2012年1月アーカイブ

文字通り、旅の空

大分に出張です。
出張ですから仕事を抱えての旅ということになります。
毎度のことですが、仕事の旅といえども旅の荷物の他に、もう一つショルダーバックが加わります。

中には、もちろんカメラが入っています。
仕事絡みですから、カメラはできるだけ嵩張らないものにしました。
今回の旅の助さん、格さん・・・もちろん私が水戸黄門役です・・・は、〈SONY NEX-5N〉に、E16mm F2.8と、〈SONY NEX-7〉に、E30mm F3.5MACROです。

さて、この選択が吉と出るか、凶とでるか・・・


JZ C1 31 008 大分市 NEX7 E30 3.5M#
大分市 / SONY NEX-7 + E30mm F3.5 MACRO.

大分到着後、仕事の打ち合わせまで少し時間がありましたので、市内を散策しました。
大分県は別府にはよく出かけますが、大分市は久しぶりです。
宿は、前回、2008年に来たときと同じ宿です。
フロントで簡単な周辺地図を貰い、以前来たときの記憶を頼りに歩き出しました。
お城の側で、ふと空を見上げると、雲一つない青空にぼんやりと月が見えました。
旅人の眼差しも、旅の空の下、この月のようにぼんやりです。


JZ C1 31 022 大分市 NEX7 E30 3.5M#
大分市 / SONY NEX-7 + E30mm F3.5 MACRO.

仕事の打ち合わせに向かう途中。
横断歩道で信号待ちをしているときに、向こう側の街路樹が目が止まりました。
枝先に残った木葉が、強い風に吹かれて同じ方向に向いてなびいています。
その姿が渡り鳥が枝先に止まっているように見えました。
横断歩道の途中で立ち止まり手早く撮影。


旅先で空を撮る。
文字通り、「旅の空」です。
冬の冷たい風に吹かれ、ふと見上げた空。
旅は、どのような形であれ、旅する人の気分を変えてくれます。
普段見過ごしているものが見えたり、感じないことに、こころ動かされたりします。
だから、いつも、本気でカメラを持って出ます。

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みかん猫67

のんびりと、バスの中

私はマイカーを持ちませんので、いわゆる公共交通機関に頼って生活しています。
車がないと不便なこともありますが、自分でハンドルを握っているわけではありませんので、車中では極めてのんびりとできるのが取り柄でしょうか。
大きな窓から差し込む光に包まれて、窓外を流れる景色を眺めるも良し、車中の情景を楽しむも良しです。

眺めるだけではなく、気が向けばバックの中からカメラを取り出し、写真を撮る自由もあります。


JJ C1 30 008 福岡市博多区 5DII EF35 2 #
福岡市博多区 / CANON 5DII + EF 35mm F2

福岡市内の蔵本町の交差点付近。
日差しに溢れた広い道路が気持ち良く、カメラを引っ張り出しました。
私の座っていた座席は、ちょうどタイヤの上らしくて、一段高くなっていました。
前に座る女性の白い毛糸の帽子と、赤いマフラーを取り込んで、何枚かシャッターを押しました。
右に車線から車が消え、フロントガラスの左側が別のバスで塞がれたこの写真が、のんびりとした気分を、一番、伝えてくれていました。


JJ C9 10 004 福岡市東区 EP3 G20 1.7A
福岡市東区 / OLYMPUS E-P3 + G 20mm F1.7 ASPH.

乗り物の中を細かく見て行くと、例えば小さな落書きを発見したり、菓子の包み紙が丸めて押し込まれていたりと、まあ、どうでも良いような発見があります。
窓ガラスに張ら、剥がしそびれたセロハンテープが、差し込む朝日の効果で際立って見えました。
セロテープの切り取り口のノコギリに刃状のギザギザが妙にくっきりと見え、目に焼き付きました。


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みかん猫67

いまでも大阪に行くと立ち寄る場所があります。
天王寺区、浪速区、西成区が隣接する辺りです。
ちょっと足を延ばせば、生野区にも踏み入ることができます。
どっぷり大阪に浸かれます。
それも、ちょっと懐かしい大阪に。
モダンな大阪ではなく、泥臭い大阪が残っています。

もちろん写真も撮れます。
慣れない人には、ちょっと腰が引けてしまうようなところもありますが、大阪育ちにとっては何てことはありません。
写真を撮っていると、「何さらしとんじゃ・・」と怒られることもありますが、そんなときはこちらも、大阪弁で挨拶。
大阪弁で話しかけられると、普段は忘れている大阪弁が自然に口をついて出てきます。
それが故郷。


FZ C8 16-18 012 006 大阪市浪花区# Pentax SP + Fish Eye Takumar 18mm F11 / Kodak TRI-X
大阪市浪速区 / Pentax SP + Fish Eye Takumar 18mm F11 / Kodak TRI-X

FZ C8 16-18 012 014 大阪市浪速区# Pentax SP + Fish Eye Takumar 18mm F11 / TRI-X
大阪市浪速区 / Pentax SP + Fish Eye Takumar 18mm F11 / Kodak TRI-X


写真は1972年、40年前の大阪〈ジャンジャン横町〉です。
レンズは〈Fish Eye Takumar 18mm F11〉。
ピント合わせの必要がないパンフォーカスレンズです。
今日のようにオートフォーカスのカメラなんてありませんでしたので、ピントを合わせなくて良いレンズに気が緩んでしまって、ずいぶんええ加減な撮り方をしています。
解放F値がF11ですから、必然、シャッタースピードが遅くなり、ブレ・ボケですが、泥臭い大阪らしさが出ていると割り切って、40年目にして初公開です。
もちろん、私も始めて見る写真です。


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みかん猫67

新しいカメラを手にすると、シャッターを押したくなるものです。
フィルム時代の話しですが、〈ライカ〉というカメラを愛好する人の中には、シャッターの音を聞いて痺れている人たちがいましたが、私はそんな趣味はありませんので、部屋の中で、ただシャッターの音を聞いていても仕方がありません。
やはり、外に出て写真を撮らなければ楽しくありません。

生憎の空模様です。
普段なら、最寄りのバス停からバスに乗り、さっさと職場に向かうのですが、新しいカメラを手にすると、雨に濡れるのが嫌な私でも歩いて写真を撮ってみたくなるのが人情というものです。
そんな思いが天に伝わったのか、家を出る頃には傘の必要がなくなりました。

しかし、空はまだどんよりとしたままです。
湿気を含んだ空気と、ほの暗い世界を、新しいカメラがどんな写真にして見せてくれるのか楽しみにしながら歩いた結果が、今日の二枚の写真です。


JZ C1 28 005 福岡市東区 NEX7 E30 3.5M#
福岡市東区 / Sony NEX-7 + E 30mm F3.5 MACRO


JZ C1 28 010 福岡市東区 NEX7 E30 3.5M#
福岡市東区 / Sony NEX-7 + E 30mm F3.5 MACRO


ソニーの〈NEX-7〉に、レンズは純正の30mmマクロレンズです。
35ミリフルサイズに合わせると、画角的には45mmくらいになりますので、私が常用にしている35mmレンズよりも少し狭い画角になります。

