2018年12月アーカイブ



福岡市東区香椎|香椎参道 / Leica M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

JRの踏切を渡って、香椎宮の方にてくてくと歩いていくと、
小さな祠があります。
普段は気にもしないでその前を通り過ぎるのですが、
祠の横に、まだ若いのでしょう、ひ弱な銀杏の木があるのに気づきました。

黄色い落ち葉がその存在を知らせてくれたのです。
「痩せ銀杏、一人前に葉を染める。」・・なんて呟きながら、
写真に撮りました。

暖かい冬の始まりだったけれど、もうそろそろ色づいた葉を見るもの終わりでしょう。


みかん猫67
JBJ 217


JB J2 17 002 福岡市東区 LeM10Pb×SXM35F1.4A pc.JPG
福岡市東区香椎 / Leica M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

こう云うものにレンズを向けて写真を撮るなんて、
随分と年寄りじみてるな・・と、思った次の瞬間、
そうか、もう十分年寄りだった・・苦笑いです。

十八歳くらいから二十歳そこそこの若い人たちと一緒の生活が長かったために、
己の歳を加えていくのを忘れてしまう、そんなぼけなすぶりが身についてしまっています。


みかん猫67
JBJ 217


JB J2 01 008 福岡県糟屋郡新宮町 LeM10Pb×ET24F2.8A pc.JPG
福岡県糟屋郡新宮町 / Leica M10-P × ELMARIT-M 24mm F2.8 ASPH.

冬の静けさと、
黄昏時のひかりとが、
似合う景色に出会いました。

田んぼに軽トラックが入り込んで、
その周りには野菜のクズが散りばめられ、
軽トラックの中には男性が一人、のんびりとした顔をしてして座っていました。

みかん猫67
JBJ 201


JB J2 15 004 福岡市東区 LeM10Pb×SXM35F1.4A pc.JPG
福岡市東区和白東 / Leica M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

八朔でしょうか?
大ぶりの柑橘の実が一つ。
民家が取り壊された庭に残っていました。

鳥のために残してあるのでしょうか?

それとも、荒れた庭に、風情のひとつとして残し、
私のように、暇な散歩人の目を楽しませようとしてくれたのでしょうか。


みかん猫67
JBJ 215


JB J2 14 013 福岡県糟屋郡新宮町 LeM10Pb×SXM35F1.4A pc.JPG
福岡県糟屋郡新宮町三代 / Leica M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

これといったこともなく、夕方の散歩道をぷらぷら引き返しているとき、
坂の途中の家の一番高いところに引っかかっている雲に足が停りました。

手前の建物の窓。
その向こうに、別の窓があり、
二つの窓を通してその雲の一部が見えています。

ちょうどそのあたりに傾き始めた太陽があるようで、
窓から見える雲は輝いていました。

みかん猫67
JBJ 214


JB J1 15 005 ねこ FuXE3×XF23F2RWR pc.JPG
茶太郎 / FUJI X-E3 × FUJINON XF 23mm F2 R WR

茶太郎は我が家では、私の次に寒がりです。

姿が見えないので探すと、
暖かなところを見つけて潜り込んでいることがよくあります。

写真の場所は、エアコンからの暖気が当たる茶太郎にとっては特等席。
それでもフリースは手放せません。

ちょっと目線を上に向けて・・
「今年の冬は暖冬気味だけど、やっぱり寒よなぁ」などと
考えているのやら、どうやら。


みかん猫67
JBJ 115


JZ J2 16 013 福岡市東区 NiD600×AFS50F18G pc.JPG
福岡市東区 / Nikon D600 × AF-S NIKKOR 50mm F1.8 G

土手の下から上を見上げると、
烏と鳩と小さな雀が一本の木に止まっていました。
穏やかな冬の景色です。

木の中央部分には烏。
鳩は木の隅っこの方に。
鳩の後ろには10羽ほどの雀が控えて、
烏が立退くのをじっと待っているように見えます。

烏は他の鳥には無関心を装い平然としています。
その、態度は太々しく見えます。

そんな世界が冬の空を背景に綺麗なシルエットに仕上がっていました。

みかん猫67
JZJ 216


JB J2 01 002 福岡市東区 LeM10Pb×ET24F2.8A pc.JPG
福岡市東区 / LEICA M10-P × ELMARIT-M 24mm F2.8 ASPH.

これからさき、もう少し季節が進み、
風が冷たくなると散歩の足取りも忙しくなるのですが、
暖冬なのでしょうか、今のところはまだのんびり散歩ができます。

寒さは穏やかでも、黄昏どきは確実に早まり、
黄色い光が、落ち葉の色を深くしてくれていました。

ちょっと足を停めて、
ふらりと写真に撮ってみました。

みかん猫67
JBJ 201


JB J2 01 023 福岡県糟屋郡新宮町 LeM10Pb×ET24F2.8A pc.JPG
福岡県糟屋郡新宮町原上 / LEICA M10-P × ELMARIT-M 24mm F2.8 ASPH.

