2010年9月アーカイブ

2010/09/30

懐中時計を買ったことは、先日の〈亀カメラ〉に書きました。
腕時計はたくさんありますし、懐中時計も立て続けに壊れましたが、一個残っています。
時計が無い訳ではないし、あと数年もすれば、毎日が日曜日で、時計なんて必要ない日々の暮らしになりますので、時計を買うことに迷いもありました。

歳をとるに従って不必要な物を削ぎ落として、徐徐に身の回りを整理し、本当に気に入ったものとの簡素な生活をしたいという願望もありますので、ここにきて新たに懐中時計を買うことに抵抗もありました。

どうせ買うならと、ながく付き合える、私にとって〈本物〉をと考えたのですが、現在の(この先もかな・・・)私の懐具合では高値の花で、これは手が出ません。
私が本当に欲しいのは、スイスの〈Jaeger-LeCoultre〉の懐中時計です。
節度を守った、気品のあるその容姿は、まさに宝物です。

高嶺の花は夢として、現実的なところで、ちょっと背伸びをすれば手が届くもの・・・
出来れば、機械式で手巻きのもの。
実は随分まえから目星を付けていた時計がありました。
それが、今回買った〈ROYAL ORIENT WE0041EG〉です。

機械式で手巻き・・・時計としては、古式ゆかしい部類に入ります。
昨今では電池で動く、クオーツ時計が主流です。
歯車がぎっしりと詰まって、ゼンマイを動力にする時計は時代遅れなのかも知れませんが、なぜかそんなものにこころ惹かれます。

そういえば、カメラもフィルムカメラの時代には、カメラには巻き上げレバーというものが備わっていました。
何を巻き上げるかというと、フィルムを動かすのです。
シャッターを押して、写真が写ったフィルムをレンズの後ろから移動させ、新しいフィルムをレンズの後ろにゼットする・・・その作業を人間が手で行う装置が〈巻き上げレバー〉です。

その後、コンパクトカメラで、時計同じようにゼンマイバネを動力にして自動で巻き上げてくれるカメラが出ましたが、一眼レフカメラでは電池を動力源にしたワーンダーとか、モータードライブという装置をカメラ本体に取り付けて、自動でフィルムを巻き上げるようになりました。
モーターが小型化されるなどの改良に伴い、フィルム巻き上げ装置はカメラ本体の中に組み込まれるようになり、多くのカメラから巻き上げレバーが消えていきました。

そんな時代でも、私は巻き上げレバーにちょっと拘っていました。
このことはずいぶんと以前に〈亀カメラ〉に書きましたが、おそらく当時の〈亀カメラ〉はトラブルで消滅してしまいったでしょうから、皆さんにお読みくださいと言えません。
当時、書いたことを要約すると、「巻き上げレバーを動かす動作で撮影したという実感と、撮影リズムを作っているので、巻き上げレバーは私にとって不可欠」といったようなものでした。

私のカメラもデジタルカメラになり、当然、巻き上げレバーを動かすこともなくなりましたので、せめて時計のゼンマイを巻く・・・これも乙なものかも知れません。

毎朝、懐中時計にゼンマイを巻く。
一日の生活リズが刻まれ始めます。


CP0903.098 韓国釜山 et21a#

CB0809.068 東京都品川区M8sx35a|T


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みかん猫67

2010/09/29

JC0928.021 福岡市東区 M9sn35a#

朝の空気が冷たくなってきました。
朝、家の周りを掃き掃除するとき、ほんの少し前には半ズボンに、半袖シャツでしたので、掃除が終わったときには、あちらこちら蚊に刺されていました。

この頃は寒くなったことで、長ズボンに長袖。
今朝などは靴下まで履いて掃除をしていました。
こうなると蚊に刺されるところは顔か、首筋か手くらいしかありません。

この時期の蚊は、涼しくなって食欲旺盛になったのか、人間様の肌が露出されなくなって、血を吸う機会が減ったのか、はたまた、種の存続のなめなのか、露出された肌に向けて突進してきます。
薄いシャツくらいなら、生地の上から刺してきます。

今朝も蚊に刺されました。
顔や、首筋や手ではありません。
私の場合、もう一カ所露出している部分がありました。
それは、頭・・・
皆さんには、髪の毛と云うものがあるでしょうが、残念ながら私の頭からは、その髪の毛の大半は抜け落ち、その上、わずかに残った髪の毛は短く刈り込んでいますので、蚊の格好の標的となったようです。

自分で自分の頭の上は見えませんので、蚊に襲われそうになっていても気付きません。
その上、私は頭に血が上りやすい性格ですから、頭に血の気が多いのでしょう。
今朝は、頭の上を何カ所も刺されました。
明日は、帽子を冠らなければ・・・

JC0524.001 福岡市中央区 M9sn35#

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みかん猫67

2010/09/28

朝夕はずいぶんと涼しくまりました。
昼間はまだ少し暑く感じる日もあるのですが、半袖のシャツを片付けて、長袖を着るようになりました。
この季節になるといつも〈亀カメラ〉に書いていると思うのですが、シャツが長袖なると、時計も腕時計から懐中時計に変わります。
シャツの袖口に腕時計が引っ掛かるのが嫌いで、長袖に変わると同時に腕時計も休眠です。

私が懐中時計が好きだからと、学生たちが卒業記念に買ってくれたものや、娘がプレゼントしてくれたものなど、懐中時計は何個か持っていたのですが、去年から今年にかけて立て続けに壊れて、この秋は二個にまで減ってしまいました。

残った二個の時計は調子良く動いていたのですが、手巻きの時計の方が、狂いだしました。
行きつけの時計屋さんで見てもらったのですが、オーバーホールをすれば直るかもしれないが、確約はできないとのこと。
修理代も馬鹿になりませんし、古い時計ですから、部品もおそらく無いでしょうから、そのまま持ち帰ってきて、現在は机の上の置物兼文鎮代わりなってます。

JC0928.010 福岡市東区 M9sn35a#

またまた、手持ちの懐中時計が減り、とうとう娘からプレゼントしてもらったクオーツの懐中時計一個になりました。
はてさてどうしたものか。
一個あれば上等・・・
腕時計はたくさんあるのだから、懐中時計でなくて腕時計で我慢出来ないのか・・・
あと、三年と少々で、時計が必要な生活も終わり、毎日が日曜日になるのだから、もう、ここにきて新たに懐中時計を買う必要もないのでは・・・

などと、自分に言い聞かせて我慢を続けてきたのですが、とうとう買ってしまいました。
懐中時計を。
適当な値段のクオーツ懐中時計にしておこうか。
どうせお金を出すのなら、欲しい手巻き懐中時計にすべきではないか。
何日、何十日と悩んだ結果、欲しかった方の懐中時計を買ってしまいました。
〈ROYAL ORIENT〉です。手巻きです。

ROYAL ORIENT

どうして、男って機械ものが好きなのでしょうかね。
カメラや時計が好き・・・機械じゃないけど、〈万年筆〉も男の好きな道具ですが、ご多分に洩れず私は万年筆好き。
私って男の中の男・・・かも。

JC0928.015 福岡市東区 M9sn35a3

新しい時計を持って、久しぶりに〈香椎〉の町をカメラ片手に散歩をしました。
香椎の町も再開発で、だいぶ様子が変わってきました。
行きつけの〈タナカ時計店〉も、道路拡張で立ち退きになるそうです。

営業しているのか、していないのか・・・そんな古本屋のショーウインドーに『老いの教訓』なる本が置かれていました。
そうなんだよね。
老いぼれは、余分なものを捨てて、あの世に旅立つ準備として、ものを持たなくなるのが普通なんだけど・・・
物欲があるのは、まだまだ、若いってことなのかな・・・


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みかん猫67

2010/09/27

今日は卒研の中間発表の日でした。
これは研究室内でlこじんまりとするのではなくて、コースの全教員の前で、学生が一人一人、卒業制作や研究の、これまでの成果を発表する場です。
このような形式での〈中間発表〉は、今年からで、教員側も学生側も手探り状態で、開催日を迎えたと言うのが正直なところです。

このような〈中間発表〉を行う切っ掛けは、学生のやる気の無さにあります。
いかに学生に刺激を与えるかです。
基本的には<ゼミナール>や<卒業制作・研究>の合格不合格の成績は、担当教員が一人で採点するのですが、これらの授業、特に卒業制作・研究などは、卒業延期(留年)に繋がりますので、未熟な作品でも目を瞑って合格点にすることがあります。
このあたりを学生は敏感に感じ取って、中途半端な作品や研究であっても卒業できると高を括るようです。

これでは、卒業研究や制作の質が上がらないので、教員が一同に会して採点をし、不出来な卒業制作・研究に対しては、全員の合議で不合格にする・・・そうすることで、学生は緊張感を持って卒業制作や研究に打ち込み、その結果、質の高いものが出来ると考えた次第です。

JC0917.023 福岡市東区 M8.2st35#

ところが、いざ蓋を開けてみると、ほとんどの学生が中間発表の体を成していないのです。
いくら、始めての取り組みと言っても、ひど過ぎる。
あまり、他の研究室の学生に対してきついことは言いたくなかったのですが、「四月から今日までの間、何をしてきたの」と何人の学生に問うたことか。
採点するにも、採点する材料が無いのです。
全く手を着けていないと思える学生が何人居たことか。
これじゃ〈中間発表〉ではなくて、〈構想発表〉です。
これは、学生の責任だけではなくて、それを許している教員の側の問題も浮き彫りにしたかたちです。
それぞれの研究室の指導方針があるので、とやかく言えないのですが、どこの研究室もなかなか大変なようです。

こうしてみると、私の研究室の学生たちは上出来の方です。
小津安次郎監督の映画、『東京物語』で、老いた夫婦が、自分たちの子供たちのことを「そうでさあ、よっぽどましな方でさあ」と語り合うシーンを思い出してしまいました。

