2009年9月アーカイブ

雨上がり

雨上がりの道を歩きました。
一応、雨はやんでいますが、いつ雨が落ちて来てもおかしくないくらいの空模様です。
このようにして、一雨ごとに秋が深まっていくと言うのが例年の習わしですが、今年はなかなか秋めいてきません。
しかし、よく見ると昨夜の雨に打たれて色づいた落ち葉が道路に落ちていました。
風の悪戯でしょうか、落ち葉が丸く並べたようになっていました。

CP09.30.002

CP0930.001 福岡市東区ER24a

コーラのペットボトルが生け垣の中に投げ込まれていました。
小さなロケットが生け垣の中に墜落したかのように見えましたのでレンズを向けました。
なんて言うと多少はロマンチックな話になるのですが、それにしても昨今の我が国は汚くなりました。
ゴミが出るような生活になってしまったのも一員ですが、そのゴミを平気で道ばたに捨てる精神が、大袈裟に言えば日本人の精神構造の崩壊を象徴しているように思えます。
ちょっと、大袈裟過ぎですね。

ポイ捨てではないのですが、古いバスケットシューズが道ばたに揃えて置かれていました。
置き忘れて行くような代物ではありません。
底が抜けているので、捨てられたものなのでしょうが、物を大切にするお年寄りが、「まだ、履ける」と、きちんと並べて置いたのように思えました。

CP0930.007 福岡市東区 er24a|靴
福岡市東区 | LEICA M8.2 + ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.


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みかん猫67

CG0929.001 大阪市北区 R5924#


昨日の〔亀カメラ〕では、作家の常盤新平さんのサインの話をしました。
僭越にもその筆跡やインクの色などから勝手なことを言わせて頂きました。
文字から書いた人の人柄が判るかどうかは、専門家でもありませんから確たることは言えませんが、文字に人柄が表れるような気がしています。

常磐新平さんのサインは縦書きでしたが、中心線のブレない文字が垂直に並んでいて、几帳面な性格が伺えます。

昨今ではワープロで書かれたものが多くなり、なかなか直筆に触れることが難しくなりました。
私自身も「便利だから・・・」と言うことでワープロで文章を書くことが多くなり、ペンを走らせるのはサインくらいのものです。
しかも、横書き。
縦書きで書くと、常盤新平さんと違って中心がグニャグニャに歪んでしまってとてもダメです。

使う筆記用具は万年筆派です。
インクは青。
黒インクはなんだか威張っているような・・・自己主張が強そうな・・・そんな印象で好みません。

ボールペンは好きではありませんが一本だけ使っています。
ペリカンのボールペンで、これは写真家の大辻清司さんから頂いたものです。
やはり大辻清司さんから頂いた著書『写真ノート』(美術出版 1989.5.21)には、大辻さんらしい几帳面な字でサインが記されています。

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みかん猫67

常磐新平さんの本

少し前に、大学を訪ねて来てくれた卒業生SくんとTさんから本を頂いた。
私の好きな作家、常磐新平さんの著書、『私の好きな時代小説』2008年12月20日(晶文社)でした。
私が常盤新平さんの書いたものが好きなことと、時代小説の愛読者であることから、この本をプレゼントしてくれたものと思われますが、既にこの本は読んでいたので、頂いたまま研究室の書棚に入れてありました。

本箱の前に立って中の本を眺めていたときに、この常盤新平さんの本と目が合いました。
「本と目が合う」なんて妙な言い方ですが、皆さんも、そのような感覚になることってありませんか?
私は古本屋さんの棚を物色しているときなどにも、よくこの「目が合う」と云う感覚に襲われます。
新刊本を扱う本屋さんよりも、なぜか古本屋さんでの方が圧倒的に多いと感じています。

目が合った本を、本棚から抜き出して、パラパラッと目を通してみると、何かの縁なのですかね、ほとんどの場合、連れて帰る羽目になります。

さて、話を本日の常盤新平さんの本に話を戻します。
本箱から取り出して開いてみると、なんとそこには常盤新平さんのサインが入っていました。
世に言われる「サイン本」と云うやつです。
青いインクの万年筆。
個性的だが丁寧な文字がそこにはありました。

インクの色といい、筆跡といい私好みでした。
私が常盤新平さんの書いたものが好きな理由は、書かれて文字からの推測でしかありませんが、やはり人柄が好きなのかも知れません。
人柄の好ましい人の作品は、やはり好きになってしまうようです。

10年くらい前に出版された常磐さんの本ですが『天命を待ちながら』(大村書店 1999年9月30日)は私の愛読書の一冊です。

CF1104-040 東京都墨田区押上 et28a#

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みかん猫67

心地よい日

このところ、なかなか休みが取れません。
今日も日曜日なのに仕事で勤め先の大学へ。
授業ではないのですが、何やかやとありまして・・・

休みの日に仕事。気分的には憂鬱なはずなのに、大学までの道のりのなかで撮影した写真を見ているとなんだか愉快になってきました。

まず最初は塀の上になにやら発見。
「寿司?」
近づいてみると、やはり寿司。
どうしたのでしょうね、ブロック塀の上ににぎり寿司のパックが乗せてあります。
なんと、私の大好物、〔あなご〕のにぎり寿司らしい。
買い物かごから落ちたものを、誰かが拾って塀の上に置いたのでしょうか?
それにしても、二つほど無くなっているのが不思議。
食べたけれど不味かったので、ポイしていったのでしょうか。

