雨の止み間もあったして『13日の金曜日』もまんざらではありません。
もっとも天気予報を出した側にすれば予報がずれて(はずれてとは言っていません)13日の金曜日は厄日だったのでしょうか・・・

送別会は福岡市内のホテルで行われますので、その前に私は床屋でさっぱりとしてから会場入りをしました。
はっきり言って、こういった催しは個人的には好きではありません。
自分が退職する側になったときにはおそらく、出席を辞退すると思います。

別れはさりげなく行いたいものです。
「バイバイ」も言わないで。

福岡市中央区天神

今日の写真は三枚とも Panasonic LUMIX LX-3 で撮りました。
最初の二枚は福岡都市高速道路を走るバスの中から、三枚目はパーティーがお開きになったあと、ちょうど雨が止んでいたので夜の町を気楽に撮ったものの中から選びました。

普段、Panasonic LUMIX LX-3では露出モードは〔A〕(絞り優先自動露出)で、JPEGとRAWの同時記録に設定して撮影をしています。
ところが、この日の夜の写真はどうした加減かJPEGデータしか記録されていませんでした。
カメラの細かな設定を変えるなんてことはしていませんし、おそらく撮影モードダイヤルが勝手に動いた結果かもしれません。
Panasonic LUMIX LX-3のオートフォーカス切換えレバーや、画面比の切換えレバー、それに撮影モード切換えダイヤルが知らないうちに変わってしまっていたことは、これまで何度もあり、ずいぶんと泣かされてきました。

これでもかのトマト

福岡県糟屋郡新宮町夜臼

朝の食卓に出て来るトマトの味が濃くなってきました。
特別にトマト好きというほどではないのですが、トマトが美味しくなると冬が終わったようで嬉しいことです。
トマトの味について、私ははちょっと微妙な意見をもっているようです。
昨今の美味しいと噂されるトマトはどうも苦手なものが多いのです。
なんと云うか、味が濃すぎるというのでしょうか・・・
トマトにはあるて程度の爽やかさが、食後に残って欲しいのですが、皆さんが美味しいと言われるトマトは、必要以上に味を濃くし過ぎたみたいで、食後の爽やかさが味わえないのです。

だからといって水っぽいトマトも駄目で、そこのところのバランスが微妙なのです。
昨今は薄味のものが減って、これでもかと云うくらい味を濃くした料理が多いように思いますが、トマトのような食材にもこの傾向が現れているのでしょう。


東京都台東区浅草橋

『これでもか・・・』と強力に打ち出して来るものに対して、引いてしまう癖は何もトマトや料理だけに限ったことではありません。
人物も、写真も、音楽も何でも強くアピールしてくるものには嫌気が先にきてしまうようです。


東京都台東区浅草橋

写真に撮るものも、強力に「さあ、お撮りなさい」なんて叫んでいるようなものは逆に躊躇してしまいます。
そういったものを撮っても、私の写真たちの中に入ると浮いてしまって収まりどころを見つけてやることができないのです。


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みかん猫67

このごろ毎日『良い季節になった』といった感じのことばかり言っているような気がしますが、今日もそんな話です。
私は寒いのが苦手ですから、日差しにあふれ、温かくなる季節に向かうこの頃になると気分が軽くなります。


CB0311(004) 福岡市東区 p
※写真の部分をクリックすると、データ頁に移れます。

大学の研究室の窓からは早春の日差しが差し込んで、窓辺に置かれた小さな車の玩具が明るい日差しの中で高速道路を走っているように見えたので、遊び心で撮ってみました。
イメージとしてはマンハッタンの中を走っています。
こういった無邪気になれるのも春の所為でしょうか・・・


