2013年4月アーカイブ

田起こし前

JE C3 29 003 福岡市東区 RX1 35 2#
福岡県糟屋郡新宮町 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

田起こし前の田んぼにハトが集まっていました。
それぞれが良き伴侶を探しているのでしょうか。
めでたくお相手が見つかれば、次は巣作りです。

田起こしが始まると、田んぼは掘り返され、水が張られ、田植えが始まります。
枯れ草や小枝をせっせと運んで巣を作り、その後は出産、子育てにとハトも忙しい季節です。

田植えが終われば、梅雨です。
季節の動きが目に見えるこの時期、ハトだけではなく、こちらもなんだか気ぜわい日々です。
春はあまり好きな季節ではありません。

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みかん猫67

白い花

白い花が好きです。
無粋な人間ですから、花鳥風月とは無縁に暮らしていますが、家人の趣味もあり、庭に白い花をつける木や草が咲くことの影響なのかも知れません。

とくに、夜明け前の微妙に青い光の中で咲く、白い花を見ることができたときには、こちらの気分までもが純粋になるようです。
夜の冷めた空気がまだ残る朝、そのなかで咲く、ほのかに青みを帯びた白い花の、その清々しい姿は格別です。

ただ、難しいのは、白と、朝の光の加減です。
絶妙の色合いというものがあるようです。
日の出は日々早くなり、空模様も毎日変わります。そのうえ、こちらの気分も昨日と今日では違っているはずですから、それらが、絶妙に合わさったときの白い花は、まさに芸術の領域です。


JE C4 03 010 福岡県糟屋郡新宮町 RX1 So35 2#
福岡県糟屋郡新宮町 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

我が家は福岡市内といっても、郡部との境界線に近いところにあります。
ほんの数分歩けば糟屋郡新宮町に入ります。
柑橘系の樹木を栽培する農家も多く、春先になると白い花があちらこちらで咲いています。


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みかん猫67

草むらの猫

ことさら動物好きというほどではありません。
しかし、幼い頃の我が家には猫がいました。
その後、犬が居て、いまは猫と一緒に暮らしてきました。

これらの犬や猫たちとは、私が積極的に関わって飼い始めた訳ではありません。
それでも、一緒に暮らすうえで必要な世話はしてきましたので、動物嫌いでもないようです。

「動物と一緒に居ると癒されるでしょ」と言う人が居ますが、ときたま面倒に思うことはあっても、癒されていると実感することはありません。
動物との関係も、人間関係と同じです。
良いことばかりではありませんし、嫌なことばかりでもないということです。

JE C4 27 001 福岡市東区 M9P VNC40 1.4
福岡市東区 / LEICA M9P + Voigtländer NOKTON Classic 40mm F1.4

我が家の直ぐ近くの公園の草むらから、こちらを伺う猫と目が合いました。
朝の光が、猫の透明な眼の奥まで差し込んでいるかのようでとても奇麗な瞳でした。
もう一歩踏み込んで撮りたいところですが、ここらあたりがぎりぎり近づけるところだと判断し、シャッターを押しました。
こんなことも、猫と付き合っているなかで会得したことだと思いますので、そこそこ動物好きなのかも知れません。


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みかん猫67

幸せな自転車

始めて自分専用の自転車を与えてもらったのは小学校の高学年の時だったか、それとも中学生になりたての頃だったのか、そこのところの記憶は定かではありません。
今でこそ、自転車はあちらこちらに打ち捨てられている姿をよく見かけますが、高度成長前では、自転車にもそれなりの価値がありました。
そういった時代ですから、自転車が届いたときには嬉しくてたまりませんでした。

記念すべき第一号の自転車は、Panasonic製の自転車。
子供用のものではなく、大人用のもので、フレームの色はメタリック調のグレーでした。
古い記憶というものは、全体像は朦朧としていても、妙なところは鮮明に覚えているものです。


JE C4 27 024 福岡市東区箱崎 M9P VNC40 1.4MC#
福岡市東区 / LEICA M9P + Voigtländer NOKTON Classic 40mm F1.4

写真好きの面子が集りましたので、カメラ片手に福岡市内を散歩です。
先ずは箱崎でウオーミングアップ。
軒先に特設の駐輪スペースを発見。
雨風が自転車にあたらないようにビニールカーテンでしっかり保護してもらい、幸せな自転車です。

