2019年2月アーカイブ

枕が変われば・・


JP C2 26 001 ねこ LeM10P×SnM35F2 pc.JPG
もも / LEICA M10P × Summicron-M 35mm F2

枕を替えました。
これまで使っていた、大柄な枕から、
ごく一般的な小さなものに。
素材が変わり、高さも少し高くなりました。

枕を替えた理由を上げればいろいろあるのですが、
一番の理由は・・寝苦しいからでしょうか。
寝苦しい枕はいけません。

枕が変われば、見る夢も変わるのでしょうか。

ねこにも枕。
頭ではなく、いつも顎を乗せてます。
顎を乗せて眠れば、愉快な夢が見られるかも。


みかん猫67
JPC226021606


JP C2 06 009 ねこ FuXE3×XF27F2.8 pc.JPG
もも,茶太郎&銀次郎 / Fuji XE-3 × Fujino XF 27mm F2.8

寿司といえば江戸前の握り鮨が美味いのだけど、
私の生まれ故郷の大阪には〝押し寿司〟というものがあります。

木型の中にすし飯と具材を入れて押し固めた寿司で、
具材の配色などに気を配るので、これがなかなか綺麗。

飼い主が大阪の人間だから気を使ってくれているのか、
我が家の猫たちも押し寿司状態で寝て見せてくれます。

みかん猫67
JPC2211128


JP C2 20 010 福岡県糟屋郡新宮町 LeM10P×SXM50F1.4A pc.JPG
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 50mm F1.4 ASPH.

いつ頃からこんなに騒がれるようになったのか。
花粉症。

幸い私は花粉症を発症していないけれど、
今日は、花粉症になったかな? と思うほど、
鼻がムズムズして、鼻水が出ました。

その鼻水も室内に入るとピタリと止まる。
出るとポタリ、入るとピタリ。

花粉症予備軍入りかな??


みかん猫67
JPC2201532

ドアが重いのか?

JP C2 09  004 福岡県糟屋郡新宮町 LeM10P×SXM35F1.4A pc.JPGのサムネール画像
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

おそらく荷物の搬入口かと思われる、
スーパーマーケットの裏手にあるドア。
このドアから出入りした多くの人の手の脂などがドアに染み付いています。

左右のドアを見比べてみると、
左のドアの方が広く汚れている。

何故?
自分をドアの前に立たせて想像してみた。

ドアノブのある右のドアが重くて開くのに力が要るのではないか・・
左のドアに手を着いて、そこを支えにして思い切りドアノブを引っ張る。

そんな他愛もないことを考えることで遊ばせてくれたドア。

みかん猫67
JPC2091555

春の背伸び


JP C2 06 018 福岡市東区 LeM10P×SXM35F1.4A pc.JPG
福岡市東区 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

塀の向こうは廃屋。
枯れたふりをして、
冬の間、じっと押し黙っていた植物。

春の光に目覚めて、
背伸びをするようにして、
ドアの隙間、
ブロック塀の穴などから
我先にと這い出てきている。

みかん猫67
JPC2061700


JP C2 06 016 福岡市東区  LeM10P×SXM35F1.4A pc.JPG
福岡市東区 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

随分と複雑な切り返しをしたものだ。
民家の駐車場と思われるところに残されたタイヤの跡。

人生の軌跡。
それを辿ってみたら、
このタイヤ痕のように複雑な動きを残しているんだろうなと、
ふと考えてしまった。

人生は山あり谷ありだから、
このような平面上のジグザグに加えて高低差もあるだろうから、
もっともっと複雑だと思うけれど、
人生、ここに至っては、真っ直ぐ、緩やかに流れていければと思う。


みかん猫67
JPC2061659


JP C2 06 013 福岡市東区 LeM10P×SXM35F1.4A pc.JPG
福岡市東区 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.


