2018年2月アーカイブ
福岡県北九州若松区 LEICA SL × SUMMICRON-TL 23mm F2 ASPH.
雨に降られることを覚悟で町ぶら。
傘を持っての撮影となると片手撮りもあり得るので、オートフォーカスができるカメラとレンズを用意。
行動範囲は北九州市戸畑区から洞海湾を渡って若松区までの予定。
この辺りはなぜだか気に入っている。
たぶん、ちょっと赤錆びた景色が良いのでしょう。
道路に居る猫二匹を発見。
カメラを持って近づくと、猫はとっとと塀の向こうに逃げたけれど、それでも諦めずにゆっくり接近。
案の定。
猫は塀の向こうに潜んで、こちらの様子を伺っていた。
近づいて来ているとは知らずに、こちらの様子を確かめようと、ひょっと顔を出したところを、はい、〝生け撮り〟。
福岡市東区 LEICA M8.2 × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.
頂き物が続きました。
田沼意次さんおように権力があるわけではないので、日々、賂が届けられるような訳ではないのですが、〝善哉〟に続いて〝野菜〟が届きました。
実家が農家で、本人も半農、半写真家の卒業生Yくん(善哉のYくんとは別のYくん)から採れたての新鮮野菜の詰め合わせです。
寒さの影響でしょうか野菜が高騰しているこの時期、たいへん助かります。
自炊を始めた頃には野菜は使い残しが多く出て、無駄にしていたのですが、
この頃は、多少、野菜を生かすことにも慣れてきてました。
いえいえ、料理が上手くなったということでは決してないのです。
お腹の中に入れるのが上手くなったということです。
大阪市此花区西九条 SIGMA DP-2 Merrill × 30mm F2
卒業生のお母さん手作りの〝善哉〟を頂いた。
甘さ控えめで好物の白玉もちゃんと入っている。
ありがたいことです。
〝善哉〟といえば、
関西人の端くれとしては、織田作之助の〝夫婦善哉〟が頭に浮かぶ。
〝夫婦善哉〟には〝カレー〟も登場する。
自由軒の〝玉子入りライスカレー〟
小説のなかでは「自由軒のラ、ラ、ライスカレーはご飯にあんじょうま、ま、ま、まむしてあるよって、うまい」と紹介されていて、いまも変わらない。
と、いうことで大阪で撮った〝カレー〟の看板。
善哉の写真がないので、強引にカレーにこじ付けた。
これも、関西人の血がなせる技でしょうか。
福岡市中央区|福岡県立美術館 / LEICA SL × Canon EF40mm F2.8 STM
美術館の一角で、
ビデオ作品を上映していました。
観客は学生服姿の高校生が一人。
後ろから見ていると、どうも居眠りをしている模様。
批判するつもりで都たのではないのです。
この、のんびりした時の流れが気に入ったのです。
福岡市中央区|須崎公園 / LEICA SL × Canon EF 40mm F2.8(NOVOFLEX SL/EOS)
福岡の中心街〝天神〟から海の方向に歩くと〝須崎公園〟があります。
繁華なところからさほど離れていないけれど、
いつ行っても、どこかうらぶれた雰囲気が漂っている。
その公園の一角に公園を管理・清掃事務所思われる建物があり、
いつもは気にもとめずその前を歩いていたのですが、このときはちょっとこころが動いた。
波板の塀に掛けられた箒、塵取り。
隅に立てかけられた椅子や脚立。
そういったものが、それぞれ丁度良い位置に居るように思えたのだ。
然るべきものが、然るべき場所に・・
そういったところです。