CP0927.004 福岡市東区 et24/3.8a


二枚目は西鉄電車(宮地嶽線)の線路が走る土手の補強工事でしょうか、先日までは雑草が生い茂っていた土手がきれいになっていました。
気持ちの良い青空に少しの雲。土手の養生も真新しくなんだか気持ちがスカ〜ッとしました。

CP0927.005 福岡市東区 er24/3.8a


止めの三枚目は、やはり猫でしょう。
土手下の草むらから白猫が私を見上げていました。
「おう、白・・・元気か?」などと勝手な会話。
白い猫の名前はすべて〔しろ〕、黒い猫の名前はすべて〔くろ〕、雉猫は〔トラ〕と決まっています。

CP0927.011 福岡市東区 er24/3.8a


こんなご気楽な写真が撮れる生活・・・仕事が忙しくて休みが無いなんて贅沢なことは言ってられませんな。


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みかん猫67

6時を過ぎた

CG0102 (00113)福岡市東区SN28a立花山と犬


毎朝、目覚めるのが早くて、起き出すまでの時間は布団のなかで本を読んだり、ラジオ番組やCDで音楽を聞いたりして過ごしています。
早朝のラジオ放送、その天気予報のなかで、全国の日の出の時刻を教えてくれます。
それを聞いていると、このところ、どんどんと日の出の時刻が遅くなっていくのに気づかされます。

今朝の放送によると、福岡の日の出の時間がとうとう6時を過ぎるようになってしまいました。
もちろん、この放送がある時刻は、まだ日の出前ですから枕元の窓の外は夜の帳がおりています。
朝早く目覚める私としては日の出の時間が早い方がありがたいのですが、自然現象には抗えません。

早春から初夏にかけては、逆にどんどん日の出の時刻は早くなり、枕元の窓から射し込む気持ちの良い朝日で目覚めるよになります。
朝日とともに目が覚めるのは、実に心地よいものです。
こんな日がながく続けば良いと願っていても季節は間違いなく移っていきます。

日の出が遅くなり夏も終わったと云うことでしょうが、このところ日中は汗ばむくらいの陽気です。
これで、お天道さんが、ちょっとは気を利かせて早く顔をだしてくれると万々歳なのですが、寒くなると「もう一分、寝かせておいて・・・」と、朝寝坊したくなるのは人間もお天道さんも同じとみえます。

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みかん猫67

新しい授業

FB0723 (02)F東区NF3528


大学の授業の組たても、時代に即して変化をしていきます。
今年の二年生が入学した年に、カリキュラムを変えましたので、現在の二年生、一年生は入学時から、それまでの学生たちとは違ったカリキュラムで勉強していることになります。

カリキュラムが変わると、当然個々の授業の内容も程度の差こそありますが変わります。
また、新たに生まれた学科目もあります。
そんなこんなで、新しいカリキュラムの初年度の授業は教師にとっても負担が大きくなります。
今年の場合は二年生の授業が新カリキュラム初年度の授業で、本日、私の担当した授業もそういった授業でした。
新しい授業ですので、それまでの方法論は適用できません。
授業の組み立てから、本日の授業の準備まで一所懸命、時間をかけて準備することになります。

でも、寝ている学生が居たりすると、とたんに力が抜けてしまいます。
いろんな授業のなかには、どうしても興味がもてない授業もあるだろと云うことはわかるのですが・・・

大学は〔皆入学〕と言われるようになって、学ぶ気力も、専攻に対する興味も希薄な学生が増えたように思えます。
以前の学生たちは、大学で学ぶことに興味を持って入学してきていましたが、今の学生に対しては興味を持たせることから始めなければならないのが現状です。

時間と手間が一層かかるようになっているのですから、学生が居眠りをしていたからといって、腰砕けになってはいられません。
分かりやすく、過度の負担を強いらないで、楽しく・・・そんな、授業が、いまの大学の授業。

これは、少々寂しい現実です。

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みかん猫67

暑〜

夏物の衣類を仕舞い込んだと思ったら、また半袖が必要なくらいの暑さが戻ってきました。
秋の装いをしていようものなら、今日のような日には汗だくになってしまい、疲れがどっと出ます。
このように暑い寒いを繰り返しながら季節は移り変わっていくのでしょう。


CP0902.046 韓国 et21a#

先月末から今月初めにかけて韓国で写真を撮ってきましたが、九月始め、韓国のスーパーの店先にはこんなに立派なスイカが並べられていました。
食事の後のデザートにスイカがでてきたこともありましたので、韓国ではまだスイカが旬の果物だったようです。

一方、我が国ではこの時期にはスイカは季節外れの果物となってしまったようで、畑の打ち捨てられたスイカをよく見かけました。
それほど大きく気候が変わるわけでもないのに、これはどうしてでしょうか?
韓国の人たちはスイカが好物で、少しでもながくスイカを食べていたいということなのでしょうか?