28mmや、35mmレンズを持つとスナップが多くなり、こういった、少し画角の狭いレンズを持つと物に寄った写真が多くなります。


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みかん猫67

カメラ選びのルール

デジタルカメラはどんどん新製品が世に出てきます。
しかも、それらは確実に高性能になって姿を現してきます。
当然、新しいカメラは気になりますし、ときには財布の底をはたいて手に入れるなんてことになります。

仕事でどんどんカメラを使って、減価償却できるプロのカメラマンならともかく、私のようなサラリーマンにとっては、新しいカメラ・・それも高額なものを手に入れることは、なかなか悩ましいことです。
私の人生、写真が撮れるということにおいて、残された時間もそれほど長くはないでしょう。
気になるカメラだからと言って、手当り次第に買い求めても仕方ありません。

そこで、最近、ちょっとしたルールを実践するようにしました。
先ず第一には、一眼レフスタイルのデジタルカメラには手を出さないということです。
ニコンのD800や、キャノンの5DIIIなどは、このルールに照らし合わせて、見向きもしません。

二番目には、ファインダーが内蔵されていないカメラは買わないということです。
背面の液晶画面でフレーミングやピント、撮影結果を確認するようなタイプのカメラは、これでブレーキがかかります。

三番目は、少々細かいことですが、ストラップを取り付ける部分の構造が、アイレットに丸や三角の金具を介してストラップを取り付ける従来型でないものは駄目ということです。
これでキャノンのカメラは全て除外されてしまいます。

今のところ、この三箇条が、私なりのカメラ選びのルールです。
もちろん、こんなルールなんて問題外となってしまうカメラが現れたときには、あっさりと撤回されるルールです。


JZ C1 27 006 福岡市東区 NEX7 E30 3.5M#
福岡県糟屋郡新宮町 / Sony NEX-7 + E 30mm F3.5 MACRO

新しいカメラを買いました。
ソニーの〈NEX-7〉です。
上記のルールに適しているカメラです。
上の写真はNEX-7で撮ったものです。
まだ、何枚かしか撮影していませんので、こういったスナップ撮影では、手間取ってしまいますが、なんとか一枚だけ撮ることができました。

この二人を見かけたときに、なんだかちょっと周りの空気が違っていると感じたのです。
何が理由でそのように感じたのかは分かりません。
一枚撮って、横を通り抜けるときに話す言葉が耳にはいってきましたが、それは中国語でした。
この二人、異国の空気に包まれていたのでしょうか。

JJ C7 30 090 北九州市門司区 X100 23 2#
福岡県北九州市門司区 / FUJI X100 + 23mm F2

門司港のアーケード付近でよく出会う〈猫おばさん〉です。
門司港に撮影に出かけると、このおばさんが、猫を散歩させているところによく出くわします。
この日も、ご自慢の白猫をとくとご覧あれとばかりに抱え上げてくれました。
猫も、写真を撮られることに慣れてしまっているのか、緊張感もなく、だらりと垂れ下がっています。
横を通り抜ける子供たち。一番年嵩の女の子の手に握られたチラシに〈夜市〉という文字が見えます。
昨年の夏の一こまです。


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みかん猫67

Fish Eye Takumar 18mm F11

この〈亀カメラ〉ネタになればと、古い大阪の写真のネガフィルムをスキャニングしています。
そのなかに、歪んだ画面の写真がありました。
〈Fish Eye Takumar 18mm F11〉、ペンタックスの対角線魚眼といわれるレンズで撮ったものです。

このレンズはパンケーキレンズと言われるレンズで、極薄タイプのレンズです。
しかも、丸く写る魚眼レンズではなく、画面全体に打ち仕込める、いわゆる対角線魚眼と言われるレンズの走りだったと思います。

このレンズは、私の持ち物ではなくて大学の機材を借りて使ってみたものです。
興味本位で使ったもので、後にも先にも、この時の撮影に使ったきりです。


フィッシュアイレンズの歪んだ画面は、それなりに面白いのですが、なんとなく私の中では収まりの悪い写真たちです。
その所為か、これらのネガフィルムは撮りっ放しで40年間放置されてきました。
つまり、今回のスキャニングで始めてポジ画像にする写真が殆どです。


FZ C8 16 011.17 大阪市天王寺区 Pentax SP + Fish Eye Takumar 18mm F11 TX #
大阪市天王寺区 / Pentax SP + Fish Eye Takumar 18mm F11 / Kodak TRI-X


FZ C8 16 011.19 大阪市天王寺区# Pentax SP + Fish Eye Takumar 18mm F11
大阪市天王寺区 / Pentax SP + Fish Eye Takumar 18mm F11 / Kodak TRI-X


40年前の四天王寺です。
Fish Eye Takumar 18mm F11は、パンフォーカスレンズで、露出だけを会わせてやれば、ピントは合わせる必要はありません。
お世辞にもよく写るレンズとは言えませんが、私の撮り方も随分、無鉄砲に感じられます。

今日では、露出もピントも、すべてカメラにお任せで写真は撮れます。
40年前の撮影では、絞りを決め、シャッタースピードを決め、ピントを合わせ・・そうしているうちに、自然にこちら側の〈気〉が、写真に入っていったように思えます。
それらの行為が、カメラにお任せの今日だからこそ、一層、自覚をもってシャッターを押さなければならないと、古い写真から教えられた気がします。


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みかん猫67

想う大阪

50歳をこえたころから故郷が気になり出しました。
この話しをしたときに、家人に「歳とったね」と言われました。
どいう経緯でこんな会話になったのかは忘れましたが、玄関先で言われた記憶があります。
そのことから、おそらく大阪に出かける日のことだったような気がしています。

福岡に根付いた今の私にとって、大阪は「出かける」ところです。
私の故郷は大阪です。
大阪には18年ほどしか住んでいませんので、64歳の今となっては、福岡で暮らした時間の方が断然長いのですが、大阪で暮らした日々の記憶が、いつも心の中で揺れています。

想う大阪はやはり、古い記憶の中の大阪です。
泥臭くて、ごちゃごちゃした、大阪です。
これは、当時まだ戦後のどさくさを引きずっていたことと、大阪という町の性格なのかも知れません。

FZ C8 16 011 08 大阪市天王寺区#
大阪市天王寺区 / Pentax SP + Fish Eye Takumar 18mm F11 / Kodak TRI-X


ZF C8 16 011.13 大阪市浪速区 Pentax SP + Fish Eye Takumar 18mm F11 TX#
大阪市浪速区 / Pentax SP + Fish Eye Takumar 18mm F11 / Kodak TRI-X

古い写真です。
撮影は1972年。
大阪で撮った写真から、〈通天閣〉の写ったものを探してみました。

以前、九州の人に〈通天閣〉の話しをところ、どうも話しが噛み合なかったことがります。
こちらの人は〈通天閣〉と聞いて、中華料理店をイメージしたようです。
福岡には〈八仙閣〉という、有名な中華料理店があるので、この誤解は仕方のないことかも知れません。

古い写真を見ると数字が気になります。
一枚目の写真では、画面左下隅の露店のところに「ひやし むぎ茶 10えん」。
二枚目の写真では座頭市ほか三本立ての映画が350円。

皆が元気で、古き良き時代だったような気がしています。

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みかん猫67

二册の『旅』

DSC00767#


『旅』という雑誌があります。
これについては、〈亀カメラ〉2011年10月30日号で、一度、書きました。
繰り返しになりますが、雑誌『旅』はJTBが2004年の1月号まで79年間発行していて、その後休刊になっていたものを、新潮社が隔月で発行していました。

