2009年5月アーカイブ

撮影位置

このところ肌寒い日が続きます。
輝くような日の光の無い朝は、どことなく調子がでないものです。
本日は日曜日ですが、高校生の写真技術講習会のために出勤です。
私の仕事は高驟雨が始まる前の挨拶と、講習会で作った写真の講評をすることです。
受講する高校生は毎回、変わるので、いつも同じ挨拶でも構わないのですが、それでは喋っている私が面白くないので、挨拶の下準備をしながら大学に向かいます。


CF0509 (011)et24a

大学まで向かう途中に西鉄電車の線路の下をくぐる道があります。
私の身長は170cm・・・今は、歳をとって少し縮んでしまっているかもしれませんが、一応、見栄をはって170cmと言っています。

西鉄電車の線路の下をくぐるトンネルは天井が低くて、頭を打ちそうなのでいつも前屈みで通り抜けます。
170cmの私が背筋を伸ばして歩いてみてもなんとか通れる高さであることは、以前に確かめているのですが、なぜかこのトンネルを通るときには前屈みになってしまします。

そのトンネルを使って学生に見せる作例写真を作ってみました。
テーマは〔撮影位置〕です。
どの位置、角度から撮るかで写真のが変わりますということを作例で示そうということです。
「写真は撮る場所で変わります」
「だから、この場所から・・・としっかり考えて撮りましょう」といくら口で言ってもなかなか伝わらないので、写真にして見せるのです。

トンネルの上の線路は単線ですから、トンネルの長さもそれほどではありません。
出口はすごそこに見えています。
しかし、カメラを構えて立つ位置によっては出口が見えないこともあります。

CF0509 (007)et24a


出口が見えた方が良いのか、見えない方が良いのか、はたまた出口の件はどちらでも良くて、もっと他に気を使わなければいけないことがあるのかなどなど、気をつけながら写真を撮りましょう。
もちろん、こんなことを頭のなかであれこれ考えていたら写真が撮れなくなることも考えられます。

多くの場合、私たちは「撮ろう」と決めた瞬間にその判断をくだしています。
しかし、写真に撮ることに不慣れな学生諸君には、撮る場所によって写真の意味すら変わってしまうことを分かってもらうためにも、撮る場所について考える習慣をつけてもらいたいのです。

このことを繰り返しやっているうちに、無意識に最良の撮影ポイントを瞬時にうちに選ぶことができるようになるはずです。


CP0316-081 北九州市門司区東門司 bzm35+

長崎尾曲がり猫を検証するために、福岡の猫の尻尾を確かめる写真ですが、今日の猫は門司港の猫です。
今日の二匹は、尾曲がり猫と短尾でした。
これで、昨日の二匹と合わせて、尾曲がり猫が3匹で普通の尻尾猫が1匹ということになります。
尾曲がり猫は長崎だけの特徴ではないのでしょうか?


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みかん猫67

長崎尾曲がり猫最終回

昨年、長崎に滞在した四日間に出会って、カメラに収めた猫たちの写真から、「長崎の猫は尻尾の変形した猫が多い」という風評が果たして本当なのかどうなのかということを確かめてやろうと始めた企画も一応、本日が最終報告ということになります。


CB0614-186 長崎市 uch35

今日の猫は締めくくりにふさわしく短尾の長崎猫です。
これで、長崎尾曲がり猫が22匹に対して普通の尻尾をもった猫が12匹ということになりました。
この数字から、「長崎には尾曲がり猫が多い」と言えるものかどうかは分かりません。

長崎の結果をふまえて、他の所ではどうなのかを調査して比較しないことには何とも言えません。
そこで、本日からは福岡で撮った猫の写真を少しずつ載せてみることにしますのでお楽しみください。

長崎で写真に撮った猫のなかには尻尾の形状が判然としない猫もいましたので、平均すると一日10匹くらいの猫に出会ったことになります。
尾曲がり猫が多いかどうかは今後の結果次第ですが、とにかく、人懐っこく、写真に撮りやすい猫が多いことだけは言えます。
こんな町に暮らす人たちも、きっと心優しい人が多いことでしょう。

さて、本日の福岡猫ですが・・・
北九州の戸畑で出会った猫二匹です。


北九州市戸畑区

北九州市の戸畑〜若松あたりは比較的よく撮影に出かけるところです。
私が生まれ育った大阪の下町には〔町工場〕と呼ばれる小さな工場がたくさんありました。
その影響か、鉄さびの匂いがする町を歩きのが好きです。
戸畑の町を歩いていると古く小さな民家と鉄さび色の景色が懐かしい感覚を呼び覚ましてくれます。
そんな町にはどことなく気だるさをみせる猫が似合います。

北九州市戸畑区

初撮り

福岡市東区

田植えが始まりました。
この辺りの田んぼも宅地になり、無愛想なアパートが立つようになりました。
たしか、この水田は田植えの頃、緑の頃、そして刈り入れの後と、昨年も何度か撮ったような気がします。
毎年、同じようなものを繰り返し繰り返し撮って、よく飽きないものだと、我ながら感心しています。


今日は昨日届いた SIGMA DP2 を持って歩きました。
レンズは24.2mm F2.8。
35ミリフルサイズ画角に換算すると焦点距離は41mmになるようです。
DP1が28mm相当のF4レンズだったので、今回のDP2は標準レンズということです。

若い頃には21mmや24mmといった広角レンズを多用して誇張した画面を喜んでいたものですが、歳とともに使用するレンズの焦点距離を示す数字も大きくなってきました。
現在、このレンズ一本あれば安心ということで、最も使用頻度の高い焦点距離は35mmレンズですから、Sigma DP2の41mmという焦点距離もそれほど使いづらいということはないかと思っていますが・・・


福岡市東区

まず最初は草むらを撮影。
シャープネスと諧調のチェックのつもりで撮ってみました。
続いて近距離での撮影。
〔どくだみ〕の白い花の諧調が再現できるかどうかを確かめてみました。

福岡市東区


写りの結果は、十分満足のいくものでした。
ここでは黒白に変換していますが、カラーも少しナチュラルに近づいてはいますが、DP1譲りの渋めの色味です。
DP1のレンズも素晴らしかったのですが、DP2のレンズは一層使えるレンズになっているように思えます。


CB0614-098 長崎市 uch35_1

さて、今日の長崎猫の写真のトップバッターは草むらで元気に走り回っている猫を見かけて、「写真撮るぞ・・・」と声をかけたら立ち止まってくれた猫です。
声をかけた甲斐があったあったと云うもので、尻尾は団子状で立派な長崎猫です。


CB0614-145 長崎市 uch35

お継ぎは神社の石垣の上に狛犬のように座っていた猫です。
狛犬ならぬ狛猫は容姿端麗で姿勢正しくなければいけないのか、尻尾の方もなかなか立派なものでした。


CB0614-162 長崎市 uch35

本日最後は、野良猫なのか飼い猫なのか判然としない猫です。
飼い猫にしてはどこか薄汚れていますが、首輪をしているので飼い猫なのでしょうか。
でも、どこか寂しそうな雰囲気の猫でしたので、ひょっとしたらあまり可愛がられていないのdしょうか・・・なんて、ファインダーの向こうの猫を見ながら想像してみました。
尻尾はこれまた正常なものでした。

今日は長崎猫の一勝二敗の結果となりました。
これで長崎尾曲がり猫が21匹に対して普通の猫が12匹。
このままずるずると追いつかれてしまうのでしょうか?