福岡市東区
※写真の部分をクリックすると、データ頁に移れます。

私は車の模型を作ったり集めたりする趣味の持ち主ではありません。
たしか、この車は卒業生のKN君が置いていったものだと思います。
私の部屋にはそういったものたちがあちらこちらに転がって(失礼)います。
大きなものは邪魔になればしかるべく処分をするのですが、わずか2cmくらいのこの車のように小さなものはなんとなく捨て難く、そのまま机の引き出しや、部屋の片隅に思い出として住み着いてしまうことが多いようです。

CP0323(014) 福岡市東区 P51-128
※写真の部分をクリックすると、データ頁に移れます。


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みかん猫67

春遠からじ

朝食を摂りながら窓の外を眺めると、ガラスに露が着いてくもっていました。
日差しはあるのですが外は案外寒いのかもしれません。
こんな日は露霜が植物などに着いていますから、草むらに入り込んで写真を撮ると、靴が濡れてしまいますので要注意です。


福岡県糟屋郡新宮町

天気は上々。
山裾のルートを歩いていると、いつものところで、いつもの犬に吠えられました。
私にだけ吠えるのか、通りかかる人、すべてに吠えるのかは知りませんが、私が通りかかると必ず吠えます。
吠えるのですが、尻尾は振ってくれています。
人様の飼い犬ですから、まさか、散歩に連れて歩くわけにもいきませんので、写真を撮ってやります。

今日は、ちょっと良い感じに撮れました。


福岡市東区3


大学の野球場の近くにくると、キャッチボールの音や、金属バットで球を打つ音が響いてきます。
いよいよ野球シーズン開幕です。
春遠からじです。


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みかん猫67

白い影

福岡市東区

このごろ、これまでより少し遅く家を出るようにしています。
大学は春休み期間中ですから、授業がなく気分的にものんびりとしているのと、少し遅めに出ると明るい光のなかを歩くことができるのが嬉しいからです。

日の出が少しずつ早くなり、日暮れが遅くなって、一日がながくなってきたとは云え、少しのんびりとして家を出ないと、まだまだ日の光を楽しみながら歩くことはできません。
でも、これからはどんどん写真を撮るには良い季節になっていきます。

私は日常の生活の中で写真を撮りますので、勤務先に向かう途中とか、帰りの道筋のなかが貴重な撮影時間になります。
冬場は、日の出前のまだ薄暗い時間帯に家を出ることも多く、帰りもすっかり日が暮れてしまってからになるので、写真が撮れません。
私が家を出る7時くらいに明るくなるこれからが、いよいよ私の撮影シーズンの幕開けになります。

今朝、下の写真を撮りました。

CB0309(006) 福岡市東区 sn28a

道路標識かカーブミラーを取り付けるポールが埋め込まれたばかりなのでしょう。
掘り起こし、再びコンクリートで埋め戻した痕跡が、ポールの影のように感じたので撮ってみました。

福岡市東区

日常という限られた視界の中で取るものを探していますから、いつも人様からは???と思われるようなものばかり撮って愉しんでいます。


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みかん猫67

判定

L9994208-

年度末の時期に、大学では各種の〔判定会議〕と称される会議が行われます。
入学試験判定会議、卒業判定会議、進級判定会議などなど
そのほかにも会議は開きませんが、自分の担当した教科の単位を判定もしなければなりません。

私たちが学生の頃や新米教師だった若い頃には、若手の先生は厳しく、年寄りの先生は単位が取りやすいというのが通り相場でした。
事実、私など化学やドイツ語などあまり勉強しなかった科目でも、おじいちゃん先生の懐の深さに助けられて、本人が思っても居なかった点数で驚いたりしたものです。

しかし、最近は少し様子が違ってきています。
若い先生たちが、妙に優しいのです。
お兄ちゃん先生、友達先生が増えたのでしょう。
私などから見ると優しすぎるのです。
優しいと云う、年寄りのお株を奪われてしまっています。

世の中何事においてもバランスが必要です。
優しい先生ばかりではバランスが崩れますので、老体と優柔不断になっている精神に鞭打って未だに厳しい先生役を引き受けております。