JC0917.021 福岡市東区 N5e16#


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みかん猫67

2010/09/26

カメラと光に反応する物質(感光材料)とが一つになって写真が出来ました。
その後は、カメラやレンズ、それに感光材料の進歩が、写真の領域の拡大・発展に繋がってきたと言えます。
つまり、カメラ、レンズ、感光材料の進化で新たな表現世界が生まれてきたことは写真の歴史が物語っています。

銀塩写真の時代には、カメラ、レンズなどの光学器機と感光材料のメーカーはそれぞれの専門領域で開発の努力を重ねてきました。
私たち使用者はカメラ、レンズと同様に感光材料もその時々に置いて最良のものを選ぶことができました。
しかし、デジタル写真に写真の中心が移った現代では、それまでのフィルムに代わる〈撮像素子〉は予めカメラに組み込まれ、ユーザーが自由に撮像素子の交換は出来ません。
メーカーは、新たに優れた撮像素子が出来たときにはカメラ本体も含めて手を加え、新製品として発売します。

デジタル写真の技術革新は、以前のように日々変化する時代は過ぎ、基本性能においては穏やかな成長期に入ったと言えます。
しかし、新しい技術や機能が組み込まれた新製品が発表される間隔は、熟成期のフィルムカメラに比べ著しく短くなっています。

写真・映像関係の機材や器機の、新しい技術や機能、新製品の発表の場として、二年に一度、ドイツで開催される〈フォトキナ〉が有名です。
「フォトキナ2010」が、たしか、今日がまで開催されています。

この「亀カメラ」でも話題にした、富士フィルムの「FinePix X100」などについても、ファオキナ・レポートでいろいろと情報を得ることができます。
いろんな角度からの写真を見てみると、ヘキサーRFやコンタックスGシリーズなどの合体型のようで、デザイン的には魅力薄です。
カメラの質感もちょっと軽薄に見えます。

最初、富士フィルウから公開された本体写真を見たときには、性能の面からも、デザインの面からも大変こころが動いて、「即買いかな・・・」と思っていたのですが、最近では一時は燃え上がった購買欲の炎は、ちょっと下火になってきました。
性能面でが大変興味深いものがあるのですが、今のデザインではちょっと腰が引けます。

一方、現在、私が気に入って使っている、ソニーNEX-5に関しては、今後、発売されるレンズについての情報が公開されたようです。
現段階ではのNEXの弱点はレンズにありますから、これは大変興味深いことです。
Eマウントレンズ7本・・・と聞いて喜んだのですが、2011年の4本、2012年に3本と、今すぐに出ると言うものではありませんでした。
この歳になると、そんなに先の話を言われても・・・鬼じゃありませんが、笑ってしまうしかありません。
そのうえ、ズームレンズが4本、単焦点レンズが3本で、私が興味を覚えるのはカールツアイス広角単焦点レンズ(2011年発売予定)と、マクロレンズ(2011年発売予定)くらいです。

それよりも、ソニーがEマウントの規格を公開することの方が興味深く思えました。
これで、他社がNEX用レンズを開発、発売することができます。
どうか、レンズメーカーのみなさん、そんなに先のことを言わないで、大至急、小さくて高性能なEマウントレンズを開発してください。


JC0917.015 福岡市東区 N5e16#

JC0917.012 福岡市東区 N5e16#

今日の写真は、先日、「写真表現実習」の授業で、学生たちと筥崎宮の〈放生会〉に出かけたときに見かけた馬、二頭です。
当然、話の成り行きから、使ったカメラはソニーNEX-5です。

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みかん猫67

2010/09/25

本日は頼まれ仕事をこなしてきました。
すでに退職されたデザイン学科の先生の個展会場とその作品の撮影でした。
展覧会場は足の面でちょっと不便なところにありましたので、車を持たない私は、大学北門前にある画材屋、「チトセヤ」の主人に車を出してもらいました。

こういった撮影は、デジタル時代になってずいぶんと楽になりました。
以前だと、スライドになるリバーサルフィルムで撮影をしていましたから、現像が上がるまでは結果が分かりません。
結果が悪ければ後日、再度撮影なんてことも当然あります。

展覧会場などでは照明の色温度なども揃っていないことが多くて、色を忠実に再現するのに、随分と骨が折れたものです。
それらの、苦労がデジタル写真の時代になり、一掃されました。
撮影した直後に結果が確認できますし、それを見て色温度を調整すれば、失敗の心配はありません。

本日の撮影に使ったデジタルカメラはSony NEX-5。
そして予備にLEICA M9。
レンズがライカのSUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.とELMARIT-M 21mm F2.8 ASPH.、それにツアイスのBiogon 25mm F2.8 ZMの三本。
いずれも、しっかり写ると云う点で信頼しているレンズです。

それにしても、Sony NEX-5が主で、LEICA M9が控えだと、さぞかしM9もプライドが傷つけられたのかも知れませんが、このような仕事においてライブビュー画面は便利ですからNEX-5を使ったまでのことです。

仕事を終えてチトセヤまで戻り、雑談をしているところに、私のゼミに四年生、Nくんがやってきました。
大きなカメラバックと三脚を抱えて、これから撮影に行くとのことでした。
彼は路地をテーマに銀塩黒白写真で制作を続けています。
全回の授業で見た作品は、ずいぶんとまとまりを見せてきていたので、ほんの少し褒めてやりました。
鬼の丸尾も、たまには褒めますよ。
煽てて、やる気を引き出すために褒めることがほとんどですが、Nくんの場合、本当に作品がまとまってきたと思いました。
だから、ほんの少しだけ褒めました。
手放しで褒めるにはまだまだ頑張ってもらわなければなりません。

四年生は六人居ますが、銀塩写真で作品を作り続けているのはNくん一人になってしましました。
だからと云って、気を使ってまで銀塩写真を続けてもらうつもりはありません。
一人くらいしっかりとした学生を送り出したいので、これからもびしびしと叱りまくります。
それで、黒白銀塩写真を投げ出すようなら、それはそれで仕方のないことです。

昨年の四年生は全員、銀塩写真だったことから見ると、ずいぶんな様変わりです。
私の研究室の伝統として、銀塩黒白写真があるのですが、ぞれも風前の灯となってしまったと云うことです。
まあ、私自身がデジタルカメラで写真を撮るようになったのですから、あまり偉そうなことも言えませんし、銀塩写真で作品を作る学生が少なくなったと嘆くのも、身勝手なことかも知れません。
とは言うものの、私から、銀塩黒白写真について、何かを引き出そうとする学生が居なくなるのは寂しいことではあります。

Nくんが撮影に出かけた後、私は気晴らしに床屋に出かけました。
私の通う床屋は、桜の名所、西公園近くにあります。
時間のあるときには床屋近くの福岡船溜に立寄り写真を撮ったりします。

CS0923.140.05

JC0925.002 福岡市中央区荒戸 M9sn35a#

頭をさっぱりとして、土産のロールケーキを手にして帰りのバスを待つ間に大濠公園の上に奇麗な秋の雲を見つけました。
やっぱり、写真はカラーかな・・・冗談、冗談。
それを言っちゃあ、おしまいよ。

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みかん猫67

2010/09/24

Jc0803.084 宮崎県西都市 M8.2sn35a#

宮崎知事の任期切れが近づいているようで、現職の知事さんの去就が注目を集めています。
現在の知事さんは、政治家の資質を持っていたことと、マスコミの扱いが上手いことなどもあって、宮崎県の知名度を一躍、全国区に引き上げた功績は大きいと、私なども思っています。
おそらく、宮崎県民の多くが現職知事の続投を望んでおられることと思います。
知事、ご本人としては国会議員や東京都知事などへの転身を模索しているとマスコミなどで報じられていますが、如何なりますでしょうか。

私の研究室にも「村長さん」が居ます。
この「亀カメラ」でも何度か話題にしました「現像ムラの村長さん」です。
村長さん、今では、ちょっとした有名人になっているようで、卒業生などからも「村長さんに会ってみたい・・・」などと言われることがあります。

その現像ムラの村長さんから辞職願いが、本日、口頭で出されました。
「自分の力不足で黒白銀塩写真は無理です。プリンターを使ってプリントアウトで仕上げます。」とのことでした。

それに対して、私の返事は「そうだね」だったと思います。
実は、プリントアウト云々と聞いて、ちょっとムカッときたので、よく覚えていません。
彼が銀塩写真を投げ出したからムカッときたのではありません。
その言い草が気に入らなかったのです。

「自分の力不足で・・・」
これは私も同感です。
でもその力不足を克服するために、日々、努力の積み重ねがあるのです。
それが成長に繋がると言うものです。
その、成長するための努力を彼がしてきたとはとても見えません。
努力もしないで、安楽な方向に逃げ出したことに先ず、腹立ちを覚えました。

もっと、怒りを覚えたのは、「力不足だから、プリントアウト・・・」の条りです。
これって、何か変でしょ。
力不足の奴でも出来る・・・プリントアウトを馬鹿にしていませんかね。
力不足ではなくて、努力不足。

縦笛が吹けなければ、吹けるように努力する。
誰も、最初から流暢に吹けるわけでもないのです。
努力なければ、何をやっても結果は同じ。
ただ、本人が気楽な道を選んだ、ただそれだけのことで、こうなると、もう成長は望めません。

CP1021.112 北九州市門司区 8.2er24


大学の後期に入り、四年生の卒業制作・研究の締め切りまで、あと三ヶ月ほどになりました。
ここにきて、方向転換を告げて来る学生が出てきました。
いずれも、私から見ると逃げの姿勢です。

私はもうお酒を止めていますが、薄い水割りを呑まされても、酔いませんよ。
くだらない写真で水増しされたものなんか、いくら見せられてもだれも酔いませんよ。
ここで言う「酔う」とは、お酒に酔うと言うことではなくて、こころを奪われることを言います。
そう、人の心になんらかに刺激ややすらぎを与えるものにはなり得ない。
努力無くして適当に結果を出そうとするそのことが、私としては気に入りませんが、それを言っても詮無いこと。

