2017年7月アーカイブ

そのとき

【 役目終え 取り残されて 日の暮れる 】

PB J1 14 206.06 鹿児島県内之浦 Leica M5 + Summaron 28mm F5.6#

撮影後ある程度時間が経過してしまうと、記憶の底に沈んでしまって、普段、思い出すことのない写真もある。
撮ったことすら記憶していないこともある。

そうした写真の多くは一回しかシャッターを押していない。
撮影するときにはそれほどご執心ではなかったようだが、
一度記憶から消え、再び出会ったときには妙に懐かしい。

なぜ、もう少ししっかり撮っておかなかったのかと悔やまれることも多い。
「取り返し」がつかない・・いや、写真だけに〝撮り〟返しがつかない。
写真は〝そのとき〟にしか撮れない。

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みかん猫67

今頃は・・

【 日に一本 誰が乗るのか 草むらにバス停 】


PB J1 15 207.18 Leica M5 × Summicron 35mm F2 鹿児島県鹿屋市#
鹿児島県鹿屋市 / Leica M5 × Summicron 35mm F2 / ILFORD 100 DELTA

雑草の中に打ち捨てられたようなバス停を発見。
撮影したのは1998年11月で、その時点でとても現役のバス停として使われているようには見えなかった。


PB J1 15 207.22 / Leica M5 × Summicron 35mm F2 / 鹿児島県鹿屋市

バス停に手書きの時刻表が貼らていて、行き先は「鹿屋」。
高隈、谷田、市役所経由で朝の07:00に一本あるだけ。
日祝運休となっていた。

バス停が立っている環境や、その名前など惹かれる理由はまちまちだけれど、バス停は好きな被写体。

このバス停の場合、〝郡境〟という名前も良い。
実際に郡の境界なのか、単なる地名なのか旅人には分からないが。

月日は流れて、今頃はこのバス停は無くなっていると思いつつも、
興味本位でインターネットで調べたら、何とあった。
〝鹿児島交通〟から〝コミュニティバス〟に変わっていたが2017年8月に〝郡境〟というバス停は現存していた。

なんだか嬉しい。

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みかん猫67

忘れていた写真

【 色あせた 写真のなかは 昨日のごとく 】

PB J1 14 203.31 Leica M5 + Summaron 28mm F5.6 鹿児島県内之浦
鹿児島県内之浦 Leica M5 × Summaron 28mm F5.6 / ILFORD 100 DELTA

昨日の〝徘徊カメラ〟で鹿児島の内之浦で撮った写真を見てもらった。
あの写真は1998年に撮ったもので、20年ほどの時が経過している。

Y君との鹿児島撮影の旅は、一泊二日であった。
そのときのネガを見てみると二日で6本撮影をしている。
これはフィルム時代の私にとってごく平均的な撮影ペースだ。

カメラはLeica M5二台に、レンズはSummicron 35mm F2、ELMARIT-M 24mm F2.8、Summaron 28mm F5.6。
フィルムはILFORDのDELTA 100。

通常、カメラ本体が二台なら、レンズはそれぞれのボディに付けた二本だけなのだが、このときは交換レンズも準備するほど気合が入っていたようだ。
いまではライカ一台でも重く感じる体たらくなのだが、50歳は心身ともに若かった。

古い密着焼きを見て、細かなことまではっきりと覚えている写真もあれば、撮ったことさえ思い出せない写真もある。
この、全く覚えていない写真は、新鮮に見えて楽しい。

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みかん猫67

風よ吹け

【 夏が来て 短いスカート 風よ吹け 】
※この句は、私の好きな映画『大阪物語』(監督:市川準/1999年)で沢田研二さん演じる霜月隆介の暑中見舞いに添えられていた一句。大いに気に入っているので拝借。


歩くには暑い季節だ。
私には、この季節、日除けに帽子は必需品。
日陰を歩くときは帽子を脱ぎ、髪の毛を風になびかせる・・・と言いたいところだけれど、無い袖は触れないではなくて、「無い髪は風になびかない」である。

風は写真に写るのか?
・・・風そのものは写らないが、風の存在は写る。

PB J1 14 203.23 Leica M5 × Summicron 35mm F2 鹿児島県内之浦
鹿児島県内之浦 Leica M5 × Summicron 35mm F2 / ILFORD 100 DELTA

海の見える展望台で母娘の二人が海を見ながら楽しそうに話していた。
そんな姿を撮ったのが最初の写真。
女の子が母親の方を向いた瞬間を狙った。
続けて、母娘がともに海を見ている後ろ姿を撮り、
最後のカットに「風」の存在が写った。

PB J1 14 203.25 Leica M5 × Summicron 35mm F2 鹿児島県内之浦
鹿児島県内之浦 Leica M5 × Summicron 35mm F2 / ILFORD 100 DELTA


決して私が「風よ吹け・・・」と念じながらカメラを構えていたのではない。
「風」が悪戯好きなのだ。

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みかん猫67

ランドセル

【 暑い日は、冷たく甘いもので生きた心地 】

JF C7 05 001 Sony A9 × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.#JPG
福岡市中央区天神 Sony A9 × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

