2014年5月アーカイブ
60数年生きてきても、まだまだ世の中知らないことだらけ。
というよりか、知っていることなんてほんの僅か。
それも知っているつもり・・と云うだけで、心底分かっていることなんて皆無なのかも知れません。
残された時間は僅か。
結局、何も分からないままで終わってしまうのでしょうね。
しかし、最近、それで何の不都合もないことが分かってきました。
初めてボートレースを見ました。
わざわざ写真を撮りに出かけたのではなく、偶然の巡り合わせです。
偶然は時として思いも寄らない幸いをもたらしてくれます。
もちろん不幸に見舞われることもあるのですが、今日のところは写真も撮れましたので良かったということです。
熊本市 江津湖 / Nikon Df + Ai Nikkor 35mm F2.8
レースのスタート地点は橋の下。
ゴールは遥か彼方。
つまり、レース結果は分からないということ。
応援しているチームがあるわけではないので、正直、結果はどうでも良いのです。
キャッチボールをしている子供たちの姿をあまり見かけなくなりましたが、サッカーボールを蹴っている子供は時々見かけます。
子供たちが興味をもつスポーツは野球からサッカーに移っているのでしょう。
高校野球なんかを見ていると全員丸刈りにしているチームも少なくありません。
そこから、何かと干渉されるスポーツといったイメージが野球にはあるのではないでしょうか。
それに対してサッカーの選手たちは髪型も髪の色も個性的で、自由が許されるイメージがサッカーにはあるようです。
このあたりが拘束されることを嫌がる現代の子供たちがサッカーに向かう理由なのではないか・・なんて、的外れなことを考えながら黄昏刻の散歩。
福岡市東区 / Sony α7 + AF Nikkor 20mm F2.8 D
「写真撮らせて?」
「なんで」
「おっちゃんなあ 趣味で写真やってるねん」「カッコよくボールを蹴ってるとこ写真に撮りたいねん」
もちろん煽てながらもシャッターは押してまっせ。
〝夏日〟かと思えるくらい暑い日が続くようになりました。
ちょっと頭がむさ苦しくなってきたので、床屋に行こうと外出。
途中、寄り道を一件。
その帰りに適当なところでバスを降りて、床屋まで歩くことにしました。
足の向くまま気の向くまま細い道をあっち曲がり、こっち曲がり。
でも床屋に向けて大凡の方向は確認しながら歩いていたつもりが、見覚えのある街角に出たときに、とんでもない方向違いをしていることに気付きました。
それから、少し急ぎ足で床屋へ歩いている途中で、今日の被写体に遭遇。
最近、撮る、撮らないの判断が鈍り勝ちですが、このときも一旦、通り過ぎてから引き返して撮影。
ハワイアン系のファッションや小物などを扱っているお店の店先です。
着せ替えの途中なのでしょうか・・
だとしたら、お店の人が近くに居るはず。
撮影の交渉をするのもなんとなく億劫だと思ったのが、通り過ぎた理由です。
でも、やっぱり気になって引き返して、店の中を覗いてみましたが、店の人の姿はなかったので、これ幸いと手早く二枚撮影しました。
撮影交渉をすると、「何故撮るのか?」とよく聞かれます。
そのときの答えが面倒なのです。
福岡市中央区 / Sony α7 + FE 35mm F2.8 ZA
あちゃ〜
下半身露出や。
マネキンと云えどもあるところにあるものがちゃんと無いと気になるもんやね。
店の人に咎められることはなかったけど、通り過ぎる人の冷たい視線を気にしながらの撮影やった。
福岡県糟屋郡新宮町原上 / Nikon Df × AF-S Nikkor 58mm F1.4 G
我が家から
さほど遠くはないところで
私が散歩コースにしているところ
この森の入り口に
「旧、唐津街道」の標識が立っている
江戸時代には
参勤交代の行列も通ったらしい
これまで多くの人が利用した道も
いまではごらんの有様
この道で出会うのは
道沿いに畑のある農家の人か
犬の散歩をする人くらい
あまり人とは出会わないので
のんびりと歩くには打って付け
私の前を行くのは
一匹のトンボだけ
