その時々のありさまを写真に

性格がひねくれているからなのか、世の中で一般的に「写真になる」と言われるようなものはあまり興味がありません。
例えば、お祭りとか風光明媚なところとか、奇麗な花とか、名所旧跡といったところは、どちらかというと毛嫌いしてしまうのです。

旅先などで、「どこか写真に撮るようなところはありますか?」などと聞くこともあるのですが、そういったときに帰ってくる答えは、先ほど挙げた、私が毛嫌いするようなものにまつわるものばかりです。

じゃあ、いったい何を写真に撮るのか・・・
些細なこと・・・とでも言いましょうか・・・
私にとっては気になることですが、他の人にとってはどうでも良いようなものや、ことですかね。
小さなこと、些細なこと・・・だけど、なにか気になる。
私の感受性の小さな〈壺〉を刺激してくるのはものはそんなものばかりです。

ですから、私の写真はおもしろくない。
「分からない・・・」のです。
いえいえ、私がじゃなくて、皆さんがです。
一般受けしないのです。
でも、一部受けはするようです。(そう願っているだけかも知れませんが)

今日の写真は、大阪の此花区で見つけた被写体です。
〈被写体〉っていうのもなんだか嫌ですね。
〈情景〉・・・これも、なんとなく湿っぽくて・・・
〈状況〉。
辞書によると、「移り変わる物事の、その時々のありさま。」とあります。
良いですね。
移り変わる物事の、その時々のありさま。

福島区から此花区と安治川沿いをぶらぶら散歩しているときに見つけたのです。
汚れた壁に、古ぼけたバケツ。
枯れた植木鉢。
なんでこんなものを写真に撮るのですかね。

080306.125 大阪市此花区 M8.2 sx35a#
大阪市此花区 | LEICA M8.2 + SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPHERICAL

080306.135 大阪市此花区 M8.2 sx35a#
大阪市此花区 | LEICA M8.2 + SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPHERICAL


へそ曲がりだから、みんなが見落とすようなもの、気にもとめずに見落としているものを写真に撮って、「分かんないだろうな」などと腹の中でつぶやいて楽しんでいるのですかね。
でも、ときどき分かったようなことを言ってくれる人もいるのです。
少しですけど。
それで、十分。
だって、こんな写真ですから。

いえいえ、拗ねているのではありません。
これで、本人はいたって楽しいのです。
写真が大好きですから。
自分の写真が・・・ですけどね。

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みかん猫67

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