2012年7月アーカイブ

日の丸

長崎県松浦市鷹島
長崎県松浦市鷹島 / SONY NEX-7 + SONNAR E 24mm F1.8 ZA

難しいことを言うつもりはありませんが、「この国は、この先、いったいどうなるのだろうか・・」と思うことがよくあります。
高齢者の仲間入りをしているジジイの一人ですから、時代錯誤なことをついつい考えてしまうのかも知れませんが、昨今、見聞きするものにどうも違和感を感じてしまうことが多いのです。
この国を舵取りしている人たちも、この国で暮らす人たちも、いったい何を考えているのやら、私にはちんぷんかんぷんです。

そんな国になってしまった原因の一つが「経済至上主義」。
貧しいことが良いとは思わないけれど、経済的に豊かであれば良いとも思わない。
戦後のどさくさから抜け出そうと必死に稼いで、豊かな暮らしの実現を夢見てきました。
「夢」がある程度叶ったところで、「夢」が「慾」に変わり、際限なく深まる「慾」を追い求め続けて、この様です。
「金の亡者」に成り果てて、置き去りにしてきたものの大事さにそろそろ気付くべきではないでしょうか。

もう一つが「お上異存体質」。
『ゆとり教育世代』と言われる若者たちが大学に入学しています。
そういった学生たちの多くは「ああしなさい、こうしなさい」と指示を与えないと棒立ちのままの指示待ち体質。
また、失敗しても、誰かが尻を拭ってくれると考える異存体質・・・などと、言われます。
確かにそういった面はありますが、これはゆとり教育世代の学生に限ったことではなく、この国の社会全体がそうなのだと私には見えるのですが。

長崎県松浦市鷹島
長崎県松浦市鷹島 / SONY NEX-7 + SONNAR E 24mm F1.8 ZA

長崎県の鷹島の港。
漁港にはたくさんの船が係留されていました。
船体には描かれた日の丸は色褪せ、ひび割れ・・
上に書いたようなことを意識してレンズを向けた訳ではないのですが、こんなものを撮っていました。

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みかん猫67

無性に食べたくなるものがあります。
炊きたてのごはんに生たまごをかけたものです。
実にシンプルな食べ物です。
シンプルであるが故に素材が良くなければどうにもいけません。

お米もたまごも自給自足がよいのかも知れませんが田畑もなければ鶏も飼っていない身としては、素材としてのお米とたまごを厳選する目と感覚をもちたいものです。
出来るだけ新鮮でしっかりとしたたまごを手に入れ、丁寧に炊き上げたごはんにかける。
極上の素材をシンプルに頂く。ただそれだけなんだけど、それが大変。

写真もデジタルの時代になって、どうも調理(味付け)が過剰になったものが多く見うけられるようになりました。
しかし、いい加減な素材はいつらこねくりまわしても後味の悪さしか残らないのではないでしょうか。

JZ C7 22 001 佐賀県唐津市 NEX7+So24 1.8ZA#
佐賀県唐津市 / SONY NEX-7 + SONNAR E 24mm F1.8 ZA

撮影中にこんなものを見つけました。
たまごの自動販売機です。
これを撮影中にもお客が来ていましたので、結構、人気があるようです。
こんなのが我が家の近くにもあると良いのだけど。


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みかん猫67

猫が招くラーメン屋

CB J1 08  024 宮崎市 / LEICA M8.2 × ELMARIT-M 24mm F2.8 ASPH.
宮崎市 / LEICA M8.2 + ELMARIT-M 24mm F2.8 ASPH.

旅先で町で猫を見かけたりすると、ついつい写真に撮りたくなります。
猫と私との間を詰めようと一歩踏み込んだり、レンズを向けた途端に猫がサッと逃げ出すことがあります。
そんなときにはいつも、この町の人は猫を可愛がらないので、人間不信の猫が多いのだ・・と、ずいぶん勝手なことを考えてしまいます。

反対に、猫の方からニャンと声をかけてきてくれたり、すり寄ってくるなどする町では、この町の人たちのこころは随分と穏やかで、こころ豊かな暮らしをしている・・などと思って、町歩きが楽しくなります。

宮崎市の青果店。
その店先の商品が並んだ台の上で居眠りをしている猫を発見。
当然、写真を撮ろうとカメラを構えると、猫は何を思ったのか、ポンと私の前に跳び降りてきました。
人を全然怖がっていません。

以来、宮崎市で呑んだあとの〆にはこの青果店の隣のラーメン屋「宝来」に足が向くようになっています。


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みかん猫67

大根

食べ物の嗜好は歳とともに変化するようです。
もちろん歳とともに体も衰え、あちらこちらに不具合な箇所がでてきて、食べたくても食べない方が良いものもあります。
牛肉や豚肉の脂身やなどは歳を考えると食べない方が良いのでしょうが、いまだに箸がのびます。
それでも、なんとなく体んことを気にしながら食べていますので、若い頃のようにはいきません。