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JA C5 17 1630 006
写真が撮れた日
一本道
とんぼがスイスイ
先を行く
友人の車で佐賀まで。
もちろん撮影目的のドライブです。
途中で、熊本の友人が合流して気の置けない仲間と愉快な一日を過ごしました。
老後の生活のことを考えると、写真をやっていてよかったと思います。
この被写体は以前にも撮影したことがあります。
フィルム時代のことです。
フィルム時代に撮ったお気に入りの被写体のところへ、デジタルカメラを下げて再び出かけてみる。
そんな〝再会〟という楽しみ方も時折やっております。
フィルム時代のものは黒白写真でしたから、私の頭の中には黒白の画像としてこの飛行機は定着しています。
黒っぽい樹木の間に白い機体・・黒白写真にうってつけの状況です。
デジタルカメラで撮っても黒白写真に仕上げることは出来ますが、今回はカラーで仕上げてみました。
黒白写真のイメージにとらわれていますので、ちょっと違和感も感じていますが、そのうち「これはこれで良い」と思える日がくるでしょう。
佐賀県小城市 / LEICA M9P + M HEXANON 28mm F2.8
飛行機が墜落しとるわ。
そら早う警察にしらせなあかん・・
と言いたいところやけど、この場合は知らせんでもエエんや。
警察もこのヒコーキのことはよう知っとるから。
おじいちゃんと孫の散歩です。
おじいちゃんはレンズ。
孫はカメラ。
歳(製造年)の開きをみると、おじいちゃんと孫・・そんな関係です。
レンズには〝Nikon〟ではなく〝Nippon Kogaku Japan〟と打刻されています。
レンズコーティンを示す〝C〟の文字もありません。
そんな爺さんが(企業イメージからいって婆さんではないと思います)孫の世話を受けながら黄昏刻の散歩。
多少もたもたしますが、「まだまだ若いもんには負けてへんで」と言っておられます。
福岡県糟屋郡新宮町 / Sony α7 + Nikkor-H Auto 50mm F2
たまに目にする『大木切ります』の看板。
赤地に白抜き。日の丸と反対や。なんか気になる。
そやけど、こいつだけやと写真になりよらん。
なかなか厄介や。
車を持ちませんので、移動は自分の足で歩くか、公共交通機関を利用するか、はたまた、知人の車に便乗させてもらうか。
ぼんやりと、車窓の外を眺めているときに、写真になりそうなものが目の前に現れても、「写真になる」という判断が遅くなっていると最近感じています。
見極めや決断、そして撮るという動作に至るまでの一連の流れに時間がかかるようになってきたこと云うことです。
これはバスや車に乗っているときに限らず、歩いているときも同様です。
その所為か、一度通り過ぎてから、「写真になるかも・・」と、再び引き返して撮ることが多くなった気がしています。
歳だ、歳だとは言いたくないけど、気が抜けはじめているようだし、おつむの回転も少し緩くなってきているようです。
気の抜けた生温いビールはだれも美味しいと思いません。
気の抜けた生温い写真はどうでしょうかね。
福岡市城南区 / Nikon Df + AF Nikkor 35mm F2 D
バスの座席や人の運転する車の助手席なんかに座ってるときはハンドルを握ってへんから、めっちゃ気の抜けた状態や。
信号待ちで車が停車したときも、ぼんやりと外を眺めてる。
「なんやおもろいかも・・」と気づいてカメラを構えたとたん、信号が変わりよって車がブー。
最近、そんなんばっかりや。あかんなあ。
流れに乗って、抗うこともぜず、のんびり気ままに。
それが私の散歩の掟。
何と言っても暇ですから。
一昨日、外国人の女子大生にブロックされて目的のバス停でバスを降りるのを諦めたのもこの掟に従ったためなのです。
私が座席から立ち上がれば、女子大生たちも道を開けてくれるのでしょうが、敢えてそれをせずにブロックが解けるまでこのまま乗り続けようと散歩の方法を変えたのです。
本日も同じバスに乗ったので、再挑戦です。