しかし、若いときには杓子定規に、問答無用で判定していましたが、歳とともに気が弱くなると言いますか、相手の事情みたいなことを考えてしまって、どうも切れ味が鈍くなります。
駄目なものは駄目と、一刀両断に切れなくなってきています。
そろそろ、私に代わって厳しい先生役を引き受けてくれると助かるのですが・・・

CP0303(008) 福岡市東区 p5.1-12.8

昨日、卒業&進級判定の会議がありました。
入試の判定会議も終わりましたので、これが最後の判定会議となります。
私のところで卒業制作を行った四年生たちはめでたく全員卒業が決まりました。
問題は三年生たちです。
三年生終了時までに100単位を修得していないと、四年生の必修科目である〔卒業制作・研究〕の授業を受けることができないという履修規定がります。

必修科目を受けることが出来ないということは、必然的に卒業が遅れることになります。
私のゼミに三年生のうち二人がこの履修規定に引っ掛かってしまいました。

CP0303(011) 福岡市東区 p5.1-12.8

二人には可哀想ですが、これも身から出た錆です。

今回の経験が人間的成長につながることを切に願っています。


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みかん猫67

最終講義

CB0324 (01)jb

大学の教員が退職するときに「最終講義」を開催される先生が居られます。
私の所属する芸術学部の場合だと、講義ではなく展覧会の場合もあります。
大学には併設の美術館がありますので、そちらで退職記念展覧会を今年も何人かの先生が開催されました。

今日は、この大学の卒業生でもあるOS先生の最終講義が大学で開催されました。
40年近くの教員生活のなかで、ゼミの学生として卒業させた人たちは500名くらいだと伺いました。
毎年10人から、多いときには20人近くの学生の面倒を見てこられた、学生に人気のある先生です。

本日の最終講義には250名くらいの人が集まり、用意した教室に入りきらない状態でした。
このあたりは不人気教師の私など足下にも及びません。

不肖私も学科主任として挨拶の機会を与えられました。
昨日、今日と卒業生たちが大勢大学を訪ねてきまして、私の研究室にもたくさんの人たちが顔を出してくれました。
その対応に追われ、今日の挨拶の内容について考える暇もないまま最終講義の行われる教室に入りました。

CP0128 (070) er2438-

司会のMT先生から紹介されて、私が教壇に上ると、それまでざわついていた教室内がスッと静かになりました。
話す内容について何も考えていなかった私の第一声は「懐かしいでしょ、私の顔も」。
それに、会場から少し笑い声が聞こえました。
続けて「いまでも私が恐いですか?」
大爆笑とまではいきませんが会場の笑い声が大きくなりました。

今日の主役のOS先生と違って、私には恐い教師というラベルが貼られていますから、そのことをネタにしたのです。
今日、会場に集まった卒業生の多くが、学生時代に戻ったような気分になっていることでしょうから、昔、恐かった先生が教壇に上ると、自然と身が引き締まり、私語を止めてしまったようです。

CB0317 (01)F東区ET28ajb

教室に並んだ懐かしい顔も、全体に少し老けてしまいましたが、こちらはもっと老いぼれて卒業生たちの目に映ったことでしょう。
月日の経つのは、ほんとうに速いものです。
『少年老いやすく・・・』


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みかん猫67

犬の代わりに猫

大学に向かうときなど、辻一本でも、出来るだけ昨日と違った道を歩くようにしています。
昨日と同じ道だと、周りの世界にあまり変化がないようで気がゆるむのでしょうか、周りを見ないで歩ききってしまうことがあります。
つまり、写真が一枚も撮れないまま、目的地に到着してしまいます。
そういった日は「今日も良い日」という実感も得られないのでつまらないのです。

しかし、限られた道筋ですから、いくら工夫をしても限度があります。
毎日通る道でなくても、何度か通っているうちに顔なじみになる飼い犬がいたりします。
口笛を吹くと尾っぽを振って喜んでくれる犬もいれば、いつも吠えかかる犬もいます。
なかには尻尾を振りながら吠えるやつもいます。
何れにしても犬は可愛いものです。