CB0822.033 福岡市東区 uch35_2[スイカ]#


私は、若い頃にはスイカが苦手でした。
スイカの種を口の中でを噛んでしまったときの、あの感覚が嫌だったのです。
スイカのみずみずしくてサクッとした歯触りを楽しんでいるときに、種を噛んでしまうと、口の中に嫌な感覚が走るのが嫌いでした。
「砂を噛む」って感じです。

スイカの種は吐き出せば・・・と言われるかもしれませんが、種を吐き出すのも嫌なのです。
一旦口に入れたものをペッと吐き出すのが嫌なのです。
スイカと同じような理由であまり食べなかった果物がもう一つ。
それは〔ぶどう〕です。
ぶどうの種を噛んだときの感覚はスイカ以上に嫌なものです。
がリッと云う嫌な音が頭の中に響き渡る(少々大袈裟かも知れませんが)ようです。

最近では口の中の感覚が鈍ってしまったのか、頭の中がグズグズになってしまったのか、スイカは種ごと飲み込むことで食べるようになりました。
しかし、ぶどうは種を吐き出さないと食べられないので、今でもあまり食べません。
一目のない所ではつまみ食いはしますけど。

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みかん猫67


こおろぎ

シルバーウイークとか云う妙な連休で、大学も授業がありません。
情業はなくても何やかやと引っ張り出されることも多く、今日も出勤です。
それほど急いで大学にやってくる必要もなかったのですが、年寄りの早起きで、朝はどうしても早く目が覚めます。
目が覚めて朝飯を食ってしまうと、家に居ても何もすることがないので、とっとと大学にやってきました。
ほんと、男という生き物は、家事ができる訳でもなく、家の中ではただごろごろしているだけの陸でなしです。

休みの日の静かな大学校舎のなかでコーロギが鳴いていました。
コンクリートの密閉された空間のなかで、コオロギの鳴き声は一層大きく、透明感をもって聞こえます。
このところ、夜、帰るときにもコーロギの声を聞いていました。
こんな、コンクリートの箱の中に居たのでは、餌にも水にも苦労するだろうから、外に出してやろうと何度か探してみたのですが姿を発見することができないままでした。

今朝も、コーロギの声を聞くことができて、「おっ、まだ元気にしているのだ・・・」と嬉しい気分になれました。


福岡市東区5

コオロギの写真が無いので、校舎の外で日向ボッコをしていたトカゲの写真を載せておきます。

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みかん猫67

考える前に動きだす

私は猫好きな人間として知られているようですが、子供の頃から、大学進学で大阪の実家を離れるまでは犬との付き合いの方が深かったと思います。
それがひょうんなきっかけで猫が我が家に住み着き、以来、猫好きととして定着してしまいました。
まあ、犬でも猫でも情が通ってしまえば、どちらでも構わないのです。
我が家の最長老の猫とは20年近く一緒に過ごしているので、まさに家族そのものです。

韓国の人たちは小型犬が好きなようです。
韓国の町中ではあまり猫は見かけませんが、犬を連れている人とはよく出会います。
それも殆どが小型犬。

人を撮るときには迷ってはいけません。
「撮りたい」と思ったときにはそく一声かけることです。
私は韓国語は全く出来ませんが、適当な言葉と動作と表情で「写真を撮らせて欲しい」と云う意思を伝えます。
「怒られないか」「断られないか」などと考える前に、カメラを見せて「写真」と一言言って撮影の動作に入ります。
相手にも考える余裕を与えない。

今日の写真は蔚山の町を歩いているときに出会ったものです。
有無を言わせずに何枚か撮影させてもらいました。
最初はこの女性も恥ずかしがっていましたが、すぐに観念したのかカメラ目線で写ってくれました。

さて、この二枚の写真、撮影前に私がイメージしていたのは後の方のカメラ目線のものでしたが、出来上がった写真をみてみると、女性が恥ずかしがっている写真の方が良いかも・・・と思うようになりました。
二匹の犬がしっかりとカメラ目線なので女性が目線を外していても助かっているのかも知れません。


韓国蔚山市

韓国蔚山市

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みかん猫67

自然

世の中は「シルバーウイーク」とかなんとかで大騒ぎです。
「シルバーウイーク」って 老人週間? と思ったら、そうでもないらしい。
ゴールデンウイークに対してシルバーウイークなのだろうけど、なんとも安直。
ま、世の中不景気で〔安〕は良いことだろうから「安直」なのも良しとしなければいけないのでしょうかね。

老人の方のシルバーは世間一般的に65歳から。
シルバー割引が利用できるまでにはまだ3年ほどありますが、本当に必要な割引サービスってあるのかね。
所詮は経済活動・・・つまり儲け主義のサービスばかりのような気もするのですが。

高速道路が1000円で、車家族は西へ東へ、南へ北へ。
車の無い我が家は近場をうろちょろ。
今日は、ちょっと寄り道して職場まで。
シルバーウイークで浮かれている世間を横目に、「貧乏暇なし」なんて言いながら、休日もてくてく歩いて職場へ。


CP0921.018 福岡市東区 HC80#

CP0921.011 福岡市東区 HC80#

海風に吹かれたくて和白海岸を遠って大学まで。
風が気持ち良く吹いていましたが、埋め立ての影響か、なんだか嫌な臭いが鼻につきます。
自然を自然のままに。
自然な生活スタイル。
そんな自然なことができ難い世の中になりました。

中人?

CP0919.015 福岡市博多区 hc80#

CP0919.018 福岡市博多区 se24a#


ずいぶんと長い間〔銭湯〕に出かけていません。
子供の頃は近所の餓鬼どもと遊びほうけたあとには、誘い合わせて近所の「二見湯」にでかけたものです。
「二見湯」ですから、銭湯の壁には伊勢の二見ヶ浦の夫婦岩が描かれていたと記憶しています。

昨日、福岡の住吉にある銭湯の入り口付近に置かれた古い鍵付きの傘立てを撮影した写真を見ていただきましたが、その折にもう少し全体を入れて撮っておきました。
傘立ての後ろに『ご案内』と書かれたボードが置かれ、回転3時、閉店12時迄(以前はもっと遅くまでやっていたのか、新しく白い紙を貼って12時と書かれていました)、料金大人440円、中人180円、小人70円と書かれていました。