若い頃には見向きもしなかった食材でも、歳をとることで抵抗なく食べるようになったものの一つに大根があります。
おでん(関西では〝関東煮〟(かんとうだき)といいますが)鍋のなかでじっくりと煮込まれた大根に、ちょっと芥子をつけてやると、晩酌の肴に最高です。
また、蕎麦に大根おろしを添えて食べるのもなかなか乙なものです。

JZ C7 06 004 福岡市東区 NEX7+ELN 63 2.8#
福岡市東区 / SONY NEX-7 + EL Nikkor 63mm F2.8 / 引伸しレンズをカメラに付けて撮影


畑で大根を発見しました。
葉が落とされています。
葉をつけたままにしておくと栄養価が下がると聞いたことがありますし、おそらく大根そのものも不味くなるのでしょう。

最近の大根は葉を落とした状態で流通しているようです。
葉の付いた状態で八百屋の店先に並んでいても、買って持ち帰るときには葉を落としてもらうのが一般的なようです。

私が子供の頃、大根そのものはあまり好きではありませんでしたが、祖母の漬けてくれる大根葉の漬け物が気に入っていました。
いまどき、そんなものを食べたくてもなかなかお目にかかれません。

好きでも食べてはいけないもの。
食べたくても食べることが難しいものも。
そういったものを口に入れたとき、口の中で幸せがひろがる・・なんて年甲斐もなく青臭いことを考えてみました。

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みかん猫67

同じ誕生日の蝉

小学生の一時期、魚釣りをしていたことがあります。
熱中していたというほどではありませんが、まあ、そこそこ楽しんでいました。
小学校と我が家との間くらいのところに釣り竿屋さんがあったと記憶しています。
間口一間くらいの小さな店で、店内に入ると片側の壁にたくさんの釣り竿が並べられていました。

そのお店で、おそらく一番安かったと思われる、竹竿を買って私の魚釣りは始まりました。
釣り竿は高価でしたから、こどもの小遣いではなかなか手が出ません。
そこで、奇麗な漆で彩色された「浮き」を買って楽しむということをしていました。

それが、理由は定かではありませんが、ぱたりと釣りを止めてしまいました。

釣りと同じく、昆虫採取に興味をもっていた時期があります。
駅前の書店で、昆虫図鑑を買おうと品定めをしているところを、帰宅途中の父親が見つけ、小遣いでは買えないと諦めていた、高価な図鑑を買ってくれたことを、いま、思い出しました。

昆虫採取も、魚釣り同様、さしたる理由もないまま止めてしまいました。
いま、当時を振り返って考えてみると、どうやら「殺生」に嫌気がさしたというのが、魚釣りや昆虫採取を止めた理由のように思えます。

JZ C7 25 002 福岡市東区 M9+ST50 2.5#
福岡市東区 / LEICA M9 + SUMMARIT-M 50mm F2.5

朝、新聞を取りに外に出たら蝉がいました。
「クマゼミ」です。
子どもの頃は、クマゼミやオニヤンマなどを見つけるとわくわくしたものです。

このクマゼミが生まれたのは7月25日の朝です。
と言うことは、私と誕生日が同じということになあります。
そう考えると、なんだか親近感が湧いてきて、殺生なんてとてもできません。


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みかん猫67

島の馬

JZ C7 22 080 長崎県松浦市鷹島 NEX7+So24 1.8ZA¥

JZ C7 22 061 長崎県松浦市鷹島 NEX7+So24 1.8ZA¥
佐賀県唐津市 / SONY NEX-7 + Sonnar E 24mm F1.8ZA

※一昨日、昨日からの〈亀カメラ〉の続きみたいなものです。

長崎県の鷹島・・残念ながら興味をもってレンズを向けたくなるようなものが見つかりませんでした。
そんなときに助けてくれるのが動物です。
モンゴル村は広い敷地の中にモンゴルの遊牧民の移動式住居である「ゲル」が点在しており、その一画に「動物広場」なるものがありました。

そこに居るのはヤギ、ダチョウ、馬、それにウサギ。
さて、それらのありふれた動物たちをどのように料理するか。
「料理」といっても、食べるという意味ではなくて、どう写真に仕立てるかということです。

一昨日の〈亀カメラ〉ではヤギを、昨日はダチョウをなんとか料理することが出来ましたが馬は・・です。
困った挙げ句、このようなスタイルの馬になりました。

何枚か撮ったのですが、後ろの顔を隠した馬が足を動かしてくれたので、これで良しと撮影を終わりにした写真です。


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みかん猫67

島のダチョウ

JZ C7 22 051 長崎県松浦市鷹島 NEX7+So24 1.8ZA¥
長崎県松浦市鷹島 / SONY NEX-7 + Sonnar E 24mm F1.8ZA