SIGMA DP2

SIGMA DP2


注文していたSIGMA DP2が届きました。
Panasonic LX-3を下取りにだして手に入れたのです。
過去に広角レンズが装着されたSIGMA DP1を使っていましたが、それがPanasonic LX-3に変わり、ふたたびSIGMAです。

私のデジタルカメラはRICOH GR Digital から始まりましたので、コンパクトデジタルカメラは私のデジタル写真のルーツでもあります。

新しいカメラを手にするのはいつでも嬉しいものです。
かって植田正治さんが、「まるおセンセ、スランプのときはカメラを代えると良いですぞ・・・」と話してくれたことがありますが、へっぽこ写真人の私がスランプなんてことで悩むことはありません。

カメラを変えるときにはそれなりの理由はあるものです。
理由と言ってもカメラ自体に致命的欠陥があってというものではなくて、ほんの些細なことです。
例えばRAWデータの書き込みが遅いとか、電源を入れてから立ち上がるまでの時間が長いとか、モードダイヤルが不用意に回るとか、メディアを入れる方向がメインカメラと逆だとか、コンパクトカメラはこんなものと諦めてしまえばそれで一件落着といったことばかりです。

しかし、私のとって写真を撮るということは日常的行為ですから、その都度、イライラさせられるのは精神衛生上誠に宜しくありません。
今度のDP2も今日の段階で気になる点が二つほどありましたので、いつまで持ちこたえられるか少々不安です。
そういった気がかりな点を払拭してくれるほどの写りを期待するしかありません。

これまでの三台のコンパクトデジタルカメラでもそうだったのかもしれませんが、特に今回箱を開けてみて妙な気分に襲われました。

外側の黒い箱の中には大小二つの小箱が入っていました。
当然、カメラ本体は大きい方の箱に入っているものと開けてみると、残念、そこには各種付属品が入っていました。
カメラ本体は付属品が入っていた箱の半分くらいの小さな箱の中に収まっていました。

こんな小さなボディに、コンパクトカメラとしては大きなサイズの撮像素子が入っているのですから魅力です。
撮影の結果は明日の〔亀カメラ〕に載りますよ。


CB0613 (16)

さて、長崎尾曲がり猫のシリーズも今日で10回目です。
本日最初は銭湯の前で見つけた猫です。
尻尾は正真正銘の長崎尾曲がり猫です。


CB0613 (68)

通りの向こうを歩く猫を発見。
残念ながら尾曲がりではありません。

追いかけてみるとちゃんと座って待ってくれていましたので、記念写真をパチリ。

CB0613 (73)


CB0613 (93)

最後は黄昏の川縁を歩く猫。
やはり、尻尾は普通の尻尾でした。
すらりと伸びた尻尾を、まるで自慢するかのようにピンと立てて遠ざかっていく後ろ姿はなかなか絵になります。

本日、長崎尾曲がり猫は1対2で負けました。
長崎尾曲がり猫が20匹、普通の猫が10匹。
伝説を証明するには、もう少し圧倒的な強さが欲しいですね。


黒白

福岡市東区


今日はほんの少し肌寒い感じでした。
日中は曇り空で終始しましたが、夜になり雨が降り出したようです。
雨粒がぱらぱらと雨戸を叩く音がしますので、風もあるようです。
これから数日、あまりはきりとしない空模様が続くようです。

田んぼに水が入ると、やがて梅雨がやってきて・・・
季節は期待を裏切らずに巡ってきてくれます。
梅雨は私にとっては「招かれざる客」といったところですが、大好きな夏を引っ張ってきてくれるのですから、あまり毛嫌いもできません。

今朝、研究室でいつものようにコーヒーを入れていると、中国から留学してきている大学院生がやって来ました。
どうやら、コーヒーの匂いにつられて顔を覗かせたようです。
「コーヒー飲むかい?」と聞くと、「はい」と素直な返事。
日本での生活も6年くらいになりますから、日本語での会話に不自由はありません。
異国の言葉で精一杯小難しいことを喋ろうとしてくれている姿に若さを感じて、朝から元気を貰いました。


CB0601-189 長崎市(旧外海町) uch35

今日も長崎尾曲がり猫の写真は続きます。
目先を変えて黒白写真にしてみました。
そろそろカラーに飽きて、再び黒白に戻るのか・・・なんて憶測も生まれるかもしれませんが、それほど深い考えはありません。

しいて理由らしいものを考えるなら、長崎のある高校の写真部の指導をされているI先生が、今でも銀塩黒白写真にこだわって指導をされているのを思い出した・・・くらいでしょうか。
もちろん今日の私の写真はデジタルカメラで撮っていますので、I先生のようにこだわりの結果としての黒白写真ではありません。


今日の三枚の写真は本来なら人様の目に触れる内容のものではないと思っています。
ただ、長崎尾曲がり猫の検証という意味で引っ張りだしてきたものです。
そのへんをお含みいただき、さらっと流して見て頂ければと思います。

一枚目
画面左の子供が子猫を抱いているのですが、尻尾は普通のようです。


CB0601-204 長崎市(旧外海町) uch35

二枚目
一癖ありそうな尻尾です。


CB0601-205 長崎市(旧外海町) uch35

三枚目
なにかわめきながら歩いていた猫です。
判定はなかなか難しいのですが、どうやら先が曲がっているようです。

これで長崎尾曲がり猫が19匹、普通の猫が8匹となり、今日もその差は少し開きました。
そろそろ尾曲がり猫対決にも黒白を着けるときがやってきたのでしょうか。

いやいや、まだまだ続きますよ。

豚インフルエンザ

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このところ新しいインフルエンザのことで世間が騒然としています。
「新型インフルエンザ」と呼ばれていますが、このインフルエンザがニュースになったときには「豚インフルエンザ」と言われていました。

なぜ、「豚インフルエンザ」が「新型インフルエンザ」と呼ばれるようになったのか?
いまの「新型インフルエンザ」の前に「鳥インフルエンザ」というものが、やはり世間を騒がせたことがありましたが、この「鳥インフルエンザ」は発生から今日まで「鳥インフルエンザ」で通してきたことを考えると不思議です。

「鳥」は良くて「豚」はだめ。
なんだか釈然としません。

発生源は豚ではなかったのでしょうか?
そのあたりのことはニュースで伝えられたことなのかも知れませんが、私がうっかりとしていて見落とし、聞き逃してしまったのでしょうかね・・・

「ブタ」は差別的意味合いを含んで発言されることもあるので、そのあたりがいけないのでしょうか?

いずれにしても、おせっかいなことですが、次にまた新種のインフルエンザがでてきたときには「続インフルエンザ」なんてことになるのでしょうか?
なんだかゾクゾクする話・・・お寒いのはお前さんの文章なんて声もありますが。


今日も長崎猫探訪です
これまでのところ、長崎尾曲がり猫が16匹、普通の猫が7匹。


CB0601-136 長崎市 uch35+

今日の最初の猫はお墓の猫です。
お墓に猫はつきものです。
墓石の上でのんびりと寝ている猫の写真を過去に撮ったこともあります。

長崎と写真とくれば〔上野彦馬〕さんですよね。
長崎出身で日本に写真を根付かせた人たちのなかの一人で、日本最初の営業写真師と云われている人です。
その上野彦馬さんのお墓に向かう途中で出会った猫です。
残念ながら尻尾は確認できませんが、個人的には立派な長崎猫であって欲しいところです。


CB0601-163 長崎市 uch35+

お次は、上野彦馬さんの「上野撮影局」があった中島川河畔の公園で鳩を狙う三毛猫です。
こちらは立派な団子状の尻尾をもっていました。
それにしてもちょっと肥満気味の猫ですから、鳩を捕らえるのはちょっと難しいかもしれません。
鳩の方も後ろに猫、前にカメラを構えたへんなおっさんが立っているのでちょっと困った様子です。

CB0601-164 長崎市 uch35

結局、鳩たちは画面右側に方向を変えて動き始めました。
猫の方は、やはり自分には鳩を捕らえることが出来ないと悟ったのか、向こうを向いてしまいました。
でも、猫はときどき、「全く関心がありませんよ・・・」といった素振りを見せておいてから襲いかかることもありますので、猫の本心は分かりませんが。


CB0601-201 長崎市(旧外海町) uch35

三枚目の猫も草むらに座り込んでいますので尻尾が見えません。
今日は尾曲がり猫の一勝二分けです。
これで、長崎尾曲がり猫が17匹、普通の猫が7匹となりました。

長崎尾曲がり猫 7

CP0525-014 福岡市中央区 B35ZMp

仕事で天神まで出かけました。
芸術系の大学や専門学校へ進学を希望している受験生に対する進学相談会に出席するためです。
相談会場入りは3時ですが、2時半まで授業がありましたので遅刻は必至です。
でも、実際に高校生との相談会が始まるのは3時半からです。
急げばなんとか3時半までには会場入りができますので、すぐにバスに飛び乗って会場のある天神へ向かいました。

普段から、バスや電車の乗ったときには、窓の外を流れる景色をボーッと眺めるのが好きです。
景色を眺めながら、なにかつまらないことを考えだしたときには要注意です。
降車の合図のボタンを押し忘れそうになるのです。
先日も、自宅への帰りのバスで、ボタンを押し忘れ終点まで行ってしまいました。
終点と行っても、そのとき乗っていたバスは私がいつも降りるバス停の一つ先が終点でしたからなんてことはなかったのですが、これがもっと先まで行くバスだったら大変でした。

今日、私が乗ったバスで前の席に座ったおばさんがやたらに動くのが気になって・・・「まるで鶏やな」なんて思いながら監察しているうちに天神に到着。
先ずは上着を脱いで、肩から襷がけにしたショルダーバックの方向を変え、何度も何度も肩ひもの長さを調節し、荷物の入れ替えをし・・・
よくもまあ、狭い座席であんなに動けるものだと感心してしましました。
すぐ目の前の人があまりに落ち着かない動きをするからか非常に疲れます。

