2021年3月アーカイブ


202103 MAR31 020 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町三代 / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4

造成の重機の音が
地鳴りのように伝わってくる

その音に身を震わせているのか
一本の木

いずれ伐採されてしまうのか
造成はここまでで
このまま残るのか

不安な佇まいの一本の木を
青空が慰めている


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ZJ C3 31 1147 020
写真が撮れた日


202103 MAR31 017 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町三代 / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4

散歩の醍醐味・・
なんて
大層なことは言わないけれど

道に迷う
それもまた散歩の楽しみでもある

知らない道を見つけたら
先に進んでみる

そこに何か面白いものが潜んでいれば好運

息を切らして坂道を登ると
行き止まり
左右は池と学校のグラウンド

野球をする青年たちの元気な声と
爽やかな風
これがこの日の道に迷うことで得た
収穫


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ZJ C3 31 1143 017
写真が撮れた日


202103 MAR31 012 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町三代 / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4

そろそろ
桜の話も終わりにしなければ・・・と
馴染みの桜を確かめにやってきた

桜の終いといえば
やはり〝桜吹雪〟

でも
お誂え向きの桜吹雪なんて
そうお目にかかれるものではない

ならば
百歩譲って
ひとひらでもいい
ひらひらと舞い降りてきた
儚げな花びらが
手に持った盃の中に浮かぶなんてことでもいい

しかし
このご時世
桜の下で一献なんてことは難しい

「諦めるか・・」と帰りかけたときに
風が吹いた
桜が別れを惜しんでいる

また来年もおいでと


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ZJ C3 31 1118 003
写真が撮れた日


202103 MAR31 003 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡市中央区(西公園) / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4

盛りを過ぎた今年の桜を背景に
春の七草
〝なずな〟の白い花が綺麗に咲いていた

この季節
散歩道の至るところで目にする〝なずな〟
別名〝ぺんぺん草〟とも言われ
「ぺんぺん草も生えない」と揶揄されるくらい
どこにでも生える強靭な生命力

花は小さいけれど
群生しているのを遠目に眺めるとなかなか綺麗だ

若草の緑
なずなの白
桜の淡いピンク
空の青
飛行機雲の白

ミルフィーユ状態の春の景色を楽しめた今日の散歩


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ZJ C3 31 1118 003
写真が撮れた日


202103 MAR29 021 福岡市中央区(西公園) leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡市中央区(西公園) / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4

猫が三匹
なんともまったりとした雰囲気

以下は私の勝手な作り話し

花見の酒を呑んで
「あ〜昼の酒はよくまわる」と言って
地面に倒れている猫

そんな猫から適度な間をおいて
「私は無関係ですよ」と
白猫
そして背中を向ける黒猫が

実際はと言うと
ご婦人たちが野良の猫たちに餌を与えていて
餌を貰った猫が満腹になって
思い思いの時間をすごしているところ


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ZJ C3 29 1645 021
写真が撮れた日


202103 MAR29 015 福岡市中央区(西公園) leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡市中央区(西公園) / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4

桜の見頃も過ぎたころ
福岡の桜の名所〝西公園〟へ

とりたてて桜が好きだとは思っていないのだけれど
歳をとるにしたがって
春に桜を見るというのが習慣になりつつある

想像していた通り
西公園の桜は見頃を過ぎ
花吹雪を楽しむ散り頃も過ぎていたが
そんなことはお構いなし
のんびりと公園内を散策

いつも立ち寄る
お稲荷さんの休憩所
見晴らしが良いわけでもないので
お稲荷さんに手を合わせる人が立ち寄るくらいで
あまり人は居ない

そのテーブルの上に
ワンカップ酒の容器を花瓶にして
桜が活けられていた

桜に酒
桜咲けだね


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ZJ C3 29 1603 015
写真が撮れた日


202103 MAR29 011 福岡市中央区(西公園) leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡市中央区(西公園) / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4