※昨日の〈亀カメラ〉の続きみたいなものです。

と云うことで、ダチョウに会いに行きました。
確かに、首から頭のないダチョウが檻の真ん中あたりに佇んでいました。
まるで、首の捥げた作り物のようで、ちょっと不思議。
もちろん、ダチョウの作り物が置かれているわけでもありませんし、首から頭がないのに生きているダチョウが居た訳でもありません。

皆さんもお分かりのように、ただダチョウが首を曲げて身体の向こう側に頭をもっていっているだけです。
そういう瞬間を写しとるだけで「妙」を感じることができる・・これもまた写真の楽しみ方のひとつではないでしょうか。

この写真を撮るときに私が心がけたことは、他のダチョウが画面に入りこまないようなフレーミングと、できるだけ、空間を広く入れることです。
持参した24mmと30mmの二本のレンズのうちから画角の広い24mmレンズを使い、他のダチョウが画面から立ち去ってくれる瞬間を待つだけです。

あとは「運」ですね。
他のダチョウが画面から立ち去ったときに、狙っているダチョウが頭を持ち上げれば、それで終わりですから。


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みかん猫67

島のヤギ

私の好きな写真家、武田花さん。
その花さんの写真とエッセイでまとめられた本に『カラスも猫も』と云うのがあります。
それを真似させてもらうなら『カラスも山羊も』ということになります。
カラスの次は山羊です。

長崎県松浦市鷹島は元寇の島です。
その縁でこの島に〝モンゴル村〟なるものがあります。
テーマパークはあまり乗り気がしないのですが、まあ、お散歩コースですから。

園内には笑う山羊が居ました。

JZ C7 22 067 長崎県松浦市鷹島 NEX7+E30 3.5M¥
長崎県松浦市鷹島 / SONY NEX-7 + E 30mm F3.5 Macro

山羊が、ちょっと流し目気味で視線を送ってきました。
口元をみると白い歯を見せて笑っているようです。
「遠路はるばる、こんなとこまでご苦労さん。それで、何か撮れたの?  撮るものないでしょ・・」
「あっちに、首の無いダチョウと、恥ずかしがりや馬が居るよ。行ってみたら・・・」

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みかん猫67

島のカラス

JZ C7 22 023 長崎県松浦市鷹島 NEX7+E30 3.5M¥
長崎県松浦市鷹島 / SONY NEX-7 + E 30mm F3.5 Macro

月に一度、卒業生達との撮影散歩。
最初の目的地は長崎県松浦郡鷹島。
元寇の島。モンゴル村のある島くらいしか予備知識はありません。

これといって何もありません。
それでも良いのです。のんびりと出来れば。
普段から大した仕事もしていないので、偉そうに「のんびりできれば良い」なんて言えたものではないのですが・・まあ、そんな気分と云うことで・・

島は橋で繋がっていますので、そのまま車で突入ですから、島に上陸といった気分は味わえません。
車から降りて周りを眺めても、これといって何もありません。

何も無くても、何かある。
船に描かれた色褪せた日の丸、倉庫代わりに使われているパンの配送用のコンテナ、浮き球、軍手、破れたポスター・・そしてカラス。

両方のカラスが口を開いた瞬間に撮りました。
電柱の先に停まった二羽のカラスが何やら世間話をしているように。

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みかん猫67

島へ

JZ C7 22 004 佐賀県唐津市 NEX7+So24 1.8ZA¥
佐賀県唐津市 / SONY NEX-7 + Sonnar E 24mm F1.8ZA

月に一度のお楽しみ。
卒業生たちとの気ままな遠足をしてきました。
今月は、長崎県松浦市から佐賀県唐津市にかけて・・潮風を求めての小旅行でした。

島へ渡る手前ののパーキングエリアで。
売店で買い求めた大福餅を咥えながらの撮影。
トンボもあきれ顔でレンズを覗き込んでいました。

酒も呑めば、大福も齧る。
なんでもありです。
口に入るものだけではなく、写真に撮るものもなんでもありです。

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みかん猫67

洞穴

JZ C7 21 001 福岡市東区 NEX7+SO24 1.8#
福岡市東区 / SONY NEX-7 + Sonnar E 24mm F1.8ZA

我が家のあるあたりは郊外の山野を切り開いて造られた、いわゆる新興住宅地です。
とはいっても開発されてからそれなりに年月が経過していますので、家屋が新しいものに立て替えられることも多くなってきました。

ご近所をふらふら歩いているときに、取り壊されている家を見つけました。
よく見ると、以前の我が家と同じ住宅会社の家屋です。
窓や入り口のドアやサッシが取り除かれたその姿を見ての乾燥は「洞穴みたい」というものでした。