天神にバスが到着。
頭の上でバタバタと音がするので見上げると、ヘリコプラーがビルの間を飛んでいました。
会場に急がないといけないのに、悪い癖ですね。
カメラを鞄から取り出して、ヘリコプターの写真を撮りながら会場へ。
悪いことにこのヘリコプター、まるで私を追い回しているかのように、私の行く先々で姿を現します。
そのたびにパチリ・パチリと14回もシャッターを押しました。
それでもでも、なんとか受験生が会場入りしてくる前に到着しました。


CB0601-032 長崎市 uch35

恒例の長崎猫探しですが、本日最初の猫は少々無愛想ですが立派な長崎猫です。
朝食前の散歩中に見かけた猫ですが、こちらも夜回りならぬ朝回り。
自分のテリトリーに変わりはないか見回っているといたところでしょうか。
面が黒い毛並みで、おどこのところに茶色が入り・・・山賊のような面相です。


CB0601-033 長崎市 uch35

二匹目の朝の猫です。
眠そうです。
道行く人の足下を眺めていました。
残念ながら尻尾の確認はできません。


CB0601-116 長崎市 uch35

三匹目は長崎名所の看板の前の看板娘猫。
一見、普通の尻尾かと思ったのですが、よく見ると尻尾の先のところで、ささやかに長崎猫を主張していました。

と言うことで、今日の結果な長崎猫の2勝1分けです。
通算しますと、長崎尾曲がり猫が16匹、普通の猫が7匹。
伝説は真実になりそうです。

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みかん猫67

精神的成熟が必要

今日は久しぶりに歩いて大学までやってきました。
小一時間の散歩でたくさんの写真が撮れました。
みかんの白い花が散り始めていました。

CP0524-026 福岡県糟屋郡新宮町 vnc35-


「おや、今日は日曜日なのでは?」と思われた人たちも多いかと思いますが、今日も仕事です。
昨日同様、高校生の写真技術講習会がありました。

講習会で作った写真作品、その日の最後に審査してささやかな賞品と表彰状をお渡しするのですが、その作品審査をしています。
ただ写真を選ぶだけではなくて、それらの写真に対してコメントを挟まなければならないのが、ちょっと大変です。
若い人は感覚的に事象を捉えることができても、目の前のものをしっかりと見つめ、写真言葉に置き換えるには、まだ未成熟なところがあります。

写真は目の前の事象と、カメラを持つ人のうちなるものとの共鳴の結果だと考えます。
そのためには、こころのなかにどれだけのものを溜め込んでいるかが重要になります。
いろんな経験を通して多くのことをこころに刻む・・・そんな経験を積み上げる必要があるのです。
つまり精神的成熟が必要なのです。

また、自分を取り巻く世界に対して興味を持っていなければなりません。
しかし、現代の若者の多くは、携帯電話の液晶画面に目を奪われ、ヘッドフォンステレオで耳を塞がれてしまい、己の身の回りの変化や、動きに気づきません。

ただ感覚に頼ってその場限りで撮られた写真は薄っぺらなものです。
普段から目配りを怠ってはいけません。
アンテナに引っ掛かったものをレンズを通し、己のこころを通すことで写真は成立するのです。

携帯電話とヘッドフォンステレオを置いて、カメラを手に町をゆっくり歩いてみませんか。


CB0531-291 長崎市 uch35+

さてさて、今日も長崎お曲がり猫の検証写真を続けます。
長崎の細い坂道を上っているときに、猫の気配を感じて、坂の下を覗くと二匹の猫が茶飲み話をそているようでした。
大胆にもそのうちの一匹は寝そべっていました。
突然、カメラを向けられて、その場の空気が凍り付いた瞬間にシャッターを押しました。
残念ながら白い猫の尻尾は見えませんでしたが、大胆猫の尻尾は長崎猫そのものでした。


CB0531-302 長崎市 uch35_1

その次は、優雅やの斜光の射す道をとぼとぼと横切る猫です。
なんだかその姿を見ていると、歩き疲れた私の姿と重なって、「元気出せよ・・・」と声をかけてやりたくなりました。
この猫も長崎猫。


CB0531-317 長崎市 uch35

そして、今日の最後はおんぶ猫です。
散歩で歩き疲れたのでしょうか、飼い主におんぶされている猫を発見。
あまりにおいしい出会いでしたので、何枚も続けて撮ったのですが、猫の尻尾を確認できるのはこの写真だけでした。
昨日のブロック塀の上でだらしなく寝そべっている猫といい、今日のおんぶ猫といい、不安定なところでも大丈夫なのはやはり尻尾のしっかりした猫ですね。

今日の勝敗は長崎猫の2勝1敗。
これで、長崎一日目の猫写真が終わりました。
一日目の結果は長崎お曲がり猫が14匹、普通の猫が7匹。
それにしても猫の写真、撮り過ぎですかね。


写真技術講習会

岡山市奉還町

今日から高校の写真部所属学生に対する写真技術講習会が私の勤める大学で始まりました。
これから三週間にわたり土日、計六回の講習が続きます。
福岡県を中心に、長崎や熊本の高校が参加をしてくれます。

もちろん大学の思惑としては、高校生に大学の施設を見て、使ってもらうことで少しでも大学に興味を持ってもらいたい、できれば受験をしてらいたいといったことがありますが、私たち担当者としては、写真の魅力を知ってもらいたいと毎年頑張っています。

講習内容はフィルム現像からプリントまで、プリントのみ、そしてデジタル処理の三種類を今年は実施します。

高校生にとって一番最初の関門は写真に撮りたいものを見つけることです。
何となくクラブ活動として写真を撮ってはいるのですが、何を撮ってよいのかなかなか分からないという人が多いようです。

それを克服するためには、とにかくあれこれ頭で考えないで、気の向くままにシャッターを押して、カメラの中に収めたものの中から、自分の興味の主体をほじくりだすしかありません。
ほじくった後の確認作業がプリントです。
デジタル写真になり、パソコンモニター上で写真の確認が出来るようになったのですが、それよりもきちんとしたプリントに仕上げて見ることが大切です。

高校生の写真をながく見て来ていつも感じることは、ほんの少し技術力を付けることで、表現力がアップするということです。
その、ほんの少しの技術力アップのためにも、プリントまで仕上げることを奨励します。
高校写真部の多くは少ない活動費のなかでやりくりするために、パソコンモニター上で確認作業を済ませ、これで良しと決めたものだけをプリントする傾向が強いようですが、これは間違っています。

どんどん撮って、どんどんプリントを作る。
これ以外に写真が楽しくなる道は無いはずです。


長崎尾曲がり猫の検証も今日で五日目になります。
これまでのところ尾曲がりチームの10勝5敗。
やはり、長崎の猫の尻尾は曲がったり、短かったり、団子状だったりしていることが、私の撮った長崎猫の写真を通しても明らかにできるのでしょうか。


CB0531-284 長崎市 uch35

さて、最初の猫写真には二匹の猫が写っていますが、後ろの猫は尻尾の状態が確認できません。
前の猫は立派な尻尾をしています。
猫は尻尾でバランスをとることで、細い塀の上も素早く歩けるのだと聞いたことがありますが、ブロック塀の上でのんびり寝そべる余裕も立派な尻尾のおかげかもしれません。


CB0531-286 長崎市 uch35+

次の猫は、喧嘩でもしての帰りなのでしょうか、左目を負傷しているようです。
路地のようなとおろをゆっくりと歩いている後ろ姿から想像すると、どうやら喧嘩に負けてきたのでしよう。
体には特に外傷はありませんが、目の傷が大事に至らなければと願うばかりです。
尻尾は短尾ですから長崎猫です。


CB0531-289 長崎市 uch35

三枚目の写真の猫は団子状の尻尾です。
猫の姿が小さくて写真からはっきりとは確認できないと思いますが、この猫、口に子猫をくわえているのです。
この後、子猫をくわえたまま、跳び上がってどこかに消えていきました。

今日も二勝一敗で長崎尾曲がり猫の勝利で、通算成績も12勝6敗となりました。

さて、今日も長崎尾曲がり猫の写真が続きます。
長崎尾曲がり猫と普通の尻尾の猫との対戦成績はこれまでの七勝五敗で尾曲がり猫が追い上げて逆転しましたので、長崎の猫の尻尾は変形しているものが多いという方向に流れているようです。


CB0531-249 長崎市 et24a

さて、今日第1ラウンドは午後の日差しを避けて日陰で身繕いをしていた猫です。
カメラを向けると「なんで写真撮るんや・・・」といった目で私を見ています。
失礼して二枚写真を撮りましたが、いずれの写真でも尻尾の状態は確認できませんでした。
ラウンドはイーブンです。