福岡県糟屋郡新宮町

昨日は顔なじみの犬には会えませんでしたが、犬の代わりに猫に出会いました。
猫は飼い犬と違って、そこにいつも居るということは殆どありません。
昨日、私が通った道筋で、よく猫の姿を見かける場所があります。
そこには野良猫が棲みつきやすそうな古い工場があります。
しかし、最近、その辺りの建物が壊され始めていますので、猫の棲む場所が無くなるのではと心配しています。

野良犬、野良猫は自由ですからいつも同じ猫の姿を、同じ場所で見かけるという訳にはいきませんが、猫の居そうな空気は読めます。

福岡市東区和白

今日は、壊され始めた工場の横にある民家の裏に踏み込んでみました。
通りに面した民家(おそらく空き家)の裏に、これまで気付きませんでしたが表の家と同じような平屋の小さな民家がありました。

なんと、その民家の出入り口付近に10匹近い猫がかたまっていました。
突然、見知らぬ親父が姿を現したもので、猫たちは私との間合いを保つために数歩後ろに動きましたが、逃げ去ってしまったのは数匹だけで、多くの猫たちは比較的落ち着いていて逃げる様子はありません。

猫をこれ以上驚かさないように、ゆっくりとした動作でカメラを構えて、シャッターを押しました。
今日の猫たちは逃げ去る可能性が少ないので、わりと早めにシャッターを切りましたが、猫によってはシャッターの音で逃げ出す可能性があるので、不用意にシャッターを押せない場合もあります。
そのあたりは猫の様子を窺いながら判断することになります。

そのうち、集団の中から肝の据わった猫が私の方に近づいてきます。
最初は白猫、次は茶トラ。


福岡市東区

猫も、あまり多すぎると写真にするのもなかなか大変です。
一匹一匹の位置や動きに気をつけないといけませんから、下手なタイミングでシャッターを押すとごちゃごちゃの写真になってしまいます。
もっとも、これは撮り手の好みや狙いもあるでしょうから、ごちゃごちゃが一概に駄目だということではありません。
しかし、このあたりに拘りをもつことで、その人のスタイルが出来上がります。
だから大切に考えないといけないことでもあります。

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みかん猫67

顔なじみの犬

福岡市東区

光が輝き風もだいぶ柔らかくなってきました。
そんな春の陽気に誘われて今日は海沿いの道を選んで大学までやってきました。
毎日通る道とは言いませんが通いなれた道ですので、ことさら目新しいものに出会ったりすることもありません。

この道を通れば水鳥の居る川に出るとか、あの角を曲がれば顔なじみの犬に会えるとか、何処に何があって、写真になるかならないかなんてことは十分承知しているのですが、昨日と全く同じ今日はあり得ませんので、ないか小さいながらも変化があるものです。
それを見逃さない目とこころを持って歩くことが必要です。

今朝は犬には会えませんでしたが、水鳥は居ました。
いつもと代りばえはしませんが、まあ、お約束の一枚として撮って起きました。

福岡市東区

てくてく歩いているといろんなものが目に飛び込んできますから、それなりに写真は撮れます。
とは言っても、全く写真の撮れない日もあれば、案外たくさん撮れる日もあります。
そのあたりは運不運もあるでしょうかね。
今日のような暖かくて光に溢れた気持ちの良い朝は、こころも軽やかになっていますので、なんでも撮っておこうという気持ちにさせてくれるようです。
いつもの朝よりたくさんシャッターを切りました。

しかし、良い結果はそれほど望めません。
いつもいつも同じようなものばかり撮っていますので、見飽きているといえば見飽きているものばかりです。
稀にこれまでより良い光に照らされていたとか、良い瞬間にシャッターが押せたとかあるので、「とりあえず」撮っておきます。