「あなたがそれで良いのなら、どうぞご自由に。」


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みかん猫67

2010/09/23

昨夜から雨が降り続いています。
風も強くて、枕元のガラス窓を打つ雨の音で何度か目が覚めました。
これからは一雨ごとに秋が深まっていくのでしょう。
長かった夏も、こんどこそ終焉を迎えることでしょう。

今日は祭日ですが、大学に出ました。
授業はありませんが、学生に暗室やパソコン室を解放して制作の機会を与えるためです。
学生は、普段、授業が詰まっていて、なかなかゆっくりと暗室作業に没頭することができません。
パソコンでの作業だと、一時間、二時間くらいの空き時間でも作業は可能ですが、暗室作業となると、準備や後片付けにも時間が掛かりますから、それなりの時間が必要になります。

そこで、本日、大学で作業をしたい人を募集したところ、六人の学生から、大学の施設を使いたいとの申し出がありました。
プリント作業が三人、フィルム現像が一人、パソコン作業が一人、額装が一人。
学年で云うと、1年が二人、2年が一人、3年が一人、4年が二人。
授業に追われることもなく、ゆっくりと作業に没頭してくれたなら、休みを削って大学に出てきた私も嬉しいのですが・・・


CB0308.031 大阪市浪速区恵美須東#

さて、今日も先日、亡くなった猫の話です。
亡くなる数日前から食事も摂れなくなり、病院で無理矢理飲まされるペースト状の栄養剤で命をつないでいる状況でした。
そんなときに、庭の草を千切って、口先に持って行ってやると、ぱくっと食いついたのです。

もともと、私が庭で草抜きをしていると、部屋の中からミャーミャーと鳴いて草を欲しがったものですから、食欲が無くなったときに、試しに口元に持って行ってやったのでした。
そうすると、予想以上に素早さで草に食いついたのです。
おかげで、私の人差し指の先に牙が刺さって痛い思いをしました。

いま、この文章を書くためにキーボードを打ったいますが、右手人差し指に、猫の歯の感触が蘇ってきます。
それから、何日か、草一片が、「ぐれ」の食事となりました。

CB0701.006 福岡市東区7 8et28a#

腹一杯草が食べられそうな、草原(くさはら)です。

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みかん猫67

2010/09/22

LEICA M9に限定販売ですが、チタンボディが出るそうです。
う〜ん、やっぱりライカ社はおかしいですよね。
量産品のM9も需要に見合うだけの供給能力が無いのに、限定品で金儲けしようとしているみたいです。
こんなライカに愛想を尽かしてしまいたいのですが、これまでは、私の使うカメラとしてフィルムカメラの時代も、デジタルカメラになってもM型ライカの右に出るカメラが無かったので、仕方なく今でもライカのカメラを中心に使い続けています。

カメラもデジタルの時代になり、一気に電化製品の仲間入りをした感があります。
価格も安くなりましたし、基本性能が向上し、新機能が加わり、楽しめる新製品が次々と発売されます。
つまり、カメラも一定の間隔をおいて消費されるものになったと言えなくもありません。
昔の機械式カメラの場合、一台のカメラとの関係は長く続きましたし、カメラが財産的価値を持っていた時代もありました。

そういった時代には、限定販売・・・私の大好きな言葉ですが・・・も意味があったのでしょうが、カメラの中身がどんどん時代遅れで陳腐なものになっていく現代において、オーストリッチ風レザーを外装に使ったり、チタンを使ったりしても、それに飛びつく人間は多くないと思うのですが・・・

現に私はそうですね。
フィルムカメラの時代には「限定」に弱いところを晒していましたが、デジタルカメラになってからは、高価な限定よりも、量産品でも新しいデジタルカメラの方に魅力を感じるようになりました。

「M型ライカの右に出るカメラが無かった」と書きましたが、Sony NEX-5(噂のNEX-7も含め)や、富士フィルムのFinePix X100など、M型ライカの右に並びそうなカメラが出はじめました。
小さくてよく写るカメラが好きな私などは、高性能のレンズの問題さえ解決すれば、そろそろライカとも縁切りを考えるかも知れません。


CP0824.187 山口県周防大島町 sn28a#

小さいつながりで猫の話です。
昨夜、我が家で19年一緒に暮らした猫が亡くなりました。
一夜明け、最初に感じたことは・・・ぴったりとしたことばを探すのが難しいのですが、「空間が広がった」と云うことです。
それは、寂しい気持ちと繋がります。

小さな猫でもその存在が大きかったのでしょう。
ぽっかり・・・すかすか・・・空虚・・・
窓から吹き込む夜風に乗って、良い香りがしてきます。
家の裏に植えてあるジンジャーの香りでしょう。

これから、ジンジャーの白い花の香りの季節になると、「ぐれ」のことを思い出すことでしょう。

JC0131.070 東京都新宿区|成子天神社 sn35#
ジンジャーの香りで亡くなった猫を思い出す・・・そこで、「神社の猫」です。

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みかん猫67

2010/09/21

本日の真夜中、0時28分、我が家の19歳の猫、「ぐれ」があちら側に旅立ちました。
このところ毎日、病院に通っていましたが、その甲斐もなく、徐々に衰弱し、とうとう・・・です。
夜中に異変が起きることを考え、ここ数日、横に寝ていましたので、最後を見届けてやることができました。

昨夜の23時過ぎくらいから、弱い呼吸に混ざって、ときどき大きくお腹が膨らみ、深呼吸しているように見え、吐息ともゲップともつかないような音をたてて息をするようになりました。
徐々にその間隔が短くなり・・・やがて手足が痙攣するようになりました。
しかし、その手足の動きは、猫が最後の元気を振り絞ってこの世でのラストランをしているように私には見えました。
最後には、大きく伸びをして、ふ〜っと息を吐くようにして動かなくなりました。
奇麗な目が自慢の「ぐれ」でしたが、死んだ後も、透明な目が奇麗に光っていました。

やはり我が家に居た猫、「茶太郎」も、魂が体から抜け去る瞬間、伸びをしてふ〜っと息を吐くようにして旅立ちましたが、その時とほぼ、同じような「ぐれ」の様子を見ていて、魂が抜けるのではなく、自らの力で魂を体から抜いたのではないかと思いました。

猫の最期を見ていると、人間の最期も同じように魂を体から絞り出すのが普通なのではないかと思いました。
それが出来ないくらい、現代医学により延命治療が施され、結局は衰弱しきって、自ら魂を体から絞り出すことが出来ず、心臓が動かなくなり最期となっているのではないかと、勝手な想像を巡らせいます。

「ぐれ」の容態を見ていて、いよいよ・・・と思ったときに、あちらを向いていた頭をのけ反らせ、「ぐれ」の背中側に寝ていた私の方を振り返りました。
最期の力を振り絞り、顔を私に見せてくれたときの澄んだ奇麗な目が印象的で、この文章を書いていても、そのときの「ぐれ」の表情が蘇ってきます。
声が出ないので、「目」でお別れを告げてくれたと思っています。

「ぐれ」とは19年の付き合いでした。
19年前と言うと、私は44歳のときと言うことになります。
元気が漲っていた私も、今では63歳の老人になり、公共交通機関の老人パスが貰えるまでもう少しと云うところまできました。

これで、「茶太郎」「銀次郎」「くろ」、そして「ぐれ」と、我が家で最期を迎えた猫たちは四匹になりました。
どんなときでも、生き物との分かれは寂しいものですが、きちっと最後まで看取ってやれてよかったと、満ち足りた気分でいます。

家の中は一匹の猫が居なくなり、寂しい空気が満ちていましたが、外の世界は今日も相変わらず太陽が輝いています。
この夏の酷暑が、「ぐれ」寿命を縮めたのかも知れません。

我がまま「ぐれ」が居なくなったので、寂しくなりましたが、我が家には、まだ「ぐれ」の母親が元気で居ますし、いまも、パソコンの前で邪魔をする「もも」も居ます。
「ぐれの死」と云うものを、彼らはいったいどのように感じているのか、聞いてみたい気がします。

Jc0803.078 宮崎県西都市 M8.2sn35a#
宮崎県西都市 / LEICA M8 + SUMMMICRON-M 35mm F2 ASPH.

JC0131.92 東京都新宿区新宿7 sn35#
東京都新宿区 / LEICA M9 + SUMMMICRON-M 35mm F2


今日の猫の写真は、我が家の「ぐれ」ではありませんが、文章の内容に合わせて、元気に走り回る猫と、あちら側に歩いて行く猫の二枚の写真を選んでみました。
臨終の真際に「ぐれ」が見せた、空を切るように手足を動かした姿が元気に駆けているように見えました。


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みかん猫67

2010/09/20

やはし出しましたね。
富士フィルム・・・やりましたね。
「FinePix X100」
ライカの「X1」より100倍良いので「X100」かなと思えるくらい魅力的です。

撮像素子はAPS-Cサイズ。
レンズは23mm(換算35mm) F2。固定。
どういったものかは分かりませんが「ハイブリット ビューファインダー」なるファインダーも内蔵しているようです。

写真で見る限り、質感の面ではちょっと軽い印象を受けますが、デザインはファインダー接眼部分を除いて、そこそこ魅力的です。
ファインダー接眼部分はコンタックスGシリーズのように飛び出しているのですが、これが嫌いです。
それはそれとして、ファインダー内蔵なのは良いですね。
現在、ソニーNEX-5を伝っていて、一番の願いはファインダーでした。
現段階でのNEXの弱点はレンズです。
その弱点を補うべく、マウントアダプターを使って、ライカのレンズを使うのですが、その場合、ピントは手動になります。

ピントが手動なのには何の抵抗も無いのですが、ファインダーが無いために、液晶画面でピントを確認することになります。
明るい屋外で、液晶画面は見難く、ピントを合わせに苦労します。
そこで、ファインダーが欲しい・・・となるのです。