大昔の人類は洞穴に暮らしていたようですが、人間が増え、自然に出来た洞穴が不足して、人類は人工の洞穴を造るようになった。
それが今日の「マイホーム」なのでしょう。
装飾を取り除かれ、本来の洞穴の姿を現したマイホームを眺めていて、昔も今も人のねぐらは洞穴なんだということを実感しました。

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みかん猫67


あり

アリの一歩はどれくらいなのかは知りませんが、その身体の大きさからいって1mmくらいだろうかと想像しています。
そんなアリが写真のような道を横切る場合、どれくらいの時間がかかるのでしょうか。
分かりません。

いずれにしても、数秒、数十秒で済む話ではなさそうです。
そのうえ、車や人に踏みつぶされる危険もあるでしょう。
まさに命がけ。

そんな「アリ」さんのために、アリが居ますので踏みつぶさないように注意しましょうなんて意味で、路上に『あり』の文字・・なんてことはないか。

JZ C7 16.001 福岡市東区 NEX7+SO24 1.8#
福岡市東区 / SONY NEX-7 + Sonnar E 24mm F1.8ZA

人の一生をこの道幅だと考えたとき、アリの足取りよりものろのろとこの道を横切ることになります。
向こう側に辿り着く・・つまり天寿をまっとうする前に不慮の事故や病に倒れるなんてことも頻繁でしょう。
この道の上には飛び散ったいろいろな想いが「あり」なのでしょう。

そんな「想い」を丁寧に踏みしめながら歩く・・そして何らかの想いを写真に頂ければ幸せ。

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みかん猫67

雨の踏切で

福岡市東区 LEICA M9 + C Sonnar 50mm F1.5 AMJZ C7 11.003
福岡市東区 / LEICA M9 + C Sonnar 50mm F1.5

時として開かずの踏切と化す踏切です。
踏切を越えたところに横断歩道と信号があり、その向こうに私の利用するバス停があります。
この踏切と信号に引っかかり、目的のバスに乗れずに何度泣かされたことか。

この日もなんだか嫌な予感。
私の家の近くまで行くバスは大凡一時間に一本ですから、そのバスに乗れなければ20分少々歩かなければなりません。
天気の良い日だと歩くことは大して苦にはなりませんが、雨の中を歩くのは出来れば願い下げにしたいものです。

そんな私の苛ついた気分を忘れさせてくれたのが目の前の犬の存在です。
遮断機が上がるまでの間に何枚も撮りましたが、きっちりと私と目を合わせてくれたのはこの一枚だけでした。

踏切に立ち往生させられた私の表情は、犬も目を背けたくなるくらい怖い顔だったのでしょうか。

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みかん猫67

アメリカの写真家〈Alfred Stieglitz〉の作品のなかに『Equivalent』という一群の写真があります。
思考的に深いものを含んでいるのですが、一言で言ってしまえば、空を写した写真です。
誰でも見上げれば見える空。
それをどのような写真に仕上げるかは人それぞれで、そこに個性が発揮されるのです。

大学の授業の課題の一つに「空」を学生たちに撮らせることがあります。
電線や、鳥や、飛行機といった事物が画面に入れずに、空そのものとそこに浮かぶ雲・・それだけで黒白写真の画面を作り上げてもらいます。
空の一部を切り取るお手並みと、「諧調」をどのように活かすかということを見せてもらう課題です。

何故だか分かりませんが、学生たちにはこれがなかなか難しいようです。

JZ C7 04 NEX7.026 福岡市東区 ELN 63 2.8
福岡県糟屋郡新宮町 / SONY NEX-7 + EL Nikkor 63mm F2.8

使わなくなった引伸ばしレンズを撮影レンズにして空の写真を撮ってみました。
上記の学生への課題では、山かげなども画面に入れることを禁じていますが、人に厳しく、自分に甘い私の性格を発揮して、黒の固まりを山かげで作ってみました。

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みかん猫67

引伸ばしレンズ

デジタル写真を本格的に始めたのは2007年1月末のことです。
LEICA M8の登場が切っ掛けです。
それ以前にもRICOH GR Digital(初代)でデジタル写真の真似事をしていましたが、フィルムを捨てるほどの魅力はデジタル写真に感じられませんでした。

デジタルカメラだけで写真を撮るようになって、当然のことですが暗室に入ることもなくなりました。
引伸機をはじめ、暗室用品は銀塩写真を続けている知人に引き取ってもらっていますので、ほとんど残っていません。

ただ、マスコのフィルム現像タンクと引伸ばしレンズの何本かはまだ手元に残っています。
さて、これをどうするのか・・

JZ C7 01 NEX7.003 福岡県糟屋郡新宮町 ELN 63 2.8#
福岡県糟屋郡新宮町 / SONY NEX-7 + EL Nikkor 63mm F2.8