最近
人と話しをすることが少なくなった

話す相手は
定期的に通う病院の先生や看護士さん
それに
スーパーのレジのおばさんくらいのもの

レジのお姉さんは無駄話をすると
白い目で胡散臭そうにこちらを見るので
気弱な年寄りとしては話しづらい
故に
話しかけるのはおばさんかお兄さんにしている

おっと
我が家にはねこの茶太郎という話し相手がいた
茶太郎はおしゃべり好きなので助かっている

散る桜の下で
ご婦人二人がお花見をしている模様

向かい合うのではなく
椅子を横に並べて
少人数でと
今風のお花見スタイル

そんな様子を
距離をとって撮影
離れ過ぎていて
話し声は聞こえないが
楽しげな様子は伝わってくる


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ZJ C3 29 1603 011
写真が撮れた日


202103 MAR29 007 福岡市中央区(西公園) leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡市中央区(西公園) / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4

雪が降ると
「犬は喜び庭駆け回る」
「猫は炬燵でまるくなる」というのが
犬 猫に対する一般的なイメージのようだけれど

怠け者の猫も
〝桜〟の季節になると
本領発揮

ひらひら舞い落ちる花びらを追いかけて
跳ね回る

でも
ひらひら舞う花びらを
のんびり眺める猫の方が私は好きかも

嘗て
徒歩通勤の途中で
そんな猫の姿を見たことがある

写真を撮るのも忘れて
猫と桜吹雪にみとれてしまっていたから
写真はない


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ZJ C3 29 1551 007
写真が撮れた日


202103 MAR29 004 福岡市中央区(西公園) leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡市中央区(西公園) / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4

