福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M10-P × SUMMARON-M 28mm F5.6
小さな赤い実が生っている
詳細ははわりませんがモチノキの仲間でしょうか
いまは細い流れもコンクリートの護岸となり
流れの横の道はアスファルト
そういったものに負けじと
クリーク護岸の継ぎ目部分から顔を出し
その生命力の凄さを見せています
影がコンクリートの上にできていて
それを助けとして写真に撮ってみました
嘗てここに小魚が泳ぐ小川が流れていて
その土手近くにモチノキが生えている姿などを想いつつ
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ZCJ0301212. 004
#かめカメQ
福岡県古賀市 / LEICA M10-P × APO SUMMICRON 50mm F2 ASPH.
一仕事終えて
「海でも見てみるか・・」と出かけてみました
以前
「この辺りの見所は？」と尋ねたときに
「海へは行かれましたか？」と聞かれたことを思い出したので
こういう質問をしたときに
私が望んでいる答えが返ってくることはまずありません
でも
海なら何かあるかも・・と淡い期待を抱いて出かけてきたのですが
やはり・・・
それでも
４カット撮りました
そのなかの一枚
人が歩いているだけなのですが
ま ええか・・といったところです
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ZCJ0291211. 004
#かめカメQ
福岡県古賀市 / SONY α7C × E 20mm F2.8
縦横に張り巡らされた電線
写真を撮るときに
いつも邪魔に感じています
自動車の行き交う道路の向こう側に
ガードマンの姿
これを撮ろうとカメラを構えたけれど
ちょっと距離があり
「こりゃ駄目か・・」と思ったのですが
普段は邪魔に感じていた電線に
空間を埋めてもらい
間抜けさ加減を補ってみました
と
云うことで
こんな結果です
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ZCJ0281130. 002
#かめカメQ
福岡市南区野間 / SONY α7C × LEICA SUMMARON-M 28mm F5.6
ここを訪ねるたびに
気になって見てしまう掲示板と思われる白いボード
気に入っているのは大きな白い掲示板そのものではなく
そこに残されたテープの痕跡です
綺麗に拭き取られるでもなく
前回撮った写真と見比べても
その様子は何も変わっていません
ただ
これまで撮った写真は春から初夏かけて撮ったもので
周りの木々は緑一色
いまは秋
掲示板の周りの景色は
紅葉が混ざり
光が輝き
落ち葉が散らばり
これまでになく華やいでいます
すべての調和が保たれ
いい景色です
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ZCJ0270826. 002
#かめカメQ
福岡県古賀市 / SONY α7C × Sonnar 55mm F1.8 ZA
この看板の正式な名前が知りませんが
「飛び出し坊や」と一般的に呼ばれ
いろんなバリエーションが各地にあります
この看板のような
女の子に「坊や」はおかしいのか？？と
調べてみると
古くは女の子にも「坊や」という呼びかけがされていたらしいので
まっ 良いか
この写真の看板
いい具合に退色していました
本来「飛び出し注意 !」と朱書きされていたのでしょうが
その文字が消えてしまって
私にはお誂え向きの変容でした
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ZCJ0261147. 002
#かめカメQ
福岡県古賀市 / LEICA M10-P × SUMMARIT-M 50mm F2.4
国道の下をくぐる薄暗い道を抜けたとき
葉の落ち始めた桜の樹の下に立つ
女性の後ろ姿が
明るさに慣れない目に
シルエットで飛び込んできました
一瞬
天平時代の女性がそこに立っているような
錯覚に襲われました
長い髪
裾まである衣装
多少
たっぷりとした体つき
（これは当時の貴族階級の女性がそうであったろうと
私の勝手な想像ですが）
どこの馬の骨かわからない
爺いさんが
失礼して後ろから一枚撮らせてもらいました
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ZCJ0231144. 002
#かめカメQ
福岡県古賀市 / LEICA M10-P × SUMMARIT-M 50mm F2.4
風が冷い季節になってきました
ついこの前まで
暑い暑いと言って日差しを避けていたのが
いまでは
お天道さんの温もりが心地よく感じられます
ガラス張りの建物のなかは温室のように温かなのでしょう
差し込む光の中で
うつらうつら
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ZCJ0231136. 001
#かめカメQ
福岡県古賀市 / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.