長崎市

第2ラウンドはタッグマッチです。
ここに出てくる二匹は見事に長崎尾曲がり猫です。
それにしても、午後は人間も猫も居眠りをしてしまうようです。
気持ちよい居眠りの邪魔をされて迷惑でしょうが、これも調査研究ですからどうかお許しを願います、猫諸君。


長崎市

今日の最後は、なたなた階段猫です。
「なんじゃ、こいつ?」といった雰囲気で私を見ていますが、二枚撮ったところで、すたすたと走り去っていきました。

本日登場の四匹の猫のうち、三匹は長崎尾曲がり猫の確認が出来ました。
これで、尾曲がりチームの10勝5敗。
ますます差が広がってダブルスコアになりました。


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みかん猫67

バタンキュー

昨日はたいした仕事もしていないのに、柄にもなく疲れたようで、ばたんキューで寝てしまいました。
会議や申請書、企画書、報告書などの書類書きなど、柄に合わない仕事に追いまくられているため疲れがピークに達したようです。

若いときのように一晩寝れば疲れがとれて翌朝はスッキリと目覚めるなんてことはさすがにこの歳になるとありませんが、それでも少しは元気が回復するものです。


福岡市東区

朝ごはんをしっかりと食べて今日も出勤。
出勤途中に通る道沿いの田んぼに水が入りだしました。
そろそろ田植えがはじまるようです。
梅雨入りも近いことでしょうが、梅雨が過ぎれば私の好きな夏がやってくると思えば元気が湧いてくると云うものです。


さて、長崎尾曲がり猫調査報告(それほど大したもんかいな???)を今日も続けます。
これまでの二日間の報告結果では、通算成績四勝五敗で尾曲がり猫の負け越しです。
はたして、長崎の猫の尻尾は曲がっているといえるのかどうか。


CB0531-197 長崎市 et24aw

今日の写真も5月31日に撮った猫写真です。
いくら猫が好きといっても、また、長崎に猫が多いといっても、よく撮るね。
今日の一枚目の写真の撮影時間は14時半ころです。
午睡の邪魔をするかたちになりましたが、ちょっと失礼。
猫の方もなんだか意識もうろうといった状態でした。
さて、尻尾の方はと見ると、曲がってはいませんが、なんだか途中でぶち切れたようで不自然です。
これも長崎猫と見るべきでしょうか?

分からないことはインターネットで調べてみる。
「長崎 尾曲がり猫」で検索。
なんと驚いたことに『長崎尾曲がり猫学会』なるものが存在している。
学会発足のニュースが新聞に載っているではありませんか。
それによると、長崎猫のしっぽの特徴は「曲がり」、「短尾」、「だんご」だそうです。
さて、この猫は「短尾」と言えるのか・・・
微妙。
しかし、ご愛嬌ですから「長崎尾曲がり猫」のグループに入れておきます。
これでようやく五分五分になりました。


CB0531-202 長崎市 et24aw

さて、次は長崎らしい景色の中でなにやら思い悩んでいるように見えた猫です。
悩みは相当深刻な様子です。
でも、真相は日だまりの中で昼寝をしてしまい、軽い熱射病にでもなったのではないでしょうか。
このあと、ゆっくりと立ち上がりのっしのっしと日陰のある方向に歩いて行き、昨夜の私のようにバタンキューでした。
歩き出したおかげで、この猫の尻尾が「だんご」で立派な長崎猫だと判明しました。

CB0531-206 長崎市 uch35w


CB0531-218 長崎市 et24a

今日の最後は、防火用水バケツに溜った水を飲んでいた猫です。
尻尾は・・・「短尾」でこの猫も長崎猫ですね。
今日は長崎猫の圧勝でした。
通算成績は七勝五敗。
追い上げて逆転に成功ですね。

長崎尾曲がり猫2

陽気に誘われてふらりと家を出ました。
目の前を二匹の蝶が舞っていて、私の方に向かって飛んできます。
私の頭の上に来たとき、一か八かシャッターを押してみたら、こんな写真になりました。
私のデジタルカメラはオートフォーカスではありませんので、ピントが合っている保証はありません。
最も、オートフォーカスだと、空の調子に惑わされてピントが合わなくて、結局はシャッターが下りなかった可能性もあります。
マニュアルフォーカスだから、ピントが合っていようが、はずれていようがシャッターを押せばこちらに意思どおりに動いてくれます。
写真はシャッターが走らないと始まりませんからね。

福岡市東区


一年前のことになりますが5月31日〜6月1日、6月13日〜15日と長崎に滞在したことは昨日の〔亀カメラ〕でもお話をしました。
長崎の町には猫がたくさん居ます。
私も猫好きですから、「写真になる」と思った猫は写真に撮ります。

長崎の猫の尻尾は短かったり、曲がっていたりすると聞いたことがあります。
果たしてそうなのか、一年前の長崎で撮った猫の写真で検証(?)してみようと昨日から始めました。

昨日は初日の13時35分までい撮った写真でしたが、二勝三敗で、長崎尾曲がり猫が少ない結果となりました。
今日はその続きです。

長崎と言えば坂道。
一枚目の写真はそんな坂道を、後から来る私に気を使いながら、まるで道案内をするかのように私の苗を歩く猫です。
この猫も奇麗な尻尾の持ち主でした。

CB0531-181 長崎市 et24a+


二枚目の写真には四匹の猫が写っています。
しかしどれも尻尾がどのよになっているか確証は得られません。
一番前の黒白の猫の尻尾はどことなく「尾曲がり猫」かな・・・と思えますが、後ろの茶猫の尻尾は普通の尻尾をしているように見えます。
さてここで問題です。後に匹はどこに居るでしょうか?
尻尾は見えませんが探してみてください。

CB0531-184 長崎市 uch35+


三枚目の写真は坂道が階段になっているところで、カメラをっ取り出した私に驚いて、急いで私の横をすり抜けて逃げようとしている猫です。
尻尾は短いので「尾曲がり猫」でカウントしました。

CB0531-194 長崎市 uch35w


今日の尾曲がり猫対普通の猫のカウント結果は2:2とします。
今日のところは引き分けですが、通算成績は四勝五敗で引き続き、尾曲がり猫は負けています。


長崎 尾曲がり猫

私が幼かったころの自宅には猫が居た記憶があります。
昔の建物で縦に長い構造。
あまり、日の光の射さない薄暗い室内をいつもノッシノッシと歩いていたような記憶があります。
おそらく老齢だったのでしょうが、大きな猫であった記憶が残っています。
私自身がほんの子供であったので、大きく感じていたのかもしれませんが。

その猫が、我が家の飼い猫であったのか、野良猫が勝手に上がり込んできていたのかは定かではありませんが、いつの間にか記憶の外に消えていきました。
その後はもっぱら犬を飼っていましたので、猫との共同生活がふたたび始まったのは18年くらい前の話になります。

その切っ掛けは、母猫が三匹の子猫を我が家に託していったことから始まります。
猫に見込まれた家ですから、子猫をぞんざいに扱う訳にもいきません。
一匹は他家に貰らわれていき、残った雄雌の二匹のうち、雌猫の方は三匹の子供を産み、その子供のうちの一匹と一緒にいまも元気にしております。

猫を飼いだしてから三匹の猫が他界してしまいましたが、全て雄猫・・・猫も、人間も雄は短命と決まっているのでしょうか。
それは、どうでも良いこととして、いつのまにか猫好きに仕立てられてしまった私ですから、猫を見かけるとついつい写真に撮ってしまいます。

町を歩いていても、猫が棲息して居そうなところに足が向いてしまいます。
気づかずに猫の前を通り過ぎると、猫から呼び止められることもあります。
猫の方でも「普段、仲間がお世話になっているから、写真の一枚でも撮らせてやろうか・・・」と仏心をだしてくれるのでしょうか。


CB0531-133 長崎市 et24a+

猫と云えば長崎
長崎には〔長崎猫〕というのが居るそうです。
長崎猫は尻尾が短い、曲がっているなどが特徴らしいです。

昨年は5月31日〜6月1日、6月13日〜15日と長崎に滞在しました。
そのときに出会った猫たちを撮った写真の中から探してみました。

猫と最初に出会ったのは〔丸山〕でした。
この猫は立派な体と極めて正常な尻尾を持っていましたので、〔長崎猫〕ではないのでしょう。

CB0531-111 長崎市 uch35+


次に出会った二匹の猫は、尻尾を見ると〔長崎猫〕そのものでした。
画面の左隅の方には猫除け(?)のペットボトルが並んでいる、その横を二匹の尾曲がり猫
が悠々と通り過ぎてゆくのは、人間様の浅知恵を笑っているかのようです。
ちなみの、猫が二匹ともに棒杭に顔が隠れたところでシャッターを押しています。