今年の桜は開花が早かっただけに
すでに満開は過ぎているのは承知

それでも
のこのこやってきた
福岡の桜の名所〝西公園〟

えっちらおっちら
坂を上っているときに出会っや猫たち
それまで腹の毛を繕っていたデブ茶猫が
立ち止まった私を見て「おっ」という表情

我が家の茶太郎と似ているので
こちらも親近感をもって
平和裡に撮影終了

再び
桜を求めて
えっちらおっちら


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ZJ C3 29 1549 004
写真が撮れた日


202103 MAR28 006 福岡市中央区天神 leM10P×leSx35F1.4 pc.jpg
福岡市中央区天神 / LEICA M10-P × Summilux 35mm F1.4

近頃
老いた私などには
馴染めない言葉が氾濫している

〝自撮り〟もそのひとつ
自分自身にカメラを向け
自分で自分を撮る
概ね携帯電話での撮影を指すことが多い

その行為自体に異も唱えるものではないのだけれど
〝自撮り〟という言葉に違和感を覚える

「じどり」と言えば〝地鶏〟でしょ

〝自撮り棒〟なんて厄介なものまである
携帯電話を棒の先にくっつけて撮る道具なんだけど

〝地鶏〟に〝棒〟じゃ太過ぎるから〝竹串〟を刺して
地鶏の焼き鳥で芋焼酎お湯割り
やはり
これだよね


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ZJ C3 28 1600 006
写真が撮れた日


202103 MAR28 004 福岡市中央区天神(天神中央公園) leM10P×leSx35F1.4 pc.jpg
福岡市中央区天神(天神中央公園) / LEICA M10-P × Summilux 35mm F1.4

芝生の養生でもしているのか
囲ったネットに
乳母車の影

子供を芝生の上で遊ばせるために
乳母車を押してやってきたのか

もう少し近づいて撮りたいけれど
ネットが邪魔で
これ以上は無理

いつものええ加減さを発揮して
「とりあえず・・」という気持ちで
シャッターを押した

もう一枚と思ったところで
若い夫婦が戻ってきた

手に抱いているのは
子供ではなくて

都会の犬は
散歩もなかなか贅沢だ


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ZJ C3 28 1557 004
写真が撮れた日


暖かな
光が描く
乳母車の影


202103 MAR28 003 福岡市中央区天神(天神中央公園) leM10P×leSx35F1.4 pc.jpg
福岡市中央区天神(天神中央公園) / LEICA M10-P × Summilux 35mm F1.4

〝不要不急〟なのかと
聞かれれば・・・なんとも言えないのだが
久しぶりにバスに乗って外出

だいたい
退職後の年寄りに不要不急なんて
そう
あるものではない

せっかく出て来たのだからと
余った時間
西日の街を
ぶらり散歩

足元を見ると
影がだいぶ長くなっている

老いた目を
見開くと
路面に落ちた花びらがぼやけて見える
早春の夕暮れ


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ZJ C3 28 1552 003
写真が撮れた日


202103 MAR26 008 福岡市東区 leM10P×caL28F2.8 pc.jpg
福岡市東区唐原 / LEICA M10-P × Canon L 28mm F2.8

人の暮らしが途絶えた家々
ずいぶん長い間放置され
朽ちるにまかせている

ここは辺鄙な場所ではない
二本の幹線道路に挟まれ
バス停や鉄道の駅も近い

高層の集合住宅が建っても不思議ではない
なのに
なぜ

この前尋ねた時には
白い水仙の花が咲いていた

今日
再び尋ねてみると
花は姿を消し
葉は生気を失い衰え乱れていた

さて
来年の春も
水仙の花は咲けるのだろうか


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ZJ C3 26 1716 008
写真が撮れた日


廃屋の庭
愛でる人もないまま
水仙の季節過ぎる


202103 MAR26 006 福岡市東区 leM10P×caL28F2.8 pc.jpg
福岡市東区唐原 / LEICA M10-P × Canon L 28mm F2.8

人が押し寄せるような桜の名所でもなければ
格別といったものでもないけれど
春になったら
ちょっと見に出かけてみるかという桜がご近所に三箇所

そのなかのひとつ

桜に軍服
嘗ての職場の近く
我が家からそう遠くないので
退職後も散歩の途中にふらっと立ち寄るけれど
やはり桜の頃が一番いい

軍服を着た経験はないけれど
学生の頃の詰襟学生服の
金ボタンにも桜が型押しされていたが
いまもそうなのだろうか・・

そんな金ボタンも
卒業式の日にみんな散っていった
なんていうのは見栄っ張り過ぎだな


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ZJ C3 26 1700 006
写真が撮れた日


202103 MAR26 004 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×caL28F2.8  pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町原上 / LEICA M10-P × Canon L 28mm F2.8

今日も
公共交通機関なる代物に頼らず
これぞ〝散歩〟の真骨頂と
自分の足で歩ける範囲をうろうろ

周りは果樹畑や
空き地などなど
写真に撮るもなんんてありゃしない


思っていたら
黄色と白の点々

老た目にも
春は華やいで見える


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ZJ C3 26 1620 004
写真が撮れた日


禿頭
白髪頭のたんぽぽ眺め
なに思う


202103 MAR25 031 福岡県糟屋郡新宮町原上 leM10P×leERM24F3.8A pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町原上 / LEICA M10-P × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.

日が沈むころ
夜の帷に包まれるまでの
わずかな間

白い花片に
あかりが宿る宿る

そのあかりが
月を目指して舞い上がり
蒼白な光となって
地上を照らす・・

などと
詩人の真似事をしながら
撮ってみた写真


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ZJ C3 25 1806 031
写真が撮れた日


夜の帳が降り始めると
白い花弁に
明かりが宿る


202103 MAR25 030 福岡県糟屋郡新宮町原上 leM10P×leERM24F3.8A pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町原上 / LEICA M10-P × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.

なんの変哲もない田舎道
車の往来がほとんどないので
呑気に歩くのにはうってつけ
かみさんともよく一緒に歩いた

写真を撮っていて
遅れ気味になる私を
振り向いて
見ていた姿が
眩しい光のなかに浮かんでくる

春に不似合いな
落ち葉が
夕日の中できらきら舞っていた


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ZJ C3 25 1804 030
写真が撮れた日

キラキラ
ハラハラ
春の小道に
落ち葉舞う


202103 MAR25 027 福岡県糟屋郡新宮町原上 leM10P×leERM24F3.8A pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町原上 / LEICA M10-P × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.

柑橘系の果物はあまり好きじゃない
でも
買っている

その理由は
庭にやってくる鳥のため

蒲鉾板に釘を立て
そこに果物を突き刺してやってくる鳥に食べてもらう

もちろん
自分の口にも入れる

しかし
このごろ鳥がまりやってこなくなった

気候も良くなって
もう人間の世話にならなくても
食い物に困らなくなったようだ


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ZJ C3 25 1756 027
写真が撮れた日

黄昏の
黄色味増したひかりのなか
たわわな甘夏


202103 MAR25 020 福岡県糟屋郡新宮町原上 leM10P×leERM24F3.8A pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M10-P × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.

