福岡市博多区住吉 / LEICA M10-P × ELMARIT-M 28mm F2.8 ASPH.
表側はそれなりに整えられていても、
裏側となると、雑然としているものです。
表側より裏側の方が面白いものが転がっています。
なので、そんなところに踏む込むのが好きという悪癖を持っています。
神社の境内。
裏側にまわってみると南天が。
白い花も赤い実もなくて葉っぱだけの愛想なしだったので影を撮ってみました。
南天は「難を転ずる」ということで縁起の良い木とされていて、
鬼門や裏鬼門に植えられるらしいのです。
私が子供の頃に暮らしていた大阪の家では、
トイレのところに南天が植えられていました。
これを「南天手水」といって、清めの目的らしいです。
南天と福寿草とを揃えて植えると「災い転じて福となす」と、
一層、縁起が良くなるそうなのですが、
今の我が家にも南天はありますが、福寿草はありません。
依って、災いは避けられても、福はこないのです。
まあ、災いが避けられるだけでも上出来ですが。