常に鞄を持ち歩いています
主な中身はカメラ
そのほか諸々
出先で必要と思われるものが入っています
この「思われる」が微妙
ほとんどのものは、いつも要るというものではありません
そんななかに
「本」があります
読む機会のないときもあれば
暇つぶしに取り出すときも
たまにはあります
同じバス停に居合わせた男性
熱心に読書中
本の中身は囲碁の指南書
私も真似して本を引っ張り出した
私の本は「時代小説」
二人とも
年齢を感じさせる読書傾向
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ZCJ0221149. 001
#かめカメQ
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA CL × SUMMICRON-T 23mm F2 ASPH.
晩秋から初冬にかけて
ねぐらに向かうのでしょうか
群をなして飛ぶからすをよく見かけるようになりました
途中
みかん畑でみかんをつまみ食い
皮を剥いて食べるようで
道路の上に剥いたみかんの皮が散乱しています
みかん農家の人たちがからす対策の作業中
人とからすの知恵比べ
そこに鼬がレフリーで登場
いたちごっこで
この秋も双方勝ち負けつかずのようです
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ZCJ0201703. 011
#かめカメQ
茶太郎 / LEICA CL × SUMMICRON-T 23mm F2 ASPH.
頑張っています
背高泡立草
本人たちも
嫌われ者だと知っているのでしょうが
こうして生きていくのが定めなのでしょう
そんな背高泡立草が
黄色味の増した夕方の光を受けて
一層
黄色く輝いていました
「おまえさんたちも
よく見れば
綺麗じゃないの・・」と
一枚撮らせてもらいました
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ZCJ0181715. 003
#かめカメQ
茶太郎 / LEICA CL × SUMMICRON-T 23mm F2 ASPH.
我が家は
猫と人間のシェアハウス
一番大きなテーブルは
一番若手の茶太郎が食事をするテーブル
もう一匹のねこ
ももは猫らしく
調理台の側の隅っこで
人間は
部屋の隅のカウンターで
テレビ相手に一人ちびりちびり
立ち呑みではないけれど
これがこの家の食事風景
もちろん
猫二匹の食事を準備させていただくのが
いの一番なのは言うまでもないこと
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ZCJ0171346. 007
#かめカメQ
福岡県古賀市 / LEICA CL × SUMMICRON-T 23mm F2 ASPH.
下り坂の空模様の下
てくてくと
バスの窓から見た住宅展示場を目指して
引き返しです
咄嗟のことなので
何を面白いと感じたのかは分かりません
モデルハウスにたどり着くと
「しばらく留守にしています」
そんな内容の張り紙が玄関ドアに
留守は
写真を撮るには御誂え向きです
足は自然と万国旗の方へ
人の暮らしのないモデルハウス
その空虚さを象徴するかのような万国旗に惹かれて
ここまで戻ってきたようです
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ZCJ016. 1600
#かめカメQ
福岡市東区 / LEICA CL × SUMMICRON-T 23mm F2 ASPH.
日暮れが早くなり
夕方の散歩は
うろうろしていると夕闇に包まれてしまします
散歩の途中で
あわよくば写真の一枚でも撮れればなどと思って歩いている身としては
暗くなると
「本日は閉店」と急ぎ足になりがちですが
日暮れては日暮れの姿があるものです
いつもの土手
土手下から見上げるアングルになり
まだ明るさの残る空を背景に
風に揺れる芒のシルエットが楽しめました
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ZCJ015. 1805
#かめカメQ
福岡県古賀市（大根川） / LEICA M10P × SUMMARIT-M 50mm F2.4
大根川
列車や車、バスなどの車窓から見えるので
その名前は知っていました
川の名前の由来は・・
誰もが想像できるものを思い描いていたのですが
念のために調べてみると
なんと
ここにも空海さんが登場
日本全国津々浦々
足跡を残しておられます
大根川に沿って
ほんの少しの距離だけれど歩いてみました
気分は空海さん
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ZCJ013 008
#かめカメQ
福岡市東区 / LEICA M10P × SUMMARIT-M 50mm F2.4
太陽の光がオレンジ色を増し
空の色に墨が入る
そんな時間帯に
開かずの踏切に立ち往生
列車が行き交うのを待つ
その
手持ち無沙汰を紛らわすために
運河の水面を眺め
撮った一枚
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ZCJ012 001
#かめカメQ
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M10P × SUMMARIT-M 50mm F2.4
空を見上げて
「秋だな・・」と呟くほど
雲に詳しい訳ではないのですが
ふと
見上げた空に好みの雲を見つけると
なぜか
その時々の季節を感じて口に出してしまいます
いまは
秋だから
「秋だな・・」と呟きながら
写真に撮りました
そんなものです
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ZCJ011 005
#かめカメQ
福岡県古賀市 / LEICA CL × SUMMICRON-T 23mm F2 ASPH.