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みかん猫67

ソフトクリーム

春が過ぎ、初夏といっても良い気候の日が増えてきました。
この季節になると、甘党でもある私などはアイスクリームやソフトクリームが食べたくなります。
真夏になると、もう少しサッパリとした口当たりのかき氷の方が後味も良くて良いのですが、爽やかな風が吹くこの季節には、少しまったりとしたアイスクリームが良いようです。

心地よい風が、脂肪分のとり過ぎに気をつけなければ・・ということを、頭の中から消し飛ばしてくれるためか、ついつい調子にのって手を出してしまいます。

JE C4 15 007 東京都葛飾区立石 RX1 So35 2k#
東京都葛飾区立石 / Sony RX1 + SONNAR 35mm F2

東京は葛飾区立石にある朝の商店街。
商店街といっても、本通りといったところではなく、細い路地のようなところに店が並んでいるところです。
そのなかに、ちょっとくすんだ雰囲気を醸し出している喫茶店? 甘味どころ? といった店があります。

私がこの店の前を通るときは、開いているのか締まっているのか定かでないことが多いので、「少しくすんだ」という印象を与えたのでしょう。

その店のショーウインドーにソフトクリームの商品見本を発見。
薄暗いなかに白いソフトクリームがぼんやりと浮かび上がっていました。
その先の部分が釣り針のようにデリケートな仕上がりになっているところが大いに気に入って撮ってみました。

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みかん猫67

ヘルメット着用

一年間乗り放題の老人用のプリペイドバスパスを利用してバスに乗っています。
故に、座る席も、大きな顔をしてシルバーシートに座ります。
もちろん、このはげ頭もシルバーシートに座るための口実に役立っています。

私の乗る西鉄バスの車両には、シルバーシートが入り口近くに二席設けられています。
その縦にニ席並んだシルバーシートの前の方が、私の定席です。
車両の一番前の席と、そのシルバーシートとの間が広く開いているので、らくちんなのです。

JE C4 25 006 福岡市東区 M9P VNC40 1.4#
福岡市東区 / LEICA M9P + Voigtländer NOKTON Classic 40mm F1.4

この日は、私が好んで座る席に先客が居ましたので、後ろの席に座りました。
ほどなく、前の席は空き、そこに新たに乗り込んで来た人が座りました。

なんと、ヘルメットを冠ったままの状態です。
バス停まで、50ccバイクを飛ばしてやってきたのか、それとも、これからの仕事にヘルメットが必要で、面倒だから家を出る時から冠ってきたのか。
いずれにしてもジジイ(私もですが)ですから傍目も気にならないし、怖いもの無しです。

その、ヘルメットにぼんやりと映る車内の様子を、後ろのジジイがパチリ。


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みかん猫67

JE C4 24 005 福岡市東区 M9P VNC40 1.4MC#
福岡市東区 / LEICA M9P + Voigtländer NOKTON Classic 40mm F1.4

Mマウントの40mmレンズは、随分と昔(まだ、フィルム時代)にミノルタの40mmレンズを使っていたことがあります。
これがまたよく写るレンズで、しかも小型軽量。
ヘリコイドの動きがいまひとつしっくりきませんでしたが、私好みのレンズでした。

いま、40mmレンズがフォクトレンダーから出ていることは知っていたのですが、なんとなく手が出ませんでした。
それが、どうした気の迷いか、手に入れてしまいました。
ネット通販で29800円。
もちろん中古品です。

撮像素子がAPS-Cサイズのカメラに着けて、60mmレンズとして使おうという考えですが、先ずはフルサイズカメラで本来の40mmレンズとして試し撮り。
久しぶりに我が家の猫の登場です。


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みかん猫67

女性を撮るのは・・・

女性にレンズを向けるのはどうも苦手です。
それも、女子学生となるとますますいけません。
しかし、どうしても撮りたいと思うシーンに出くわすことがあります。

そんなときは、こそっと撮るのですが、大概はピントがはずれていたり、ブレていたりで陸な写真になっていません。
話しかけて、撮影許可を貰って撮れば良いと言われる方も居らっしゃるかも知れませんが、それでは、写真の醍醐味が消えてしまいませんか?

