男、裸一貫、褌をきりりと締め、
ズボンの筋目もピシャッと決めて、
筋の通らんことには梃子でも動かん覚悟・・なんて今時流行らんのかな。
熊本県葦北郡 Leica MP × Biogon 35mm F2 ZM
最近、ある種の機能を持たせた下着が多出回っている。
例えば汗をかいてもすぐに蒸発させてしまう下着とか、涼しい、または暖かい下着とか、臭いを防ぐ下着等々。
私も、歩き回って写真を撮るので、この季節は汗をかく。
汗で下着がじめじめするのは嫌だ。
いつでもサラッとした肌触りなのは有り難い。
また、冬場なども寒い中で撮影することもあるため、発熱する下着なども愛用している。
それらの機能そのものは必要で重宝しているのだが、その素材がどうも頂けない。
シルクタッチとでも言うのだろうか。妙につるつるとしていてしなやかである。
まるで女性の下着のようで、この感触が私は嫌だ。
タンスの引き出しに仕舞うにしても、妙にだらだらとしてだらしがなくてまとまらない。
やはり、男の下着は木綿が良い。
「男は常に下着に気を使え」
これ、明治生まれの祖母の教え。