引伸ばしレンズを撮影に使ってみました。
先ずは、長年愛用してきた〈EL Nikkor 63mm F2.8〉。
使い勝手はお世辞にも良いとは言えませんが、こんな写真が撮れました。


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みかん猫67

彼と彼女

心霊写真の信憑性を論じるつもりはありません。
信じる人は信じれば良いし、ばかばかしいと思う人は笑い飛ばせば良いことです。
所詮、分からない世界のことですから。

ただ、何かした拍子に人の顔のように見えるとこはあると思います。
そうしたものを霊が映ったと思い込みたがる傾向はあるのではないでしょうか。

そういった、難しい問題ではなくて、愉快な「顔」の写真を撮りました。

JZ C6 23 NEX7.001 福岡市東区 E16 2.8#
福岡市東区 / SONY NEX-7 + E16mm F2.8

JZ C6 26 M9.004 福岡市東区 CSo50 1.5ZM#
福岡市東区 / LEICA M9 + C Sonnar 50mm F1.5 ZM

夕方のバス停です。
することもなく、ぼんやりとバス停に立っていたときに、彼と出会いました。

吐き捨てられてガムでしょうか?
それを「目」に見立て、側溝の蓋の隙間を「口」に見立ててフレーミングをしてやると、水木しげるさんの漫画にでてきそうな顔が出来上がりました。
ちょうど良いところに鼻の穴のように見える小さな汚れもあります。

数日後、同じバス停で彼女を発見。
浮世絵に描かれるような、「おちょぼ口」の可愛い女性。
やはり、可愛い女性はアップで撮影しないとね。


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みかん猫67

「夢」はあるのか、ないのか。
「夢」はあったのか、なかったのか。
「夢」は叶ったのか、叶わなかったのか。

夢が叶って今があるとは思えない。
かといって、夢破れて今に至っているとも思えない。

若い頃、夢と欲望を勘違いしながら生きていたような気がする。
そろそろ本当の夢を見ることができる齢頃かも知れない。


JZ C6 20 001 福岡市東区 NEX7 E24 1.8ZM#
福岡市東区 / SONY NEX-7 + Sonnar E24mm F1.8ZM

子どもの頃を過ごした家の近くに「日活」の映画館がありました。
しかし、ドンパチの「日活」よりも、チャンバラの「東映」がご贔屓でした。
「日活」の石原裕次郎よりも、「東映」の時代劇スター、東千代之介や大川橋蔵の方が気に入っていました。
チャンバラ少年は高齢者の仲間入りをした今でも時代小説を好み、夢の中で刀を振り回しています。


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みかん猫67

僅かな違いですが・・

湖のほとり。
一日の終わりに近づき、周りが少しずつ輝きを失う時刻。
ボート遊びに出ている仲間の帰りをぼんやりと待つ。

目の前の駐車場を大きな犬を連れた人が横切っていく。
人は黒い衣装。
犬は白に大きな黒い斑。

小走りに後を追いかける。
一枚、二枚とシャッターを押す。
何故か、日陰のところに人と犬が居ることに拘っている。


JZ C6 17 185 熊本市江津湖 M9P C So 50 1.5 ZM#

JZ C6 17 186 熊本市江津湖 M9P C So 50 1.5 ZM#
熊本市江津湖 / LEICA M9P + C Sonnar 50mm F1.5 ZM

写真が二枚で来ました。
さて、どちらの写真が良いのか。
狙いどおり二枚とも日陰の中を人と犬が歩いていますので、どちらでも構わないのかも知れません。

しかし、二枚の写真には目に見えた違いがあります。
それは私との「間」です。
しかし、それ以上に私の気持ちに引っかかるものがありました。
それは、人と犬の形です。

二回目のシャッターの写真を良しとした理由は、僅かな違いとしか人の目には映らないかも知れませんが、人と犬の形なのです。

でも、明日になると、そんなことはどうでも良いことになってしまうような気もしています。


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みかん猫67

のんびりと.2

JZ C6 17 184 熊本市江津湖 M9P C So 50 1.5 ZM#
熊本市江津湖 / LEICA M9P + C Sonnar 50mm F1.5 ZM

JZ C6 17 177 熊本市江津湖 M9 ET28A#
熊本市江津湖 / LEICA M9 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.