『旅』という雑誌は、私の父親がいつも読んでいたもので、私にとってもなじみ深いものです。
その影響か、JTB時代の『旅』は、興味のある特集が組まれているときなど、私も親父の真似をして買ってきました。
しかし、JTBから新潮社に代わってからの『旅』は、なかなか買い求める気にはなれませんでした。

それが、何故か今月号には手が伸びました。
特集が「九州の小さな町へ」とありましたので、興味が湧いたのでしょう。
夜、布団のなかで読もうと表紙を眺めて驚きです。
『長年のご愛読、ありがとうございました。』最終号・・・とあるではありませんか。

『大正13年から79年間、有難うございました。』とある、JTB発行の最終号も「終着駅から始まる旅」という特集で、門司港駅の黒白写真が表紙に使われていたので買っています。

『旅』という雑誌の、二度の最終号に、はからずも付き合った結果になりました。
旅好きだった父親と、旅に憧れる私・・父親の記憶に繋がる雑誌、『旅』に、三度目はあるのでしょうか。

北九州市門司区JR門司港駅
福岡県北九州市門司区 / LEICA M8.2 + Biogon 28mm F2.8 ZM

JTB時代の最後の『旅』の表紙を飾った〈門司港駅〉の写真を探してみたのですが、駅舎の写真を見つけることができませんでした。
かろうじて、無人のホームの写真が見つけました。
終着駅「門司港」です。


JC C3 23 041 熊本市江津湖 M9 B28ZM#
熊本市 江津湖 / LEICA M9 + Biogon 28mm F2.8 ZM

新潮社の『旅』の特集で取りあげられていていた町のなかから、熊本の写真を選びました。
江津湖のボート乗り場です。
この日は小雨が降る生憎の空模様でしたが、生憎の日には生憎写真が撮れませんでした・・といったことはありません。
生憎と思われる日にも、案外、写真は撮れるものなのです。

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みかん猫67

このように見えました

朝とか夕方の光は印象的です。
世界が際立つといった感じです。
また、見慣れた景色を、普段とちょっと違った世界に仕上げて見せてくれます。
それに反応してシャッターを押すのですが、そのときにはこちらの気持ちも大きく揺らぎ、ちょっと味付けの濃い写真になってしまうことが多いのです。
でも、それは、「私にはこのように見えました」ということです。


JZ C1 23 001 福岡市東区 M9 SN35A#
福岡市東区 / SLEICA M9 +SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.

帰りのバスの中から撮りました。
ぼんやりと眺めていた景色が、一瞬輝いたのです。
ちょうど、信号待ちでバスが停車してくれたので、急いで撮影しました。
目の前の現実世界はこんなにドラマチックではありません。
もっと明るくかったのですが、私には「このように見えました」ということで、いつもより絞りを絞り込んで、シャッタースピードも速くして、露出不足気味で撮りました。


CB J1 09 095 宮崎市 M8et24a#
宮崎市 / SLEICA M8 + ELMARIT-M 24mm F2.8 ASPH.

黄昏時で、日陰に立つ電話ボックスに照明が灯りました。
実際はこれほど暗くはありません。
カメラ任せの自動露出で撮っていたら、こんな写りにはなりません。
暗い林の中にたたずむ電話ボックス・・私がこの電話ボックスを見たときに、そのように見えたというか、感じたので、思い切り露出不足にして撮りました。

そうすることで、私に見えたものを写真に写すことができました。

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みかん猫67

夜も撮影

昨日、日暮れ時に必要なものを思い出し、それを買いに近くのスーパーに出かけました。
夕闇がどんどん深くなる時間帯でもあって、写真撮影は出来ないものと諦めて手ぶらで出かけました。
こういうときに限って、出くわすんですよね。
撮りたいものに。

考えてみれば、デジタルカメラ・・特に最近のものは、感度を高くして撮影をしても、調子が目に見えて崩れることがなくなりました。
ですから、夜でも私の求める調子の写真が撮れないことはなかったのです。
それを、夜は写真が撮れない・・と、端から諦めてしまっていた自分が浅はかでした。


JJ J0 27  046 福岡県糟屋郡新宮町 α77+DT16-50 2.8#
福岡県糟屋郡新宮町 / SONY α77 + DT 16-50mm F2.8

広告主の表示もなく、ほとんど壊れてしまっているような電飾看板です。
それでも、黄昏時になると電球に灯が入りますが、僅かに残った電球が点滅してるだけです。
その、うらぶれた感じが私の足を止めました。
ファインダーを覗きながらふと思ったのですが、この電飾看板の電気代は誰が払っているのでしょうか?

JZ C1 22 003 福岡市東区 NEX5N E30 3.5M
福岡市東区 / SONY NEX-5N + E 30mm F3.5 MACRO

フィルムで黒白写真を撮っていた時代から、いまでは、私も、デジタルカメラでカラー写真を撮るようになりました。
弱い光にも十分反応する能力と、色彩を得たことで、私が撮れる写真がずいぶんと広がりました。
つまり、写真に出来る世界が増えたということです。
これからは、今まで以上にカメラが手放せなくなります。

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みかん猫67

退院の日

予定通り三泊四日の入院で、無事退院。
全身麻酔をしての手術を受けたのですが、僅かの入院で退院できるのですから現代医学は凄いですね。

術後はガリバーじゃないけど、ベッドに釘付けでしたので、居眠りするか、本を読むしか、考え事をするしか時の過ごしようがありませんでした。
ちょっと贅沢して個室を利用していましたので、気兼ねなく病人ライフを過ごせたのですが、ようやく体からチューブが外れたと思ったら、退院ですから、病院内をうろうろして写真を撮るどころではありませんでした。

撮影データを数えてみると、病院内では12カットしか撮影していませんでした。
それも、ここで皆さんにお披露目するような写真もなく・・
まだまだ、気分は病人だったようです。
もう少し入院生活が続けば、写真も撮れたのかも知れませんが、それは真っ平御免です。


JZ C1 21 006 福岡市博多区 NEX5N E30 3.5#
福岡市博多区 / SONY NEX-5N + E 30mm F3.5 MACRO

退院予定の朝。病室からの眺めです。
主治医の退院許可がまだ出ていないときの撮影です。
娑婆の光が恋しい・・といった気持ちだったのでしょうか?