NEXの次機種として噂に上っているNEX-7では、ファインダーが内蔵になるとらしいと巷で噂されていますので、それまでの繋ぎでNEX-5を買ったのですが、「FinePix X100」の登場で「NEX-7」の発売を待つまでもないような気になってきました。

「FinePix X100」の発表後、インターネットでの書き込みも多く、こういったカメラを多くの人が待ち望んでいたことが分かります。
その書き込みの中で多くの人が、レンズ交換式でないことに対し不満を述べていますが、私はそれはどちらでも構いません。

富士フィルムのことですから、フィルムカメラの「クラッセ」同様、広角レンズを搭載した「FinePix X100W」なんてものを出すでしょうから、それはそれで楽しいのではないでしょうか。
「FinePix X100」は来年三月発売予定で、12万〜15万円くらいの値段だそうです。
来年三月が待ち遠しいですね。


CP0425-050 長崎ハウステンボス sn35

JC04.17.022 福岡県田川市後藤寺 GXR 33m#

今日の写真は洒落です。
ようやく、希望に近い国産デジタルカメラが出てきて、『ニヤ』。


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みかん猫67

2010/09/19

私が学生時代には石炭の時代から石油の時代に移っていました。
石炭の産地として、福岡県の「筑豊」が有名ですが、炭坑閉山で田川、飯塚、直方など石炭の時代に活気に溢れていた筑豊の主要都市にも陰りが現れていました。

日本を代表する写真家、土門拳さんの『筑豊のこどもたち』に刺激を受けた当時の写真学生たちの多くが、筑豊に通ったものでした。
私自身は学生時代からあまり社会問題を取り上げて写真を撮ることはありませんでしたので、筑豊に足しげく通うといったことはありませんでした。

それでも、「報道写真演習」などの課題写真の撮影に仲間たちと筑豊に出かけていました。
あるときには4×5のカメラを持って出かけたこともあります。

それから40年以上の時が流れ、筑豊の町も変わりました。
五木寛之さんが小説、「青春の門 筑豊編」で『香春岳は異様な山である。』と書いたことで有名になった香春岳は、一ノ岳の頭の部分がすっぱりと切り取られたようになり、随分と標高も低くなった。
炭坑閉山前後の生々しさも薄れ、日本のどこにでもある地方都市の一つと言った顔を見せるようになりました。
そんな町が好きですから、最近では暇を見つけて通うようになりました。

JC0918.017 福岡県直方市 M8.2st35#

JC0918.014 福岡県直方市 NEX5e16#

今日の写真は暑い日に、直方の町をふーふー言いながら歩いたときのものです。
直方と言えば「成金饅頭」です。
成金饅頭を作っているお店は四軒ほどあると思いますが、私が直方でよく立ち寄るのは「大石本家」です。
写真は撮りませんでしたが、大石本家では大量注文が入ったのか、家族総出と云った感じで忙しそうに働いていました。
店先には「本日売り切れ」の手書きの立て札が出ていました。
店先まで溢れ出た大量の成金饅頭を横目で見ながら店の前を通り過ぎました。

土産好きの私のことですから、成金饅頭がだめなら次があります。
それはパンです。
店の名前は「真面目工房 ふるまち店」
小さなパン屋さんですが、店の奥では美味しいコーヒーが飲めるようになっています。
注文をしたあとで、コーヒーが出てくるまでの間、何気なくメニューを見ていたら「古町ロール」と書かれたロールケーキが目に止まりました。
大石本家の成金饅頭を横目で見たので、ここのところは「古町ロール」のメニュー写真も横目で見て・・・また次に来たときのお楽しみとしました。


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みかん猫67

2010/09/18

NHKのお仕置きだった、相撲中継中止の処置も無事解けて、大相撲秋場所も以前の姿で再び始まりりました。
これまでの一連の騒動を見てみると、お相撲の世界でよく言われる「心技体」も、ずいぶんと地に落ちた感があります。
「国技」なんて大それた看板を下ろして、プロレス同様に「興行」にして、もっと身軽になった方が良いように私などは思います。

横綱の白鵬の連勝記録が話題になっていますが、このことも、私のようなへそ曲がりから見れば、憂うべき記録です。
いえいえ、白鵬がモンゴル人で、それにころころ倒される日本人力士を嘆いている訳ではありません。
スポーツの世界は、その時々において強い者が勝つ。
同じ土俵に上がり戦うことを許された者同士ですから、それが外国人であっても、とやかく言うべきものではありません。

一人の力士が圧倒的な強さを誇ると云うことは、他にまともな力士が居ないという証だと、へそ曲がりは見るのです。
つまり、相撲に魅力がないことに繋がるのです。
古くは栃錦と先代若乃花の栃若時代を思い起こしても、力の拮抗する力士が東西に居る場合には、相撲も盛り上がり、そんな時代においては、連勝することはなかなか大変です。

これが、勝負の世界の醍醐味のはずです。
今更言っても仕方のないことですが、朝青龍と白鵬、二人の強い横綱が競り合う相撲界であれば、もっともっと期待が持てる相撲だったはずです。

「心技体」
無理矢理カメラを評価するときのポイントに、この「心技体」を当てはめてみました。
「心」はレンズ性能。
「技」は機能。
「体」は本体、または信頼性。
あくまで、お遊び的考えです・・・

最近、気に入っているSony NEX-5ですが、「心」に該当するレンズはまだまだ序の口段階。
「技」はそれほど多彩な技を持っている訳ではありませんが、「スイングパノラマ」など、面白い得意技を持っていることは評価して幕尻くらいでしょうか。
「体」の信頼性については、まだまだ、それほど稽古量が多くないので未知数です。
少々小柄な点を心配するとともに、ファインダーがあれば最強だと思うなど、まだまだ力を着けなければ行けない点も多く、こちらも幕内上位は臨めそうもありません。
液晶画面の表示文字の小ささは、番付表の序の口力士の四股名を記した文字の大きさみたいで、老眼で見るには辛いものがあります。
平均すると幕内下位くらいでしょうか。

それでも、何故、私が贔屓にするのか・・・
私は小兵力士好きですから、NEX-5の谷町になっているのです。
NEX-5が大きく成長して、四股名を「NEX-7」となるのを待ち望んでいるのですが、その前にやはり一番の弱点であるレンズの補強が望まれます。

現在、新鋭の「ソニー部屋」が頑張っていますが、名門「ニコン部屋」あたりも梃入れをしてくるでしょうし、有力力士をたくさん抱える「キャノン部屋」も、そろそろその自力を見せつけてくるかも知れません。
現在、私が密かに期待して見ているのは「富士フィルム部屋」の動きです。
小兵ながらファインダーを備えた新人力士が出てきそうな・・・

CS0925.149.06 鹿児島県東串良 b65

沖縄県沖縄市|1980年

最近の関取の四股名には奇抜なものもありますが、今日の写真は四股名風のものを選んでみました。
「薩摩大海」など、強そうじゃありませんか。
「○○富士」「○○山」など、聞き慣れた四股名です。

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みかん猫67

2010/09/17

14時40分から三時間、三年生の授業「写真表現実習」でした。
今日は初回の授業ですから、通例ならば授業方針だとか講義内容、採点基準などを学生たちに話す「ガイダンス」なのですが、いきなり実習です。
一応、事前にカメラ持参の指示を出していましたし、撮影に出ることも示唆しておきましたので、当然と言えば当然なのですが、私の気持ちの中では「条件が整えば実習」といったところでした。
ところがいきなり、その条件が整ってしまったのです。
ちょっと嬉しい誤算です。

その条件とは・・・
先ずは空模様。
今日は暑いくらいの陽気。光も強く、そのぶん影も出来、コントラストも強く、あまり良い撮影条件とは言えないのですが、雨脚が強い中での撮影よりはましです。

次に、学生がカメラを持参して来るか。
この授業が、希望する学生のみが受ける「選択科目」と呼ばれるものです。
必修科目ではありませんから、当然、三年生全員が受講する訳ではありません。
受講生全員で12名ですから、総数の1/3くらいでしょうか。
この数は少ないのか、当然の数なのかは分かりません。
担当教師は煩いし、メディア映像コースの学生からみるとあまり関係のない写真の授業ですから、受講者はそれほど多くないことは予想されました。
12名。
私としてはちょうど良い数だと思います。

写真の授業を選んで受けにきている学生たちですから、少数といえどもやる気のある学生が集まっているようで、私が教室に入ると、机の上に並んだカメラが目に飛び込んできました。
学生たちはやる気満々のようです。

天気も良し。
学生たちカメラを準備してやる気満々、私もちょうど良い学生数を見て授業が上手くやれそうな気分。
条件は整いました。

学生たちに「この授業でやって欲しいこと?」と聞いてみたところ、とにかく撮影に出て、写真を作りたいとの、だめ押しとも言える発言があったので、早速、今日から学外撮影です。
撮影場所は、大学からJRで三駅のところ・・・箱崎です。
この地にある「筥崎宮」では放生会(ほうじょうえ)のお祭りもやっていましたので、学生たちも何か撮ることができたでしょう。

暑かったけれども、久々に学生たちと楽しい写真の時間を過ごすことができました。

JC0917.013 福岡市東区 N5e16#

JC0917.011 福岡市東区 N5e16#

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みかん猫67

2010/09/16

昨日の「亀カメラ」では、初心に戻った話をさせて貰いました。
初心に戻ると言えば、この夏、広島在住の卒業生、高田トシアキくんの車で、日帰りでしたは鳥取まで出かけ、「植田正治写真美術館」に出かけたことも、ある意味、初心に戻る行為だったと言えるかもしれません。

私は今日まで写真と関わりながら生きて来ることができたのには、多くの方々のお力添えを得てのことですが、そのなかでも大好きだった写真家、植田正治先生との出会いは大きいと思います。
その穏やかな人柄と、見る人のこころを包み込むその写真・・・
気負わず、己の感覚や気持ちの発露として写真をこころから楽しむ姿勢。