「中人」?
中人って中学生くらいの年齢の子を指すのでしょうか?
高校生までは中人なのでしょうか?
私が銭湯に通っていたのは「小人」の時代で、「中人」については記憶の底を覗き込んでみても見当たりませんでした。

本日は学生たちと福岡町歩きを楽しみました。
前回の町歩きの終了地点、〔蔵本〕を出発点に、美野島あたりまでが本日の行動予定エリアです。
学生たちと蟻の行列のように歩いていても面白くないので、適当と思われる箇所では時間を決めて自由行動といったことを繰り返して無事、美野島到着。

今日のカメラは昨日の〔亀カメラ〕での取り上げました、「金棒カメラ」、ハッセルのデジタルカメラです。
そうか、私は写真に対して鬼になりきれていない男ですから、〔金棒〕ではなかったですね。
〔金棒〕で無いなら・・・〔漬物石カメラ〕かな。

〔漬物石〕の他に、私の〔右腕〕、LEICA M8.2も同伴です。
M型ライカに関しては何十年も使い続けてきていますので、一心同体・・と言いたいところなのですが、M型ライカもデジタルに換わり、少々扱い辛くなりましたが、他のどのデジタルカメラよりは扱いやすいと思っています。

博多の〔住吉神社〕の近くの路地を入ったところにある銭湯の入り口に置かれた、鍵付きの古い傘立て。
鍵もほとんど無くなり、すでに使われていないと思うのですが、置かれたまま。
唯一残った鍵には「4」の数字。

それを路地の奥の暗がりで撮影していたら、表通りから数人の人たちが路地の奥の私を見ているのに気づきました。
何か小言でも言われるのではと思いながら明るい表通りに出て行くと、そこにはやはりカメラを持った人たちが。

そのなかに、顔見知りの高校の先生、Kさんが居ました。
それに、町歩き写真のオーソリティー、大西みつぐさんの顔も見えます。
本日は〔アサヒカメラ〕がK先生を取材に東京から来ているそうで、一緒に福岡の町を撮影しているとのことでした。
偶然に出会ったのですが、福岡も撮影のできる町が少なくなって、みんな同じようなところに集まってしまうのでしょうか。

さて、〔漬物石カメラ〕ですが、その本領を発揮して、本日の撮影散歩の後半にはほとん動くことも無く鞄のなかでひたすらじっとしていました。
やはり、頼りになるのは〔右腕カメラ〕です。

本日の写真は、プラスチックの丸い札を撮った写真が二枚見つかりましたので、それを見て頂くことにしました。
こんな小さな何気ないもの一つにも、私たちのような世代には懐かしい思い出が絡まっているものなのです。


CP0919.017 福岡市博多区 hc80#

CP0919.065 福岡市博多区 hc80#

金棒カメラ

CP0818.002 福岡市東区 hc80


久しぶりに我が家の猫をモデルに写真を撮りました。
暇を持て余して戯れに猫の写真を撮ったのではありません。
テスト撮影です。
なかなか個人では買うことができないような高価なハッセルブラッドのデジタルカメラを試しに使うチャンスがあり、その初っ端に我が家の白猫を撮りました。
本格的な試し撮りは明日の町歩きでするのですが、そのために多少はカメラの操作を把握しておこうと予行演習みたいなものです。

部屋でカメラを扱っている部屋の隅に置かれた椅子の上では、猫がじっとカメラバカの姿を見ていました。
カメラを持って猫に近づくと、猫は遊んでもらえると、腹を見せて、座布団の上でごろごろ体を動かし始めました。

最初は少し猫の期待に応えて遊んでやってから、カメラを猫に向けました。
猫はもう少し遊んで欲しいといった目をしています。
白猫の毛並みがどのように写るのか興味津々で撮ってみました。
白猫は露出の掛け方次第では簡単に白とびをしてしまう厄介ものなのですが、さすが高画質デジタルカメラだけあって、そのへんはなかなかしっかりと写っていました。

それにしても図体がデカくて、重い。
私の写真は散歩の途中で買った手土産みたいなものですから、散歩の気分が萎えるようなカメラであってはいけません。
てくてく歩いて、目にしたもの、気になったものを撮るので、カメラは散歩の杖のようなカメラが理想です。

それからいくと、ハッセルのデジタルカメラは〔杖〕と言うより〔金棒〕みたいなもので、土門拳さんのように「写真の鬼」になれない私には少々荷が重過ぎるカメラです。


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JC0209.052 広島市南区出島 b35zm#

頑張って運転

韓国釜山 金城洞


昨日の〔亀カメラ〕では、大学の授業の採点・評価において、「それぞれの事情」みたいなものを考えてしまうと云う話をしました。
何事も思い通りにはいかないものだし、いろいろな突発事故のようなものに見舞われたりするものです。
その続きといった訳ではないのでしが、本日乗ったバスの運転手さんの話が妙に愉快だったので、昨日の〔亀カメラ〕内容をちょっと思い出した次第です。

最近では日没が早くなり、大学から自宅に戻る時間くらいには写真が撮り難い明るさになってしまっています。
写真を撮るという行為は、私に撮って歩く原動力みたいなものですから、日没後の帰宅においては歩くよりもバスを利用してしまいます。

大学近くの「唐原」・・・「とうのはる」と読みます。余談ですが、このあたりでは「原」を「はら」読まないで「はる」と読ませることがあります。
その、唐原のバス停に、私が乗るバスは平均10分程度遅れてきます。
ひどいときには20分ほど遅れることもありますが、今日の帰りに乗ったバスが、まさに、そのひどい遅れ様でした。