JZ C1 21 017 福岡市東区 NEX5N E30 3.5#
福岡市東区 / SONY NEX-5N + E 30mm F3.5 MACRO

入院も独りなら、退院も独り。
身の回りのものが入った、バックを持ってバスで帰還。
いつもどおり、お約束のところで撮影。
カメラも病院帰りで、まだ調子が出ないのか、こんな寝ぼけ眼みたいな写真を撮ってくれました。
いやいや、今時のカメラはちゃんと写るように出来ているものです。
これは、やはり撮り手の調子が、まだ本調子でないということでしょう。
この橋が三途の川に架かる橋だとすれば、ここを渡れば、娑婆の空気にも馴染め、いつもどおりの写真が撮れるようになることでしょう。

ちゃんとピントを合わせれば、下の写真のような眺めです。

JZ C1 21 013 福岡市東区 NEX5N E30 3.5#
福岡市東区 / SONY NEX-5N + E 30mm F3.5 MACRO

福岡都市高速を走るバスに乗ったら、この場所から写真を撮るようにしています。
何故ってこともないのですが・・なんとなく、この眺めが好きみたいです。
今日は、昨日と同じ日ではないといった気持ちが湧いてきて、代わり映えのしない写真を撮り続ける勇気(大袈裟)が持てる・・・・・のでしょうか。

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みかん猫67

コダック・・

私が学生時代のことですか、当時の写真学生の多くは、コダックの黒白フィルム〈トライ・X〉を使いたくて仕方がなかったものです。
40年以上昔の話しですが、当時、輸入もののコダックのフィルムは高価でした。

著名な写真家の多くはコダックのトライ・Xを使っていました。
また、フジのネオパンSSのように、当時に国産のフィルムは少し青みがかったフィルムベースで垢抜けしませんでしたが、トライXのようにヌケの良いフィルムを使うと、良い写真が撮れるような気がしたものです。

そのようなことから、当時の学生たちは、トライ・Xに憧れたものでした。
しかし、己の財布の底を覗き込んだとき、結局、安価な国産のフィルムで我慢するしかなかったのです。

その、憧れの〈コダック〉が、破産法の適用を申請しことが話題になっています。
2週間ほど前にコダックが破産法申請を検討しているというニュースが流れていましたが、残念ながらそのまま破産法適用となってしまったようです。

銀塩フイルムで写真を撮っていた時代に、コダックのフィルムや現像液などのお世話になっていましたので、とても思い入れのある会社が、こういう事態になったことは残念です。
アメリカの商習慣や法律のことは分かりませんが、どうやら破産=倒産とはならないようで、今後も再建を目指して営業は続けるようです。

私のように、わりと頑張って銀塩写真に拘ってきた人間までもが、デジタルに移って居る時代ですから、会社再建の道のりが険しいことは、経済に素人の私にも想像できます。
どんどん、コダックの製品を消費して応援したいところですが、デジタルに移った私には、残念ながら消費するものがないのです。


FZ C8 16-18 010 030 大阪市天王寺区#

FZ C8 16-18 010 032 大阪市天王寺区#


昔のネガを引っ張り出してみました。
もちろん、コダックのフィルムで撮った写真です。
手元に残っていフィルムで、出来るだけ年代の古いものをスキャニングしてみました。

撮影は1972年。
場所は大阪の天王寺です。
フィルムは〈トライ・X〉です。
1972年はすでに働いていましたので、トライ・Xを使う余裕がでてきたのでしょう。
同じときに〈NEOPAN SSS〉といった、珍しいフィルムも使っていました。
それが、下の写真です。

720816.009030 大阪市天王寺区#

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みかん猫67

病院にもカメラ

歳をとるとやはり、何やかやと体に不調部分がでてくるものです。
考えてみれば、60年以上にわたり、部品を取り替えることもなく、動かし続けているのですから当然と言えば当然なのですが。

部品を取り替えたことはありませんが、取り外した部品はあります。
随分以前になりますが、胆石で胆嚢を摘出するのに入院・手術の経験があります。
写真家の植田正治さんが入院先の病院内でも写真を撮られていましたが、私も入院するのにカメラ持参して、医師や看護士さんなどの写真を撮ったりしていました。

まあ、こんな御気楽なことが出来る病で良かったと言えます。


JJ C7 29 004 福岡市東区 M9 ET28a#
福岡市東区 / LEICA M9 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.

病院は嫌いです。
出来ることなら行きたくないのですが、歳とともに行く必要が生じてくるものです。
病院の建物から一歩外に出たときには、もう元気が回復して、小走りになってこんな写真を撮っています。
病院に向かうときは病人気分、病院を出たときには元気が戻っている・・病院は病人を仕立てるところかも・・なんて、思っている、気楽な病人です。


JJ J1 30 007 福岡市博多区 NEX5N SO50 1.5ZM#
福岡市博多区 / SONY NEX-5N + C Sonnar 50mm F1.5

人生、二度目の手術のための入院中です。
手術に至るまでに何度か検査のために病院通いをしましたが、そんなときも、やはりカメラはバックの中に入っています。
脚立の写真は、検査の順番待ちで座っていたところから、地下に降りる階段を撮ったものです。
待ち時間は結構長いので退屈ですから、本を読んだり、このように写真を撮ったりです。
と言うことで、今回の手術も命に直接係わりのある病ではないということです。

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みかん猫67

迷う写真選び

卒業生のTくんが広島で主宰している写真サークルの展覧会に参加させて貰っています。
このサークルは銀塩プリント作り・・つまり、暗室作業を楽しむもので、その成果を、一年に一回の展覧会で発表されています。

フィルムや印画紙の選択肢が減るなかで、頑張って銀塩写真を楽しんでいる人たちのことは、いろんなところで耳にしたり、目にしたりします。
あまり融通がきかなくて、手作業の割合が多く残る暗室作業は、パソコンに向き合うデジタル写真とはひと味違った楽しさがあります。

私自身はデジタルカメラで、カラー写真を撮っていますので、このサークルの展覧会への参加資格はないのかも知れませんが、広島に遊びに出かけたときなどに、このサークルの人たちと一緒に撮影に出かけたりしていることもあり、無理矢理参加させて貰っています。

今年も、その展覧会の会期が迫ってきましたので、そろそろ写真を広島に送らななければなりません。
写真選びはいつも、あれこれと迷ってしまいます。
さっさと作業をすれば良いのですが、毎年、遅くなり迷惑をかけてしまっています。
今日の段階までに、候補写真を二組に絞り込みました。
さて、どちらにするか・・迷った結果、土の上の植物の写真にしました。

下の二枚の写真はデジタルカメラで撮ったカラー写真ですので出品作ではありませんが、だいたいこのような感じの銀塩黒白写真にしました。

JC0317.052 福岡市東区3 K7+21_3.2 AL#
福岡市東区 / PENTAX K-7 + smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited

JC0303.001 福岡市東区3 B35zm#
福岡市東区 / LEICA M9 + Biogon ZM 35mm F2

二枚とも色彩的に切り詰めて、緑と白で画面が構成されされるようにしています。
撮影の段階では、少し露出不足気味になるようにしています。
露出不足にして、全体的に薄暗くすることで、白い部分がハイライトとしてしっかり立ち上がってくれると目論んでのことです。
この手法は、銀塩黒白写真であっても活用できます。
今回、広島の展覧会場に並ぶ写真はそうした銀塩黒白写真です。


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みかん猫67

寒い朝

今朝は寒い朝でした。
寒い日は背中を丸めて俯き加減に歩いてしまいます。
当然、視線はそれほど遠くない地面に落ちることになります。
足早に歩くなかでも、視線の先に、ふと足を止めさせるものものを発見することがあります。


JZ C1 17 004 福岡市東区 M9 SN35A#
福岡市東区 / LEICA M9 + SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.

草むらに遅い朝日が斜から差し込んで、そこに生えている草は奇麗な緑色に輝いていました。
そんな草むらを注意して見ると、雑草の一部が霜で白くなっていました。
朝日に当たったところは、朝日の温もりで霜も解けてしまい、瑞々しい草の色を見せてくれていますが、日陰の部分に霜をみることができました。

淡い霜は、朝日に当たるとほどなく溶けてしまい、なんの変哲もない草むらとなってしまうのでしょう。
移ろいのなかの、良い瞬間に巡り会えた朝でした。


JZ C1 17 006 福岡市東区 M9 SN35A#
福岡市東区 / LEICA M9 + SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.