「植田正治写真美術館」は、そんな写真に包まれて、心が洗われる場所です。
私のゼミの卒業生で、植田先生に接したことのある卒業生の多くは、写真とその人柄が大好きだと思います。
そんな中でも、筋金入りの植田正治崇拝者の深山和延くんからメールが届きました。
その一部を紹介します。

『私も先月、4年ぶりに植田美術館に行きまして、植田先生の写真に囲まれて幸せな気持ちになれました。
やはり年に一度は「聖地巡礼」をしなければと感じました。』
深山くんにとって、「植田正治写真美術館」は「聖地」なのですね。
おそらく、日本中にそう感じている人が多く居ることでしょう。

広島から中国自動車道、「七塚原S.A.」での休憩を入れて三時間半の「聖地巡礼」の旅。
今日の写真は「聖地」にたどり着くまでの間に撮ったものから選んでみました。

JC0905.015 広島県庄原市七塚原SA. NEX5e16#

JC0905.024 鳥取県西伯郡伯耆町岸本 NEX5e16#

中国自動車道の七塚原サービスエリアで休憩。
観光地図は鳥取県のものですが、ここはまだ広島県庄原市です。

二枚目の椅子は、「植田正治写真美術館」のお膝元、旧、岸本町のバス停の中の椅子です。
曇ったアクリルガラスの柔らかな光が気になって撮ってみました。

商売気が強くなったライカが嫌になったと「亀カメラ」で書きましたが、その当てつけではありませんが、今日の写真は二枚ともSony NEX-5で撮ったものです。
レンズはレンズキャップ代わりにしかならないと、悪評高いE16mm F2.8です。

レンズキャップ代わりにしかならない・・・と、失礼なことを言っているのは私ですが、皆さんはどう見ますか?


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みかん猫67

2010/09/15

本日は貴重な体験をしました。
中学生に写真を教える講義と実習をしたのです。
大学では受験生増を狙って、高校生に対して授業をすることは多いのですが、中学生を相手にするのは初めての経験です。
実はこの授業、大学付属の高校の募集対策の一環で、そのお鉢が私のところに回ってきたという次第です。

講義はスライドを上映しながら、銀塩写真とデジタル写真の違いから入りました。
フィルムが写ったスライドを上映しなばら、「これは何ですか?」と、ある意味馬鹿げた質問をしてみました。
今の中学生たちが、果たして「フィルム」を知っているかどうか、多少の不安もありましたが、さすがに、この問いに対しては「フィルム」と応えてくれました。

引き続き、写真が発明された時代について解説し、イギリス人のフォックス・タルボットのカロタイプ写真からフォトグラムの説明を済ませてから暗室に入り「フォトグラム」の実習をやりました。

暗室での写真体験をもつ人なら、誰でも、現像液の中で絵が現れてきたときの驚きを覚えているのではないでしょうか。
まだまだ素直な感情表現ができる中学生たちです。
露光を終えても、目に見える反応が現れていない白いままの印画紙を、現像液に入れて、黒く変化を始め、画像が現れたときには、皆さん感嘆の声をあげていました。
このような心ときめく経験は、残念ながらデジタル写真では得られません。

いまでは自分の写真のために暗室で作業をすることはありませんが、そんな私にも、懐かしい記憶を呼び覚ましてくれる良い経験だったと思います。

中学生に写真を教える前後は、デザイン学科の学生を対象にした「写真実習」の授業でした。
ですから、今日は1時限目、2時限目はデザイン学科の学生、昼休みと3時限目は中学生、4時限目から5時限目まで、午前中と別クラスですが再びデザイン学科の学生相手の授業と、昼食もままならないくらい忙しく働きました。

これまで、実習の授業は私のゼミの四年生が手伝ってくれていましたが、後期からは、その四年生の助けがありませんので、私自身で暗室での薬品の準備や、機材を揃えること、テキストや教材の制作、それに実習中の細かな指導まで大忙しでした。

中学生たちが見せてくれた、初めての暗室体験での感動。
それに本業としての大学の授業を、準備から細かな技術指導まで、自分自身で動き回ったことは、教員になりたてのころの初心を呼び覚ましてくれる良い経験となりました。
呼び覚まされた初心を糧に、残り少ない教師生活の中で、真摯に写真と向き合う学生を、一人でも多く育むことがでるよう、頑張らねばと誓った一日でした。

JC0804.090 宮崎県日向市 M9et28a#

Jc0803.031 宮崎県西都市 M9et28a#

今日の写真は、この夏、宮崎で撮った中学生に関する写真です。
学校の体操服を販売しているお店でしょうか。
その中に四校ほど、中学校の名前が見えます。

夏の部活。
弓道部の練習をしばらく眺めた後、写真を撮らせてもらいました。
白い上着が白衣のように見えて不思議でしたが、下に袴を着けると見慣れた弓道着姿になるのでしょう。

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みかん猫67

2010/09/14

私は本腰を入れて撮影に出かけるときには、だいたい、カメラ二台で出かけます。
カメラが二台なのは、一台が壊れたときのことも考えて・・・などと、職業写真家のようなプロ根性が根底にあってではありません。
二台のカメラにそれぞれ違った画角のレンズを取り付けて、撮影領域を広げることが目的です。

そういうことなら、ズームレンズを活用して、ボディ一台にズームレンズ一本と云うことも考えられるのですが、一眼レフもズームレンズも苦手ですから、その考えにはなれません。
カルティエ・ブレッソン氏は目立たないカメラとして「ライカ」のカメラを選んだようですが、私は無精な人間ですからかさ張らないカメラとしてM型ライカを使っています。
ですから、大仰な一眼レフではだめなのです。
レンズも小型が一番、二番に高性能ですから、ズームレンズでは私の希望は満たせません。

2台のカメラにレンズ2本。
交換レンズは持って出ませんので、撮影現場でレンズ交換はしません。
撮影前日には、翌日の撮影現場を予想し、レンズを吟味するのですが、これは、なんとなく楽しい作業です。
現場では、持ってきたレンズで撮れるように、最大限の努力をします。
自分の、予測が外れて、思うように撮れなくても、「ま、いいか」で、潔く諦めます。

二台のカメラは操作で戸惑うことのないように、同じ機種にしてきましたが、このところはLEICA M8.2とLEICA M9の二台。
厳密には同一機種ではありませんので、操作が異なる部分もあります。
出来ればLEICA M9の二台にしたいと思っているのですが、財布の底をはたいても、「鼻血も出ない」経済状況ですから、おいそれと気軽に手が出せません。
それでも、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、注文をしてみたのですが、これがなかなか・・・

高額なカメラですが、飛ぶように売れているのか、なかなか手に入りません。
もともと短気な性分ですから、待たされているうちに、だんだんこちらがイライラしてきます。
そうこうしているうちになんだか妙なニュースが飛び込んできました。

LEICA M9やX1と品薄状態が続いているカメラに、、オーストリッチレザーのような「オーストリッチ風ブラックレザー」を採用したものが、銀座三越6階ライカカメラコーナーのオープンを記念して企画した限定モデルとして販売されるそうです。

「こら、ライカ。エエ加減にさらせ。」
「そんなことしとる場合とちゃうやろ。」
「予約が溜まっているのに、なにいちびっとんねん。」

予約は解約じゃ・・・

JC0911.001 福岡市東区 NEX5b35#

JC0910.001 福岡市東区 NEX5gr28#

と云うことで、今日の二枚はライカではなくて、SONY NEX-5で撮ったものです。
レンズもライカのレンズではなくて、ミノルタとツアイスです。
最初の写真はバスの窓ガラス越し。二枚目は目測ですので、レンズ性能云々を言われると、レンズが可哀想ですので、どうか素点、ご容赦ください。

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みかん猫67

2010/09/13

宮崎空港 / LEICA M9 × ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.
宮崎空港 / LEICA M9 × ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.


8月初めに宮崎へ旅したあたりから、ベルトの穴が一つ動き、ズボンのお腹周りが窮屈になりました。
旅先では動き回る量も多くはなるのですが、そのぶん食事も美味しく頂けるようになり、呑んで食べてで、どうしても太り気味になります。
夏太り体質は今も健在のようです。
そのベルトの穴を元に戻すべく期待した「夏痩せ」もなく、食欲の秋を迎えそうです。

この夏は宮崎、熊本、広島、そして植田正治写真美術館のある鳥取と、写真仲間のお世話になりながら、回れたことで、すばらしい「夏の思い出」が出来ました。

秋風が吹いて、猫が膝の上に乗り、朝の紅茶の冷めるのがはやくなったと感じるようになると、いよいよ後期の授業がはじまります。


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みかん猫67

2010/09/12

先日、広島に出かけたときに、自分へのお土産として「広島菜」を買ってきました。
広島菜そのものは、すでに胃袋に収まってしまい、影も形もありませんが、菜っ葉の漬け物のことを考えましたので、ご披露・・・それほど大それたことではありませんが・・・してみます。

今日は日曜で、のんきな話しだと思われるかも知れませんが、日曜日の今日も、大学で仕事でした。
今日日の教員は、授業をして、採点して・・・また次の年には同じ教材で、同じ内容の授業・・・それだけでは済まないのですよ。
若者の人口減もあって、大学も生き残りをかけて、教員も受験生確保のために「出前授業」「高校訪問」など、対外的にいろいろなことをしなければなりません。
つまり、セールスをしなければならないのです。
おかげでセールストークも上手くなりました。

今日は、すでに大学に入学している学生の父兄に大学に来て頂いて、いろいろと相談にのる「修学懇談会」でした。
入学して来た学生やその父兄の満足度向上も大学側からの至上命令ですから、教職もサービス業のように、腰が低くなっています。
それが良いことなのかどうかは、何とも言えませんが、とにかく忙しいことは確かです。

さて、そこで漬け物の話ですが、この夏のように猛暑のときには食欲も減退するもので、そんなとき・・・とくに朝などは、漬け物でお茶漬けさらさらが良いですね。
幸い、九州はお茶が美味しい土地柄ですから、少し濃いめにいれたお茶をたっぷり掛けたお茶漬けは格別です。