JE C4 21 009 大分県玖珠郡九重町宝泉寺 RX1 So35 2#
大分県玖珠郡九重町宝泉寺 / Sony RX1 + Sonnar 35mm F2

窓際で美人が電話をしている。
被写体としていい感じ。
でも、写真を撮っているところを見咎められたら・・・

そんなことにならないように、最近は、このような写真が多くなっています。

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みかん猫67

視線に惹かれて

写真を撮っているときに、人に見られていると感じることがよくあります。
それが気になって、周りを見回してみると、やはり、どこからか人がこちらを見ているのです。
視線には、それほど強いエネルギーのようなものが潜んでいるということなのでしょう。

写真に写った人の視線も、生身の人間と同様です。
写真から投げかけられてくる眼差しにドキッとすることも度々です。

JE C4 21 007 大分県玖珠郡九重町宝泉寺 RX1 So35 2#
大分県玖珠郡九重町宝泉寺 / Sony RX1 + Sonnar 35mm F2

植物に埋もれかかったポスターのなかの女性。
ポスターは色褪せて、汚れてもいるのですが、視線の魅力は未だ健在です。
視線の魅力に惹かれて、私は三回シャッターを押してしまいました。


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みかん猫67

宝泉寺温泉

JE C4 21 005 大分県玖珠郡九重町宝泉寺 RX1 So35 2#
大分県玖珠郡九重町宝泉寺 / Sony RX1 + Sonnar 35mm F2

写真仲間に車で温泉地巡りに連れていって貰いました。
目的地は大分県の宝泉寺温泉と湯平温泉。
車が宝泉寺温泉の町に入り、一番最初に見つけたのが、このショーウインドーです。

以前は電気屋さんだったようですが、いまは住む人も居なくなってしまっているようです。
店に活気があったときには、最新の電化製品が並んでいたことを想像させるショーウインドーの中に、今は、さながら温室のように〝どくだみ〟のが繁茂しています。

大きなガラス窓から差し込む光を求めて、窓際で伸び上がっています。
ガラスに映り込んだ木々と空が、借景のように見えて印象的でした。


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みかん猫67

マネキンにも、流行り廃りがあるようです。
都会のきらびやかなショーウインドーの中で、流行の衣服を身にまとったマネキンたちはいわば当代一流のファッションモデルといったところでしょうか。

でも、私のこころを動かすのはそういったマネキンではなく、ちょっと寂れた下町の商店街で寂しげに佇んでいるマネキン達です。
頑張って決めのポーズをとっているのですが、その姿は、どことなく古めかしくて切なく感じます。

肌は薄汚れ、ひび割れなどを見つけると、もう、いけません。
「写真撮ろ・・」となります。

JE C4 13 143 東京都江東区白河#
東京都江東区白河 / Sony RX1 + Sonnar 35mm F2

友人の写真展会場は下町の商店街の一角にありました。
黄昏て人通りも少なくなった商店街で、ちょっと伏し目がちな少女のマネキンさんに出会いました。
頭にピンクの大きなリボンを飾ってもらって、ハレの日の着物を着せてもらっているのですが、その表情はどことなしか寂しそう。
「写真撮ろ・・」

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みかん猫67

授業で散歩

JE C4 19 004 福岡市博多区 RX1 So35 2#
福岡市博多区 / Sony RX1 + Sonnar 35mm F2

二年生の授業で博多の町を散歩しました。
主に動画を勉強する学生たちが対象の選択科目ですから、良い意味で力を抜いた授業ということを心がけて「散歩」という次第です。

私はデジタルカメラで撮影しましたが、学生たちは全員、フィルムカメラで撮影です。
学生たちはデジタルカメラは持っていても、フィルムカメラを持っている学生は極めてまれです。

以前は、「家にフィルムカメラがあればそれを持って来てください・・」とお願いをしていたのですが、学生の家にあるフィルムカメラのほとんどは電池で動くカメラで、その殆どは電池切れや、電池ボックスの腐食などで動きません。
それで今では全員に、こちらからフィルムカメラを貸し出しています。
フィルムも一人あたり二本配布。
ついでに櫛田神社で〝梅ヶ枝餅〟・・こちらは一人一個配布。

