2019年5月アーカイブ
福岡市東区和白東 / LEICA CL × Summicron-M 35mm F2.
飲料水の自動販売機の横に可愛い犬の絵の立て札が。
これを・・
飲み物の自販機の横だけに、「犬の排泄禁止」の標識だと思い込んでしまいました。
次の日(この写真を撮った日)に、何の疑いもなく、「犬の排泄禁止」の標識として写真を撮りました。
その次の日、
同じ場所を通りかかると、コンクリートの台は同じ場所にありましたが、
犬の絵は無くなっていました。
おやっ・・と思って、前日に撮った写真をよく見てみると、
犬の絵はスーパーマーケットの団扇でした。
誰かが、捨てるつもりで投げ入れたのでしょう。
犬の絵がなくなったこの場所は何とも味気なくなっていました。
初夏の光が似合う〝萱草〟の色。
オレンジ色と言えば良いのでしょうが、カタカナ名では何か物足りない。
福岡市東区 / Leica M10P × SUMMILUX-M 50mm F1.4 ASPH.
日本独特の色の名前があることを思い出して調べてみました。
〝深黄〟と書いて〝こきき〟と読むらしいのですが、濃い黄色と言うことでしょうか。
これに近いような気もするのですが、
もう少し色気のある名前は?
と、探してみると、
〝淡朽葉〟(うすくちば)、〝大和柿〟(やまとがき)、〝柑子色〟(こうじいろ)〝橙色〟(だいだいいろ)などなど、似通った色が並んでいる。
〝不言色〟と書いて〝いわぬいろ〟というのもありました。
〝くちなし〟の実で染めた色・・で、「くちなし」だけに言わぬ(言えぬ)なのでしょうか?
意味深長でいいですね。
と、ここまで見てきたら、最後に〝萱草色〟(かんぞういろ)というのがちゃんとありました。
萱草も梔子も我が家の庭に咲く初夏の花です。
トンネルのように暗い校舎の下。
その向こうに、若い光りに満ちた世界を見ました。
そこは、自転車置き場らしく、
学生達が乗ってきた自転車が奥までぎっしり詰まっています。
手前に置かれた自転車は、
おそらく、遅刻ギリギリに駆け込んで来た学生たちのもののような気がします。
始業前の慌ただしい様子を想像しながら、
静まりかえった駐輪場を眺めていると、どこからか授業の声が聞こえてきました。
福岡市南区野間|筑紫丘高校 / Leica M10-P × SUMMILUX-M 50mm F1.4 ASPH.
この高校に向かって上り坂を歩いていると、
自転車通学の高校生にたくさん出会います。
正門までの坂道を〝立ち漕ぎ〟をして登っていく後ろ姿を見送っていると、
年寄りの足取りも軽くなっていくようです。
福岡市中央区天神 / LEICA Q2 × SUMMILUX 28mm F1.7 ASPH.
所用があって街に出かけました。
博多の街は〝博多どんたく〟で賑わっていましたが、それが目当てではありません。
頼んでおいた物を受け取るだけの、行って帰っての超特急。
〝博多どんたく〟は大人のお遊戯会といったところでしょうか。
フラダンスが流行っているのか、フラの衣裳を身につけた人たちをたくさん見かけました。
踊り終わった人たちが舞台の横で記念写真を撮っていました。
カメラはいつも持ち歩いているので、ちょっと失礼・・と、
遠慮しいしい、お相伴にあずかりました。
そんなことをしていたものだから、
帰りのバスになんとか間に合うといった有様でした。