トイレで写真

私は大学の教員ですので、普段の生活の場の大部分が、若い学生諸君に囲まれていることになります。
そういう環境に居ると、無意識にではありますが、自分自身もいつまでも若いつもりで居てしまうようです。
年甲斐もなくというのでしょうか、大食い 早食い 脂もの大好き・・・などなど、ちょっとは歳を考えなさいと叱られそうなことを繰り返しています。

でも 歳なみに老いを自覚してさせられてしまうところ出てきています。
朝、登校途中の中学生にさっさと追い抜かされたときには、歩くのが遅くなっているのを実感させられました。
追い抜かされた後、その中学生から置いてきぼりにならないように、気持ちのギアを入れ替えて加速したのですが、着いて行くのがやっとでした。
こんなことをしていることが年甲斐も無く・・・でしょうか。

次にはトイレです。
尿意を感じてから、我慢の極限に至るまでの間が短くなっているのです。
幸い、まだおもらしの経験はありませんが、いずれ、おむつの厄介になることでしょう。

トイレが我慢できなくなる経験をもつと、トイレのことが気にまります。
撮影のときにも、被写体探しと同時に、トイレを気にしていたりします。
それが原因ではないのですが、私の写真のなかにトイレで撮ったものがよく出てきます。

いつの頃からトイレを意識して写真を撮りだしたのかは調べてみないと確かなことは分からないのですが、今から15年ほど前にアメリカで暮らしていたときには、トイレの写真を撮っていました。
ひょっとしたら、この頃から、トイレを意識して写真に撮りだしたのかも知れません。

昔のことですから、当然、黒白フィルムで撮っています。
古いベタ焼きをひっくり返して、一枚、選んでみました。
ニューヨークのワシントン・スクエアのトイレで撮ったものです。
ニューヨークのトイレで撮影していたら、現地の人から、「ホールドアップされるかも知れないから危ないよ」と忠告を受けたのですが、それでも続けて撮っていたのを思い出します。
余談ですが、アメリカのトイレは便器の位置が高いのです。
己の足の短さを痛感させられます。
いい大人が、つま先立ちになっておしっこをしている姿も間抜けですよね。

970623.393018 NEW YORK|Washington Square#
ニューヨーク ワシントン・スクエア | Mamiya 7 + 43mm F4.5L


そして、もう一枚は、一番新しいトイレの写真です。
大阪の天王寺。悲田院町の古びたアーケードの中の〈公衆トイレ〉の表示です。
写真の授業の教材にでも使おうかと、立ち位置を左右に変えて撮ってみました。
〈公衆トイレ〉の看板を目立たせるには、〈公衆トイレ〉の表示の背後が抜けている、最初の写真の方が良いでしょう。
後の写真は〈公衆トイレ〉の表示が、背後の建物と重なって少し見難くなくなっています。
表現目的を考えて立ち位置選びましょう・・・ということです。

言い添えますと、下の写真は遠くに人のシルエットを入れるなどして、〈公衆トイレ〉の表示を主にしているのではなく、この、路地のような商店街そのものを撮った写真として仕上げているます。


110309.086 大阪市天王寺区 M9 Sn28a#

110309.087 大阪市天王寺区 M9 Sn28a#
大阪市天王寺区悲田院町 | LEICA M9 + SUMMICRON-M 28mm F2 ASPH.

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