撮影が終われば、次の授業時間には黒白のフィルム現像を行います。

JE C4 19 006 福岡市博多区 RX1 So35 2#
福岡市博多区 / Sony RX1 + Sonnar 35mm F2

はかた名物〝かろのうろん〟のショーケース。
〝ごぼう天うどん〟が人気です。

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みかん猫67

散ることのない桜

JE C4 15 009 東京都葛飾区立石 M9P ST50 2.5#
東京都葛飾区立石 / LEICA M9P + SUMMARIT-M 50mm F2.5

桜前線が通り過ぎても散らない桜を、東京の立石で見つけました。
外灯に取り付けられた造花の桜です。
下町の商店街などでよく見かけるあれです。

店じまいをした魚屋さんには、以前からときどきレンズを向けてきましたけれど、今回は桜が主役です。
日の光がちょうど桜を照らしていましたので、桜が目についたのでしょう。
木造の建物の黒くすすけた外壁を背景に撮ってみました。

下の写真は2007年の11月に撮った魚屋さんです。
二枚の写真の間のは5年半ほどの時間の経過があります。

外灯に取り付けられた造花は、季節がら、桜ではなく紅葉です。
桜と紅葉の間は・・・
柳の造花でも取り付けらるのでしょうか?

CF J1 02 051 東京都葛飾区立石 et28a#
東京都葛飾区立石 / LEICA M8 + ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.


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みかん猫67

猫が店番する魚屋さん

石津くんの案内で吉塚を散歩。
古い商店街が残っていると言うので出かけてみると、確かに古い。
古いけれども、店先に並んでいるものは安い。
東京、葛飾区立石の商店街も安くて良いなと思っていましたが、福岡の吉塚商店街も負けてはいません。

入り口近くにあったお店では私の好きなまめご飯(グリーンピースの入ったごはん)が、1パック100円。
他の店ではチキンカツが一枚、やはり100円。
また、別の店では海老フライが3尾100円。
300円で贅沢ランチ完成です。

デザートに5個300円のよもぎ大福もあります。

JE C4 17 016 福岡市 東区 吉塚 RX1 So35 2#
福岡市東区吉塚 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

吉塚商店街の中にある魚屋さん。
猫が居着くくらいですから、きっと美味しい魚を商っているのでしょう。
それに、店の人は魚屋にもかかわらず、猫を毛嫌いしない人情派なのでしょうから、安くて旨いと猫好きの消費者は想像するのですが・・・


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みかん猫67

ず〜っとこのまま?

JE C4 15 022 東京都葛飾区立石 RX1 So35 2#
東京都葛飾区立石 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

葛飾区立石の〝吞んべ横丁〟。
吞んべ横丁の古びた門(?)を入って、すぐのとことに京成の線路の方に向かって古びた路地があります。
この一画は京成立石駅の目の前ですから、いわば駅前の一等地。
取り壊し、再開発が計画されているのか路地の呑み屋は空き家状態です。

その路地のなかほどに〝ミエ〟という店があります。
白いドアに赤いハートと、四角いドアの取っ手が印象的で、ここに足を踏み入れた人は写真を撮りたくなる代物です。

CF1102.046 東京都葛飾区立石 et21#
東京都葛飾区立石 / LEICA M8 + ELMARIT-M 21mm F2.8

立石にはじめて行ったのは、おいそらく2006年。
まだ、フィルムカメラで写真を撮っていた時代です。
一枚目の写真は2013年に撮ったものです。
二枚目の写真は2007年に撮ったものです。

2007年の時から、ドアの前に鉢植えが置かれていますから、その頃から店の営業はしていなかったと思われます。
さて、この次に来たときにも、この横丁はまだ存在するのでしょうか。

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みかん猫67

JE C4 15 015 東京都葛飾区立石 RX1 So35 2k#
東京都葛飾区立石 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

旅の終わりに葛飾区立石に出かけてみました。

東京で暮らすなら、こんな町が良いなと思っているのが〝立石〟です。
商店街に活気があり、暮らしやすそうな町です。
まあ、旅人が喜んで訪れる町ではないとは思いますが、懐かしい時間に会えそうで、お気に入りの町です。

とは言っても久しぶりの訪問、変化の激しい東京にあって、町が様変わりしてしまっているのではないかと多少の不安もありましたが、幸いにも概ね昔の姿で待ってくれていました。

