春の小川(柳川)

♪ 春の小川は、さらさら行くよ。
岸のすみれや、れんげの花に、
すがたやさしく、色うつくしく
咲けよ咲けよと、ささやきながら。

春になると、浮かんでくるのは、文部省唱歌の〈春の小川〉です。
今の小学校でも教えているのかどうかは知りませんが、誰でも知っている歌です。
誰でも知っていると言っておきながら、ここに歌詞を取り上げるにおいて、調べてみるとなんと、歌詞が三種類あると知りました。

一番最初が1912年で、その後、1942と、 1947に変わっているようです。
冒頭に引用した歌詞は1947年・・・つまり、戦後の書き変えられたもので、一番新しいものです。
私は、その1947年生まれですから、おそらく ♪ 咲けよ咲けよと、ささやきながら ♪ と歌っていたはずなのですが、1942年の歌詞 ♪ 咲いてゐるねと、ささやきながら。♪ が、記憶に残っています。
♪ 咲いているねと、ささやきながら。♪ と、新仮名遣いですが、1942年の歌詞で習ったのかも知れません。

歌詞を読んでみると「咲けよ咲けよと、ささやきながら」では、しっくりきません。
「咲けよ咲けよ」は、力強い声援といったところですから、その後にくる、穏やかな「ささやきながら」は不釣り合いです。
「咲いているね」の方が、「ささやき」に合っていると考えます。

気候が穏やかになると、水辺も乙なものです。
と、いうことで柳川です。
水郷と言われるところは各地にあるでしょうが、私が暮らす九州北部ではなんと言っても「柳川」です。
なんでも、北原白秋さんが柳川を水郷と言った元祖だとか。

柳川の楽しみは撮影と、もう一つ「鰻」です。
この地の代表的な鰻の調理方法は、〈せいろ蒸し〉です。
ごはんにたれをまぶして蒸し、それに蒲焼きをのせ、再度蒸し上げるといったものです。
残念ながら、私は蒲焼き派です。
何故かと言いますと、蒸し料理は熱くてかなわないのです。
もちろん、柳川には一般的な蒲焼きもありますので、そちらを楽しみにしている次第です。

110315.060 福岡県柳川市 EPL2 g14 2.5#

110315.069 福岡県柳川市 EPL2 g14 2.5a#
福岡県柳川市 / LUMIX G 14mm F2 .5 ASPH. 


柳川の掘り割りを観光川下りの舟が上り下りしています。
冬場には、この舟に火燵が入るのですが、すでに春の装いで、火燵は取り払われていました。
掘り割り沿いで、女性がアルミのカメラケースの上に立っていました。
観光船のお客の写真を撮って、観光客が舟を降りるまでに写真を仕上げて販売するのです。

私たちは、のんびりと散歩気分ですが、彼女は撮影が終わると、大急ぎで私たちの横をバイクに股がって走り去って行きました。
ご苦労さんです。プロの仕事は大変です。

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みかん猫67

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