路面に黄色いリボンが落ちていました。
おそらく、私の勤める大学の付属高校の女子学生が着用している制服のリボンだと思います。
女子高校生にレンズを向けることは勇気のいることですが、リボンだと嫌な目で睨まれることもありません。
でも、はげ頭の親父が、地面にしゃがみ込んで、こんなものを写真に撮っているのを見た人たちは、ちょっと変な顔をして居たのかもしれません。


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みかん猫67

レースのカーテン

カーテンが嫌いです。
我が家では、遮光や目隠しが必要なところには、仕方なくブラインドを使っています。

カーテンの中でも、レースのカーテンというやつが最も苦手です。
当然、我が家にはレースのカーテンなんてものはありません。


JC1229.032 福岡県糟屋郡新宮町 M8.2 st35_2.5#
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M8.2 + SUMMARIT-M 35mm F2.5


JJ0205.041 北九州市門司区 5DII ef50 1.4#
福岡県北九州市門司区 / CANON 5DII + EF 50mm F1.4


レースのカーテンは嫌いですが、レースのカーテンをよく撮ってしまいます。
嫌いなのに、写真に撮っている。
この矛盾に対して明快な答えを引き出すことは出来ませんが、残り少なくなった脳みそを揺すってみたところ、次のような事を考えました。

それは、やつれ方が気になっているのではないかと云うことです。
「やつればむ」ことは、カーテンに限らず、私の写真のなかで大切な要素ですから。

どことなく薄汚れだらしなく下げられたレースのカーテンは、なかなか味のあるものです。


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みかん猫67

カーテン

個人的にはカーテンやブラインドの類いは好きではありません。
個人の生活が覗かれないようにするために、カーテンやブラインドを利用するのですが、反対に、中に居る人間は外が見えなくなります。
それに、外光が遮られますし、どことなく鬱陶しい気分になるので嫌なのです。
しかし、カーテンを被写体にするのは好きなようで、結構な数のカーテンを撮っています。

JJ C7 30 043 北九州市門司区葛葉 X100 23 2#
北九州門司区葛葉 / FUJI X-100 + 23mm F2

北九州市の門司区・・JR小森江駅で下車し、門司港方面に歩きますと、途中に〈葛葉〉という区域があります。
この建物は、いまでは使われていませんが、元は町工場だったのでしょうか。
ガラス窓が壊され、古くなったカーテンも破れたまま放置されていました。

JC1023.097 佐賀県唐津市 EP1mzd17#
佐賀県唐津市 / OLYMPUS E-P1 + M ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8

ドアを開け閉めするときに人が触れる部分のペンキがはげ落ちていますので、随分と多くの人がこのドアを開け閉めして、出入りしてきたのでしょう。
ガラスの向こうは、カーテンが閉ざされ中をうかがい知る事は出来ませんが、おそらく病院だったのではないかと想像しています。
もう、出入りする人も居ないようで、ドアの取っ手や鍵穴もくすんで精気を無くしてしまっています。


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みかん猫67

猫の電気ストーブ

猫のストーブについては2011年1月18日号の〈亀カメラ〉に詳しく書きましたし、毎年、この季節にはストーブの前の猫の写真を見てもらってきました。
今年も同じような写真を撮ってしまいました。

同じような写真でも、よく見て頂くと猫が違っていたりするのに気づかれると思います。
以前に見て頂いて好評だった、これと似た写真は〈ぐれこ〉と〈ぐれ〉の母子のツーショットでしたが、今年の猫は〈ぐれこ〉と〈もも〉です。
両猫とも私の年齢を超えている老猫です。

特に、21歳を超えている〈ぐれこ〉は、いつもストーブの前に陣取って、ひがな一日寝て暮らしています。
無理をせず、我がままと思えるくらいマイペースな生き様には、見習うべきものがあります。

私はホームドクターのところに定期的に健康チェックを受けにいきますが、その病院でよく「電気」という言葉を耳にします。
「電気」とは、どうやら神経痛や腰痛の患者さんの患部に遠赤外線かなにかを照射して痛みを和らげる治療らしいのですが、我が家のストーブの前の老猫たちも、さしずめ「電気」治療中といったところでしょうか。


JZ C1 14 002 福岡市東区 M9 SN35A#
福岡市東区 / LEICA M9 + SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.


JZ C1 14 005 福岡市東区 NEX5N E30 3.5M#
福岡市東区 / Sony NEX-5M + E30mm F3.5 MACRO

我が家の猫の花道には、足下のおぼつかない老猫が滑らないようにと、家人がコルクボードが敷きました。
お猫様第一で、老猫のためにいろいろと工夫がしてあります。
そういえば、猫ストーブのヒーターの前には、子猫が手を突っ込んで火傷をしないようにと、家人が餅焼網を取り着けました。


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みかん猫67

前回の〈亀カメラ〉は文章が先に出来上がって、それに合った写真を探し出すという方法で出来上がりました。
どちらかというと、最初に写真があって、それに合わせて文章を書く方が簡単なのですが、シャッターを押さなかった日とか、たいした写真が撮れなかった・・大部分がそうですが・・ときなどには、載せられる写真がありませんので、どうしても思い(文章)先行型になってしまいます。

文章先行型の場合、写真探しは手当り次第にデータを開いて行くといった無鉄砲なこともやります。
前回の写真のなかの一枚は、そうした偶然の結果でした。
撮影データには〈熊本県〉と記されているだけで、熊本の何処なのかが不明でした。
ここで巡り会ったが百年目・・ではないのですが、この際、撮影場所も確認しておこうと、一緒に撮影して回った、熊本在住の卒業生の吉津くんに問い合わせてみました。

帰ってきた返事です。
「その日は本渡市(現天草市)で撮影していますので、本渡市内だと思います。私はまだM5を使っていた様です。
当日は結婚式場の看板も撮影していませんか?
その後あの看板はスプレーで落書きされて、昨年行ったら撤去されていました。」


CC C3 12 017 熊本県本渡市 GRD#
熊本県本渡市*撮影時 (現在:天草市) / RICOH GR DIGITAL

確かに、同じ日に結婚式場の看板を撮っていました。
これが、その結婚式の看板です。
今はもう撤去されているそうですが、写真に撮りたくなる・・私だけかも知れませんが・・看板だっただけに残念です。

CC C3 12 022 熊本県本渡市 GRD#
熊本県本渡市*撮影時 (現在:天草市) / RICOH GR DIGITAL

さて、他にも何か良い写真はないものかと、同日撮った写真を見ていて、猫の写真を見つけました。
撮影したのは三月。
まだ海風は冷たく、猫たちも風を避けるかたちで、踞っていました。


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みかん猫67


パン屋のお説教

【 呆れ顔 パン屋のおばさんお説教 】

CF C6 09 056 熊本市 M8 et24a#
熊本市 / LEICA M8 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.

