撮影の日は生憎の空模様。
若い頃は撮影の日には「雨よ降るな」と願っていましたが、この歳になるといささかいい加減になって「雨なら雨でもええか・・」と思うようになりました。
何事においても歳をとると適当になるようです。
まあ、生来ずぼらな性分ですから、歳をとったからという訳ではないのですが、若い頃には妙なところに拘ったりしていたのが、エエ加減領域が歳を重ねるにしたがって年々拡がっています。
そんな自分に気付いてからというものは、写真のレンズなども、ある程度エエ加減なところのあるものに親近感を覚えたりします。
熊本県南小国町 / SONY α7R × ELMARIT-R 28mm F2.8
最近の撮影ではデジタルカメラのSONYのα7シリーズを基本ボディにして、フィルム時代のレンズを使うことが多くなりました。
人間が知恵と工夫で頑張ったけれど、完璧なレンズが出来なくて曖昧なところを残している・・そういったものがフィルム時代には多かったと思います。