CB0531-110 長崎市 et24a+


その次は、小猫に呼び止められました。
みんなが餌を食べているのに、一匹だけ新聞を読んでいる猫。
母親の尻尾は普通の尻尾、一匹だけ子猫に尻尾が見えていますが、これも普通の尻尾。

CB0531-157 長崎市 uch35+


ここまでのところ二勝三敗で、長崎尾曲がり猫の方が分が悪いようです。
でも、まだ初日の13時35分。
まだまだ長崎猫の写真は続きます。

再びの猫

福岡県門司区


昨日の亀カメラはネガの熟成期間の話でした。
今日の写真は、今年の三月、つまり三ヶ月前に撮ったものですから、まだまだ〔熟成〕するまでには至っていません。
最近ではデジタルカメラで写真を撮っていませんからネガフィルムはありません。
今後は『ネガの熟成』ではなく、「デジタルデータの熟成」と言わなければなりません。
しかし、デジタルは勝負の早さが売りですから、〔熟成〕なんて考えは不似合いなのかも知れません。


CP0316-094 北九州市門司区清滝 zm35+

三月に卒業を目前にした四年生とのお別れ撮影散歩で北九州の門司港に出かけました。
門司港はいわば行きつけの場所、ホームグラウンドですから、どこに行けば何が待ってくれているか十分に分かっているところです。
〔清滝〕という細い坂道の続く地域の一角に、いつも猫の姿をみかけるところがあります。

この日も猫が居るかな・・・と出かけてみると、居ました、居ました。
「まてよ。この猫、昨年の11月に来たときも、ここに居た猫だ」
と何だか嬉しくなって立て続けに7枚も撮りました。
つまり、同じ猫と同じ場所で再び出会えたことに興奮してしまったわけです。
昨日の吉行淳之介さんの文章だと、興奮状態のままで作られたものは、どうも失敗であることが多い・・・とのことです。

最初の写真が昨年の11月に撮ったものです。
二枚目の写真が今年の三月に出会った猫です。
微妙ですが、どうやら違うねこのようです。
でも、親族だろうと想像できます。


CP0316-102 北九州市門司区清滝 zm35a+

最後の写真も門司の清滝でいつも私を待っていてくれる猫です。
この猫も何時の日かふっと風にまぎれて姿を消してしまうことでしょうが、その日まで撮り続けてみようと思っています。

興奮状態の撮影から三ヶ月経過して興奮状態はすっかり治まったようですが、猫好きの病はどうしようもないようです。

こころを鎮めて

CB0601-236 長崎県崎戸町 uch35+_1


時間に余裕のあるときには、ふらふらと歩きながら勤務先の大学まで行きます。
大学までの道すがら、何か良い被写体と巡り会えればといつも願いつつ歩くのですが、そう上手く願いがかなうものではありません。

こころが踊るようなものに出会えなくても、ほんの少しでも気になるのであれば、出来るだけシャッターを押すように心がけています。
「撮ったものの本当の意味は後で分かる」なんて、気楽な気持ちで。

一昨日の話の続きではありませんが、「念押し」のシャッターを切りたくなるようなものには出会えない日の方が多いのが現実です。
「念押し」のシャッターを切るとは、やはり、なんとかものにしたいという気持ちが何度もシャッターを押させるのでしょうが、「いただき・・・」と思わず口から出てしまうような心踊る邂逅はそうあるものではありません。

こころ踊らせながら撮った写真を撮影後に見るときに注意しなけらばならないことがあります。
それは、こころを鎮めるということです。
撮る時はこころ踊らせて撮っても良いのですが、写真をセレクトするときにはこころを鎮めて、目の前の写真を冷静に一枚の写真として見る必要はあります。


CB0601-306 長崎県崎戸町 uch35+

作家の吉行淳之介さんが1953年の東京新聞に載せた文章に『心臓が熱烈に動いている状態のままで作り出される芸術作品は、どうも失敗である例が多い』
『昔、ヘタな抒情詩を書いた祟りか、今でも心臓が暖かく動きすぎることがある。さりとて、対象にたいして心臓が動かない文章を書いても、それは作者不在の作品になってしまう。したがって跳ね上がる心臓を扼殺してこころの底に埋めて肥料にするがよい。』
とあります。

また、写真家の植田正治さんの持論に『ネガの熟成』というものがあります。
そのことについて〔アサヒカメラ1974年9月号〕に『ネガの熟成』と題した次のような文章を載せています。
『若かった昔は、"ネガの熟成"という言葉をいいだして、少なくとも、一ケ月は引伸機にかけないことを心がけたこともありました。今だってそうですが、私は現像後のフィルムが乾くのを待って、すぐ焼きにかかるというセッカチは厳に戒むべきことと考えています。ネガを見ながら、頭の中で考えたり思いだしたりしているうちに、テーマも決まり、画題も出来て、やっと自分のものにすることができるように思うのです・・・』

私は植田正治さんの影響を受けていますので、私自身も『ネガの熟成』をこころがけています。
「こころがける」は少々高尚すぎますかね。
私の場合は単に無精なだけかもしれませんが・・・
なので、私のネガは熟成し過ぎて、おいしい酒も酢に変わってしまいそうです。

デジタルカメラを使うようになり、ネガを引伸機にかけて印画紙に焼き付けることから離れてしまいました。
これからはネガをスキャナーにかけ、デジタルデータ化して、プリンターで出力ということになるのでしょうが、今のところは新たにデジタルカメラで撮った写真の整理と処理に追われて、いつになったらネガフィルムを引っ張りだしてスキャナーに掛けられるものやら、自分自身でもちょっと不安になってきています。

ネガが〔酢〕になるよりも、こちらの身体の方が〔灰〕になってしまうかも知れません。

昨日の〔亀カメラ〕では、一年前に長崎で撮った写真を見てもらいましたが、撮ってすぐに選んだ写真が、一年後には、横の写真の方が良く思えることもある。
一年で、写真を見る目が(こころが)変化するという話をしましたが、これも、こころの鎮静化の効果でしょうか。


CB0601-284 長崎県崎戸町 uch35+

今日も、撮影から一年後に選んだ長崎の写真を見て頂きます。
西彼杵郡崎戸町というところで撮った、旧炭坑の社員アパートの写真です。
こういった廃屋は、写真を撮る人間に撮って、少なからず心躍る被写体です。

つまり、興奮状態になっていますので、これまで〔亀カメラ〕に三枚だけ載せて、その後は私自身も封印状態でした。
撮影から一年。
三枚の写真のキーワードは一升瓶としました。
酒は地の底で働いていた人たちが地上に舞い戻った時の楽しみだったのでしょうか。
この生気のの抜け去った建物のなかに、たくさんの一升瓶やビール瓶などが残されていました。

一年後・・・

CB0531-075 長崎市 uch35+


昨年の11月に写真好きな高校の先生たちと開催した写真展の「反省会」が今夜行われました。
この展覧会の実施にあたっては、私のゼミに所属している学生たちにも協力してもらいましたので、その慰労が主な目的の飲食の集いでしたが、一応「反省会」ということで、博多の某所で開催されました。

この展覧会は、そのために「合宿」までする熱の入れようでした。
5月31日から一泊二日で全員で長崎に出かけ写真三昧の二日間を過ごしました。
いま振り返っても楽しい二日間でした。

そんな楽しい思い出にしたる意味もあって、二日間で撮った長崎の写真を使って今日の〔亀カメラ〕を書き上げようとしたのですが、それがとんでもなく手間のかかることになってしまいました。

実は、この〔亀カメラ〕を書き上げるまで四日ほどかかってしまいました。
私は撮影が終わったデジタルデータ一コマごとに整理ナンバーを付けていますが、そのナンバリングの方法が一年前と多少変わっているので、この際、今のナンバリング方法で・・・と思ったのが運の尽き。

ナンバーは時系列で順番に付しているのですが、二台のカメラを使ったときに、その二台のカメラの時刻設定が違っていると、順番が不揃いになってしまいます。
また、普通はRAWデータとJPGデータの両方が一回のレリーズで記録されるように設定しているのですが、何かの手違いでRAWデータが記録されていないことがあったりで、これまたRAWデータとJPGデータのナンバーが不揃いになってしまいます。

この二日間の撮影では、そんなことがあってナンバーリングには注意しなければならないことを、一年が経過した今、すっかり忘れてしまっていて、調子良く自動設定でとんとんとやって、出来上がったものを見て愕然。