下の写真はいつも気になっていた駐車場です。
何が気になっていたかと言いますと、番号が並んでいないということです。
いつもは、気になっていたのだけれども写真には撮らなかった。
でも、今日はレンズを向けた。
このあたりの変化は何なのでしょうかね。

福岡市東区

今日の場合は光です。
いつもより明るく温かな光で照らされていたことと、その光にピッタリの洗濯物。
変哲も無い景色だけど、よく見ると駐車場の番号がばらばら・・・
よく見ると柵の向こうに犬の姿。
こんなことを面白いと思うのは私くらいでしょうかね?

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みかん猫67

歳と腰痛と雲

〔丸尾研究室写真作品展 2008年度〕に出品してくれた、卒業生の皆さんの作品も送り返して、ようやく一段落しました。
と言っても、実際の仕事は研究室の三年生、四年生たちがしてくれていますので、私が働いたという訳ではありません。

しかし、今日は私が一人で黙々と頑張りました。
今回の展覧会は出品点数が多く、展示のために使う額縁も全て使いきるという賑わいでした。
これまで研究室の展覧会を開催する度に必要な量の額を購入してきました。
出来るだけ同じデザインのものを揃えるようにしているのですが、長い年月の間には、製造中止になったり、価格の高騰でやむなく違うものに変えたりしてきましたので何種類かの額が混在するようになってしまいました。

それをこの際、どの種類、どのサイズの額が何枚あるのかをはっきりさせておこうと、額縁の点検も兼ねて一人で頑張ってみました。
若い頃の運動のおかげか、腰痛というものに苦しんだ経験は、これまで無かったのですが、やはり歳ですかね、腰痛に苦しむという程ではありませんが、腰痛を感じることがあります。

大阪市東成区玉津2丁目


今日も一日、額を上げたり下ろしたりと力技を混ぜて作業をしましたので、腰を下ろすときなどは「どっこいしょ」です。
最近、何かにつけ歳をとったと感じることがあります。
肉体的には、歩くのが下手になったようだし、椅子から立ち上がるときも自分の体重というものを感じるようになりました。
目も悪くなりましたし、髪の毛も・・・これはずいぶん前からか(苦笑)

精神的には、少し優しくなったようですし、気もほんの少しながくなったようで、瞬間湯沸かし器ではなくなりました。
写真についての考え方もずいぶんと謙虚???、いい加減になり、「頑張らない写真」に磨きがかかってきました。

先日、研究室を訪ねてきてくれた卒業生のFYくんとKAくんから『まだまだ、老け込まないで頑張るように・・・』といった内容に激励メールを頂きました。
二人のお気持ちはありがたく頂いておきますが、「嫌なことはしない」「頑張らないでマイペース」を心情として、自由にいきたいと思っています。

本来は四角四面の堅物ですから、「自由にいきたい」と思っているところでちょうど良い加減ではないでしょうか。


CP0901.067 韓国蔚山 sx35a#
韓国蔚山市 | LEICA M8.2 + SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPHERICAL

CP0901.062 韓国 sx35a#
韓国蔚山市 | LEICA M8.2 + SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPHERICAL

〔自由〕と言えば「雲」でしょうか。
一昨日の〔亀カメラ〕で防波堤に座った女の子の写真を載せましたが、思いのほか好評で「雲に助けられた・・・」と背景の雲に感謝しました。

雲は自由に形を変え、風に流され、そして消えていく。
自由そのものですが、決してこちらの思い通りにはならない。
だから、「雲」の上機嫌な隙にシャターを押してしまいましょう。
ちょっともたもたしていると、雲は機嫌を損ねてさっさと行ってしまいます。


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みかん猫67

10%の可能性

旅の空|沖縄-4jb

昨日の〔亀カメラ〕で、高校生が私の写真を見てなにか感じるところがあったようだといったことを書きました。
その高校生は黒白写真を私のところで勉強したいと、言ったとか、言わなかったとか・・・
まあ、お世辞半分と見積もっても、そういった話があったことは嬉しいかぎりです。