今日は立石から四つ木、曳舟、東向島、浅草と、スカイツリーの姿を目の隅に入れながら、一日かけて下町、ぶらぶら散歩でした。

JE C4 15 031 東京都葛飾区立石 RX1 So35 2k#
東京都葛飾区立石 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

あまりに、のんびりしすぎたために、予定の飛行機に乗り遅れてしまいました。
腹は減っていても、満足に食事する時間もなく、機内で食事と酒が振る舞われるファーストクラスを奮発。
〝森伊蔵〟の水割りを呑みながら、東京の旅は極上の締めくくりとなりました。

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みかん猫67

東京スカイツリー

東京の好きなところは、夜明けが早いことです。
幼い頃から年寄りじみていたのか、朝の目覚めは早い方でした。
最近では、それに歳の所為ということも加わり、午前四時頃には目覚めます。

旅の宿は文京区湯島。
夜が明け始めたのに気づき、部屋の外を覗いてみると、そこに「東京スカイツリー」が立っていました。

「東京スカイツリー」を見るのは初めてです。
と言うことは、これが出来てから、初めての上京ということになります。
特に見たいと願っていた訳ではありませんが、偶然、泊まった部屋から見られるとは思ってもいませんでした。

JE C4 14 001 東京都文京区湯島 M9P ST50 2.5-#
東京都文京区湯島 / LEICA M9P + SUMMARIT-M 50mm F2.5

時刻は朝の4時40分。
道路の照明は、まだ夜の色を残していましたが、空は、丁度、明け始める時刻でした。
この部屋に泊まり、この時刻に何気なく窓の外を見た・・すべては偶然。
普段、あまり使わない50mmのレンズを連れてきたことは偶然と言えるかどうかは分かりませんが、丁度、良い切り取りができました。


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みかん猫67

東京

JE C4 13 001 東京都文京区お茶の水 M9P ST50 2.5#
東京都文京区湯島 / LEICA M9P + SUMMARIT-M 50mm F2.5

久しぶりの東京です。
最近の遠出は大阪止まりのことが多く、なかなか東京まで足を延ばす機会がありませんでした。
まあ、歳とともに浮世離れがすすみ、花のお江戸とは無縁になっているということでしょうか。

このたびの上京は、写真仲間の石川くんが展覧会を開催していましたので、それを拝見するためです。
有名な人の展覧会とか、話題の催しなどには、さして興味もなくなってしまいた。
しかし、ささやか催しであっても、好きな写真と出会える機会となると話しは別です。

石川君の展覧会を拝見すること以外、さして目的もなく、後は我がままに東京を歩き、写真に撮ってまわることだけです。

JE C4 13 156 東京都新宿区 RX1 So35 2#
東京都新宿区 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

石川君の計らいで、懐かしい顔が集まってくれました。
好きな写真を見て、こころおけない人たちと楽しい時間を過ごし・・あとは、一枚くらい、お気に入りの写真が撮れれば、それで上出来です。

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みかん猫67

旧豊後森機関庫 #4

JE C4 04 048 大分県玖珠郡玖珠町 RX1 So35 2#
大分県玖珠郡玖珠町 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

旧豊後森機関庫でこんなものを発見。
『自分を大切に』の標語が、気になります。
「安全第一」とかでしたら、こういう場所ではよく見かけるのですが・・・
この標語、気になり出すと、妙に哲学的な深みに入り込んで行きます。

しかし、今の時代、『自分を大切に』などと、わざわざ言わなくても、自分のことしか考えない輩が多いと思います。
それほど生き難い世の中と云うことですかね。

抜け殻のようになった機関庫のなかで、あれこれ考えていると、人間が体ごとぶつかって、仕事に汗を流していた時代は、それなりに充実していたように思えてきました。


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みかん猫67

旧豊後森機関庫 #3

前回の〈亀カメラ〉で大分県玖珠郡玖珠町にある〝旧豊後森機関庫〟の建物の写真を見て頂きました。
この写真については、まあ、型通りの撮り方でしか撮れなかったので、私としては不完全燃焼で、しっくりと来ていませんでした。

ところが、これが案外、みなさんに好感触をもっていただいたようで複雑な気持ちです。
こういうことは、これまでも何度もありました。
また、反対に、自分としては良い感じに撮れていると思う写真が、素通りされることもありました。

