大阪の食堂に入った

〈写真ばか〉とでもいうのでしょうか・・・
何処に出かけるにもカメラを連れて出ます。
そして、どこででも写真を撮りたがります。

店先の陳列ケースのサンプルを見ても、この店に入りたいという動機につながるものも見当たらないまま、次の店を探しに歩き出す・・・
それでも、なにか後ろ髪(後ろ髪があるかないかは別として)を引かれる思いがして、ふたたびその陳列ケースの前に戻る。
それでも、「やっぱり、大阪やからもっと美味いもん食べたいな・・・」という、気持ちに動かされて再び歩き出す。
でもやはり・・・

こういうことを三度繰り返してその店の戸を開けました。

店の壁には定番商品が黒い板に商品名と値段を記して掲げられていました。
それ意外にも、季節のものでしょうか、いろいろなものが朱で縁取られた紙に書かれて壁に貼られていました。
ご丁寧に、同じものが前と横に貼られていて、店の中は大衆食堂そのものでした。

客は、一人。
それも、常連客の様子ですでテレビが一番見やすいところに陣取っています。
私は、隅の方のテーブルを選んで座りました。
こういった店に入ったときには、写真を撮るにはどの位置が良いかを考えて席を決めます。
お店の様子が写り、客の男性も撮れる・・・そんな場所を選びました。
なにせ、客は一人ですから、何処にでも座れます。

席が決まったら次は注文です。
メニューなんてものはありません。
壁の品書きを見ながら、「この店、初めてなんやけど、何が美味しいのん?」と聞きます。(大阪では、なんでか大阪弁になってしまいます)
ばかなことを聞くもんだと自分でも思うのですが、先ずは軽くジャブです。

返事は予想通り。
「うちは何でも美味しいで」
「そらそうや、不味いとは言えんもんナ」

110309.062 大阪市天王寺区 M9 Sn28a#

110309.069 大阪市天王寺区 M9 Sn28a#
大阪市天王寺区 | LEICA M9 + SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH.

店の外も、内も賑やかなら、店のおばちゃんたちも賑やかな大阪の食堂です。


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みかん猫67

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