茶太郎 / FUJI X-E3 × Fujino XF 50mm F2 R WR
ねこがある一点を凝視しているところをよく見かけます。
部屋の天井の片隅であったり、
床の上であったり、
はたまた、ガラスの向こうの空であったり・・
視線の先をたどってみると、蟻が歩いていたり、
天空に舞う鳥がいたり。
しかし、ねこの視線の先に何も見つけることができないこともあります。
私など凡庸な人間には見えない何か。
おそらく霊的なもの・・・
そんなものがねこの澄んだガラス玉のような目には見えるのだろうと思っています。
茶太郎が三途の川でも覗き込むように真剣な眼差しです。
こんなとき、背中を軽く叩いてやると、驚いて跳び上がりあの世の淵から駆け戻って来るみたいです。