この春
何度もこの畑で写真を撮ってきた

最初は2020年12月10日
まだ花は咲いていなかった
1ヶ月後の写真では
黄色い花を咲かせていた
前回
3月4日の写真では花はほとんど終わっていた
約3ヶ月で8回撮影
よくも飽きないものだ

今日
久しぶりに畑の横を通ったら
様子は一変
種子ができて
面白いことになっていた

最初の発見
今日の出会い
ともに偶然の引き合わせ
予期せぬ偶然ほど面白いことはない


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ZJ C3 25 1729 020
写真が撮れた日


202103 MAR24 010 福岡県那珂川市 leM10P×leASNM50F2A pc.jpg
福岡県那珂川市 / LEICA M10-P × APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.

那珂川沿いを歩いていて
白鷺と出会った

鳥を写真に撮らないことはないが
図鑑的に鳥や花を写真に撮るということには興味はない

日常生活のなかの一コマとして
極めてご気楽に
「あっ 鳥がいる」といった程度のこころの動き

そのこころの動きを鳥の方は素早く察知し
身を固めるか
逃げ去ってしまう

この白鷺は
私の気配に
身を固めてしまって動かない

ファインダーを覗きながら
「飛びなさい」と何度かお願いをして
やっと飛んでもらった

その姿を眺めながら
「おっ翼の先に艶つけとおぜ」と
博多弁で呟いていた


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ZJ C3 24 1504 010
写真が撮れた日


202103 MAR24 006 福岡県那珂川市 leM10P×leASNM50F2A pc.jpg
福岡県那珂川市 / LEICA M10-P × APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.

風呂洗いは苦痛だけれど
洗濯は嫌いではない

洗濯といっても
洗濯機がしてくれるので
洗濯機に洗濯物を放り込むのと
洗い上がった洗濯物を干すことくらいが仕事だから
偉そうに「洗濯は苦にならない・・」なんてことは言えないけれど

あまり馴染みのない人様の町をふらふら散歩していて
物干し台を発見

竿には針金ハンガーが掛かったまま
針金ハンガーは使っているうちにひん曲がって
ひとつひとつの形が
違っているのが面白い


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ZJ C3 24 1500 006
写真が撮れた日


202103 MAR24 005 福岡県那珂川市 leM10P×leASNM50F2A pc.jpg
福岡県那珂川市 / LEICA M10-P × APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.

このところ
外出は近場の散歩くらいだから
写真の撮影場所をみても
福岡市東区とか福岡県糟屋郡新宮町ばかり

今日は
久しぶりに乗り物に乗って
友人を訪ね那珂川市まで

折角だから
珍しさにまかせて少し歩いてみた

川沿いの道で
民家の塀から〝黄梅〟が溢れ
垂れ下がっていた
なかには
少し萎れた花も混じっている

全盛もいいけれど
盛りを過ぎたものにも
その良さはある・・なんて
ジジイの自己肯定かな


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ZJ C3 24 1458 005
写真が撮れた日


202103 MAR24 003 福岡県那珂川市 leM10P×leASOM50F2A pc.jpg
福岡県那珂川市 / LEICA M10-P × APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.

カーテン越しの淡い光の部屋を訪ねた
その隅に置かれた趣味の良い椅子
椅子の横には真っ赤なVespa

部屋の主人は
私にお茶を淹れるために部屋を出て行った

その間に
ちょっと写真を・・

座ってみたかったけれど
ちょっと気が引けたので写真を撮るだけにした

前回
この部屋をおとづれた時はVespaを写真に撮った
その時も真っ赤な車体に触れたかったけれど
ちょっと気が引けたのを覚えている

なぜ気がひけるのか・・
私なりには答えがあるのだけれど
それは内緒


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ZJ C3 24 1451 003
写真が撮れた日


202103 MAR24 002 福岡県那珂川市 leM10P×leASNM50F2A pc.jpg
福岡県那珂川市 / LEICA M10-P × APO SUMMICRON-M 50mm F2 ASPH.

満開の桜の木
その下に止めた自転車に跨った少年

背中の様子から
携帯電話を扱っている模様

ゲームだろうか
メールだろうか

満開の桜の木の下でゲームをすると
集中力が増し
良い結果になるのか

満開の桜の木の下から
メールを送ると
色良い返事が返ってくるのか

少年の履く
スニーカーの色が目に焼き付いた午後


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ZJ C3 24 1429 002
写真が撮れた日


202103 MAR22 005 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leSXM35F1.4A pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町原上 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

