韓国釜山市 / LEICA M-8.2 × ELMARIT-M 21mm F2.8 ASPH.
被写体を見つけて、写真に撮ろうと決めた瞬間に、体が前後左右に動く。
撮影位置を決める動作が始まる。
ズームレンズが便利なことは十分に承知しているが、ズームレンズだと撮影するタイミングを失してしまうことが多いように思う。
ファインダーを覗くと同時に、「ズーミング」と云う作業で構図を決めようとしてしまうからだ。
使い慣れた単焦点レンズの場合、どの距離から撮れば、私好みの画面に切り取れるかは体が覚えてくれている。
それで、カメラを構える前、写真を撮ろうと決めた瞬間に体が前後左右に動く。
今日の写真は韓国の釜山の町を歩いているときに「撮ろう」と決めたもの。
21mmのレンズで、被写体に向かって歩きながら、ここと思う地点で一瞬立ち止まって撮った。
撮影は一枚、あとは会釈をして通り過ぎた。