この季節ならまだ我慢もできるのですが、冬場の寒風の吹く中や氷雨のなかで20分も待たされるとたまったものではありません。

待つこと20分近く。
ようやくやってきたバスに乗り込んだ私の顔が怒りに満ちていたのか、運転手さんは車内マイクで「頑張って運転に勤めてきましたが、遅れてしまいました。」と謝っていました。
それを聴いた私は、「事情」がいろいろとあるんだろう・・・思った次第です。

本日の私は、いろいろと事情がありまして写真を一枚も撮りませんでした。
(これは単なる言い訳ですが・・・)

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JC0209.052 広島市南区出島 b35zm#

採点

後期の授業が始まりました。
当然のことですが、その前に前期の授業の採点をしなければなりませんでした。
八月中旬以降は広島に出かけたり、教員免許更新のための授業を担当したり、韓国での講演があったりでその準備などで慌ただしい時期でもありましたが、韓国に旅立つ前になんとか採点を終えました。
間違いがあってはなりませんから、時間が無いからといっていい加減なことはできません。
真剣です。

学生に対して採点方法とか採点基準といったものは予め公表していますので、その方法に則って粛々と(政治家がよく使う表現です)作業を押し進めればよいのですが、そこはそれ、なかなか杓子定規には割り切れないものなのです。

情状酌量というやつでしょうか。
スパッと数字だけでは割り切れないものがそれぞれにあるものです。
学生たちにも、それぞれの事情があるでしょうから。
そんなものに振り回されていては中立・公正な採点はできない・・・とも考えられますが、なかんかそれが難しい。

思い返せば、若いときには割り切って採点評価をしていたような気がします。
このように諸々のことを考えながら採点評価するのは、歳寄り先生の特徴なのでしょうか。
歳を重ねることで、いろんなことが分かるようになり、「世の中杓子定規にはいかないもの」ということを知ったからでしょうね。
「歳より先生は優しい」と云うことは私が学生時代からの定説です。

しかし、なかには「頑固ジジイ」の石頭も少なからず居るようです。
どうやら、私は採点に関しては〔頑固ジジイ〕ではなくて、年相応に老けているようです。
少々惚けもあるのかも知れませんが・・・

福岡市東区9

今日の写真は、今朝、大学へ向かって歩いていたときに見つけた〔笑顔〕です。
私の採点結果を見た学生たちが笑顔になってくれればと願っていますが、中には思いがめず単位が取れて「ラッキー」と軽く流してしまう学生の居るでしょうな。


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JC0209.052 広島市南区出島 b35zm#

昨夜は一晩中〔蚊〕に悩まされて、今日は少々睡眠不足気味です。
眠っているときに、耳元で聞こえる蚊の羽音は嫌なものです。
その上、足首の辺りを左右対称に指して血を吸ってくれています。
昨日のすっきりとした目覚めとは打って変わって、頭の中がどんよりです。

今朝の空模様の私の頭の中同様、どんより。
でも、雲が作り出す諧調が奇麗と感じたので何枚か写真を撮りました。

昨日の〔亀カメラ〕に載せた釜山市地下鉄での写真は「ウオーカー・エバンスもどき」※1。
今日の空の写真は「アルフレッド・スティーグリッツの模倣」※2。
なんて言われないように、今日の写真には東洋的で控えめな仕込みをしておきました。
小さく・・・気づく人にしか気づかれないといった調子で、〔蜘蛛〕と〔鳥〕を写し込んでおきました。
蜘蛛と鳥・・・
今朝の私は雲撮り・・・
な〜んてくだらないことを言い出すのも、みんな睡眠不測の所為ですよ。

後期の授業を始まり、今日は一年生の実習です。
これまでは〔写真基礎実習〕と言っていた科目が、いまでは〔映像基礎実習〕となってしまいました。
写真も映像のなかの一つですから良いのかも知れませんが、時代の流れなのですかね。
一人でも多く写真に興味を持ってもらうためにも、寝ぼけ眼を見開いて、真剣に教えなければいけません。

※1 Worker EVANSの作品にニューヨークの地下鉄で撮ったシリーズがあります。
※2 Alfred STIEGLITZの作品のなかに〔Equivajent〕と云う雲を撮ったシリーズがあります。

CP0915.002 福岡市東区 bn35#

CP0915.007 福岡市東区 bn35#

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JC0209.052 広島市南区出島 b35zm#

妙な時間に・・・

CP0905.034 韓国釜山 et21a#


昨夜は真夜中に目がパッチリと目が覚めてしまいました。
時間的にはそれほど眠ってはいないのに、妙にすっきりとした目覚めで、すぐに布団から抜け出しても大丈夫なくらいでした。

何の自慢にもならないのですが、寝付きは良い方です。
おそらく眠りについたかと思うと同時に急激に深い眠りへと落ち込んでいくようです。
ナポレオンは睡眠時間が短かったと聞いていますが、彼も眠ったかと思うと直ぐに深い眠りに入れたのではないでしょうか。
私と同じにされたのではナポレオンも迷惑かもしれませんが。

一説には、ナポレオンは暗殺を恐れるあまり、おちおちと眠って居れなかったとも聞きます。
まあ、私などは暗殺されるような器でもなし、大鼾をかいて、よだれで枕を濡らしながら眠りを貪っていても良いのはずなのですが、睡眠時間は4〜5時間程度です。

普段の朝は4時半くらいに目覚めて、布団の中でごそごそとしながら一時間ほど過ごしてから布団から抜け出します。
それが今朝は真夜中に目覚め、まだ2時間も眠っていません。