作り手側の想いと、受け手側の気持ちは、複雑にずれたり重なったりと、分からないものです。

JE C4 04 065 大分県玖珠郡玖珠町 RX1 So35 2#
大分県玖珠郡玖珠町 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2


誰が撮っても同じような写真になる大きな建物・・ならば、機関庫内で、細かな被写体を探してみました。
おそらく、ここに立ち入った人の多くが目にして来たものでしょうが、それが、私なりの写真になってくれているような気がしています。
皆さんには素通りされるだろうことは覚悟のうえです。

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みかん猫67

旧豊後森機関庫 #2

引き続き〝旧豊後森機関庫〟です。
こういう場所に出かけたときには、少なからず圧倒されるものがあります。
被写体に攻め込まれてしまえば、もうここは正攻法で応戦するしかありません。
結果、誰が撮っても同じような写真になってしまいます。

一枚目の写真がまさにそれです。
旧豊後森機関庫を撮った写真として、見慣れた撮り方です。
僅かばかり、違いがあるとすれば、超広角レンズ、〝ULTRA WIDE HELIAR 12mm F5,6〟が醸し出してくれる、特有の持ち味が加わっていることくらいでしょうか。

空の表情などは、まさにこのレンズの持ち味です。
つまり、私の力などなんの効果もないということです。

JE C4 04 043 大分県玖珠郡玖珠町 M9P UWH12 5.6AII#
大分県玖珠郡玖珠町|旧豊後森機関庫 / LEICA M9P + ULTRA WIDE HELIAR
12mm F5,6

JE C4 04 049 大分県玖珠郡玖珠町 RX1 So35 2#
大分県玖珠郡玖珠町|旧豊後森機関庫 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

二枚目の写真は機関庫の内部にあった小部屋です。
機関庫内部は乾燥してあっけらかんとしていましたが、この一画だけは廃墟の持つ、特有の湿気を感じさせていました。


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みかん猫67

旧豊後森機関庫 #1

旧豊後森機関庫の内部です。
機関庫を撮った写真はいろいろなところで目にしてきましたが、実際に足を運んだのはこれが初めてです。
天ケ瀬温泉に出かけたついでにちょっと立ち寄ってみました。

「ついで」などと言うと、鉄道フアンの人たちに睨まれそうですが、私の場合は鉄道がどうのこうのというよりかは、古い建物を見たかっただけです。

しかし、筋金入りの廃墟趣味でもりません。
廃墟はおもしろいな・・と思っている程度です。

鉄道にしろ、廃墟にしろ、まあいい加減な人間ですから、何でも撮ります。

JE C4 04 074 大分県玖珠郡玖珠町 RX1 So35 2#
大分県玖珠郡玖珠町 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

廃墟・・などというと、もう少し湿った空気が充満しているように思っていたのですが、意外とあっけらかんとしていました。
もぬけの殻といった状態の建物だけが、残されていました。

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みかん猫67

行きつ戻りつ

久大本線の天ケ瀬駅に隣接した駐車場に車を止め、温泉街を歩いてみました。
ものを見ようとするときには車で流したのでは駄目で、ここぞと思うところでは自分の足で歩くことが大切です。
自分のリズムと歩幅だから見えてくるものがあるはずですから。

天ケ瀬温泉の主要な施設は、玖珠川に沿って走る国道210号線に沿って並んでします。
車の窓から眺めた天ケ瀬温泉の第一印象は〝合格〟・・写真になりそうという印象でした。
車で町に入って行くときに目星を付けておいた方向に歩いてみましたが、第一印象と違って、案外と写真にするのは難しいと思えました。

それでも、準備運動がてらシャッターを押しながら歩いていると、もう町外れ。
引き返して歩いているときにこの家を見つけました。
行きのときには見えなかったもの、視線が逆になる戻りには見えるようになります。

「行きつ戻りつしてみる」または、「立ち止まり、振り返ってみる」ことは案外、大事なことです。

JE C4 04 009 大分県日田市天ケ瀬温泉 RX1 SO35 2#
大分県日田市天ケ瀬温泉 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

お分かり頂けると思いますが、壁の文字が私に写真を撮る気を起こさせました。
廃物の浪板を壁に利用したのでしょうが、文字が分解してちょっと不思議。
文字の下に垂れている白い染みも魅力的。