しかし、ひとつ問題があります。
高校生が見た、その写真はフィルムで撮影して、印画紙にプリントした黒白写真と言うことです。
まだまだフィルムと印画紙を使って作る銀塩写真に興味を持ってくれる若者が居るようで、このことは喜ばしいことなのですが、最近の私はデジタルカメラを使って写真を撮っているのです。

これまでに撮ってきたネガフィルムがありますので、印画紙を使って写真を作ることは今後も出来ないことではないのですが、それも、どちらかというとネガフィルムをスキャンしてプリンターで出力する方向で勉強をしています。

今後、フィルムを使って撮影うを行うことは90%あり得ないことだと思っています。
10%の可能性はブローニーフィルムを使っての撮影することがあるかも・・・といったところです。
そんな状況ですから、銀塩黒白写真の素晴らしさを伝えられるかどうか疑わしく思えるのです。

旅の空|沖縄-5jb


それと、もう一つ、この4月から私のゼミに入ってくる学生たちに対して泣き言を書きましたが、これは毎年、この時期独特の心理状態が言わせることです。
新しい学生を迎えるときには、その学生たちが期待通りのひとたちかどうか分からないので、不安になるのです。
しかし、いざ授業が始まると、やはり同じ釜の飯を食う仲間ですから可愛くなるものです。

CB0203 (71)ET28a 大分市jb


新しくゼミ入ってくる三年生は8人。
その内訳は女性が5人、男性が3人。
近年は男子チームで、女子マネージャーが一人といった状況が続いていたのでちょっと心配です。

私は説教口調で叱るものですから、女子学生によく泣かれます。
それが苦手ですから、どうも、女子学生には甘くなってしまします。
今日は、ひな祭り。
女の子の節句です。
毎日がひな祭りなら女子学生に甘くても、男子学生も許してくれるでしょうに。


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みかん猫67

旅の空|沖縄-1JB


昨日、無事に研究室の展覧会が終わりました。
いつもそうですが、展覧会と云うのは始まってしまうとアッと言う間に終わってしまいます。
写真のセレクトから準備と、それなりに苦労をして準備をするのですが、なんとも儚いものです。

これは、自分たちのの展覧会に限ったことではありません。
人様の展覧会も同様です。

案内状を頂戴していたので、拝見に行かなければ思っていても、ついつい忘れてしまい、気がつけば終わってしまっていた・・・なんて経験は数限りなくあります。

そんなときには決まったように「一週間は早いね。せめて二週間会期があればな〜」などと言いますが、二週間あっても結果は同じかも知れません。

見そびれると言えば、この春から私のゼミに入ってくる学生で出品する二人以外の学生たちは誰も展覧会を見に来た形跡がありません。
出品出来ないまでも、準備の手伝いくらいにはやってくるのかと思っていたのですが、どうも私の考えは甘かったようです。
この程度の学生たちに、私はこの春からどういう立場で、何を伝えればよいのでしょうか。

興味の無い学生たちに、伝えることほど骨の折れることはありません。
『馬の耳に念仏』ではありませんが、聞く耳持たぬ人に何を語ってもせんないことです。

聞く耳持たないくらいなら、耳の穴をかっぽじってやれば良いので諦めずに頑張ればよいのですが、どうも昨今の学生を見ていると聞く耳どころか、感じるこころも持ち合わせていない人が多い。
こうなると、致命的です。

さてさて、4月からの授業はどうなることやら。
今年は4月の段階からスタートダッシュをかけるつもりなのですが・・・振り向けば後ろから着いてくる学生は一人、二人なんてことに・・・。
まあ、ゼロで無ければ良いとするか。