子供の頃から祖母がつけた茄子や胡瓜のぬか漬けを食べて育ちましたので漬け物は大好きです。
子供の頃はたくあん漬けが苦手でしたが、歳とともにたくあん漬けに対する抵抗も無くなりました。
旅先でも美味しそうな漬け物を見ると買って帰ります。
広島では、当然、広島菜です。
白菜は野沢菜などもそうですが、葉ものの漬け物の場合、葉っぱの部分より、茎の部分の方が好きです。
歯あたり(食感)の問題なのでしょうか。

おやおや、何ともとりとめのない話になってしまいました。
今日は日曜日と言うことで、お茶を濁しておきます。

『御茶を濁す』の語源とは関係ないのですが、最近のペットボトルに入って売られている「御茶」。
濁りませんよね。
それ、ちょっと気味悪いのですが・・・

CB0305.044 大阪市生野区生野西 M8et21#

JC04.17.030 福岡県田川市後藤寺 M9 2428a#

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みかん猫67

2010/09/11

早朝から一働きして、それが案外と早く片付いたので、その予定ではなかったのですが大学に出てまた一仕事してきました。
大学に出たのは、ゼミの学生が個展を控えていたので、何か作業をするのなら、させてやろうと考えたからなのですが、気持ちが変わって午後の早い時間に自宅に戻ってきました。

自宅に戻り、遅い昼食を済ませ、ごろんと居間の床の上に寝転がると、上から我が家の白猫「もも」が冷たい目で見下していました。
「なんで、こんな時間に、おっさんが居るんや?」といった感じです。
因みに、ももが座っている椅子は、普段、私が座っている椅子です。
ももにしてみると、自分の椅子をおっさんが横取りしていると考えているのかもしれませんが・・・

床に置いた鞄からSONY NEX-5を取り出し一枚。
レンズはマウントアダプターを介してZeiss Biogon 35mm F2が着いていました。
画角的には標準レンズくらいでしょうか。

「マニュアルフォーカスアシスト」を使って、ももの鼻先から目にピントを持ってきました。
この、マニュアルフォーカスアシストは大変便利な装置なのですが、明るい屋外など液晶画面が見辛いときには、あまり役に立ちません。
それに、手元が見辛い老眼の身には、液晶画面でピントを合わせるには老眼鏡が必要なときも少なくありません。
そのようなこともあり、今回、広島に持って行くときには、気楽にオートフォーカスが活用できる純正のE16mmレンズを着けて連れ出しました。

マニュアルフォーカスアシストも良いのですが、ヘリコイドを回し、ピントが合ったらランプが点灯するフォーカスエイド機能を備えてくれると、もっと便利で、老眼の年寄りにもいろいろなレンズをNEXボディに着けて楽しめると思うのですが、如何でしょうか。ソニーさん。

JC0911.002 福岡市東区 NEX5b35#

JC0911.004 福岡市東区 M8.2gr28#

目を転じて頭の上の庭に通じるガラス戸の方を見ると、和紙で出来たブラインドに、この夏活躍してくれたゴーヤの影が映り、その向こうの空には、九月も中旬になろうかと云うのに、夏の雲が白く輝いていました。

こちらの方は、同じく鞄の中に入っていたLEICA M8.2。
レンズはMinolta G-Rokkor 28mm F3.5です。
Minolta G-Rokkor 28mm F3.5はSony NEX-5に取り付けると、画面周辺にマゼンタかぶりを生じます。
M8.2ではレンズ自体の特性である周辺光量不足は強く出ますが、質の悪いマゼンタかぶりに関しては大丈夫です。

今日は、家の中で床に転がって撮影した、のんびりとした写真を見てもらいました。
寝転んで無精な取り方をしたものだから、カメラの方も困ってしまったのか、横位置で撮影した写真も縦位置と勘違いしてしまったようです。


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みかん猫67

2010/09/10

大掃除をしていると、忘れていたいろいろなものが顔を覗かせてくれます。
そういったものに、いつまでも係わり合っていると、なかなか仕事がはかどりません。
多くの物はあまり考えずに、捨てるものの中に投げ込むようにして片付けてきました。
今日は、古いアルバムが出てきましたので、こればかりは「はい、捨てる」と言う訳にもいきません。
なんと言っても、研究室の歴史ですから。

最近の学生たちはアルバムを作るなんてことをしません。
写真が随分と身近になった反面、一枚一枚の写真のなかに込められた想いは随分と薄っぺらなものになっているように思えます。

それは何も、記念写真に限ったことではないようです。
例えば、展覧会などに出品するために学生たちが作った写真も、その役目が終わると、ゴミのようにその辺りに打ち捨てられています。

今回出て来たアルバムは、引き続き保管するのですが、これを機会に古い写真をスキャナーにかけて、ホームページ上で、卒業生の皆さんに見て、懐かしんでもらうことにしました。
また、いらん仕事を増やすことになるかも知れませんが、あと数年で「丸尾研究室」を閉じることになりますので、私自身、自分の足跡を思い起こすよい機会になればと考えました。

アルバム004

初っ端に取り上げた写真は、アルバムに撮影年代など何も書き込まれていませんでしたので、詳しいことは分かりませんが、なにやら楽しい呑み会の様子。
数年前の私の還暦のお祝い会の発起人になってくれた人たちは、この古い写真に写っている人たちです。
ご無沙汰ばかりですが、ずいぶんと長い付き合いになります。
ここに写っている皆さんは、いまも元気にしているのでしょうか?

私のホームページから、「丸尾繁夫|古いアルバムから」に入って頂ければ、卒業生の皆さんは、懐かしい写真に出会えると思います。


今日の写真はアルバムの中の色褪せた写真に因んで、退色したポスターを撮った写真にしてみました。

JC0805.042 宮崎県西都市 M9et28a#

福岡県田川市

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みかん猫67

2010/09/09

後期の授業は始まるまでに、環境を整えておこうとやり始めた大掃除もいよいよ大詰めです。
授業で使う「制作暗室」「GA暗室」と片付けて、いよいよ最後の「資料室」に取りかかりました。
「資料室」はゼミナールや卒業制作の授業をしたりする部屋ですが、展覧会で使う額などの保管場所にもなっていますの、倉庫のような様相も呈しています。

今回、額の入った段ボール箱をすべて「GA暗室」の方に移動させたことで、かなりすっきりとした様子になりました。
今回の一連の模様替えと大掃除のは「生活の場と制作の場を切り離す」と言うことを念頭において行いました。
以前にもこの「亀カメラ」に書きましたが、ちょっと大げさですが、制作の場を神聖な場所と学生たちに考えて貰うことで、より深い想いの注入された写真作りをして貰おうといういう考えがこの一連の模様替えと大掃除の根底にあります。

軽薄な空気が充満している今の世の中、学生のもの作りにおいても、その影響は濃厚に現れています。
写真に取り組む姿勢はいろいろあって良いのですが、実に軽佻浮薄な作品がまかり通っています。
少し行き詰まると、楽な方向楽な方向へと舵取りをします。
おそらく、授業が始まると、このような取り組み姿勢の変更が学生の口から提案され、逃げの姿勢が鮮明になることでしょう。

環境の乱ればかりではなく、学生が制作している姿を見ても目に余るほどのだらしなさです。
パソコン画面に向かう学生たちの姿勢の悪さ、だらしなさ・・・
これは私の研究室での出来事ではありませんが、プリンターの調子が悪くなったので修理に出すと、プリンターの中からなんと、お菓子のグミが出てきたそうです。

菓子類を食い散らかしながらの、ご気楽な姿勢で、調子にのってケラケラ、パクパク、ゴクゴクとやっている姿は日常茶飯事ですから、このような事故が起きても不思議はありません。
そこで、今回の私の提案「生活の場と制作の場を切り離す」となった次第です。
生活の場は日常の場と言い換えても良いかもしれません。

制作の場としての「制作暗室」「資料室」は飲食禁止。
日常を持ち込まない。
整理整頓、清掃に勤める。
などなど、新学期に入ると、学生たちは窮屈になるとは思いますが、私の学生たちはみんな素直な人間ばかりですから、頑張ってくれることでしょう。

さて、還暦をとうに過ぎた私も、初めて自分のゼミ生を抱えたときの、初心に戻って精一杯頑張らなければなりません。


JC0806.056 熊本県阿蘇郡西原村 M8.2sn35a#

JC0806.059 熊本県南阿蘇村長陽 M8.2et28a#

朝晩と随分涼しくなってきました。
この夏の暑さは格別でしたが、その猛暑の中、宮崎、熊本、広島、鳥取と卒業生の助けを受けながら旅して回ったことは、楽しい思い出です。

そんな、夏の暑さと、楽しい思い出を呼び覚ます写真を選んでみました。
吉津くんの案内で種子田くんと私の三人、阿蘇をドライブしたときのものです。
このときに撮った写真が記録されたメディア一枚が無くなったことも苦い思い出です。

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みかん猫67

2010/09/08

広島では炎天下、三日間よく歩きました。
そのうえ、今回の広島へはカメラ三台ですから、荷物もそれなりに重い。
随分と前の話になりますが、私の大好きな高名な写真家が、「ライカは重いので、最近はMinolta CLEを使っているよ。」「歩くのは一日三時間くらい・・・」と話していましたが、その重いライカを今回は二台も連れてきています。

還暦を過ぎた私ですが、脚力はまだまだ捨てたものではないようです。
動物は足が動かなくなったら、動物ではないから、とにかく動けるうちは動いておかなければいけません。

とは言っても、この夏は猛暑で先月はあまり撮影のために出歩けませんでした。
広島で歩き通した自信をバネに、今日も歩き回って撮影を・・・と考えていたのですが、台風の影響で計画倒れに終わりました。