これだと、授業中、学生のベタ焼をルーペで見ながら居眠りをしてしまうかも知れません。
ベタ焼の濁点をとって〔ヘタ焼(下手焼)〕なんてくだらないことでも言いながら頑張るしかありません。


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JC0209.052 広島市南区出島 b35zm#

猫の爪

JJ C5 21 018 福岡市東区 K5 DA21 3.2.#
福岡市東区 / PENTAX K5 + DA 21mm F3.2

食事はテーブルで摂ります。
当然、椅子に座りますが、椅子の上でも胡座をかいて座ります。
行儀がわるいのは分かっているのですが、こうして焼酎のお湯割りなどを呑むと実に極楽です。
膝の上に猫がいたりすると一日の疲れもどこかに飛んでいきます。

今日の夕食のときに、猫が膝の上に跳び乗って来ようとして、失敗し私の八分丈(私には十分丈です|昨日の亀カメラ参考)の部屋着に爪をたてて、落ちまいとして必死にすがりついてきました。

猫の鋭い爪が私の太もも食い込みました。
どうやら、爪が伸びているようです。
手加減と云うものをを知らないのか、爪が伸びた状態にしておくと、痒いところを掻くとときなど、毛が抜けて地肌が見えるくらいに掻きます。

夕食後に猫の爪を切ってたることにしました。
猫にとっては有り難迷惑のようで、抵抗をしてきます。
逃げようとする猫を取っ捕まえて爪を切るのはなかなか難しい作業で、ちょっと切り過ぎて血が滲みました。

痛い目に遭わされても、夜には私の布団に潜り込んできました。
太ももに引っ掻き傷の男と、指から血を流している猫と、仲良く一つ布団です。
おかげで、私のシーツには猫の血があちらこちらに。

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みかん猫67

八分

韓国釜山
韓国 釜山市内


部屋着を買いました。
自宅でのんびりとしたいときに着るものですから、少し大きめでゆとりのあるサイズです。
部屋着としては、ズボン丈の長いのは嫌ですから、〔八分丈〕のものを選んで買いました。

その〔八分丈〕が、私には長くもなく、短くもなく・・・
私の足の長さは、人様の八分しかないようです。

足の長さに合わせて腹も〔腹八分〕にしておけばメタボの心配もしなくて済むのですが、こちらの方は腹十分どころか、腹十二分に押し込まないと気が済まないで、どうもいけません。

秋に向かう時期に〔桜〕なんて季節外れも甚だしいのですが、今朝、桜の木が気になりました。
秋は葉が落ちる季節で、桜の葉も同様です。

昨夜のうちに降った雨に打たれ、桜の木の下には、枯れ葉が散らばっていました。
日がのぼり外気温が上昇することで、地面からかすかな水蒸気が立ちのぼっているのか、桜の匂いがします。
桜の匂いなんて、風流な話のようですが、実際に私の脳裏に浮かんだのは〔桜餅〕です。
桜餅のあの葉の匂いが食欲を刺激してきます。
いい歳をしてまだ、食い気の方に走るなんて、少々みっともないかも知れませんが〔餅〕は大好物です。
桜餅、ぼたもち、おはぎ、草餅、安倍川餅に磯辺焼き。
餅なら何でも。
団子も良いですね。
饅頭も・・・
甘いものと酒、どちらかを止めなければならなくなったとしたら、躊躇無く酒を止めると答えるでしょう。

桜の季節に東京に出かけたときには、隅田川沿いのお店の桜餅を食べることを楽しみにしているのですが、花見のシーズンは行列ができていて、桜餅ひとつ食べるのにも大変な思いをしなければなりません。
ほんと、東京の人は行列が好きですね。
最近は、ちょっとマスコミに採り上げられると、翌日から行列です。
ご苦労様です。

私はへそ曲がりな関西人ですから、行列に並ぶなんてことはあまりしません。
行列はできていないけれど、自分なりに美味しいお店を探す・・・これは楽しいですよ。
食べ物は自分の舌を信じて探し、写真に撮る被写体は自分の目を信じて決める。
両方に共通していることは、足を使って探すこと。
茶の間に座ったままテレビや雑誌から提供される情報を鵜呑みにするなんてことはいけません。

再び話を桜の木に戻しますが、目を上げて、枝を見てみると、そこに残る葉はずいぶんと少なくなっていました。
季節が変わろうとしています。
秋のお彼岸のころは、やはり〔おはぎ〕ですね。

今日の写真は三月に出かけた韓国で見た桜です。
一枚目は釜山で、二枚目は海雲台で、三枚目は大邱で撮りました。
韓国にも〔桜餅〕はあるのでしょうか?
私の想像では、桜餅のあの匂いは韓国の人には歓迎されないような気がします。


CF0330.008 韓国釜山海雲台 et21#

CF0330.005 韓国釜山 et21#

CF0329.009 韓国大邱 sx35a#

9月9日、LEICA M9がWEB上で発表された。
世界同時公開らしく、日本時間では午後10時。
買う、買わない、買える、買えないは別にしても、やはりライカの新型カメラは気になります。
夜はいっぱい機嫌でふらふらして、起きているのかなて居るのか分からないのが普段ですが、9日の夜は、眠い目を無理やり開いて10時を待っていました。
10時になって、ライカ社のホームページにアクセスしたが繋がらない。
このような状態になるだろうと想像はしていたので、根気よく20分くらい頑張ってみたが全くダメ。