「たそがれ」・・この時間帯が好きです。
ヒグラシなんかがカナカナカナ・・と泣いてくれているともっと好き。

海風から陸風に変わるとき、昼間の風から夜の風に変わるとき・・そんなときに風が止まります。
いわゆる「凪」と言われるそんな時間帯に惹かれます。

すべてのものたちが一瞬息をひそめる。
コトリと心の中に何かが落ちる。
そんな写真って素敵だと思います。


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みかん猫67

のんびりと

日常生活では毎日慌ただしい日々を過ごしています。
旅の楽しさは、その日常の慌ただしさから解き放たれる喜びでもあります。
ただ、根が貧乏性ですから、あれも見たい、これも食べたいと旅先で欲張ってしまいます。

その上、旅先では写真を撮りたいと思う気持ちも一層強くなります。
あっちチョロチョロ、こっちキョロキョロです。
結果、普段の生活以上に慌ただしくなり、旅の疲れが土産になりかねません。

JZ C6 17 140 熊本市江津湖 M9P C So 50 1.5 ZM#
熊本市江津湖 / LEICA M9P + C Sonnar 50mm F1.5 ZM

JZ C6 17 141 熊本市江津湖 M9P C So 50 1.5 ZM#
熊本市江津湖 / LEICA M9P + C Sonnar 50mm F1.5 ZM

熊本への旅。
同行のなかの二人がボートで湖に出ました。
岸で待つ人間は、ボートが戻ってくるのを待つことになります。
思いがけずのんびりとした時間が訪れました。

日没まであと少し。
この日の撮影もそろそろ打ち切りです。


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みかん猫67

猫もねぐらに帰る

黄昏どき、熊本の江津湖の周りをのんびりと散歩しました。
とはいえ、写真を撮ることは忘れていませんから、それなりの目配り、気配りは怠りません。
そんな私の目に、何匹もの猫が映ります。
この池の周りには猫が多く居るようです。

それも、みんな人間を恐れない様子です。
それどころか、猫の方から寄ってくるものも居ます。
そんな猫たちの様子を見ていると、きっと、可愛がられているのだろうと推測できます。
猫好きの私としては、猫が人間と上手く共存して暮らしている地域は良いところのように思えてなりません。

JZ C6 17 170 熊本市江津湖 M9 ET28A#
熊本市江津湖 / LEICA M9 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.

JZ C6 17 172 熊本市江津湖 M9 ET28A#
熊本市江津湖 / LEICA M9 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.

柵の支柱の上に姿勢正しく座る猫を発見。
まるで「私を撮りなさい」と言わんばかりです。
それが証拠に、レンズを向けて近づいていっても逃げる素振りも見せません。
これ幸いと数枚の写真を撮らせてもらいました。
そのうち、猫の気が変わったのか、ぷいと動き始めました。
「ねぐらに帰るのかい?」と聞いてみると。
何やらムニャムニャ言いながら立ち去りました。

「お前さんの下手な写真には付き合いきれないよ・・」と言われているような、居ないような。

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みかん猫67

iPhone Eye

福岡博多には「博多にわか」という話芸があります。
濃厚な博多弁でおしゃべりをし、最後は洒落た落ちつけます。
その、博多にわかを演じるときに被る、「半面」というお面があります。
目の部分をくりぬき顔半分が隠れるようになっています。
顔半分を隠しても、誰がお面を被っているかは分かりますので、まあ、ご愛嬌というところでしょうか。

博多のお菓子に「二○加煎餅」というのがありますが、これはその「にわか」を演じるときに被るお面のかたちを模して造られた煎餅です。

写真は現代の「半面」と言えます。
〈iPhone〉で写真撮影をするときの構え方は大方このようなものですが、携帯電話に刻まれたリンゴマークと文字がちょうど目のところに来たところで撮りました。

JZ C6 17 164 熊本市江津湖 M9P C So 50 1.5 ZM#
熊本市江津湖 / LEICA M9P + C Sonnar 50mm F1.5 ZM

博多にわか 半面

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みかん猫67

江津湖の象

熊本の江津湖の湖面に白い象が居ます。
この白い象を被写体にして、熊本在住の写真家、吉津くんが素晴らしい黒白写真を過去に制作しているのを見ています。

今回、熊本を訪れたのを機会に、その白い像と対面してきました。
今更、私がレンズを向けても、吉津くん作品の影響から逃れることは出来ないのは承知しているのですが、ちょっと真似をして撮ってみました。

この象、どうも滑り台のようです。
なんで水の中に?
以前、ここは土の上だったのが、湖の水位が上がって水没してしまったのでしょうか?

背景の木々の黒い影が湖面に映り、そのなかに白い象とその反射像。
上下対象、お定まりの撮り方です。

JZ C6 17 157 熊本市江津湖 M9P C So 50 1.5 ZM#
熊本市 / LEICA M9 + ELMARIt-M 28mm F2.8 ASPH.