旅の空|沖縄-2JB


今回、もう一つ展覧会に参加していました。
こちらは、広島で写真の指導者として、作家として活躍している高田トシアキくんの主催する展覧会で、高田君の指導を受けている皆さんの発表会でした。
そこに、無理を言って混ぜてもらったのです。

出品枚数は5枚。
タイトルは『旅の空|沖縄』としました。
私は大四切りの印画紙に引伸した写真5枚を送っただけで、あとは全てお任せでした。
後日、高田くんから聞いた話では、ある高校生が私の写真を見て、私の大学に進学したいと言ってくれたとか。
それが実現すれば、聞く耳と、感じる心をもった人と一緒に写真ができそうで、いまから楽しみです。

旅の空|沖縄-3JB


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みかん猫67

縦と横

CP0301(003) 糟屋郡新宮町 p5.5-12.8jb
※写真の部分をクリックすると、データ頁に移れます。


今日から三月。
気分もうきうきと春めいてきました。
このところ展覧会のことや、学年末の片づけ、新学期の準備にと休日返上で仕事に追われてきましたが、久しぶりにのんびりとした休日の朝を迎えました。
天気も上々です。
このところ何かと気忙しくしてきましたので、一息いれるには最適です。

朝食を済ませて、パンを買いに出かけました。
食事の後に、パンを買いに?
なんじゃ、そりゃ?
と思われるかもしれませんが、私が食べるパンを買いに出かけたのではありません。

近くにあるパン屋さんのクリームパンの好きな人が居まして、その人に食べてもらうために求めるのです。
開店直後で、全てのパンが棚に並んでいませんでした。
お目当てのクリームパンもまだ焼き上がって居ない様子です。

待つこと暫し。
お盆にクリームパンが六個並んで出てきました。
焼き立てのパンは見るからに美味しそうです。
朝食を済ませたばかりなのに、まだ腹の中に収まりそうです。

私の家から、そのパン屋さんまで歩いて15分くらいでしょうか。
途中、菜の花の黄色と緑に目を細めたり、沈丁花の花の香りに立ち止まったり、もちろん写真を撮ったりしていたので、往復にずいぶんと時間がかかってしまいました。
でも、おかげで春を楽しむことができました。

クリームパンを持って北九州へ。
電車はいつもの電車。
座る席もだいたい同じ席。
折尾駅で特急列車を待つのもいつも通り。
電車の窓越しにいつものベンチが見えます。
この前のときは、確か男の子がパンを齧っているところを写真に撮ったと思います。
今日は学生服の高校生がなにやら勉強でもしているような後ろ姿を見せてくれていましたので、またまたパチリです。

CP0301(015) 折尾駅 p5.1-12.8jb

横位置と縦位置の写真を並べてみました。
同じ焦点距離、同じ場所から撮影しましたが、左右に広がりのある横位置の写真より、上下に広がりにある縦位置の写真の方が空間が多く感じられます。

武田花さんが50mmレンズを使って縦位置で撮られるのは、このあたりに理由があるような気がしています。
武田さんがお得意としている撮影空間は古い町並みだとか路地といった比較的狭い空間が多く、後ろに下がれないようなところです。
そのようなところで50mmレンズで横位置で撮ると窮屈な画面になりますが、縦位置にカメラを構えることで、ゆとりをもたせた画面構成が可能になるのです。

CP0301(016) JR折尾駅p5.1-12.8jb
※写真の部分をクリックすると、データ頁に移れます。


いつもの所と言えば、もう一カ所。
途中にあるお寺の境内にある銀杏の木の下に実物大の犬の焼き物が置いてあるのも、よく写真に撮ります。
前回はその焼ものに犬だけを撮りましたが、今日は本物の犬が居ましたので、ちょっと失礼してここでもパチリ。

何も変わらないけれど、何かが違う。
そんな日々を楽しみながら、これからも写真を撮り続けることができたら幸せです。

PS.犬の写真は私のイメージしたように写っていませんでしたので、皆さんに見て頂くことは止めました。


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みかん猫67