短気な私は20分で諦めました。
今朝、起き抜けにライカ社のホームページにアクセスしてみたら、ストレス無く繋がりました。
ホームページを見た感想は・・・
「良さそう。私が使えるデジタルカメラだ。」
※買えるかどうかは別にして。
「もしも買えたとしたら、おそらく私が買う最後の本格デジタルカメラになるだろう」
コンパクトで手に馴染んだ操作性。やはりM型ライカ以外には考えられません。

しかし、良い感想ばかりではありません。
「M8.2は何だったの? ただの食いつなぎ商品?」
M8が出たときから、当然、ライカ判と言われている〔フルサイズ〕の撮像素子を搭載したデジタルカメラの期待は大きかった。
それらの声に対して、ライカ社はフルサイズ撮像素子に否定的な発言をしていたように記憶しています。

その後、M8はM8.2にモデルチェンジしたけれど、本当ならこの段階でフルサイズ撮像素子の導入を果たすべきだったと思っています。
M8.2が発売されたときも、フルサイズ撮像素子について、当面はその予定は無いといった印象の発言があったと思います。

その舌の根が乾かないうちに・・・

ライカ社がフルサイズ撮像素子について否定的な発言をしていても、私たちの腹の中ではいつかフルサイズを出さないはずはないと思ってはいたのですが、あまりにも早過ぎです。
このテンポの早さはデジタルカメラの宿命なのかも知れませんが、M8からM8.2とお付き合いしてきた私としては、やはり「M8.2は何だったの?」という気持ちが正直な印象です。

ここらで、きれいさっぱりライカとお分かれして、歳相応にコンパクトデジタルカメラで写真の余生を楽しむ時期なのかも知れません。
コンパクトデジタルカメラじゃ、少々寂しいので〔高級コンパクトデジタルカメラ〕くらいにしておきましょうか。


CF0904.047 et24a#

CF0904.010 et24a#

CP0901.087 韓国蔚山 et21a#

LEICA M9

いよいよ発表になりました。
LEICA M9。
フルサイズの撮像素子を搭載したデジタルカメラ。
正しくライカ判のデジタルカメラの登場です。

ライカM8が発売になったときに、「ようやく私が使えるデジタルカメラが出た」と思ったものですが、今回のLEICA M9の発表で、私が思ったことは「M9は私が買う最後のライカになるだろう」と云うことです。

正確には「私が買うかもしれない最後のライカ」「最後のライカになるかも知れない」と云うべきでしょうか。
安い買い物ではありませんので、軽々に「買う」とは言えないのが残念ですが。
それと、M8で何の不便もありませんので、買い替えなければならない理由もありません。

買い替えるかも知れない理由は二つあります。
先ず第一には、フルサイズ撮像素子の搭載で、これまでフィルムカメラで培ってきた、レンズの焦点距離の感覚が、そのままデジタルカメラでも活用できるということです。

第二には撮像素子の大小はボディサイズに反映されるべきなのに、M8とM9は撮像素子に大小があるのにカメラ本体のサイズが変わらないのは間尺に合わない。
本体サイズが同じなら、撮像素子の大きな方を選びたい。

そう云う意味でいくと、いま話題のマイクロフォーザーズのカメラはもっともっと小さくなければならないと考えています。
少なくともAPS-Cサイズの撮像素子を使っているカメラより小さくならないといけないと考えている。
ボディが小さすぎるとカメラぶれの原因になります・・・なんて言わせませんよ。
「手ぶれ防止機構」があるではありませんか。
それにしても〔Panasonic LUMIX GF1〕気になります。

今日の写真は引き続き韓国の山里、金城洞で撮ったものです。
昨日は釜の底にこびり付いたような写真でしたが、今日は重箱の角に残っていたような写真です。
こんな写真を撮っているのですから、M8で十分過ぎますよね。
M9なんかより、〔Panasonic LUMIX GF1〕の方が似合っているような気がしてきました。

2009年9月9日にM9とは、ライカ社も乙なことをやってくれます。
「苦しまぎれ」「苦肉の策」の「M苦(9)」でなければ良いのですが・・・


CP0905.078 韓国釜山 sx35a

CP0905.083 韓国釜山 sx35a

CP0905.080 韓国釜山 sx35a

それほどでも・・

釜山の郊外にある金城洞について二日にわたって〔亀カメラ〕に書きました。
ガイドブックを見て興味を持った金城洞が期待していたほどではなくて、写真もそれほど撮れなかったのですが、二日分の〔亀カメラ〕に掲載した6枚の写真を見てみると「それほど悪くないな・・・」と思っています。

確かに想像と現実のギャップは大きかったのですが、6枚の写真からはなんとなく山里の雰囲気は伝わっているように思えます。
当然のことですが、釜山の町中で撮った写真とは違う空気が写っています。

そこで、多少色気を出して、もう少し田舎度を高めてみようと、金城洞で撮った写真を探してみたのだけれど、何せ気合いの入らないまま、うろうろしただけの村ですから、撮った写真の絶対量が少ない。
その上これと言った写真が無い。
多少なりとも話せる写真はすでに使ってしまっていますので、釜の底をへさぎ取るようにして、今日の三枚を作りました。

こんなことなら・・・
と、今さら悔やんでみても後の祭り。
写真はシャッターを押して何ぼのもんだということを痛感しました。
カメラは「打ち出の小槌」ではないですね。
手品師のように仕込みをしておかないとシルクタットから鳩が出る訳が無いように、写真も仕込み(撮影)をしないと何も出てきません。