用事を済ませたのが昼過ぎ
腹が減ったので
しばらくご無沙汰していた食堂へ
お目当は〝カツカレー〟
役所の近くの店で
店内はお役人ふうの人で賑わっていた
「カツカレーください」と厨房に向かって
勢いよく注文したところ
「カレーはしまえてしまいました」とつれない返事
頭の中はカツカレーモード
腹はカツカレーが入ってくるももと期待していたのに
出鼻をくじかれた格好
写真は食堂に向かう途中にある看板
文部省唱歌「富士の山」
♪ 青空高くそびえたち
からだに雪の着物着て
霞の裾を遠くひく
富士は日本一の山 ♪ と口ずさみながら撮影
この時はまだカツカレー気分で
調子良かったのだけれど・・
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ZCJ008 004
#かめカメQ
福岡県古賀市 / LEICA M10-P × SUMMICRON-M 35mm F2 ASPH.
建物を出て
敷地の出口までは歩道と
その歩道と並行して駐輪場経由で出口に向かう道とがあります
普段は歩道を歩くのですが
このときはなにに誘われたのか
駐輪場に向かう道を歩きました
しかも
駐輪場をただ突っ切るのではなく
何気なく立ち止まって
目にしたのがこの光と影
もう少し早くここに来ていたら
また
もう少し遅くここに来ていたら・・
状況は変わっていたはず
偶然を面白がりながら
この写真を撮りました
写真が面白いかどうかは分からないけれど
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ZCJ007 001
#かめカメQ
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA CL × SUMMICRON-T 23mm F2 ASPH.
小学校の横に差し掛かった時
ちょうど下校時間のようでした
いまのこども達は
妙に物静かで
後ろ姿は物悲しさえ感じる
ぽつりぽつりと帰ってくる
そんな子供達の後ろ姿を
しばらくの間立ち止まって見送った
放課後は
近所の餓鬼が集まって遊び呆けていた
私の子供時代とは
こどもの世界も様変わり
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ZCJ005 002
#かめカメQ
福岡県糟屋郡新宮町（川上宮） / LEICA CL × SUMMICRON-T 23mm F2 ASPH.
彼岸花
華やかな時期はあっと言う間に過ぎ
老いた姿を秋のひかりが優しく包んでいました
少し前には
花の周りを蝶が舞っていたけれど
今日は訪れる蝶もいません
蝶も
ハグロトンボも
彼岸花も
季節を終えたようです
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202010 OCT02 1556
#かめカメQ
家猫｜茶太郎 / LEICA CL × ELMARIT-TL 18mm F2.8 ASPH.
秋風が吹くようになったけれど
まだまだ
日中の光はきつく眩しい
うっ眩しい
ねこが
思わず目を覆う
ねこも飼い主も
食欲の秋を先取りして
いささか肥満気味
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ZCJ0021556
#かめカメQ
福岡県糟屋郡新宮町原上 / LEICA CL × ELMARIT-TL 18mm F2.8 ASPH.
ときおり吹く
風に景色が揺れる秋の夕暮れ
彼岸花の
勢いに衰えが見え
稲穂が実る
空を舞う
大きな鳥を恐れてか
すずめの姿は見えない
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ZCJ0011746
#かめカメQ