庭に咲いた白い花を、
明け方の青い光の中で眺めるのが心地いい。

明け方とか、
夕暮れ時とかの、
薄暗い中では白い色が際立つ。

角のところを白く塗った階段。
実用のために素人が雑に塗っているのだけれど、
今日はなんだかいい感じ。

これも薄暗くなりかけた光の効果だと思う。


みかん猫67
JPC2061648


JP C2 06 007 福岡市東区 LeM10P×SXM35F1.4A pc.JPG
福岡市東区 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

油染みたドラム缶。
以前から気になってはいるのだが、
どうも、写真にはなりにくいと、あきらめ顔で横を通り過ぎていた。

町工場のある場所で子供時代を過ごしたこともあって、
機械油の臭いや、
油が染み付いた、そんなものを見ると、
遠い昔のことがあれこれと蘇ってくる。

夕方の散歩で、
そのドラム缶の横を通った。
「うん、何かいつもと様子が違うぞ・・」と、
立ち止まって確かめたら、綺麗な西日が薄汚いドラム缶の魅力を引き立てていた。

よし・・
撮るか・・とカメラを構えたけれど、
結局は、枯れ葉に主役を奪われてしまった。

みかん猫67
JPC2061645


JP C2 05 001 福岡市東区 LeM10P×SNM35F2 pc.JPG
福岡市東区 / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2

雲ひとつなく、
一面の青空。

目に染みる空の青・・と言うのだろうか。
このような空は
晴れ晴れとした気分になるのか、
センチメンタルな気分を誘うのか。

何れにしても一片の雲もない快晴です。

みかん猫67
JPC2051202

フライパンの余熱


JP C2 04 009 福岡市東区 SoA7RM3×SoFE55F1.8ZA pc.JPGのサムネール画像
銀次郎 / Sony α7R III × Sonnar FE 55mm F1.8 ZA

ねこがフライパンの上にすまし顔で座っていた。

調理に使った鉄製のフライパン。
錆びないように火にかけ水分を飛ばして、
コンロの上に置いておいた。

まだ余熱が残っていたようで、
ねこには程よい暖かさだったのだろう。

突然、面白いことをやってくれるので、
油断ができない、ねことの暮らし。


みかん猫67
JPC2042004

老人の妄想


JP C2 04 005 福岡市東区 LeM10P×SNM35F2 pc.JPG
福岡市東区 / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2

眼下に、冬の田んぼ。
周りが薄暗くなりはじめたこともあってか、
一瞬、そこにピンクのスカートを穿いた女の子が倒れているのかと錯覚。

よく見るとそれは傘。
強風に飛ばされたのか、骨が折れてバラバラに。

ピンクの持ち手は長靴・・
もう片方の長靴は??
などと、老人は妄想を膨らませて今日も楽しい散歩。

みかん猫67
JPC2041733


JP C2 04 002 福岡市東区 LeM10P×SNM35F2 pc.JPG
福岡市東区 / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2

道路にプラスチックの白いスプーンが二本。

一つのカップから若い二人が嬉しそうに
食べているところを想像してみたが、

左右に散らばったスプーン見ていると、
この恋の行く末は決してハッピーエンドにはならないような気がした。

みかん猫67
JPC2041604


JP C2 03 001 ねこ LeM10P×SNM35F2 pc.JPG
福岡市東区高美台 / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2

木の枝に凧が引っかかったところに、
行き合わせた。

2月に凧揚げ。
正月を過ぎたこの時期、
どういういきさつで凧揚げをやることになったのだろうか?

木の枝から凧糸をはずすのに苦労している父親。
その側に立つ子供の表情をみていると、
渋る子供を、父親が無理やり引っ張り出した、
そんな想像ができた。

みかん猫67
JPC2031148


JP C2 02 021 福岡市東区 LeM10P.k×SNM35F2 pc.JPG
福岡市東区和白 / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2

久しぶりに海に出てみました。
そいうい気分になるのも春近しといったところなのでしょうか。

引き潮の海岸べりに、
自転車が一台止まっていました。
誰かいるのかと、海の方を眺めても人の姿は見当たりませんでした。
海から吹いてくる風はまだまだ冷たく、長居する気分ではありません。