ならばと大学に出て暗室の大掃除です。
暗室の掃除は終わったのでは・・・。
いえいえ、暗室は一つではありませんから。
今日は「GA暗室」を片付けました。

こちらの暗室は学生たちがフィルム現像や、プリントの乾燥に使っていまが、写真展のときには額に写真を入れる、「額装」作業の場にもなります。
今年の「works 2010」の時に使った額の後始末がまだ出来ておらず、暗室の中に山積み状態です。

今日もどんどん捨てました。
掃除は捨てることが肝心です。
貧乏性ですから、あれこれ思い悩むのが常なのですが、そうしているとなかなか片付きません。
エイヤーと勢い良く捨てる。
台車に山積みになった不燃物を、廃棄場所まで運び出した後は、随分とすっきりしました。
まだまだ片付いたとは言えませんが、後は力仕事ですから、新学期になって学生が顔を出したときに一気に片付けることにします。

JC0905.005 広島市中区 M8.2et28#

上の写真は9月5日、広島から鳥取の植田正治写真美術館に向かった朝に撮ったものです。
集合場所でメンバーが勢揃いするのを待っているときに、「今日も暑うなるぞ・・・」(小津安二郎監督の「東京物語」で笠智衆さんの台詞)と、空を見上げたとき見つけた雲です。

この雲を見たときに、脳裏に浮かんだのが下の写真です。
こちらは8月の初めに宮崎に出かけたときに撮ったものです。
上の雲の形・・・ペガサスの翼に見えました。

JC0805.112 宮崎県都城市 M9et28a#

この日、出かけた「植田正治写真美術館」の展覧会が「雲のうつくしい日に。」でしたから、その初っ端に、こんな奇麗な雲と出会えたのは、幸先の良いことでした。

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みかん猫67

2010/09/07

私の夏休みも昨日で終わり、いよいよ13日から始まる後期の授業に向けての準備運動を開始しなければなりません。
先ずは環境整備とそれに伴う大掃除です。
これまで、私が多忙と云うこともあり、何かと学生任せにしてきましたが、どうもそれでは立ち行かなくなってきましたので、ここで一念発起、老体に鞭打って、再び私が出しゃばることにしました。

まず、手始めには「暗室」の環境整備です。
私が管理責任者になっている暗室は全部で5施設あります。
なかでも、一番の問題は「制作暗室」と言う、私の研究室に所属している三年生、四年生が使う暗室です。
言わば、写真の専門家が使う暗室が一番乱雑で、鼠の巣のようになっているので、ここの大掃除です。

私が古い考え方の持ち主なのかも知れませんが、「もの作り」の場は、出来るだけ神聖でありたいと願っているのです。
精神論を唱えても、今の若者には煙たがられるのは分かっているのですが、敢えて、そこから再教育を始めるしかなさそうです。

「怒り」は行動力を呼び覚まします。
あちらこちらから、「撹拌棒」や「液温計」「ブロワー」、それに「フォーカススコープ」がごろごろ出てきたのには驚き。
「撹拌棒」や「液温計」「ブロワー」は実習時に数が足りなくて買い足したばかりです。

無駄なものはばんばん捨てて、ずいぶんと奇麗になりました。
続いて、不備な点を補うことに取りかかりました。
なぜか、引伸機一台一台に付属しているはずの引伸しタイマーが5台も足りません。
イーゼルマスクも一台行方不明。
これらも、なんとか掻き集めて補充。
あとは、流し台の下にある薬品貯蔵瓶を始末すれば、私の願う「神聖な場」としての暗室が出来上がります。

一番使いやすい暗室となった「制作暗室」は、これからは低学年の学生たちで写真が大好きな学生たちにも開かれた暗室として使わせていきます。
おっと、いくら「開かれた暗室」と言っても、やはり暗室ですから、ドアはきちんと閉めてもらわなめれば困ります。

JC0511.023 福岡市博多区 M9b25zm#

福岡市の中州。繁華街の大通りに面したビルの一つが取り壊されました。
そこに現れたのは、隣のビルの壁。
今まで人の目に触れることがなかったので、「ま、ええか・・・」と、思ったかどうかは知りませんが、すごい状態。
いずれ、空き地に新しいビルが建てば、このビルは、何事もなかったように澄まし顔で建っていることでしょう。
見えないところも、きちんとすることが「粋」なんだけど・・・


ハワイ オアフ島 ワイアナエ PF0718/538.010

ハワイで暮らしている頃、一日中撮影に出ていましたので、外出先でトイレを使うことがよくあります。
そんなときに、便器は割られて使用不能、便座が無い・・・などのトイレとよく出会いました。
でも、切羽詰まっているときは、ありがたく使わせてもらいましたが、公共の場が、奇麗に使ってもらいたいものです。

余談ですが、経験を積んでくると、「ハワイ、奇麗なトイレ情報」なんてものも頭に入力されていて、「ここで、トイレに行っとなければ・・・」と、分かるようになりました。


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みかん猫67

2010/09/06

今日は広島から福岡に戻る日です。
これで、私の夏休みも終わりです。
一昨日の夜に、熊本在住の写真仲間、吉津くんから電話が入り、仕事で同じ広島県の福山に来ているとのことでした。
それではと、仕事を終えたばかりの疲れた体に鞭打ってもらって、昨夜のうちに広島に来てもらいました。
ということで、今日は熊本、福岡そして広島の三県人が、広島を攻めることになります。

迎え撃つのは・・・広島とくれば「赤ヘル軍団」。
「赤ヘル軍団」とくれば、その居城は「広島市民球場」・・・なんでも、マツダが施設任命権を持っているらしく、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」なんてムズムズするような別名もあるそうです。

今日の緒戦はJR広島駅に近い、南区松原町あたり。
朝のJR広島駅周辺は、私にとって、お気に入りの撮影場所。
広島での宿も、出来ればこの辺りにして、朝の散歩がてら撮影したいところなのですが、今回はなぜか希望の宿がすべて満室でした。
おそらく広島市民球場で試合があったので、球場に近いこの辺りの宿が軒並み満室になったのかも知れません。


広島市市南区松原町

JC0906.014 広島市市南区松原町 M8.2et28#

JR広島駅の南口(在来線側)を背にして左に進むと、私の好む路地、「愛友横町」があります。
それに続いて、「愛友市場」があります。
ここの愛友市場の中には赤ヘル軍団が集結していますので、なかなか手強いです。

ここに来るまでに出会った女子高校生の自転車のフレームが赤。
手に握る携帯電話も赤。
背景の街にも赤い色が点在しています。
広島は「赤」。燃える広島です。

JC0906.003 広島市市南区松原町 M8.2et28#

JC0906.026 広島市市南区東荒神町 NEX5e16#

コンビ二「LAWSON」も、爽やかなな水色ではなくて、燃える赤色なのには驚き。
街全体が「赤ヘル軍団」です。
この戦い・・・圧倒されて惨敗の予想。
その後の戦いぶりが後日にご報告。

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みかん猫67

2010/09/05

広島二日目です。
今日の行動計画として鞆の浦方面と山陰方面の二つのコースが高田くんから提案されました。
迷いましたが、山陰コースを選択。
山陰とくれば、「植田正治写真美術館」ですよ。

本日は車二台でのドライブです。
高田先生の写真仲間と学生も参加してくれましたので、総勢6名です。
広島発8時30分。
今年は植田先生が亡くなられて10年。
中国山地を抜ける道の風情は、植田先生がお元気だった頃と、変わっていないように見えました。

JC0905.020 広島県183号線 M8.2et28#

先を急ぐので、途中下車して写真を撮ることを自粛して、予定通り、お昼に「植田正治写真美術館」のある岸本に着きました。

何は置いても、まずは「植田正治美術館」に・・・
いやいや、腹が減っては戦ができないのです。
なにしろ、植田先生の写真と向き合うときは真剣勝負ですから。
腹は食べ物で満ちて、植田正治先生の写真でこころが満ちて・・・最高じゃないですか。

少々、言い訳じみていますが、私や高田くんにとって、昼飯も植田先生の息吹を思い起こす大切なことだったのです。
向かった先は「ひの木家岸本店」。
植田正治写真美術館が出来たときに、この店で植田先生と一緒にお蕎麦を食べた・・・いやいやご馳走になったのです。
ご自身の写真美術館も出来、上機嫌だったあの日の植田先生の面影が偲べるお店なのです。

私の注文は「ざるそば大盛り」。
本当はイカのかき揚げが付いた「天ざる」か「三色そば」にしたかったのですが、昨夜も油物だったので、ここは我慢です。

鳥取県西伯郡伯耆町岸本

さて、腹もふくれたところで、「植田正治写真美術館」へ。
現在の企画は植田先生の最後の作品となった、『雲のうつくしい日に。』
久しぶりに植田調の写真に囲まれて楽しいひとときのはずが、美術館の床板の上を、ヒールの音高く歩き回る女性の靴音にいらいらさせられていました。
この女性が自分の靴音に酔いしれているのか、展示室の中を縦横に歩き回るのには辟易させられました。

それと、展示にも少々不満を感じました。
なかなか表現が難しいのですが、植田正治の世界の解釈が浅いのか、ぶれが生じているように感じられました。
作者本人が亡くなられた後、言わば他人が作品のセレクトをしたときの限界のようなものを感じずにはいられませんでした。
植田先生は、ご自身の作品選びを、ずいぶんと気楽な感じでされていたように見ていましたが、ご本人の中には、がしっかりとした物差しがあったことをあらためて感じさせられました。
植田調の輪郭がぐずぐずにならないように、こころから願う次第です。

JC0905.040 鳥取県西伯郡伯耆町 M9sn28a#

植田正治写真美術館に別れを告げて後、植田正治先生がお元気だった頃に、ご一緒して撮影に出かけた港町に6人で出かけました。
話が長くなりますので、この後のことは後日お話することにします。