今日はブロックされないように、出口に一番近い席にしましたので、目的の〝蔵本〟で無事下車。
呉服町、千代、石城町、再び千代、東浜、箱崎と歩きを堪能。
福岡市博多区大博町 / Mikon Df + AF-S Nikkor 50mm F1.8G
一昨日の再挑戦や。
時折来る町やけど、今日も何枚か写真が撮れたし結構楽しめましたわ。
この饅頭屋さん、もうシャッターが下りてたんやけど、ほんの少し開いたところから〝110〟を失敬させて貰いました。
すんません。
今日は乗り物を利用して何処かに出かけてから歩くのではなく、家を出てからご近所をふらふら歩く、文字通りの〝お散歩〟です。
フィルム時代の旧い古レンズを友人に手直ししてもらったので、それをデジタルカメラに付けて連れて出ました。
ちょっとした試し撮り気分です。
懐かしいレンズをデジタルカメラで再び使う・・年寄りには格好のお遊びです。
写真をながくやってきたなかで、随分と多くのレンズを使ってきました。
それらのレンズは旧友みたいなものです。
旧友と、昔話をしながらの黄昏刻散歩です。
福岡県糟屋郡新宮町 / Sony α7 + MD ROKKOR 50mm F1.4
ご近所散歩。
腹も減ってきたんで、家路を急いでいるときに犬に吠えられた。
よく吠えやがったんで仕返しに写真撮ったった。
車の窓ガラスへの映り込みに注意を払いながら撮影。
本日もふらりと来たバスに乗り込みました。
乗車したのは都市高速道路を走って街中までノンストップで走るバスです。
いつものように、バスの中でこれから先の行動を思案。
都市高速を降りた最初のバス停〝蔵本〟で降りて・・・(細かく語っていると長くなるのでカット)、と考えたのですがこれは計画倒れに。
車中は結構混雑していて、私の座席(独り掛け)のすぐ横に外国の若い女性二人が立ちました。
ちょうど私の座席をブロックするかたちで。
二人は外国語で話し合ったり、携帯電話を操作したりしていて、〝蔵本〟にバスが到着したときにも動く気配がありません。
その段階で蔵本で下車の計画は変更です。
この二人が私が立ち上がりやすい空間を作ってくれたら降りようと。
さて、その結果は・・
この二人、結局、終点まで私の横に立ったままでした。
福岡市中央区天神 / Sony α7 + Nikkor-S・C Auto 55mm F1.2
若者が闊歩する街、天神で発見。
若い奴らに〝てんご〟(大阪弁:いたずら / わるさ)されんようにかいな。
それとも、お狐様がこの街から逃げ出さんようにの網囲いやろかね。
お稲荷さんを怒らせると怖いそうやで。
バス停に立って、そのときにたまたま来たバスに乗り込みます。
そして、適当なバス停で途中下車。
よくやるお遊びです。
思いがけないところで、思いがけないものに出会える。
そんな楽しみが、この遊びにはあります。
福岡市の西鉄バスには私のような65歳を越えた年寄り向けに〝グランドパス65〟というパスが販売されています。
一ヶ月だと6000円、一年間で買うと42000円也。
どこのバス停でも乗り降り自由です。
まるで水戸黄門様の印籠のようなご利益のあるパスです。
本日は〝薬院〟でふらっと途中下車しました。
福岡市中央区 / Nikon Df + Nikkor-H Auto 50mm F2
何が気に入らへんのやろかね。
何が面白いんやろか。
人さんの自転車を川に放り込んで。
あかんやろ、こんなことしたら。
久しぶりのお仕事です。
写真に関わる仕事ですが、プロの写真家ではありませんので、カメラは必要ないのです。
でも、せっかくのお出かけですから、昨日同様、本日も二本差しの出で立ちです。
ただし、レンズを換えてみました。
昨日は重いレンズでしたので、本日は軽めにしてみました。
一本は Nikkor-H Auto 28mm F3.5 、 もう一本は Nikkor-H Auto 50mm F2です。
二本とも随分と旧いレンズです。
いわゆるコーティングなしというもので、学生時代(半世紀くらい前)のものです。
現代のレンズに比べて性能が良いということでもなく、正直、使い勝手も良いとは言えませんが、年寄りの道楽です。