今の時代、ランドセルも色とりどり。
水色やピンクも珍しくない。

いわゆるお嬢様、お坊っちゃまの通う学校なのか、
地味に茶色のランドセル。
想像するに、学校の指定なのだろう。

私のランドセルは茶色だった。
とは言っても、〝名門〟とは無縁で、近所のクソガキが全員通う公立の小学校だけど。


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みかん猫67

またまた、蚊取り線香

【 ねこに気を使いながらつける蚊取り線香 】

JC C2 09 030 広島市西区己斐 LEICA M9 × Biogon 35mm F2 ZM#
広島市西区己斐 LEICA M9 × Biogon 35mm F2 ZM

夏と言えば〝蚊取り線香〟。
〝蚊取り線香〟と言えば、
『金鳥の夏、日本の夏。』で、やはり金鳥かな。

何でも蚊取り線香を最初に発売した会社らしく、当初、棒状だった線香を、今日のように渦巻き型にしたのも金鳥らしい。
蚊取り線香は〝アース製薬〟〝フマキラー〟などからも発売されているが、はやりトップ企業は〝金鳥〟なのだろう。

しかし、そこはへそ曲がり者の常。
トップ企業は敬遠して買った蚊取り線香は〝フマキラー〟製。
効能書きには『穏やかな効き目の蚊取り線香です。』と書いてある・・
〝穏やかな〟という言葉の裏を返せば、あまり効かないということか。

まあ、ねこも居ることだし、あまり強力に効かない方がエエのかな。

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みかん猫67

また、蚊取り線香

【 蚊取り線香の緑色は着色料の色だった 】

JJ J1 06  007大分県日田市 Sony A77 × DT 16-50mm F2.8 SSM#
大分県日田市 Sony A77 × DT 16-50mm F2.8 SSM

蚊取り線香は無くなりそうだったので、買い物のついでに買うことにした。
棚にはいろんな種類の蚊取り線香が並んでいた。
こうなると、優柔不断さが頭をもたげて、あれこれ迷う。
仕方がないので、一つ一つ効能等を読んでみた。

決め手は・・
『本品は植物成分だけで作られており、着色料、香料は使用しておりません』の一文。

持ち帰って、中身を取り出しびっくり。
蚊取り線香は緑色だとばかり思っていたのに、茶色だった。
〝着色料不使用〟とはこのことだったのか。

〝香料不使用〟・・匂いも違うのか?
まだ使っていないので分からないが、どんな匂いか楽しみだ。

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みかん猫67

蚊取り線香

【 無煙無臭 電気香取の味気なさ 】

CB C1 02 015 福岡県糟屋郡新宮町 LEICA M8.2 × Summicron 50mm F2#
福岡県糟屋郡新宮町 LEICA M8.2 × Summicron 50mm F2

昨夜は蚊に襲われて、夜中に蚊取り線香に火をつけた。
電気蚊取ではなくて、煙の出る渦巻き線香だ。
線香の匂いは嫌いではない。
子供のとき、祖母がいつも仏壇に線香をあげていたので、線香の匂は慣れっこになった。

まだ、勤めをもっていた頃、夕方になると家の玄関口に火のついた蚊取り線香が置かれていた。
出入りする者が、蚊を家の中に連れて入らないようにとの家人の配慮だ。
家に辿り着いて、この線香の匂いを嗅ぐとホッとしたものだ。

朝、階段の途中で蚊とすれ違った。
一晩中、私の血を吸って腹が膨らみ体重が重くなったのか、フラフラと飛んでいた。
「こいつが昨日私を苦しめた蚊か・・・」と憎らしく思ったが、
朝から殺生もどうかと、見過ごしてやった。

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宇宙人

【 宇宙人が手を振っていた 】

JE C4 04 069 大分県玖珠郡玖珠町 LEICA M9-P × SUMMARIT-M 50mm F2.5#
大分県玖珠郡玖珠町 LEICA M9-P × SUMMARIT-M 50mm F2.5

道具や機械類が取り払われて、
がらんどうになった空間。
そんな秘密基地のようなところに入り込んだ。

機械に電気を供給していたのか、
切り取られた電線がくねくね。

三つの穴に、曲がった電線。
それらを見ていて、
「宇宙人」が私に向かって手を振っているように見えた。


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ねこと暮らす 8

JF C7 01 011 茶太郎 Sony A9 × Sonnar FE 55mm F1.8 ZA#
茶太郎 Sony A9 × Sonnar FE 55mm F1.8 ZA

テーブルの上で腹ばいになって何かをじっと見ている。
目の先はガラス窓を隔てて庭。
蝶でもひらひら舞っているのだろうか。

私は床に寝転がり、
下から銀次郎を見上げていた。

このところ、我が家のねこを被写体にすることが多くなった。
つまり、ねこと一緒にボーッと過ごす日が多くなったということ。

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みかん猫67

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