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みかん猫67

夕暮れ時の江津湖

その少年たちは、湖の向こうの暗闇の中から突然現れたように感じられました。
湖面を歩く少年たちに気づいて、岸辺で待ち受けました。
少年たちは、何台ものカメラに狙われて戸惑い気味です。

自分に与えられた個室に閉じこもって、コンピュータゲームに熱中している子供達が多いと聞くなか、こうして全身で遊ぶ子供たちを見ると嬉しくなると云うものです。
彼等は少年らしい笑顔を持っていました。

空一面に薄く雲がひろがる夕方五時過ぎ。
太陽の位置は低くなり、その斜の光が少年たちの起こす波紋の拡がりを浮き立たせてくれています。

楽しかった日曜日も、日暮れとともに終わりを迎えます。
穏やかな時間が、湖の周りにはありました。

JZ C6 17 154 熊本市江津湖 M9P C So 50 1.5 ZM#
熊本市 / LEICA M9P + C Sonnar 50mm F1.5 ZM


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みかん猫67

バス停と電柱と・・・

歩き疲れた身体を休め、甘いものでエネルギーを補充して、「さあ、撮影再開」とお店の外に出たら、前にバス停がありました。
バス停に電柱。
私の好きなものがセットになって手招きしてくれています。
幸い、こちらもガソリン満タンの状態ですから、早速、撮影に取りかかりました。

バス停の名前は「江津遊園地前」。
バス停と、電柱と、遊園地・・好物がトリプルです。

いくら好物の三役揃い踏みでも、良い写真になるかどうかは別物です。
興奮すれば、つまらない写真も、良い写真だと勘違いしてしまいますので、そこは要注意です。
お〜、大きな鳥が飛んで行くのがファインダーの中で見えます。
鳥を眼で追いながら興奮してシャッターを押しましたが、さて、どんなものでしょうか。


JZ C6 17 136 熊本市 M9 ET28A#
熊本市 / LEICA M9 + ELMARIt-M 28mm F2.8 ASPH.


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みかん猫67

宙に浮いた・・・

撮影に出ると良く歩きます。
とにかく歩きます。
歩けば何かに出会えると信じています。
歩けばお腹も減ります。
適度な休憩と、エネルギーの補給は欠かせません。

ということで、熊本市内散歩の日にはソフトクリームの美味しいお店に案内してもらいました。
若い人の集まるお洒落お店で、オヤジ一人だとなかなか入れませんが、若い仲間に紛れてちゃっかり頂きました。
やはり、甘いものを口に入れると幸せを感じます。

もう一頑張り写真を撮ったあと、こんどは「カンパ〜イ」です。
お気に入りの写真が撮れて、美味しいお酒が呑めるように頑張って歩かなければ。


JZ C6 17 131 熊本市 M9 ET28A#
熊本市 / LEICA M9 + ELMARIt-M 28mm F2.8 ASPH.


ソフトクリームが乗っかってきたスタンド。
ソフトクリームは私のお腹の中に消え、フレームだけがテーブルの上に所在なげに残されています。
それを眺めているときに、妙な感覚にとらわれました。
窓から室内に差し込む光の加減でしょう、ソフトクリームのスタンドが宙に浮いているように見えたのです。

不思議ですから写真に撮りました。

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みかん猫67

小町

小さな美人コンテストの審査員を仰せつかったことがあります。
審査方法は、数人の審査員が、それぞれ「美人」と思われる人に高得点をつけ、それを合計して一番を決めるものでした。

そのときに感じたことは、「どうも、私の採点は他の審査員の人たちと違うぞ」ということです。
それでも自分なりの採点基準で甲乙つけていったのですが、案の定、私が高得点をつけた人は選ばれませんでした。

私は、外面と内面とのバランスみたいなものを大事に採点をしたのですが、結局は世に言う「美人」タイプの女性が一位に輝いたのです。
つまり、表面的な美形が優先された審査結果ということです。
私は、もっと本質的な「美人」を選びたかったのですが・・
そのような眼力が自分にあるかどうかは別にして。

前回の〈亀カメラ〉で紹介しました、熊本で見つけた古い婦人雑誌二冊。
恐らく戦前と戦後という時代の差があると思われます。
その表紙に描かれた女性のイラスト・・雑誌の表紙を飾っているのですから、いわゆる「美人」を描いているのだと思いますが、ずいぶんとそれぞれの時代の「美人」というものに違いがありました。

そうだ、熊本でもう一人美人に会っていることを思いだしました。
いわゆる「○○小町」というやつです。
額のところに二カ所傷があるのですが、その存在感は抜群です。
実は彼女、洋品店の看板娘で、「子飼小町」と呼ばれているとかいないとか。


JC0323.027 熊本市子飼 M9 B28ZM#
熊本市 / LEICA M9 + Biogon 28mm F2.8 ZM


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みかん猫67

がらくた市.2

JZ C6 17 125 熊本市 M9 ET28A#
熊本市 / LEICA M9 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.