このレンズであんな写真撮った、こんな写真撮れたと、〝青春回想〟です。
福岡市東区 / Nikon Df + Nikkor-H Auto 50mm F2
知人の車のダッシュボードに、置いたある奇麗な色のアメ車のミニカー。
この色、好きなんですわ。
前から気になっとったんやけど、やっと「写真になる」という気持ちになれましたんや。
もちろん〝光〟のおかげですわ。
ふらりと外出。
何の用もない外出ですので、散歩です。
本日、散歩にしてはちょっと重装備です。
これは撮影目的に出かけるときと同じです。
散歩を装った撮影ということになりましょうか。
二台のNikon Dfに、それぞれ Nikkor-N・C 28mm F2 と Nikkor-H Nikkor-P・C 105mm F2.5 の二本差しです。
昔、調子にのって写真を撮っていたころに使っていた懐かしいレンズです。
もちろんピント合わせは自分の目と手で合わせます。
使い手は老いぼれですし、最近のカメラはファインダーが貧弱ですから、昔のようにサッと合わせることは出来ませんが、昔取った杵柄でそこそそは合ってくれているようです。
なんでまた・・
退職を機会に写真を撮る道具も〝原点回帰〟してみようということなのです。
とは言っても、フィルムカメラに戻る勇気はありませんので、レンズだけでもといういい加減さ。
この重い機材を担いで、一万歩の散歩でした。
福岡市博多区 / Nikon Df + Nikkor-P・C Auto 105mm F2.5
海面をゆらりゆらり。
ぎょうさん撮らして貰ろうたけど、あんさんが美しゅう撮れてる写真は一枚しかあれへんかった。
早う水の中に戻りや。
柏餅が食べたくなって街に出かけました。
我が家から福岡市の中心街までは都市高速道路を走るバスに乗ると便利なのですが、バス停で待っていると、ローカルのバスが先にきました。
「まっ、いいか・・時間はあるし」と、乗り込んで・・さて、これからどうしたものかと思案。
何処か途中でバスを降りて写真を撮ろうという魂胆です。
知り合いのYさんが中古カメラの店を出したけれど、まだそのお店に行っていないことを思い出し、先ずはそこを覗いてみることにしました。
幸い、そのお店の周りは私の好きな撮影場所。
店を出たあと、少し写真を撮って、それから中心街に行き、本や食料を買って・・とバスの中でイメージは出来上がったのですが・・
最初のお店で話し込んでしまって撮影どころではなくなり急いで街へ。
本を一冊買い、夕食の食材を買い・・さて〝柏餅〟の番になったとき、気分が変わって、〝ぼたもち〟を買ってしまいました。
皆が柏餅を食べるときに一緒になって柏餅やちまきを食べることもないし、ぼたんの花の季節でもあるからぼたもちでも、まっいいか・・
と、持ち前のへそ曲がり根性と、いい加減さが出てしまいました。
福岡市中央区天神 / LEICA M9P + Summaron 28mm F5.6
子供の頃昆虫採取をやっていたことがありますねん。
得意なのはトンボで、図鑑なんかもいっちょまえに読んでましたわ。
大型書店で見つけたポスター。
なんや、よう見たら気色悪いけど、子供の頃を思い出しましたわ。
画面に空を入れた写真などを撮るときに〝雲〟の形や大きさ、位置などを気にしながら撮ります。
雲に助けてもらったおけげで、お気に入りの写真が撮れることも少なくありません。
そんな雲の中でも一筋尾を引く飛行機雲はなかなか魅力的です。
飛行機雲の発生しやすい日があるようです。
このことについて正しい知識などはありませんが、上空の大気温、湿度、気圧などの気象条件が関係しているのではないかと思います。
飛行機雲を見ると思い出すことがあります。
山陰の境港で植田正治先生と一緒に撮影しているときのことです。
空気の冷たい朝だったと記憶していますので、季節は冬だったでしょうか。
「この季節、山陰はよく飛行機雲が出ます」と話されたのです。
その他にも、山陰と山陽の光の違いについても解説してくださり、「植田調の写真は山陰の気候風土だから出来るのです」とのことでした。