あとは、手作業での手直し。
二日間で撮った写真の枚数が多くて、その、前後の入れ替えに時間がかかってしまいましたという次第です。

おかげで、一年前の写真を再び、じっくりと見ることができましたが・・・

撮ってすぐに良いと思った写真でも、一年後に見るとまた違った印象を受けたり、撮影後すぐに見たときには見落としていた写真が浮上してきたりと、自分の撮った写真なのですが、なかなか興味深いものがありました。

一年後のいま、ピッリアップした写真はそれなりの数ありましたが、今日は、先ず三枚。
長崎は猫の町ですから、猫の写真はたくさん撮っていました。
でも、「やっぱり猫かよ〜」と言われることは目に見えていますので、今日は猫の写真はやめました。

長崎と云えば〔チャンポン〕です。
以前にも、この場所で撮った写真を〔亀カメラ〕に載せたと思いますが、今日の写真とは違っていると思います。


CB0601-019 長崎市 uch35+

二枚目は〔カレーうどん〕のチラシだけが残っている、空のショーウインドーです。
この写真も以前に見て頂いた写真と変わっています。
前の写真は、前日に撮ったもので、もう少しアップで撮ったものでしたが、今日の写真は翌日の朝の散歩のときに撮ったものです。


CB0601-029 長崎市 uch35+

三枚目は、やはり朝の散歩中に見かけた高校生の後ろ姿です。
この写真は、初お目見えだと思います。
初お目見えの理由は、この写真を見落としていたのではなくて、ただ見て頂くチャンスがなかったということです。

撮影が終わったその時から、それなりの感触が残った一枚でしたから。

一年前と、今日とでは写真の選び方も微妙ですが変化しているようです。
亀カメラ 2008年の5月31日から、撮影後すぐに選んだ長崎の写真が数日間にわたり載っていると思いますので、そちらもお楽しみください。

念押し

福岡市東区

我が家にも本当に小さな庭があります。
あまり大きな木を植えますと庭を占領されてしまいそうなので比較的低木のものを数本植えています。
そんななかに〔山ぼうし〕がありあす。
山ぼうしの木は高く伸びるようですが、我が家の山ぼうしはまだまだ幼い木で、私の背丈程度しかありません。

その山ぼうしが今年も白い花を咲かせてくれました。
好みもあって、我が家の庭には白い花が多いようです。
黄昏時を過ぎて薄暮の青い光のなかで見る白い花は何とも云えない美しさを見せてくれます。

今日は私の授業日ですが大学の行事が入っていてお休みです。
庭に出て、山ぼうしの花を撮ってみました。
透視ファインダー式のカメラであるM型ライカの場合、花などをアップで撮影する接写撮影に不向きなカメラです。

レンズはELMAR-M 50mm F2.5。
絞りはピントが合って写る範囲(被写界深度解放)を狭くしてボケを利用したいと考え、絞りは解放、撮影距離は最短に設定。

奥行きに対して、ピントが合って写っている範囲が狭い状態を被写界深度が浅い、反対を被写界深度が深いと言葉で表現します。

被写界深度の浅い写真は、焦点距離が長いレンズを用い、絞りを解放に近づけ、撮影距離を近くすることで得られます。

それで、今日の写真は、私の持っているレンズの中で一番焦点距離の長い50mmレンズを使い、絞りは解放F値の2.5、撮影距離は最短に設定して撮った写真です。

ピントは最短距離に固定した場合のピント合わせは、レンズのピント合わせ機構のヘリコイドは動かせません。
自分の体の方を前後に動かして、ピントの合ったところでシャッターを押すことになります。
私のレンズは自分の手と目でピントを合わせるマニュアルフォーカスですが、オートフォーカスのカメラの場合はピントをマニュアルに設定することになります。


岡山市奉還町

今日も、岡山で撮った写真が続きます。
〔植木鉢〕〔電信柱〕と私の好きな被写体が続きました。
次にくるのは当然、〔猫〕と云うことになりますが、猫の写真は二枚しか撮れませんでした。

しかも黒猫の写真は背後のガラスに私の姿が写り込んでいますので、あまり使い物になりません。
写り込んだ私の姿を見ると、上着は脱いでしまってワイシャツにネクタイ姿です。
この日の岡山が暑かったと云うことを分かってもらうために、ご愛嬌で載せてみました。


岡山市奉還町

二枚目の猫は、ちょっとお気に入りです。
昼ご飯を食べる店を探しているときに、ある店を覗き込んだら猫と目が合いました。
合計四枚撮影しました。
暗い室内、猫は生き物。
手ぶれ、被写体ぶれを想定しての念押しです。

案の定、ブレているカットがありましたので、念押しのシャッターを押しておいて正解でした。
山ぼうしの写真も5枚撮っています。
被写界深度が浅いので、ちょっと体が前後に動くとピントが前にきたり、後ろにいったりすることがよくありますので、こちらも失敗を想定しての念押しです。

CP0512-037 岡山市奉還町 se18a


スーツにネクタイ姿で岡山の町を歩き巡って以来、すっかり身体が夏モードに入ってしまいました。
日の出の時間が早くなるにつれて、朝の目覚めも早くなり、今では四時くらいに目が覚める始末です。
これは毎年のことですから、もう諦めの境地で、四時に目が覚めての、もう一度寝ようなんて気はおこしません。

布団から抜け出しはしませんが、枕元の電気スタンドのスイッチを押して、枕元に山積みされた本のなかから、その日の気分で一冊を選び出し読み始めます。
このようにして私の夏モードの一日は始まります。

岡山では三時間の散歩を楽しみました。
三時間ですから、それなりに写真は撮れました。
このところ、なにかと気ぜわしくてあまりシャッターを押す機会もありませんでしたので、連続してシャッターを押す感触に飢えていたのかも知れません。


CP0512-028 岡山市奉還町 se18a+

私が普段からよく写真に撮るものに〔電信柱〕があります。
旅先でもこの傾向はあるようです。
昨日の〔植木鉢〕と絡めた電信柱の写真が二枚ありましたので載せてみます。

私は電信柱そのものと云うより、電信柱の周りの雰囲気を撮っているつもりです。
今回、岡山に連れて行ったレンズはSUPER ELMAR-M 18mm F3.8 ASPH.です。
35ミリ判フルサイズに画角を合わせると24mmの広角レンズになりますから、周りも程よく取り込めます。

撮影スタイルは直立不動に近いものがあります。
広角レンズですからアングルのとりかたによっては垂直線が上広がりになったり、下すぼみになったりしますが、そんなことはあまり気にしていません。
その場の気分でテキトーです。
覗いたファインダーの中で、おかしくなければ細かなことは気にしないで、とにかくシャッターを押します。
そんないい加減な撮影ですから、後で後悔することも多々あります。
後悔しても、後悔しても同じことを繰り返しているのですから、それが私の身に備わった撮影スタイルだと認めるしかありません。


CP0512-029 岡山市奉還町 se18a+

水平線、垂直線ぐずぐずの写真です。
最近のデジタルカメラのなかには、水準器の機能が備わったものがあります。
そんなカメラで水平、垂直を気にしながら撮影していたのでは、きっと私の写真は今以上に面白くない写真になりそうな・・・
そんな気がするのですが・・・


CP0512-038 岡山市奉還町 se18a


私が大阪から九州福岡の大学に出てきたのは1967年ですが、最初は夜行の寝台特急で来ました。
一晩かけての移動です。
山陽新幹線はまだ開通しておらず、在来線の山陽本線を走る、昼間の特急は9時間くらいかかったでしょうか。
いずれにしても移動だけで一日仕事でした。
それでも、昼間の特急に乗れば、瀬戸内の輝く海を眺められたりして、結構、車窓の景色が楽しめたものです。

その時代の岡山出張だと、岡山で一泊することになり、夜は何か美味いものでも食べて・・・などと仕事からの開放感とともに旅を楽しむことができました。
いまは新幹線の時代ですから、「サッと行ってサッ帰ってこい」です。

今日は汗ばむような陽気のなか、写真の撮るものにも出会えず歩き続けているうちに大学に着いてしまいました。
いくら、歩く道筋の工夫をこらしても、日々の暮らしの中で見慣れた景色ばかりですから、そう容易く「良いじゃない・・・」(これは写真家の植田正治さんの口癖でした。)と。足を止めるものとの出会いは無いと分かってはいるのですが、そんな日は肩すかしをくったような気分になります。