町歩きの途中で偶然出会った古物市。
掘り出し物を探すなんて気持ちはさらさらなく、「昔、我が家にもこんなのあったな・・」といった懐かしさを探して出品物を眺めていました。

なかには写真の引伸機や、フェロ板の乾燥機などもならんでいましたが、とても引伸機として活用できる代物ではありません。
いまどきこんなものを買う人がいるのかどうか、気になって少しの間、眺めていましたが、やかり、なかなか買い手はつきませんでした。

段ボール箱の中に古い雑誌を発見。
横書きの文字は右から左に組まれています。
『世界一流の家庭雑誌 主婦の友』・・なんとも強気です。

そういえば、数年前のこれと似た雑誌を、ここ熊本で見たことを思い出して探してみました。
ありましたありました。
「熊本市博物館」の陳列物のなかにこの雑誌がありました。
『婦人世界』、こちらは横組文字は今風に左から右に組まれていますので、戦後のものでしょうか。
どうして、これを撮ろうと考えたのかは分かりません。
分からないけど撮った・・そんなものが山ほどあるのですが、いつか分かる日がくるのでしょうか。


JC0324.015 熊本市博物館 R33_2.5M#
熊本市 / RICOH GXR + 33mm F2.5

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みかん猫67

がらくた市

古道具とか骨董品といったものに興味はありません。
それよりも、どちらかと云うと新しいもん好きです。
私にとっての道具はやはりカメラやレンズでしょうか。
被写体としては古い町が好きなくせに、道具となると新しいものに気がいきます。

フィルムカメラの時代には新製品が出たとしても、それほど画期的な進歩というものはありませんでしたが、まだ、発展段階にあるデジタルカメラの場合は新しくなれば性能的に進化しています。
それまでのカメラが抱えていた問題点は新製品で解決してくれていることが多いのです。
ですから、一層、新しいカメラが出ると聞くと気になります。

レンズの場合は「オールドレンズ」が話題になることがあります。
古い時代のレンズを新しいデジタルカメラで使うというやつです。
現在の良く写るレンズに飽きて、多少癖のある古いレンズを愛でる・・骨董趣味に近いと言えます。

フィルム時代からレンズについては「味」という曖昧な評価基準で語られることが多く、その延長線上にデジタル時代の「オールドレンズ」遊びがあるのでしょう。

JZ C6 17 113 熊本市 M9 ET28A#
熊本市 / LEICA M9 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.

熊本市
熊本市 / LEICA M9 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.

熊本の町を歩いていて、「がらくた市」に出会いました。
古い引伸機や、フェロ板を使うバライタ印画紙の乾燥機や、ギロチンカッターなども置いてありました。
いまの若い人たちに「フェロ板」なんて言ってもまったく分からないでしょうね。
まさに「がらくた」です。
それでも、なんだかんだと言いながら写真を撮り、がらくた市を楽しませてもらいました。


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みかん猫67

河原町物語.6

古く寂れた町も私くらいの歳の人間にとっては懐かしさの宝箱みたいな存在です。
裸電球、古ぼけた看板、ひび割れた歩道などなど、遠い記憶を呼び覚ましてくれるものがあちらことらにあります。

そんな古ぼけた町も若い人たちが新しい息吹を吹き込んでくれると、妙なモダンさが加わり、興味惹かれる空間に生まれ変わります。

JZ C6 17 104 熊本市河原町 M9 ET28A#
熊本市中央区河原町 / LEICA M9 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.

この窓は、本来窓のなかった壁をくり抜いて取り付けられたものでしょうか。
窓枠の周りの壁の様子からそう見えます。
窓の中はまだ内装工事中なのでしょうか真っ暗です。
窓枠の白いペイントも真新しく、壁の補修跡同様、黒白写真的には良いコントラストを演出してくれます。

窓のところに鶏が・・これもなんだか奇です。
妙なものに惹かれる性分ですから、これはもうたまりません。


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みかん猫67

河原町物語.5

町も人の一生と同じで、輝いていた姿もやがて衰えを見せはじめます。
見慣れた景色が風雪に耐えた時を刻んだ姿。
その衰えた姿の中に、私などは懐かしさを感じます。

人も、町の老いた姿は見難いもの、汚いものとみる風潮がありますが、果たしてそうなのでしょうかね。
汚い町は取り壊して、新しいコンクリートの町へと生まれ変わる・・そんな現場をあちらこちらの町の片隅で目にしてきました。
一度壊してしまうと、もう後戻りは出来ません。


JZ C6 17 101 熊本市 M9 ET28a#
熊本市中央区河原町 / LEICA M9 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.


JZ C6 17 089 熊本 M9 ET28A#
熊本市中央区河原町 / LEICA M9 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.

熊本市中央区河原町・・この町もすべてをぶち壊して再開発への道を辿るのでしょうか。
出来るならば、そうならないことを願っています。
若い人たちが、いまある空間を活用し新しい風を吹き込んでくれそうな気もするのですが・・・

この町にも若い人の経営するお店が増えてきているようで、そこに通う若者の姿を見かけるようになりました。
枯れかけた町が再び芽吹きを始めることを期待してはいるのですが、新たな住人たちが場違いな花を咲かそうとしないか、少し心配でもあります。

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