今の学生たちは、コンビニを利用しますが、私が学生時代はコンビニはなく、校内の食堂か売店を利用していました。

当時の〈学食〉は、定食、うどん、スパゲティー、カレーライス、焼きめし程度のメニューしかなかったと思います。
一番安かったのは〈かけうどん〉で、たしか25円だったと思います。
定食が一番豪華で55円だったでしょうか。

定食は、サバの焼いたのと、ごはんと、みそ汁で、まさに〈定食〉でした。
そんな食事にも飽きて、学食の片隅で売られていたパンを齧るようになりました。

卒業後もそのまま大学に残りました。
卒業後、学食でパンを買っていると、販売のおばさんから、「あんた、大学に何年居るの。しっかり勉強して、早く卒業しないと親不孝ですよ」と忠告されてしまいました。

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みかん猫67

二色パンに五色パン

一つのパンで三つの味が楽しめる三色パン。
クリームとチョコと餡を、少量ずつですが味わうことができます。
ちょっとお得な感じもして、パンを買いに行ったところでそれを目にするとついつい買ってしまいます。

ところが、我が家の近くのスーパー・マーケットにはその三色パンがないのです。
私が買い求める三色パンと同じ製造元のパンは置いてあるのですが、なぜか三色パンを置いていないのです。

その代わりとという訳でもないのでしょうが〈二色パン〉というのがあります。
チョコとクリームの二色です。
餡がないのです。
確かに若い人たちにのなかには〈餡〉を敬遠する人もいるので、二色パンも売れるのかも知れませんが、あんぱん好きの私の手は二色パンには伸びません。

つい先日、別のスーパー・マーケットでパンを見ていると、なんと〈五色パン〉というのがありました。
五種類の豆を生地に練り込んだ〈五色豆パン〉というのは知っていましたが、クリームやジャムを五種類使ってあるようです。

大阪人の変わったもん好きと、お得感大好きの性分を刺激されて、買ってみましたが、いざとなるとなんか五色は重過ぎます。
やはり三色が普通で良いです。
なんといっても、この国の人は〈3〉が大好きですから。

JJ0205.051 北九州市門司区 5DII ef50 1.4#
北九州市門司区 / CANON 5DII + EF 50mm F1.4

JC0204.021 福岡市中央区清川 M9 B28zm#
福岡市中央区 / LEICA M9 + Biogon 28mm F2.8 ZM

パンの写真を探したのですが、予想どおり適当な写真は見つかりませんでした。
頭をひねって〈提灯〉の写真です。
上が二色で、下が三色・・提灯も五色のものは見つけられませんでした。
なんの世界も、五色となると、くどくなるので敬遠されるのでしょうか。

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みかん猫67

三色パン

【 チョコレート 次はあんこかクリームか 】

JC0918.026 福岡県直方市 NEX5e16#
福岡県直方市 / Sony NEX-5 + E 16mm F2.8

朝はほとんどパン食。
パンが好きかどうだか自分でも分からない。
朝起きてきて、猫の世話をしながら自分の朝食も準備するので、簡単なパン食ということになる。

食パンだと、バターやジャムをたっぷり塗る。
菓子パンでは〈三色パン〉が好き。
チョコとクリームと餡の入った小さな丸パンを三つ引っ付けた形。
一つのパンで三つの味が楽しめるので愉快。

パン一個で三つの味。
お得感いっぱいなところがお気に入り。


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みかん猫67

一年間で・・#2

我が家の猫は体の色で名前をつけてきました。
例えば、黒猫なら〈クロ〉といったように。
茶色基調なら〈チャ〉から変化させて〈チャタロー〉です。
灰色基調なら〈ハイ〉じゃ、情けないのでグレーから〈グレ〉となります。
また、灰色基調の猫は〈ギン〉として、こちらも〈ギンジロー〉となります。

この、茶色が太郎で、灰色が次郎の関係は崩せません。
〈ギンタロー〉〈チャジロー〉では、どうも締まりません。
我が家の一切になる兄弟猫はともに二代目〈チャタロー〉〈ギンジロー〉を拝命しています。

〈チャタロー〉については、前回の『亀カメラ』に書きましたので、引き続き、今日は〈ギンジロー〉です。
初代のギンジローは灯油まみれで我が家にやってきました。
病院に連れて行って奇麗にしてもらったのですが、灯油の影響か三半規管が麻痺したようで、最初の頃は直線に歩くことができませんでした。
それでも、日が経つに連れて、正常に戻っていきましたが、我が家の猫の中では一番、薄命な猫でした。

そして二代目ギンジローですが、これは底抜けの胃袋の持ち主です。
嫌いで食べられないものはない。
他の猫が食べ残したものは何でも片っ端から胃のなかに放り込んでいきます。
当然、まだ一年ですが、我が家で一番の大猫になってしまいました。
我が家に来たときには、手のひらに乗っていた子猫が、一年で大猫に化けました。
成長率ナンバー・ワンです。

福岡市東区
OLYMPUS E-P1 + LUMMIX G 20MM F1.7 ASPH.

110216.002 福岡市東区 K7 da 21 32L#
福岡市東区 / PENTAX K-7 + DA 21mm F3.2 LIMITED MACRO

JZ C1 01 029 福岡市東区 NEX5N E30 3.5M#
福岡市東区 / SONY NEX-5N + E30mm F3.5 MACRO

一番上が、我が家に来て一ヶ月くらい経った頃(2010.11.20)
二番目が2011.02.16
下が今年の元旦の写真です。
袋や箱を見つけると、飛び込んでいきます。
猫は一年で一人前になりますが、こんな姿を見るとまだまだ子供のようです。

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みかん猫67

一年間で・・

四匹の猫と一緒に暮らしています。
人間の歳にすると私より年寄りの老猫組と、1歳の兄弟猫の四匹です。
老猫組は二匹とも雌猫で、若い兄弟猫は雄猫です。

老猫組は歳相応に動作も緩慢ですが、若いのは元気溌剌です。
去勢をしていても雄は雄なのでしょうか。
走る、跳ぶと、兄弟で連日運動会状態です。

これまで、我が家で一緒に暮らしてきた猫たちで、こんなに暴れる猫は始めてでした。
おかげで、この二匹が一緒に住むようになって、家の中は荒れてしまいました。
このままの状態だと、家の中はどうなるのだろうかと心配していたのですが、一歳になった頃から、その傍若無人ぶりも、少しはましになってきたようで、ホッとしていますが、まだまだ悪戯盛りです。

福岡市東区10
福岡市東区 / SONY NEX-5 + E 16mm F2.8 ASPH.

110216.005 福岡市東区 K7 da 21 32L#
福岡市東区 / PENTAX K-7 + DA 21mm F3.2 Limited

JZ C1 07 016 福岡市東区 NEX5 E16 2.8#
福岡市東区 / SONY NEX-5N + E 16mm F2.8 ASPH.