CP0512-021 岡山市奉還町 se18a

昨日の〔亀カメラ〕に添えた写真から、岡山の暑さを感じてもらえましたでしょうか?
岡山でも三時間ほどの暑い中を歩き回りましたが、旅の空の下ですから、それなりに写真はとれました。
旅先での写真について、これもまた植田正治さんと話したことで耳の残っていることがあります。
「丸尾センセ、そらもう360度、どこを向いても写真になりますワ」
これは、植田センセが・・・
〔センセ〕はもちろん〔先生〕のことです。
私は大学のセンセイ、植田正治さんは私の写真の先生。
植田先生が〔先生〕と発音されるときにはセンセイの最後の〔イ〕が抜けますし、独特のイントネーションでした。
このような稚拙な文章を書いていても、その声は蘇ってきます。

『そらもう360度、どこを向いても・・・』の話は植田正治さんが初めてのヨーロッパ旅行から戻って来られたときの話です。
その後、何度かヨーロッパに行かれ、撮られた写真は〔植田正治小旅行写真帖 音のない記憶〕(日本カメラ社|昭和49年)のまとめられている。

私の昨日の岡山行きは日帰りで、文字通り「小旅行」でした・・・旅行とも言えないかも知れませんが。
しかも、仕事を抱えての出張の合間を利用しての、「旅先で散歩」といったところでしょうか。


CP0512-026 岡山市奉還町 se18a

今日も岡山での散歩にお付き合いください。
昨日の窓ガラス越しの洗濯物を写した写真で、窓の下に植木鉢が一つ置いてありましたので、今日はその植木鉢をキーワードに岡山の写真から選んでみました。
候補になったのは9枚。
〔奉還町〕のような下町には植木鉢はつきものです。
それに、旅の空の下ですから『そらもう360度、どこを向いても・・・』撮れますよ。


岡山日帰り出張

CP0512-009 岡山市奉還町 se18a


出張で岡山に行ってきました。
日帰りです。
新幹線ができて移動の時間が大きく短縮できた反面、旅の楽しさは半減したのではないでしょうか。
移動のスピードアップで岡山に限らず関西圏までの出張は日帰り、飛行機を利用すれば東京までも日帰り出張が可能になりました。

移動の時間が少なくなったことで、〔旅〕とは移動の時間そのものが旅なのではないかと思うようになりました。

車窓の景色を楽しんだり、乗り降りする人たちの様子を眺めたり、土地の人たちの会話を子守唄にしながら居眠りをしたり、弁当を食べたり・・・
ただ、目的地に少しでも早くたどり着くことに執着した結果、そういった旅の醍醐味は消え去ってしまいました。

特に、今回、博多から岡山まで乗車した山陽新幹線は最悪です。
車窓の景色を楽しもうにも、トンネルを出たり入ったりで目が回りそうです。
ほんの少し景色が見えるところでは、電線のようなものが視界を邪魔します。
沿線の眺めを良くすることも、大事なサービスではないでしょうか。

CP0512-002 山陽新幹線 se18a

悔しまぎれに、電線の走る景色を撮ってみました。


岡山での仕事は午後三時からですが、せっかく岡山に行くのですから、たとえ僅かな時間でもカメラを相棒に散歩が出来ればと少々早めに岡山入りをしました。
岡山へは久しぶりにやって来ました。
岡山駅の周りはずいぶんと様変わりをしているのには驚きました。

特に今回の目的地である〔奉還町〕に向かう出口の方は今も土木工事が行われていました。
限られた時間を有効に使うために、以前岡山に来たときに面白いと思った〔奉還町〕に絞り込んで歩き回りました。

今日の岡山は初夏の日差しが降り注いでいました。
そんな中を、仕事の関係で着て来たスーツ姿で歩き回ったのですから、大変でした。

CP0512-010 岡山市奉還町 se18a


今日の岡山での最初のカットは、おばあちゃんのズロースです。
窓ガラスに写った下着の写真を撮っていたら、この家のおばあちゃんが帰宅。
家を撮影していたら中から人が出て来たり、今日のように住人が戻ってきたり。
なぜかこのような鉢合わせを、私はよくします。

なぜかこのような鉢合わせはよくあります。
これって、何なんでしょうかね。
こんな経験をするのは私だけでしょうか?


CP0512-006 岡山市奉還町 se18a

上の食堂の写真にもありますように、今日は火曜日、当然ですが明日は水曜日。
私は水曜日は授業がありませんので、今夜は岡山泊まりで、瀬戸内の魚を酒の肴に、旅の気分を楽しみたいところですが、時代がそれを許してくれません。

18時半に仕事が終わり、19時の新幹線に飛び乗りました。
本日の旅の気分は、帰りの車内で食べた駅弁・・・だけとは、ちょっと寂しい岡山での旅でした。

おっと、今日は出張でした。
仕事・仕事。

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みかん猫67

女性主導のクラス

昨夜はぐっすりと眠れました。
それなのに、今朝、起きるときにはなんとなく体が重く感じられました。
疲れているのでしょうか?
土曜、日曜と二日間、のんびりと過ごしたので疲れているとは思わないのですが、休み過ぎでしょうかね。
これまで、一年365日、毎日同じようなリズムで過ごしたいという希望があって、休める日でも大学に出かけたりしてきましたが、今年からは休めるときには休むというように宗旨替えをしたために、体が戸惑っているかのようです。

今日は月曜日ですから〔ゼミナール〕と〔卒業研究・制作〕の授業日でした。
今年、私の研究室で引き受けている三年生は8名で、そのうちの7名が今日の〔ゼミナール〕の授業を履修しています。

〔ゼミナール〕の授業は一時間目〜二時間目で、9時から始まります。
ところが時間までに教室に集まったのは三人。
七人のうち三人ですから出席率は5割にも達しません。
四割二分八厘です。
プロ野球のバッターだったらこの数字で御の字ですが、授業の出席率としては涙が出るような数字です。

今朝、なんとなく体も気分も重かったのは、このことを予見していたからでしょうか。
ゼミナールの学生七人の男女比は、女性が四人で、男性が三人。
どちらかというと女性が主導権を持っている感じです。
男の子・・・頑張れ!

男子学生の出来が悪い訳では決してありません。
ただ、なんとなくいい加減で覇気がありません。
今の時代、男は男らしく、女は女らしくなんて言っていると時代錯誤なんて言われそうですが、気持ちとしては男性が牽引役であって欲しいものです。
追々、その力を付けてやりたいと思っています。
男子学生諸君は、ナイーヴだから、まだまだ私に対して〈人見知り〉をしているのでしょう。

CP0510-016 福岡県糟屋郡新宮町 M8.2 ser18a#
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M8 + SUPER ELMARIT-M 18mm F3.8

CP0510-010 福岡県糟屋郡新宮町 M8.2 ser18a#
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M8 + SUPER ELMARIT-M 18mm F3.8

今日の写真ですが、昨日の散歩のときに撮ったものです。
お人好しで、気弱そうな犬は雄です。
私のゼミの男の子たちも、人柄は申し分なしですが、もう少しガッツが欲しいところですが、あまりガツガツしているのも好きではありませんので、難しいところです。

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みかん猫67

SUPER ELMAR-M 18mm F3.8 ASPH.

福岡県糟屋郡新宮町


今日も昨日同様、日差しのきつい一日でした。
梅雨を飛び越して、いきなり初夏がやってきたようです。
私は夏が大好きですから嬉しいかぎりです。

少し太陽の勢いが落ち着いた四時過ぎから、カメラを持って散歩に出かけました。
私の住んでいるところは福岡市の東の端で、ちょっと歩くと糟屋郡に入ります。
まだまだのどかな景色の残るところを歩いて、気ままにシャッターを押してきました。

気ままな散歩ですから、撮影目的に出かける時のような重装備ではありません。
カメラ一台に、レンズはそのカメラに取り付けられたもの一本。
撮影目的のときには、出かける先で必要になりそうな焦点距離のレンズを吟味するのですが、今日はあくまで散歩ですから、昨日使っていたままのレンズです。

このレンズ一本で見つけた被写体を料理してしまう。
ズームレンズのような大げさなものは持っていないので、そのとき持ち合わせた単焦点レンズで料理できなければそれはそれで仕方が無い。
いや、むしろ無理矢理料理してしまう・・・そんな状況を楽しんでいるのかも知れません。


福岡県糟屋郡新宮町

私の万能焦点距離は35ミリフルサイズの焦点距離で35mmレンズです。
迷ったときの35mmです。
とにかく35mmレンズがどんなものが出てもなんとか料理が出来ると考えています。
デジタルカメラのM8の場合だと1.33倍して、26mmくらいになるのでしょうか。
しかし、そんな焦点距離のレンズはありませんので、24mmか28mmを使うことになります。
24mmだと32mmくらい、28mmだと37mmくらいに換算できるのですが、どっち付かずと言えば、どっち付かずです。
やはり、決めてはその日の気分です。