福岡市中央区天神 / Nikon Df + AF Nikkor 35mm F2D
普段やったら天神のど真ん中でこないに暢気に写真なんか撮れられへん。
それに、警察官にレンズを向けるなんてとても出けへん。
そやけど、今日は特別や。
〝どんたく〟で、ポリスも機嫌よろしいわ。
祭りは好きでも嫌いでもありません。
写真の被写体としても、わざわざ写真を撮りに出かけるほど祭り好きでもありません。
まあ、気が向けばといったところでしょうか。
今日は、気が向いたので〝博多どんたく 港祭り〟に出かけてみました・・言いたいところですが、それが違うのです。
朝食に食べるパンを買いに出てきただけです。
ですから、カメラも35mmレンズが付いたもの一台きり。
普段のお散歩と変わりません。
祭りの日に出かけても、祭りの核心部分にレンズを向けるよりも、こんなものを撮ってしまいます。
福岡市中央区天神 / Nikon Df + AF Nikkor 35mm F2D
わ〜 変なおっちゃんに写真撮られる・・と言って女の子が走っているんと違ゃうで。
走ってるところを撮ったんやで。
天神の交差点のど真ん中にテント。
普段は見られへんけど、今日は〝博多どんたく〟や。
五月に入って急に世間が明るい日差しに包まれるようになりました。
昨日も今日も少し動くと汗ばむくらいの陽気です。
夕食までに少しお腹を空かせておこうと、黄昏時の散歩。
つつじの花も盛りが過ぎたのか地面に落ちはじめました。
落ちた花の中に黒猫が座っていたのを見つけて一枚撮らせて貰いました。
日向ぼっこを邪魔されたからか、いきなり写真を撮られたからか、機嫌を損ねたらしくこの後ぷいと姿をくらましました。
人懐っこいねこ、人嫌いのねこ・・ねこにもいろんな奴が居ます。
この時期はねこたちも冬物の衣装から夏物へと衣替えです。
旧い毛が抜ける関係か、ブラッシングをしてもらえない野良猫の大方は毛並みがぼろぼろにで、ちょっとこころが痛みます。
福岡市東区 / OLYMPUS E-P5 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.
素浪人黒猫。
おちた躑躅の花に零落した我が身を重ねとるんかいな。
しばし瞑想しとった。
ある大家の写真家の方が、「写真は一期一会なのだから撮り直しにでかけるなんてことはしてはいかん」といった内容のお話しをされていました。
ごもっともなお説だと思わないでもないのですが、だとしたら私はこれまで「いかん」ことの繰り返しでやって来たことになります。
一昨日撮った被写体のところに、今日ものこのこ出かけて行き、写真を撮ってきました。
再び出かけたその訳はレンズです。
先日は35mmレンズ一本持っての散歩でしたが、引きが足りずにもう少し画角の広いレンズの方が良かったと感じたので、今回は18mmレンズにしてきたという次第です。
被写体を見つけたときに、自分の中でイメージが出来上がるのです。
つまり35mmレンズの画角では、そのときに思い描いた絵にならなかったということです。
その他、薄暮にむかう弱い光のなかではなく、照りつける光の中ではどうなるのかということを確かめるために今回は午前中の出馬にしました。
結果はご覧のとおりです。
同じ被写体でも印象の違った写真になるものです。
だから撮り直しに出かけてみたくなるのです。
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M Typ240 + SUPER ELMAR-M 18mm F3.8 ASPH.mm F2.8ASPH.
「あれ〜、また撮ってるんかいな」
「好っきゃなあ」と皆さん思うやろ。
前回撮影したときに掴んでいたイメージに近づけるためにまた出かけてきましたんや。
今回はレンズを18mm(前回は35mmやった)に、晴れた午前中(前回は曇り空の黄昏時)に変えて出かけたから、全然違う写真になりよったわ。
どっちがエエんかって・・
わざわざ出かけたんやから、そら今回の方がエエと言いたいところやけど、それは・・どっちでもエエ。
写真を見る、その時々で気分も変わるからな。