兄弟猫の片割れ、二代目〈茶太郎〉です。
一番上が山で拾われてきとき(2010.10.18)
中が一年前の姿(2011.02.16)。
下が現在の姿。

少しは大人びた顔つきになっているでしょうか?
我が家に拾われて来たときには、手のひらに乗るくらいの大きさでしたが、体躯、体重ともに一年で老猫を追い越しています。

伸び盛りとは、恐ろしいものです。
これからは、精神的に大人になって、少しは落ち着いてくれると良いのですが・・・
まあ、飼い主がエエ歳して、この程度ですから、偉そうなことは言えませんが。


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みかん猫67

今日も黄昏れて

職場への行き帰りは天気の良い方が気持ちが良いですね。
今日も昨日に引き続き、夕方まで太陽の光に恵まれました。
冬場は、日の出が遅く、日の入りが早いので、どうしても写真を撮る機会が減ります。
しばらく、シャッターの音を聞かないと、なんとなくストレスを感じ始めます。

そんななか、昨日、今日と、太陽が「写真でも撮ったら・・」と言ってくれているようなものですから、素直に、お日さんのお言葉に甘えて17時前に職場を出ました。
へそ曲がりな私ですが、自分に都合の良いときには素直になれます。

朝から天気がよかったものですから、本日は鞄の中にカメラを二台入れて出てきました。
ここまでは計算通りです。
でも、お気に入りの写真がとれるかとなると、なかなか計算通りにはいかないものです。


JZ C1 07 004 福岡市東区 M9 SN35A#
福岡市東区唐の原 / LEICA M9 + SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.

冬の空気は透明です。
空の色も奇麗な青。
そんななかに白い雲。
今日は、雲が奇麗な黄昏時でした。


JZ C1 07 010 福岡市東区 M9 SN35A#
福岡市東区上和白 / LEICA M9 + SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.

普段は何てことのない景色です。
そんなありふれた眺めに、ある日、足が止まるのです。
黄昏どきの黄色い光に青い空、それに白い雲。
偶然に集まったこれらの要素が、普通の景色に化粧を施してくれるのです。
あとは、それを写真にする私の腕前がどうかということ・・・これが、なかなか。


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みかん猫67

冬休みに、言葉どおりに休めるのは学生たちで、わたしたち教員は、これで結構忙しいのがこの時期です。
普段から、怠け者ですので、いろいろと仕事を溜め込んでいます。
授業のないときには、怠けた付けを払うべく、真面目に仕事をしています。

出席の入力、採点・成績付け、来年の授業のシラバス、入学試験に係る諸々の仕事など、仕事が目白押しです。
お尻に着いた火を大わらわで消す羽目になっているときには・・・日頃から、早目、早目に仕事を片付けておかなければと反省しきりです。

いえいえ、これは年頭における今年の計画ではありません。
どうせ、出来ない約束だと、十分承知していますので。
言い訳をさせてもらうとしたら、授業がある期間は、授業だけで精一杯なので、どうしても、それ以外の仕事は、机の隅に山積みになっていくのです。


JZ C1 06 001 福岡市東区 M9 CSo50 1,5 ZM#
福岡市東区 / LEICA M9 + C Sonnar 50mm F1.5 ZM

今日も、真面目に仕事を頑張りましたので、そのご褒美でしょうか、夕日に染まった、温かな色の景色を見ることができました。
小津安二郎監督の映画、『東京物語』のなかに、連れ合いを亡くしたばかりの男性が、「奇麗な夜明けじゃった」と呟く場面があります。
このシーンは私の大好きなところです。
今日の私の台詞は「奇麗な夕日じゃった」といったところでしょうか。


CF J1 04 098 東京都墨田区東向島 M8 ET28A
東京都墨田区東向島 / LEICA M8 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.

東京の下町は大きな鉄塔ができて、賑わっているようです。
先日も、在京の写真仲間が「いままでのような写真が撮れなくなった・・」と、こぼしていました。
この写真は2007年に撮ったものですから。まだまだ下町らしい風情が残っています。
誰かが放った伝書鳩が夕暮れの空を、自由に舞っています。
人は、こころに穴が空いたとき、ふと空を見上げるようです。

「さて、そろそろ撮影を切り上げて、一杯呑むか・・」と、呟く私はまだまだですね。

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みかん猫67

勝手に〈連雀〉

JZ C1 05 007 福岡市東区 M9 CSO50 1.5#
福岡市東区 / LEICA M9 + C Sonnar 50mm F1.5 ZM

帰りのバス停。
いつものことですが、バスは10分程度遅れてきます。
帰宅時間はラッシュの時間帯ですから、バスが遅れるのは仕方の無い事とは分かっていても、待たされるのは、あまり楽しいことではありません。
寒いこの季節はなおさらです。

でも、こんなことがあると、待ち時間を忘れることができます。
渡り鳥がたくさん電線に止まっているのを眺めていました。
鳥のことは全く分かりませんが、勝手に〈連雀〉だと決めてしまいました。
〈連雀〉・・正確には〈黄連雀〉には、ちょっした思い出がありまして、雀より少し大きい渡り鳥を見ると、なんでも〈連雀〉なのです。

空の青に、薄墨色が混ざり始める時間帯。
雲は最後の輝きを見せてくれています。
写真にはならないだろうな・・と思いながらカメラを取り出してシャッターを押してみました。

お気に入りのレンズ、〈C Sonnar 50mm F1.5 ZM〉が、なんとかしてくれるかも・・と思っているのですが、どうでしょうか。


CP0728.003 福岡県糟屋郡新宮町 sn35a#
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M8 + SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.

電線に止まった鳥を写真に撮るとき、電線の処理に苦労させられます。
冒頭の写真は雑然と張られた電線に苦労させられましたが、そんな状況下で最善のフレーミングをしたつもりです。

二枚目の写真は、全く違う場所で、違う季節に撮ったものです。
授業で〈電線〉を課題にすることがありますので、その時の資料用に撮っておいたものです。
こちらは、比較的うまく電線を取り込めたと思っています。


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みかん猫67

特に用事があったわけでもないのですが、フラッと街に出てみました。
敢えて街に出た動機みたいなものを探してみると、気晴らしでしょうか。
街にでて、美味いものでも食べて、買い物をして・・・

とはいっても、気鬱になるよな問題を抱えていて、気晴らしが必要といった状況でもありませんので、まあ、フラッと・・というのがもっとも適当かも知れません。

以前だと、こんなときに立ち寄るカメラ屋さんがあったのですが、カメラ量販店が増えた影響からか店じまいをしてしましました。
腰を落ち着けて馬鹿話ができ、尚かつ、新型カメラではなくて、ちょっと古いけど好きなカメラに囲まれるこの店内は実に居心地が良かっただけに残念です。

今では私もカメラ量販店のお世話になっています。
しかし、量販店に並ぶのは最新のカメラが中心。
店はカメラを売り、客はカメラを買う場所です。
のんびりと暇つぶしが出来るわけではありません。

まあ、暇つぶしにくるような、客とは呼べないような客のおかげで、カメラ屋さんは店を畳んでしまったのでしょうが、今となっては残念なことです。

JZ C1 04 001 福岡市中央区 NEX5N E16 2.8#
福岡市中央区 / Sony NEX-5N + E 16mm F2.8

卒業生が勤めるカメラ量販店の前で、目の前を歩いていた人の背中を撮りました。
〈HULA WAHINE〉・・フラガールとでも言うとこでしょうか。
以前、この量販店で買ったデジタルカメラで、後ろを歩きながら三枚撮ったうちの、最初の一枚です。
この写真が一番、街歩きの臨場感が出ているように思いました。
二枚目、三枚目となると、画面を作りすぎていて、つまらなく感じられました。