写真は三枚。
一枚は画面のほぼ中心に太陽と自転車。
二枚目はちょっと色気を出してみました。
ほんの少し自転車を左に寄せ、自転車の影を気にした結果、地面が広く入りました。
三枚目は、二枚目と同じフレーミングで海鳥を入れて・・

結局は素直な一枚目の写真を選びました。

みかん猫67
JPC2021630


JP C2 02 012 福岡市東区 LeM10P.k×SNM35F2 pc.JPG
福岡市東区和白東 / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2

路地を歩いているとき、
目の隅で光が揺れた。

ワイシャツが夕暮れのかすかな風に
僅かに肩を震わせている。

それに合わせるように、
白い布の上で光が帰り支度をしている路地の夕暮れ。

みかん猫67
JPC2021602


JP C2 02 008 福岡市東区 LeM10P.k×SNM35F2 pc.JPG
福岡市東区和白東 / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2

鉄道の小さな駅。
その前にある公園。
そこに置いてある作り物の豹が好きで、
時々、「写真撮るよ・・」と声をかけます。

「行ってらっしゃい」
「お帰り」
その大きな瞳で、一日に何人の人を見送り、迎えるのでしょうか。

人々は足早に通り過ぎて行きます。
「行ってきます」
「ただいま」と、
誰か話しかけてくれていると良いのだけれど。


みかん猫67
JPC2021558


JP C2 02 007 福岡市東区 LeM10P.k×SNM35F2 pc.JPG
福岡市東区和白東 / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2

傾き始めた陽の光が黄色いペンキ塗りの壁を照らしています。
そろそろ一杯飲み屋も開店の準備を始める頃なのですが、
横の窓には明かりが灯っていません。

店先の看板に張り紙。
薄汚れた張り紙は、貼られてからちょっと時間が経っている様子。
「閉店のお知らせ」かな? と、なんとなく想像してしまいます。

近づいて張り紙を確かめる、といたことはしません。
ここは私の行きつけの店ではありませんので。

みかん猫67
JPC2021556


JP C2 02 004 福岡市東区 LeM10P.k×SNM35F2 pc.JPG
福岡市東区和白東 / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2

随分と前に、
この場所に小鳥の籠が三つ下がっていたのを写真に撮ったことがあります。
しかし、今日は鳥籠ではなく、洗濯物が下がっていました。

日当たり良好ですから洗濯物が掛かっていても不思議はないのですが、
鳥籠の方が面白かったな・・と思いながら前を通りかかったら、
壁際に鳥籠が置いてあるのが目にとまりました。

籠は全て空でした。
命が尽きたのか、猫かカラスにでも襲われたか?

「嘗てここに鳥籠が下がっていた」と呟きながら、
居なくなった小鳥たちに思いを馳せながら撮ってみました。

みかん猫67
JPC2021546


JP C2 02 001 ねこ SoA7RM3×SoFE55F1.8ZA pc.JPG
もも / Sony α7R III × Sonnar FE 55mm F1.8 ZA

我が家の老ねこ〝もも〟が、
なにやら険しい目つき。

飼い主に文句があるのでしょうか?
とは言っても、彼女は私の世話になっているとは毛頭思っていないでしょう。

よく言われることですが、猫という輩は、
「世話をさせてやっている」と考えているようです。

当然・・という態度で感謝の気持ちなんて全く表しません。

ももが目で行っていることは、
「ブラッシングがまだまだ足りないでしょ」だということくらいは、自称〝飼主〟にも分かっているのですが、素知らぬ顔で写真撮ってます。

みかん猫67
JPC2021134



我が家のねこ / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2

寝床は人数分・・じゃなくて頭数分、ヒーターを取り囲むように並べているのですが、
一つの籠に三匹、押しくら饅頭で寝てます。

エアコンを入れて、部屋全体を暖かくしてやれば良いのですが、
飼い主がケチなもので・・
ではなくて、皮膚を患っているねこがいるので、乾燥するエアコンはあまり使えません。

ということで、いつもは小競り合いをしているねこたちも寒さ対策で呉越同舟です。

みかん猫67
JPC2011542

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