文字の意味をしばらく考えて、「鯉」という文字が分解したのではないかという考えに至ったのですが、さて、正解はどうでしょうか。


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みかん猫67

町はずれで。

JE C4 04 008 大分県天ケ瀬温泉 RX1 So35 2#
大分県日田市天ケ瀬温泉 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

前回の「2F カラオケ」を意識して、写真を選んでみました。
天ケ瀬温泉の町外れで見つけました。

川に沿うように温泉旅館などが立ち並ぶ天ケ瀬温泉。
その中心を過ぎると、徐々に寂しくなっていきます。

そして、いよいよ町外れといったところに、ちょっとした広場がありました。
狭い温泉街の道に車が入り込んで渋滞しないように、町外れに作られて駐車場でしょうか。

そこに立てられた電柱に取り付けられた演歌歌手のコンサートのポスター。
それほど古いものとは思えないのですが、何故か色褪せた様子が気になりました。
女性歌手の小じわを目立たないようにするために、ハイライトを飛ばし気味に印刷したのでしょうか。
紫外線に晒されて色が飛んでしまったように見えました。


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みかん猫67

温泉街

温泉街と言えば、ストリップ小屋などの娯楽施設やちょっとした遊技場などがあって、浮き世の垢を流し、気晴らし、憂さ晴らしができるところ・・・などと考えるのですが、いまどきはそういったものも影をひそめ、どことなく裏寂れた雰囲気の漂うところばかりです。

最も、私が好んで出かける温泉街は裏寂れたところばかりなのですが、過去に栄えていた名残のようなものは残っていてほしいのです。
閉鎖されたストリップ小屋の壁で、踊り子さんの色褪せたポスターが風に揺れている・・そんな、映画の一シーンのようなことを想像してみても、今では無理な話です。

JE C4 04 016 大分県天ケ瀬温泉 RX1 So35 2#
大分県日田市天ケ瀬温泉 / SONY RX1 + Sonnar 35mm F2

天ケ瀬温泉の通りを歩いてみても、かっての賑わいを彷彿とさせる施設の名残すらありません。
平日だった所為が、浴衣姿で通りを歩く観光客、湯治客の姿も見かけませんでした。
せいぜい、カラオケで大声を張り上げることくらいしか、今の温泉街ではできないようです。


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みかん猫67

瞬間、イノシシを見た

車で走っている時も、何かしら写真に撮るものはないものかと気にしています。
大分県の天ケ瀬温泉を走っているときに(毎度のことですが、私は助手席)、すっと視界を過ったものが気になってUターン。
「たしかイノシシが・・・」

やはり、イノシシが居ました。
と、言っても絵ですが。
走る車の中に居る、私の目に飛び込んできたのはイノシシの絵だけです。
それが、どのような環境の中にあるかなどといった細部なまったく見えていません。
イノシシの絵よりも大きく書かれた〝猪〟の文字や、それが肉の看板だということも分かっていませんでした。
当然のことですが、引き返してみても、「な〜んだ」ということで、写真にならないことも数多くです。

JE C4 04 033 大分県天ケ瀬温泉 M9P ST50 2.5#
大分県日田市天ケ瀬温泉 / LEICA M9P + SUMMARIT-M 50mm F2.5

さて、これを写真に撮るかどうか・・・
私は亥年生まれです。だからかどうかは別としてイノシシには親近感を持っています。
銃で撃たれたり、罠にかかって肉になってしまったイノシシのことを思うと可哀想ではありますが、絵のイノシシはどことなく間抜けで可愛らしいので撮っておきました。

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みかん猫67

天ケ瀬温泉

写真仲間のYくんから撮影のお誘いがありました。
特別な用件が無い限りは、こういったお誘いには応じるようにしています。
自家用車をもたない私の行動パターンは自ずと限られてくるのですが、車を使っての撮影となると、いつもとは違ったところにも連れて行ってもらえます。

「どこでも行きますよ・・」と言われてもこれといった宛もなく、仕事場に貼られた地図と睨めっこ。
この地図には、これまで撮影に出かけたところがマークされています。
その、地図上の空白地帯を眺めていて、目的地を〝天ケ瀬温泉〟〜〝玖珠町〟と決めました。