JZ C1 04 005 福岡市中央区 NEX5N E16 2.8#
福岡市中央区 / Sony NEX-5N + E 16mm F2.8

街歩きの最後に書店に立ち寄ります。
これも、カメラの量販店と同じで、大型の書店になってしまいました。
〈本屋さん〉と呼べるような小さなお店は少なくなりました。
書店からバス停に向かう途中、横断歩道から空を見上げると、寂しい色をした空に飛行機見えましたので一枚撮ってみました。
飛行機をこの位置で撮りたいという、思いがあったので一枚した撮りませんでした。
この場合、二枚、三枚撮っても意味がないのです。

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みかん猫67

決して仕事人間ではないのですが、あまり休みが続くと、気分がげんなりしてきます。
これは、趣味を持つことがなかった、団塊世代の特徴なのかも知れません。
暇つぶしに散歩でも・・と家を出ました。

普段、仕事に出かけるときはバックにいっぱいの荷物を詰め込んで背負って歩くのですが、散歩ですから必要最低限のものが入る小さなバックに変えます。
老眼鏡に携帯電話、デジタルカメラの予備電池にSDカードくらいでしょうか。

この前の散歩のときには、バックも面倒だとカメラだけを持ってでたのですが、なんと予備のSDカードどころか、カメラ本体の中にもメモリーカードが入っていませんでした。
家を出るときに、電池の残量は確認したのですが、迂闊にもメモリーカードの確認を忘れてしまったのです。
写せないカメラを持っての散歩ほど、つまらないものはありませんので、早々に引き返しました。

今日は、無精をしないで、小さなバックに必要かも知れないものを入れて家を出ました。
荷物が少ないので、カメラはちょっと嵩張る一眼デジタルカメラにしました。
私が持っている唯一のデジタル一眼カメラ・・ソニーのα77に、ミノルタのAF24mm F2.8を着けて出ました。
カメラはバックに入らないので斜め掛けです。

家を出たのは、日が傾きはじめた時刻。
さて、どんな被写体と目が合うか・・
暇つぶしの散歩ですから、写真が撮れなくても良しとします。


JZ C1 03 001 福岡県糟屋郡新宮町 α77 + MAF 24 2.8
福岡市東区 / Sony α77 + Minolta AF 24mm F2.8

暇つぶしの散歩ですから、急ぐことはありません。
車や人のあまり通らない裏道を選びました。
冬枯れの畑に立つ案山子と目が合いました。
ソニーには、単焦点で手頃な使えるレンズがありません。
24mmレンズは、APS-Cサイズのデジタルカメラの場合、フルサイズ換算で36mmくらいの画角になりますので、私の標準レンズと言えます。
しかし、24mmレンズはソニーにはカール・ツアイス製の巨大レンズしかありませんので、ミノルタのα時代のレンズを使っています。
もともと、ミノルタのレンズが好きですので、これで十分です。


JZ C1 03 003 福岡県糟屋郡新宮町 α77 + MAF 24 2.8
福岡市東区 / Sony α77 + Minolta AF 24mm F2.8

人にはそれぞれ好きな被写体というものがあります。
なぜか撮ってしまうといった。
錆びたものが好きです。
それに、同じものが、二つ三つと並んでいるのも好き。


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みかん猫67

のんびりと雨宿り

HATSUMOUDEと入力したら・・・発毛出と変換された
macの漢字変換ソフトは少々ぬるい奴だと普段から思っているけど・・・これって嫌味ですかね。
それとも、発毛するんだから・・・こいつは春から縁起が良いやと喜ぶべきなのでしょうか。
まあ、いずれにしても発毛するなんてことはあり得ないし、禿も板に着いてきたところなので、今更といったところです。

さて、初詣です。
初詣といっても、我が家の初詣では山の中です。
ですから着飾ってでかけるなんてことはありません。
普段着に履き慣れた靴といった出で立ちです。

朝のうちは雨が降ったり止んだりといった空模様でしたが、11時ころに日が射してきたので、急いで出かけました。
雨が降り出しても良いようにフード付きのバーカーを上から羽織り、寒さ対策で厚着もして。

最初に目指したのは山道を登ったところにある池です。
この池の横からの眺めをこれまで写真に撮ってきました。
良い写真が撮れるといったところではありませんが、ちょっと思い出の場所なのです。
今日も二枚撮りました。
24mmと50mmレンズでそれぞれ撮ったのですが、いつもの28mmや、35mmと違って、何か変な感じです。
それにしても、坂道に息があがりました。
また、一つ歳をとったな・・と思ってしまいました。


JZ C1 02 030 福岡県糟屋郡新宮町 M9 CSo 50 1.5 ZM#
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M9 + C Sonnar 50mm F1.5 ZM


JZ C1 02 045 福岡県糟屋郡新宮町 NEX5N E16 2.8#
福岡県糟屋郡新宮町 / Sony NEX-5N + E16mm F2.8

池の端に立っていると雨が降り出しました。
今日は降ったり、照ったりの空模様。
慌てて木の下で雨宿り。
雨粒の落ちる水面にレンズを向けてみたくなりました。

その後も、お宮の祠の軒下で雨宿り。
雨の音、葉の擦れる音、鶏の鳴き声。
のんびりと自然の音を楽しみました。

今日は随分と歩きましたが、それほど疲れてはいません。
雨宿りの効果でしょうか。
ゆっくりと、休み休み・・・また一つ歳を重ねましたから。


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みかん猫67

年の初めには猫の写真

〈時〉というものは、絶え間なく流れているものです。
日が昇り、日が沈み・・また、日が昇る。
今日が昨日になり、昨日が一昨日になる。
時の流れが止まるときは、己の生が終わるとき。
〈時〉というものは、ただ、それだけのものなのです。

そんな〈時〉に対して、先人たちは〈暦〉というものを考え、変化と区切りつけるようにしたのでしょう。
知恵というやつです。
時の流れを、日・週・月・年で区切り、生活にリズムと変化、それに指針のようなものまでをくわえて、単調にながれがちな〈時〉に意味を見いだしてきました。

幸い、私が暮らすこの国には季節の移ろい、〈四季〉というものがあります。
四季と暦を組み合わせて、しきたりや祭りを生みだし、〈時〉に潤いをもたせることもしてきました。
このような複雑な環境が、この国で暮らす人たちの心理に影響を与えることは当然です。

几帳面、真面目といった性格から、風流・無情といったような感情の綾までもが時の流れによって育まれてきました。
時の流れに身をまかせ・・・そうして育まれた精神が、いま、危機にさらされているのではないかと思っています。

自然の流れであるはずの〈時〉を、人類が繰る・・そんな真似事をするようになり、いまでは、その〈時〉に追い回されている時代です。
今一度、時の流れに身をまかせ・・・この地を自分の足で一歩一歩歩もう。
これまで通り、急がず欲張らず。
新しい年の始まりに考えたことです。


JZ C1 01 041 福岡市東区 NEX5N E30 3.5M#
福岡市東区 / Sony NEX-5N + E30mm F3.5 MICRO

JZ C1 01 044 福岡市東区 NEX5N E30 3.5M#
福岡市東区 / Sony NEX-5N + E30mm F3.5 MICRO


毎年のことですが、年の初めには一緒に暮らす猫たちの姿を写真に撮ります。
人間の歳でいうと100歳を超えた〈ぐれこ〉と、私の歳を超えていると思われる〈もも〉の二匹です。
その生き様は、我がままそのもの。
時の流れに身をまかせ、生き続けています。


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