あれやこれや、画面に飛び込んできた写真

世に、「金のあるときは暇がない。暇のあるときは金がない」とよく言われることですが、まさにそうかも知れません。
若い時は時間があり、旅に出たいと思ってもお金がありませんでした。
この歳になって、幾ばくかの収入があっても、こんどは暇がありません。
これが、退職後となると、また、時間はあっても金がない世界に逆戻りでしょう。
世の中はままならないものです。

旅が好きですし、持ち前の貧乏人根性から、一度、旅に出たら一日でも長く旅の空の下に居たいと思います。
時間が許す限り、糸の切れた凧のようにさまよっていたいのですが、今回の旅は、なんとか工面して三泊四日の日程しか出来ませんでした。

三泊四日の関西旅行ですから、駆け足の旅でした。
旅の最終日は出来る限り大阪の町中を歩き回って写真を撮りたかったのですが、先日、兵庫県立美術館に行ったときに、今日から始まる写真展のポスターをたまたま見てしまったものですから、今日は朝から、再び神戸に出かけてきました。

しかし、残念ながら期待したほどの展覧会ではありませんでした。
作者には申し訳ないのですが、見事に期待を裏切ってくれる内容で、貴重な時間を無駄にしてしまったと後悔しきりです。
それでも、出先で何か嬉しくなるような写真でも撮れたなら気持ちも治まるのですが・・・これがまた、なかなか。
せっかく神戸まで来たのだから、何か撮って帰らないとと、近くの神戸市立王子動物園まで歩いているときに、道ばたでスケッチをしている男性に出会いました。
男性の目の先には、これといって絵にするようなものはなく、ガード下と廃品回収業者の小屋のようなものがあるだけです。

その男性を撮影してると、もう一人男性が近づいてきて、なにやらアドバイスをしているような素振り。
それを撮っていると、向こうを横断する男性が現れました。
その男性が、横断歩道の標識に描かれた人形と同じ姿勢になったところでシャッターを押そうとしたときに、背後から自転車に乗った人が、画面の中に飛び込んできました。
あれやこれや、ファインダーの中に飛び込んで来たすべての人を取り込んで、写真は出来上がりました。

この写真が私の・・・神戸土産です。

110312.020 神戸市灘区 M9 sn28a#

110312.021 神戸市灘区 M9 sn28a#
兵庫県神戸市灘区 | LEICA M9 + SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH. 

当初の予定は大阪の天神橋六丁目、通称〈天六〉(てんろく)にある、〈大阪くらしの今昔館〉に行くことでしたので、神戸のJR「灘」駅から大阪の「天満」まで引き返しました。
天神橋筋近辺はカメラを持って歩くにも格好の場所の一つです。
とりあえず、こんな町だということを分かってもらうために、こちらも、いろんな人たちがごちゃごちゃしている写真を選んでみました。

110312.155 大阪市北区天神橋筋 M9 sn28a#
大阪市北区天神橋 | LEICA M9 + SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH. 

上の写真が、今回の旅の最後の写真です。

にほんブログ村 写真ブログ 散歩写真へ
にほんブログ村

みかん猫67

最近のブログ記事

錯覚を覚えてしまう冬の夕暮れ
福岡市博多区 / FUJI X-E3 …
結露した 窓から暖かい光が見える
福岡市中央区 / FUJI X-E3 …
烏瓜の朱い実一つ日が沈む
福岡県糟屋郡新宮町 / FUJI X-…