植田調

2000年の七月四日に写真家、植田正治さんは亡くなられました。
享年87歳。
素晴らしい写真家であり、素敵な大人でした。
これほど影響を受けた写真家はいませんし、これほどお世話になった人もいません。

曲がりなりにも大学で自分の研究室を構え、若い人たちに写真を教えてこられたのも、植田正治先生のおかげです。

七月四日は植田正治先生のご命日です。


JA C7 04 00#

植田先生の思い出につながる写真を探していて、最初に見つかったのが上の写真です。
8×10inchのRC印画紙にプリントされたものをスキャナーでデータ化しました。

この当時、大学の学生たちと鳥取の植田先生のところにお邪魔して数日間、撮影に付き合っていただくということを毎年行っていました。
いま思えば贅沢な話しです。

車数台に分乗して福岡から米子まで。
その途中の小学校に立派な銀杏の木があったので寄り道をして上の写真を撮りました。
まさに〝植田調〟でしょ。

山陰撮影旅行の帰りに再び小学校の横を通ったちきには、銀杏の葉は落ちてしまっていました。
この銀杏の木は植田正治先生の写真集〝白い風〟などにも登場しています。


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