CP0905.074 韓国釜山 sx35a

CP0905.085 韓国釜山 et21a

CP0905.082 韓国釜山 sx35a

さて、「ひなびた山里、金城洞」ですが、期待はずれの町でした。
〔地球の歩き方〕によると〔金城洞〕はヤギ肉で有名とありましたが、いずれにしても山間の田舎の村といったことを想像していたのですが、村にある家の多くが食堂といった感じで他には何もありません。

タクシーを降りたところは村の中心らしく、バス停がありました。
バスが着いたときには多少活気のようなものが見られるのですが、バスが行ってしまうと人の姿も消えて、乾燥した田舎町の姿を見せます。

村の第一印象は芳しいものではなかったのですが、せっかくのこのこやって来たのですから何か写真を撮って戻らないと来た甲斐が無いと云うものです。

一軒の食堂の入り口が開いていたので、中を覗いてみると、客の姿はありませんでした。
壁に掛かった風車のポスターが気になって、写真を撮らして貰おうと店の人を探したのですが店内には誰も居ません。
窓際の座敷のようなところには枕らしきものが転がっています。
今日は平日でお客も来ないから先ほどまで昼寝でもしていたのでしょうか。
無人を幸いなことに、店の中に入り込み写真を撮りました。

その後は、当てずっぽうで村の中を歩いてみましたが、村は案外と小さなもので、歩いて回ってもそれほど時間はかかりませんでしたが、写真に撮るものも、これといって見当たりませんでした。
不思議なことにヤギの姿は全く見えませんし、鳴き声すら聞こえません。
どこか村ははずれででも飼われているのでしょうか。

日本のある所では、牧草地で牛を見ながら焼き肉を食べて、大声で叫ぶなんて悪趣味なことをやっているようですが、それに比べると人間に食われてしまうヤギの姿が見えず、鳴き声すら聞こえないのは良いことです。
この町に来る人たちはヤギ肉を食べに来るようですが、私はひなびた田舎町を写真に撮れるものと期待して来たのですが、その期待は見事に裏切られました。

写真が撮れないなら、ヤギ肉でも食べて帰るか・・・なんて気分でもありませんので、時間の限られた旅先のこと、長居は無用とバスに乗って東莱(トンネ)の町まで戻りました。
タクシーも安ければ、バスも安い。
1300ウオン、130円弱。

釜山に戻って知り合いの韓国の人に「金城洞」のことを話すと、あっさりと「今の金城洞はヤギ肉屋ばかりでダメです」と一刀両断。

そうなると、私の行きたかった〔群山〕と〔木浦〕も、〔地球の歩き方〕に書かれているような魅力のある町ではないかも知れませんね。
〔地球の歩き方〕の記事、信じて良いのですかね・・・
やはり、自分の目で確かめるしかないですね。


CP0905.066 韓国釜山 et21a

CP0905.090 韓国釜山 sx35a

CP0905.062 韓国釜山 et21a


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みかん猫67

今回の韓国への旅は仕事絡みの旅でしたが、仕事が終わった後は、韓国の町を一人歩きをしながら写真を撮ろうと計画していました。
行ってみたい町は〔群山(くんさん)〕と〔木浦(もっぽ)〕。

どうしてこれらの町に興味を持ったかと云うと、旅の本〔地球の歩き方〕の韓国編を読んでのことです。
どちらの町も日本との関係があるとのことが書かれていました。
〔群山〕は日本人住民が多かったので町にはいまも当時の日本式建物が残っている。
〔木浦〕は日本統治時代多くの日本人が居住し、旧市街にはいまも日本式の住居が残っている。
このような記述に惹かれて〔群山〕と〔木浦〕に行ってみたくなった次第です。
日本統治時代の記憶は韓国の人たちにとっては思い出したくない、消してしまいたい記憶なのでしょうが、古い町に迷い込むのが好きな私にとっては興味津々です。

出発前に韓国からの留学生にもこの二つの町について聞いてみましたが、「韓国語が分からないのですから誰か案内してくれる人が居ないと大変です」とのことでした。
しかし、チャンスがあればチャレンジしてみたいと云う気持ちを持ったまま韓国に到着。

韓国でも知人の韓国人たちにも聞いてみましたが、答えは一緒でした。
それに、日程的にも窮屈なところがありましたので、結局、〔群山〕と〔木浦〕はいつか折りをみてということになりました。

〔地球の歩き方〕は今回の旅にも持って着ました。
ホテルの部屋で釜山のところをぱらぱらっと見ていたときに、「ひなびた山里、金城洞」という文字が目に飛び込んできました。
「ひなびた・・・」「言ってみるか・・・」

地図で金城洞を見てみると地下鉄〔東莱温泉駅〕が最寄り駅。
〔東莱温泉駅〕からはタクシーを奮発。
タクシーは曲がりくねった山道を調子良く、どんどん上っていきます。
料金メーターはカチカチ。
金城洞に到着したときに見た料金メータの表示は4・・・。(老眼ではっきりメーターが見えませんでした)
ずいぶんと山道を走ったように思いましたので、てっきり日本円で4000円くらいだろうと、運転手に5万ウオンを支払うと、運転手はびっくりした表情で4千ウオンだと言ってお金を返してきました。
4000ウオンと云えば日本円で400円弱。
これには、こちらもびっくり。

質の悪い運転手だと黙って私の差し出した5万ウオンから適当はおつりを渡して逃げさるのでしょうが、正直者の運転手さんにお礼もこめて多少多目の金額を支払うと、大変喜んで帰っていきました。


CP0905.058 韓国釜山 sx35a

CP0905.071 韓国釜山 sx35a

CP0905.077 韓国釜山 et21a

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