〝天ケ瀬温泉〟は山田洋次監督の『男はつらいよ』シリーズの第43作目に登場します。
この、『男はつらいよ』の映画のロケ地は、写真撮影のポイント探しにおいて、よいヒントを与えてくれます。
もちろん、映画の中ということと、時間の経過などがありますので、期待倒れということも多いのですが、それはそれで良いのです。

JE C4 04 006 大分県天ケ瀬温泉 RX1 So35 2#
大分県日田市天ケ瀬温泉 / Sony RX1 + Sonnar 35mm F2

天ケ瀬温泉のバス停。
天ケ瀬温泉はJRの駅がありますので、それほど不便なところではありませんが、バス停に貼られた時刻表は空白だらけでした。

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みかん猫67

桜と一休さん

いよいよ桜の季節も終わりです。
それにしても桜は良いですね。
空を背にしても良し、舞っても良し、地に在っても良し。
この時期は花びらは枝を離れ、地を桜色に染めるようになっています。

JE C4 03 033 福岡市東区 RX1 So35 2c#
福岡市東区 / Sony RX1 + Sonnar 35mm F2

『花は桜木、人は武士』
散り際の潔さを良しとする日本人の意識形成にも係っていることばです。
一休さんの残した言葉と言われていますが、潔く散ることを美化し軍事教育などにも散る桜の姿が尊ばれた時期がありました。

そんなことを考えながら、平和日本の春を満喫しているときに、ふと、この軍人像のことを思い出し、足を延ばしてみました。

ちなみに、私の好きな一休さんのことばは、
『世の中は起きて稼いで寝て食って後は死ぬを待つばかりなり』です。
極めて現実的で、「ごもっとも」なことばです。


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みかん猫67

三つ揃いました。

最近、写真に関する会話の中で「大三元」「小三元」という言葉を聞くことがあります。
もともとは麻雀用語ですが、写真の場合は高性能または高級なレンズ三本をセットにしたときが「大三元」で、「小三元」はその次のクラスのレンズ三本を指すようです。

レンズ単体の場合は「松レンズ」「竹レンズ」「梅レンズ」などと言われるようです。
最上級のレンズが「松レンズ」と言われます。
つまり「松レンズ」を三本組み合わせた状態を「大三元」と言うのでしょう。
最上級のデジタルカメラの性能を十二分に発揮させるためには「松レンズ」と三脚が必要ということはよく耳にします。

「松レンズ」は大きくて重くなりがちで、私にとっては財布と体への負担も大きく、手が出せるのはせいぜい良くて「竹レンズ」、普通は「梅レンズ」です。
松・竹・梅を分かり易く、あからさまに言うと、上・中・並です。

健気に働く「並レンズ」、それはそれで可愛いものです。

JE C4 02 003 福岡市東区 RX1 So35 2#
福岡市東区 / Sony RX1 + Sonnar 35mm F2

被写体の「小三元」というところでしょうか。
子供の赤いレインコート、車のブレーキランプの赤、そして列車のドアの赤と赤色が三つ揃いました・・踏切の赤は蛇足ですが。

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みかん猫67

無人駅

旅に憧れているのですが、それほど旅の空を経験しているとは言えません。
時間がないことを言い訳に・・
でも、来年からは時間が無くてという言い訳も通じません。
年金生活に入れば、こんどは、金がなくてと言い出すことになりそうです。

JE C4 01 084 福岡県京都郡みやこ町 平成筑豊鉄道 崎山駅 RX1 So35 2-#
福岡県京都郡みやこ町 平成筑豊鉄道 崎山駅 / Sony RX1 + Sonnar 35mm F2

ローカル線の駅。
駅舎のなかに、隙間の多い時刻表が掛けられていました。
無人の駅舎の、かって事務所だったところは雑草が入り込んでいます。

電柱に打ち付けられて「1のりば」が、妙にくっきりと見えていました。
フーテンの寅さんが、所在なさげに下りの列車を待つ図が似合いそうな駅です。

上り下りの列車が離合。
乗客が一人降りてきました。
列車が走り去り、乗客がどこかに去って、ふたた静かな無人駅に戻る。
この繰り返しを一日に何度、この駅は繰り返すのでしょうか。

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