展覧会の準備

研究室の展覧会が近づいてきました。
研究室では年に二回くらい写真展を企画してきました。
年明けの展覧会は四年生が卒業制作で作った全作品(20点くらい)を美術館の壁に並べ、残りの壁面を利用して、卒業生や下級生の写真を展示するという研究室伝統のものです。

展覧会では美術館を借りたり、案内状を作ったり、それなりのお金が必要ですが、それは、卒業生たちが出してくれる参加費用で賄います。
その代わり、学生たちはに展覧会の企画・運営に関わる一切の作業を行います。
展覧会場の確保に始まり卒業生たちが送ってくる作品のマッティング、額装、搬入・展示、搬出、作品の返送などなど、学生の担当する仕事はたくさんあります。

ところが、今年の四年生たちは、手伝いに出て来る気配さえありません。
それはそれで良いとして、私はちょっと忙しくなってきます。
こうなったらくよくよしても仕方がありません。
卒業生たちに搬入・搬出の応援と、作品を早く送って貰うようにお願いをして、あとは運を天に任せて、数は頼めませんが、手伝ってくれる学生たちを捜して、私も一緒になって、やれるとこまでやるしかありません。

そう考えると、妙に元気が湧いてきました。
吹っ切れたとでもいうのでしょうか。
先ずは私が頑張らなければと、日曜も大学に出てきました。
なんとか、下準備が完了。
開催の見込みがたったところで、いくぶん気分が落ち着きました。

しかし、問題は次々と起こるものです。
年内にもう一回行う展覧会(work展)の会場が確保できなかったと、三年生の担当学生から話がありました。
数年前から、展覧会の運営に行き詰まりを感じていましたので、これを機会に、そろそろ引き時なのかも知れません。

なんて、ところで今日の〈亀カメラ〉を閉めたのでは、少々、落ち込みますので、最後はちょっと良い話をします。

四年生に西くんという学生がいます。
これまでも、〈亀カメラ〉で「Nくん」として登場しています。
彼は現在、学校行事としての「卒業制作展」のまとめ役で奔走しています。
その西くんが、暗室を終えて帰り際に「先生は何時まで大学に居ますか?」と聞いてきました。
私は素っ気なく「仕事が残っているから」とだけ言ったと思います。

何時間か後に、再び西くんが私のところに顔を見せて、「はい」とはにかみながら手渡してくれたものがありました。
私が抱えている問題の解決になればとわざわざ求めてきてくれたもののようです。
やはり、自分の育てた(ちょっとおこがましい言い方ですが)学生は、良いものですね。
人の優しさが身にしみます。

明日からも頑張れそうです。

JC1009.104 鹿児島市小川町 NEX5e16#
鹿児島市小川町 | Sony NEX-5 + E 16mm F2.8.

JC1009.088 鹿児島市小川町 M9sn35a#
鹿児島市小川町 | LEICA M9 + SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.

今日は西くんに感謝の気持ちを込めて、彼の故郷、鹿児島で撮った写真にしました。
黄色い傘は下駄の看板の反対側の車庫に中にありました。
あっち向いてぱちり、こっち向いてぱちり・・・
ちょっといい加減なように見えるかも知れませんが、下駄の看板は気に入って、二日間通いましたので、本腰入れてたくさん撮っているのですよ。


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