この写真を見ていて・・
「夕暮れ時は寂しそう」とい言葉がふっと頭に浮かびました。

1974年に発表され流行ったN.S.Pの曲のタイトル『夕暮れ時はさびしそう』。
曲調も詩もあまり好みではないのだけれど、なぜか断片的に記憶しています。

やはり、誰もが夕暮れ時に寂しさを感じた経験がある、
その経験が、途切れとぎれではあっても、この曲を記憶のなかに残しているのでしょう。

この日の散歩で撮った写真を振り返ってみると、
やはり、初冬の夕方(N.S.Pの詩は夏のようですが)の散歩ということもあって、
全体にセンチメンタルな感じが漂っています。

みかん猫67
JBJ 201


JB J2 09 010 福岡市東区 LeM10Pb×SX35F1.4A pc.JPG
福岡市東区松香台 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

嘗て職場だった大学へ・・
老いぼれた面をぶら下げて、旧知の人たちに会うのも面倒だったので、
日曜日の夕方ならと思って散歩の途中に立ち寄ってみました。

待ち人来らずでしょうか、
足元の小石を蹴るような仕草で、
少女がつまらなさそうに立っていました。

私の方を見向きもしなかったので、
どうやら私はその〝待ち人〟ではないようでした。


みかん猫67
JBJ 209


JB J2 08 002 福岡市東区 LeM10Pb×SX35F1.4A pc.JPG
福岡市東区 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

醤油を切らしているのに気づいて、急ぎ買いに出かけました。
その途中、
洗った学校の上履きが干してあるのに気づきました。

あぁ、今日は日曜日か・・
毎日が日曜日のような爺さんには曜日はあまり関係ありません。

以前は観たいTV番組があったときに、曜日は重要だったのですが、
今では、ビデオに予約録画をしておけば、今日が何曜日だろうが関係なしです。

こうした便利さが、爺さんをどんどん認知症に近づいていくんやろなぁ。

みかん猫67
JBJ 208


JB J2 07 001 福岡市東区 LeM10Pb×SXM35F1.4A pc.JPG
福岡市東区和白東 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

JR鹿児島本線、福岡工大駅の跨線橋。
私と同年代と思われる男性が、傘を手に階段を上っていました。
えっちらおっちら・・後に続く私も同じようなものです。

前を行く男性が階段の頂上に立った時を狙って写真を撮ろうと目論んでいたのですが、
右の方からおばさんがとことこ・・
これはいかん、
このままだと二人のシルエットが重なってしまう。
ぎりぎりのところでシャッターを押しました。

最初、描いていた図とは違ったものになりましたが、
思い通りにいかないのが写真だよなぁ。

みかん猫67
JBJ 207


JB J2 01 025 福岡市東区和白東 LeM10Pb×ET24F2.8Apc.JPG
福岡市東区和白東 / LEICA M10-P × ELMARIT-M 24mm F2.8 ASPH.

日暮れが早くなって、
夕方の散歩中に見る景色も変わりました。

先日までなんでもなかった景色が、
今日は、日暮れどきの光と、灯りはじめた明かりとの共鳴で、
ふと足を停めて眺めてしまう景色へと様変わりです。

散歩の最後に立ち寄るスーパーマーケット。
空の明かりと、建物から漏れる光、
そのどちらもが強く自己主張せずに、うまく折り合っているそんなひと時。


みかん猫67
JBJ 201


JB J2 04 002 福岡県那珂川市 LeM10Pc ×ASNM50F2A pc.JPG
福岡県那珂川市 / LEICA M10-P × APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.

穏やかな冬の日、写真展に出かけました。
案内には「来場日時をお知らせ頂くと助かります」と言ったような添え書きがあったのですが、予定を立て約束をして行動するのが苦手な性分ということもあって、ふらっと出かけてみました。
そうすると、当然、思いがけない事態になることもあります。

展示会場が閉館日。
まあ仕方ないか・・と、帰ろうとしたけれど、
折角来たのだから写真に撮るものはないかと眺める、
あるもんですね。

展示会場の白い壁の前に植えられた木。
枝に残ってぶら下がっている枯葉が、
クリスマスツリーのオーナメントのようで・・

「うん、これを頂いて帰ろう」

みかん猫67
JBJ 204


JB J2 03 015 福岡市東区 LeM10Pc ×ASNM50F2A pc.JPG
福岡市東区 / LEICA M10-P × APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.

バス停へ急ぎ足で歩いているときに目に止まりました。
バスが走りすぎないか気になりながらも、
カメラを取り出していました。

写真になると、確信を持った訳ではないけれど、
気になって撮ってみました。

3回ほどシャッターを押して、
走ってバス停へ。

無事、バスに間に合い、
座席に座って、さてどんな写真が撮れたか見てみたら、
「先ず先ずかな・・」


みかん猫67
JBJ 203


JB J2 02 003 ねこ LeM10Pc×ASNM50F2A pc.JPG
もも / LEICA M10-P × APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.

洗濯物を干し終えた頃を見計らって、
ももが二階に上がってきます。

ベランダでブラッシングをしてやり、
天気の良い日には籠を出してやると、そこで居眠り。

年老いて、少し足腰も弱ってきているけれど、
悠悠と暮らしてます。

私を召使いのように顎で使いながら。

みかん猫67
JBJ202


JB J2 01 013 福岡県糟屋郡新宮町 LeM10P b×ET21F2.8A pc.JPG
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M10-P × ELMARIT-M 24mm F2.8 ASPH.

私には〝銀杏の日〟というのがあります。
それは11月23日。
数年前のその日にこの銀杏の木の前に立ったのです。

以前はもう少し綺麗な樹形だったのですが、不器用に枝が伐り払われて、
こんな不恰好な形になってしまいました。
それでも不思議なものでこの形はこの形で見慣れてきたようです。

今年は11月23日に来ることができず、今日、12月1日になってしまいました。
私が来るのを待ってくれていたかのように、ぎりぎりの姿を残してくれていました。

この歳になると来年の話をすると鬼に笑われるけれど、
「また来年」と銀杏に話しかけて立ち去りました。

みかん猫67
JBJ201

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