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みかん猫67

2010/09/04

夏休みの最初に宮崎に出かけ、その帰りに熊本に立ち寄り、そして夏休みも終わりに近づいた今日から広島です。
宮崎、熊本、広島は大学の卒業生で、現在も同じ写真仲間として一緒に撮影に連れていってもらっている、種子田くん、吉津くん、そして高田くんの三羽がらすの居る土地です。

この三人に共通していることは三人とも写真が大好きと言うことです。
写真の大好きな人の道案内だと、ポイントを外すこともなく、いつも何らかの成果が期待できます。
案内人としては、それなりの釣果を持って帰らせないといけないと云う義務感のようなものがあって、大変かと思うのですが、こちらとしては案内人の尻尾にくっついて行くだけですから極めてご気楽です。

この三人に、もう一つ共通点があります。
それは「男性・独身」と云うことです。
ある意味、気楽な三人ですから、こちらとしても気楽に「撮影に出かけよう・・・」と、声を掛けやすいので、無理を承知でお願いして付き合ってもらっています。
無理をお願いするときに、奥さんの渋い顔が浮かんでくると、どうも行けません。

そうそう、三人にもう一つ共通点がありました。
それはフリーで写真の仕事をしていると云うことです。
会社勤めだと、動けるのはどうしても土日祝日になってしまいますが、フリーですから、仕事が無ければ自由です。
なんて勝手なことを言っていますが、ご本人たちにしたら、仕事の都合をつけて、私の誘いに応じてくれているのでしょう。
そこまでして、付き合ってくれる写真仲間が居ることは幸せなことです。

さて、旅立つ前の恒例行事。
旅に連れて行くカメラは誰にするか・・・です。
旅は身軽が一番なのは分かっているのですが、そこは大凡人の私ですから、あれもこれもと迷うのが恒例になっています。

結局、今回の広島へは、LEICA M9とM8.2の二台を選びました。
そうすると、カメラケースの片隅でSONY NEX-5が寂しそうにしていたので、カメラバッックの間仕切りを工夫して、三台押し込めたので、NEXも加えて、現在の私のデジタルカメラ、勢揃いです。

レンズはM9にSUMMICRON-M 28mm F2 ASPH.、M8.2にELMARIT 28mm F2。
28mm二本体制です。
撮像素子の関係でM8.2に28mmレンズを着けると画角は37mmレンズと同等になります。
SONY NEX-5は24mm相当の画角のE16mmですから、今回の旅は実質、24mm、28mmと37mmとなります。

博多〜広島は新幹線で約一時間。
8時発の「のぞみ」に乗り、9時過ぎに広島着。
広島駅前に高田くんの車がお出迎え。
高田くんは専門学校の写真の先生ですから、その学生さんも同行でした。
最初に向かった先は、海上自衛隊の基地のある呉市から、音戸の瀬戸を渡った倉橋島。

JC0904.006 広島県呉市音戸町 NEXe16#

海沿いの町は道幅も狭くなりますので、引きがとれなくて、どうしても縦位置で撮ることが多くなります。
昨日の「亀カメラ」で禁酒宣言をしたばかりだと云うのに、その舌の根も乾かないうちに、もう酒の看板です。
「華鳩」と言う名前が気に入りました。

JC0904.012 広島県呉市音戸町 M8.2et28#

JC0904.015 広島県呉市音戸町 M9sn28a#

もう一枚は私の好きな「電柱写真」です。
でも、狙っているのは電柱ではありません。
午前中の光がガラス戸に反射し、地面に映っているところを撮りました。

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みかん猫67

2010/09/03

【 酒飲みの 言うことなんか その場限り 】

山口県周防大島 / LEICA M8.2 + SUPER ELMAR-M 18mm F3.8 ASPH.
山口県周防大島 / LEICA M8.2 + SUPER ELMAR-M 18mm F3.8 ASPH. 

お酒と甘いもの、どちらかを止めなければならないとき、どちらを選ぶか?
職場の女性同僚との、他愛もない茶飲み話。

彼女は、甘いものを止めて、お酒を残すそうだ。
平素から朗らかな性格だが、酔うといっそう楽しくなり、愉快なお酒になることだろう。
そんな人は、お酒が似合いそうだから、お酒を選んだ彼女の選択は間違っていない。

私は・・・
彼女とは逆でお酒を止めると答える。
呑んでいるときより、甘いものを食べているときの方が楽しいから。

しかし、実際のところは〝晩酌〟を楽しんでいる。
食卓に並ぶものを見て、酒の種類を選ぶ。

結局は、酒も甘いものも・・
言行不一致の、口卑しいだけの年寄りになっているということか。


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みかん猫67

2010/09/02

今年の夏は暑いとは思っていましたが、なんと新記録だそうです。
何事でも新記録は凄いです。
何が新記録かって夏の平均気温です。
気象庁が統計を取り始めた1898年(明治31年)以降の113年間で、この夏の平均気温が一番だったそうです。
我々の暮らす環境が、確実に変化しているようです。

気象庁の発表を読んでいると、夏とは6月から8月の期間を言うことを知りました。
だとすれば、9月は秋です。
9月入っても暑い日が続いていますので、秋の平均気温も新記録になるのではないでしょうか。

我が家の老猫も、動物病院に通いながらなんとかやっております。
歳も歳ですから、病状は一進一退で、快方に向かっているとはなかなか言えない状態が続いております。

CA0808.002 C428#

猫の名前は「ぐれ」と言います。
我がままで、気まぐれ・・・それに毛並みの関係で写真写りも芳しくありませんので、あまりレンズを向けないのですが、2004年の夏に「ぐれ」を撮った写真を引っ張りだしてみました。
なかなか気位の高そうに写っています。

私がまだ、フィルムカメラで写真を撮っていた時期ですが、デジタルカメラを借りて、試しに撮ってみたものです。
目が自慢の彼女ですが、撮った写真を見たとき、その緑が強調され過ぎてなんか不自然な気がした記憶があります。
結局、私が自分の写真をデジタルカメラで撮るようになるまで、この後3年ほどかかったことになります。

いまでは「ぐれ」の目の緑も、少し色あせてしまいましたが、彼女が体調の良いときには、透明で奇麗な目をしています。


JC0902.001 福岡市東区 Snex5gr28#

JC0902.002 福岡市東区 Snex5gr28#

Sony NEX-5、今日からレンズを変えてテストです。
レンズはG-Rokkor 28mm F3.5に変えました。
ソニーのカメラ部門の母体はミノルタですから、この組み合わせは血のつながるもの同士の組み合わせになります。
このレンズは、高級コンパクトカメラブームの時代に人気のあったMinolta TC-1のレンズだけをLマウントにして発売されたものです。
周辺光量が大きく落ちますが、いまだに人気のあるレンズです。

結果は、ご覧のとおり、周辺にマゼンタかぶりが生じました。
マゼンタかぶりは予想していたのですが、やはり出ました。
黒白だと色かぶりは、それほど問題にならないのでしょうが、カラーで使うのは苦しいようです。
マゼンタかぶりはZEISSのBiogon 21mm F4.5などでも出ましたので、昔の広角レンズをデジタルカメラで使うときには要注意です。


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みかん猫67

2010/09/01

明け方はずいぶんと秋らしくなってきました。
でも日中はまだまだ真夏日が続いています。
この暑さで老人が熱中症で亡くなられたり、体調を崩して入院するなどと言ったことが話題になっていますが、とうとう我が家の老猫も体調を崩してしまい、病院通いをしています。

人間の病気も大変ですが、小さな動物が息も絶え絶えに、だるそうに横たわっている姿を見るのも辛いものがあります。
なんとかしてやりたいのですが、猫自身の生命力が衰えないことを願うばかりです。
今回、体調を崩した猫は、一緒に暮らす三匹の猫のなかで一番わがままな猫です。
上から目線でいつも私を小馬鹿にする小憎らしい猫で、はっきりと言って可愛げのない猫ですが、私が40歳前半の頃からずっと一緒に暮らしていますので、弱った姿を見ると心が波立ちます。
猫のためにも、はやく涼しい秋になってくれないかと願っています。

鹿児島に帰省していた四年生の西くんが大学に戻ってきました。
あっけないほど短い帰省期間でした。
これでは、息子が戻ってくるのを楽しみにしていた親御さんたちもさぞかし寂しいだろうと思います。

鹿児島からのお土産は「かるかん」でした。
「かるかん」は、私の好物で、中にあんこの入っている「かるかん饅頭」ではないやつです。
私の口に合いそうなものをあれこれと、彼なりに吟味して買ってきてくれたようです。
ありがたいことです。
早速、研究室でお茶を入れて、男二人向き合って茶飲み話。

JC0901.002 福岡市東区 Snex5sa28#

「かるかん」のお礼に、一緒に昼飯を食べに行きました。
もちろんカメラ持参です。
Sony NEX-5にSummaron 28mm F5.6で、昼飯に入った店の窓を背景に、強烈な逆光で撮影。
液晶モニターではピントの山が全く掴めません。

目見当で撮りましたが、老眼の爺にはファインダーが必要です。
なんと言っても老眼は近くが見えないのですから。
暗い室内、ものすごい逆光、それに老眼ですから、ピントの山が掴めなくても仕方ありません。
それに、逆光に弱いレンズ・・・それでも写真はそれなりに写ります。

昼飯を食べて大学に戻る道で、炎天下、ジュースを飲みながらゲームをしてる少年に出会いました。
暑いのに頑張るね。
「写真を撮らせて・・・」と一声掛けて、戸惑いがちな彼を、有無を云わせず二枚撮影しました。

JC0901.003 福岡市東区 Snex5sa28#

これは最初の写真です。
二枚目はもう少し距離をもたせて撮りました。
炎天下での撮影でも、液晶モニターは全く役にたちません。
ファインダーが入っていると噂のあるNEX-7の発売が待たれます。
ソニーさん、ファインダー内蔵のNEX-7と高性能で尚かつ小型の単焦点レンズを一日も早く発売してください。
老眼の年寄りですから、それほど長くは待てませんよ。
念のために・・・

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みかん猫67

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