今日のレンズは、24mmでも28mmでもなく、SUPER ELMAR-M 18mm F3.8 ASPH.です。
18mm×1.33で35ミリフルサイズレンズに換算すると24mmの画角になります。

24mmレンズは私が若い頃に最も使った焦点距離です。
24mmと85mmの二本あれば大概の撮影は出来ると豪語していた時期もあります。
それが、歳とともに使う焦点距離が長い方にスライドしてしまい、今では35mmレンズまで伸びてきました。

もう少しすると50mm標準レンズの境地に達するのでしょうか。
M8の場合だと35mmレンズを取り付けると50mmレンズに近い画角になるはずです。
どちらにしても35mmレンズと当分付き合うことになりそうです。


福岡県糟屋郡新宮町

さて、今日のSUPER ELMAR-M 18mm F3.8 ASPH.で、若い頃の感覚と元気が蘇るかと思ったのですが、撮った写真はなんとも地味でしたかね・・・
おっと、若い頃から地味な写真ばかり撮っていたのだから、これは当然の結果ですかね。

濡れ衣は嫌

福岡市東区


今日は夏のような日差しでした。
歳のことを考えて、土曜日はのんびりとしているのですが、あまり、だらだらするもの良くないかと、夏のような午後の日差しの中スイカとクリームパンを買いに出かけました。
スイカは家族のリクエストで、クリームパンは私が食べたかったのです。

我が家には自家用車はありませんので、てくてくと歩いてでかけるしかありません。
当然、スイカ一玉全部を抱えて歩くのは大変なので、適当にカットされたものを買います。
幸い、我が家にほど近いところにスーパーマーケットがありますので、スイカはそこで買うように家族に指示されていました。

クリームパンは、ちょっと離れたところのパン屋さんまで出かけなければなりませんので、最初にパンを買って、次にスイカと道順を決めて家を出ました。

外に出るのですから、買い物だけで済ますわけはありません。
カメラの入ったバックは常に同伴ですから、ぐるっと遠回りして何か写真に撮るものがあれば、散歩も楽しいはずです。

しかし、結果は惨敗。
この明るすぎる光に眼を細めていた所為で、撮るべきものが見えなくなってしまっていたのでしょうか。
歩いた割には何も撮れませんでした。

パンとスイカを両手にぶら下げて、写真が撮れなかったこともあって、とぼとぼと家に向かって歩いて、ようやくカメラの出番がやってきました。
家の近くにあるグラウンドの生け垣を撮りました。
しかし、これも、手ぶらで戻るのも癪だから何か撮って帰ろう・・・なんて、無理矢理に撮ったという感じは否めません。
出来はともかくとして、今日の一枚(文字通り一枚しか撮れませんでした)ということで見て頂きます。


大阪市生野区桃谷

風呂から上がって、脱衣場においておいたパジャマを着ようとしたら、濡れていました。
まあ、着てれば乾くか・・・と上着に袖を通そうとすると、妙な匂いがします。

なんと、猫が私のパジャマにおしっこを引っ掛けたようです。
こんな悪さをするのは一匹しか居ません。
たぶんこの猫だろうと思う猫は、実に我がままで、とにかく気に入らないことがあると鳴きわめきます。
おそらく、猫のトイレが気に入らなくて、その腹いせに私が風呂場で鼻歌でも歌っている間に、パジャマに悪戯をしたのでしょう。


福岡市中央区

でも、現行犯ではありませんので叱る訳にもいきません。
猫も濡れ衣はいやでしょうから。
もちろん私も濡れたパジャマは着ませんでしたよ。
私も濡れ衣は嫌ですから。


大学は昨日まで連休気分で、連休後の授業はいよいよ今日からです。
もう、大学に勤めて長くなりますが、春はやはりゴールデンウイークが明けないと腰が落ち着きません。
ところが、近年、大学の授業も〔半期制〕と様変わりしまして、あまり腰を落ち着けていられないのです。

以前の大学では授業科目のほとんどは、四月に授業がスタートして一月くらいに授業を終える〔通年制〕でした。
通年制の授業は一年間で26〜30回の授業で組み立てられています。
夏休みの課題なども授業に織り込むことができますので、春先はのんびりとしていてもなんとか一年の終わりには帳尻を合わせることができていました。

ところが、半期制となると、前期は四月から七月前半までで14〜15回程度の授業ですから、スタート前からエンジンを吹かしてスタートダッシュをきかさなにと上手く乗り切れないのですが、どうも、体に染み付いた通年制のリズムから抜け出せなくて、連休が明けるまではなんとなくふらふらした授業になってしまうこともあります。

さて、今日からいよいよ本腰を入れての授業がスタートです。
初っ端はデザイン学科の〔写真学概論〕の授業です。
私は写真映像学科の教員ですが、同じ芸術学部のデザイン学科の授業も担当しております。

選択科目ですが90人少々の学生が受けてくれています。
教室が大教室なので、空席が目立つのですが、最近の写真学科の選択科目の授業ではお目にかかれない人数です。
写真を専門にしている学生たちではありませんので、こちらも授業内容には気を使っています。
四月のスタートからこれまでは写真の歴史、絵画との関係などと、カメラと写真との関係みたいなことを主に話してきました。

連休も明けたことですから、いよいよ今日から写真を作る内容に入っていきます。
今日のテーマは「何を撮るか」です。
結論は、あまり難しく考えないでふと足が止まったものや、こころが動いたものを素直に撮りましょう・・・ということです。

撮ることの意味や、技術的な選択といった小難しいことを初心者があれこれ考えていたのでは、シャッターが押せなくなってしまいます。
写真は、被写体の前に立って、シャッターを押すことが一番なのですから。


福岡市東区

福岡市中央区天神

作例は、私が撮った〔普段〕の写真をスライドで見てもらい、ほんの少し私がこだわったことについて話しました。
私の授業としては珍しく、解説に対して学生たちから笑いも出たりして、連休明けの再スタートとしては気分上々です。

このクラス、なんだか好きになれそう。
学生たちも、「この授業、面白いかも・・・」と思ってくれると良いのですが。


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みかん猫67

寝不足の猫

福岡市東区


我が家には家猫が三匹同居市しています。
最高齢の猫、〔ぐれこ〕(通称:まま)や、その娘の〔ぐれ〕は私が40歳前半の頃から、一番若い〔もも〕ですら、やはり私が40歳後半で、まだ元気いっぱいの頃から一緒に暮らしていますから、もう猫という存在ではなく家族同様で、私の生活のなかで無くてなならない存在になっています。

昨夜は〔もも〕が私の布団の上で寝ていました。
もう、この季節になると、毛皮を身にまとっている猫にとって、布団の中はさすががに暑いのか、布団に潜り込んでくることはありませんが掛け布団の上で寝ます。

猫が掛け布団の上で寝ていると、どうしても布団を譲り合う結果となり、私は背中が布団から出てしまいなかなか大変です。
昨夜は少し冷え込んだのか、背中のあたりがゾクッとして何度か目が覚めました。
目が覚めるたびに布団を動かしたり、トイレに立ったりしましたので、一緒に寝ていた〔もも〕も寝不足なのか、今朝は、早々に朝寝をしていました。

いつもの朝だと、私と一緒に朝食のテーブルに着き、その後も私の身の回りをうろうろしているのですが、今朝は気がつくと〔もも〕の姿が見えません。
〔もも〕は内弁慶な猫で自分から外に出て行くことは無いと思うのですが、気になって探してみると、普段、昼寝の場所にしている押し入れの中で丸くなって寝ていました。


東京都中央区

今日は高校生の写真の審査に出かけました。
そう云えば、最近、応募作品の中に猫の写真をあまり見なくなりました。
〔[[武田花>写真ノート/09〔武田花〕]]〕さんの猫の写真が火付け役になって、一時期、ずいぶんと猫の写真が多かったのですが、今年あたりはあまり猫の写真を見かけなくなりました。
被写体にもブームがあるのようです。

私の猫好きが知れ渡り「審査員が猫好きだから、猫の写真を出せば選ばれる・・・」なんて風評があったかどうかは知りませんが、良い猫の写真に出会うと、選んでしまうのは確かです。
でも、そこには〔良い〕という条件が付きます。
猫が写っていれば何でも良いという訳ではありません。

猫の写真が減ったと感じるのは、良い猫の写真が減ったからなのでしょうか。
今日の審査の後に感じたことは、猫の写真に限らず、「良い写真だな」と思える写真が減ったような気もします。

福岡市中央区

デジタルカメラで撮って、プリンターで出力された写真の応募が圧倒的に多くなったことと、良い写真だと感じさせる写真が減ったことと何かしら相関関係があるような気がするのは私だけでしょうか。

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