軽く手を上げて
「オッス」
これがいつもの挨拶
雄犬だから「オッス」ではない

近くに来たら
ちょっと顔を見に立ち寄って「オッス」だ

老犬なんだろう
いつも薄汚い・・
老ぼれ同士
痛みは分かち合える

私の顔を見て嬉しいのかどうなのか
忙しく動き回る
決して吠えない

吠えない犬も
なんだか哀れだな


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ZJ C3 22 1616 005
写真が撮れた日


202103 MAR18 005 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leSXM35F1.4A pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町原上 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

細い流れの向こう側
斜面に植えられたみかんの木に
白い花が今を盛りと咲いている

その木の下に
おそらく枝の剪定などのときに踏み台に使いのだろうが
派手な色のボトルケース

それに座ってゆっくり花を見上げたり
本を読んだり・・と
思わないでもないけれど
どれも私には不似合いだな

瘋癲老人らしく
こっくりこっくり居眠り
そんなところがお似合いだな


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ZJ C3 18 1615 005
写真が撮れた日


202103 MAR17 007 福岡市東区 leM10P×leSXM35F1.4A pc.jpg
福岡市東区 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

若い頃
花には全く興味がなかったけれど
これも年齢の所為なのだろうか

それとも
春という季節の所為か
散歩中にも
花にレンズを向けることが多くなった

夕暮れ時や
早朝の
薄暗がりのなかで出会った
白い花の色には
なんとも言えない魅力を感じるようになり

〝花韮〟なんて
花の名前もすこしずつ覚える
そんな歳になった・・と
云うことだろうな


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ZJ C3 17 1709 007
写真が撮れた日


202103 MAR16 002 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leERM24F3.8A pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町三代 / LEICA M10-P × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.

雨上がり
荷物を持って歩くのが苦手(カメラは荷物ではない)
恨めしいくらいの良い天気に

雨雲は消え
空はすっかり青空
先程までの雨で濡れた路面が光る

手にした傘を捨てたくなるのは
いつものこと

顔を出したばかりの太陽はすでに傾く時間帯
斜めから射す光が
スクリーン代わりにした壁に
木々をシルエットで浮かび上がらせている

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ZJ C3 16 1638 002
写真が撮れた日


202103 MAR14 001 福岡市東区 leM10P×leERM24F3.8A pc.jpg
福岡市東区 / LEICA M10-P × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.


どういう経緯で
こんな悲しい結末になってしまったのか

壁を這う蔦が
途中で切られて枯れてしまっている

「足を掬われる」ということばがあるけれど
蔦に想いを伝える言葉があるなら
まさにそんな気分ではないだろうか

最初は
蔦の這う緑の壁を夢見て植えてみたけれど
夢と現実の違いが
蔦の悲劇となったのか

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ZJ C3 14 1547 001
写真が撮れた日


202103 MAR13 001 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leERM24F3.8A pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M10-P × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.


緑が芽吹き始めた草原に
ウサギが居た
ゾウも居た

なんて
子供じみたことを言っているのか

歳をとると
童心に帰るというこれど

写真家の
故 植田正治先生だと
〝どうしん〟とは読まないで
〝わらべごころ〟と読ませるのでしょうかね
(※植田正治先生の写真集に『童暦』(わらべごよみ)がある)

童心に帰ることは
まさに『軌道回帰』(※植田正治先生の写真集)

「おもしろい」と無邪気に写真を撮るのも
老た者の技でしょうか

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ZJ C3 13 1200 001
写真が撮れた日


202103 MAR10 003 福岡市東区高美台 leM10P×caL35F1.5 pc.jpg
福岡市東区高美台 / LEICA M10-P × Canon L 35mm F1.5

雲ひとつない青空に
煙突からたなびく白い雲・・

一見そうなのだが
それだけでは面白くない

実は
そのように見えるように撮っているのだが
そこで終わられると
話半分

よく見ると
「これは煙突ではない」と気づき
「煙は雲なんだ・・」と呟いていただけれは
狙い通り

でも
本当のところは
この
あっけらかんとした眺めが気に入って撮ってみた・・と
云うのが本音

そこに
ちょっとした味付けとして
偽の煙突と雲の仕掛けを足してみた

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ZJ C3 10 1704 003
写真が撮れた日


202103 MAR09 003 福岡市東区 leM10P×caL35F1.5 pc.jpg
福岡市東区和白東 / LEICA M10-P × Canon L 35mm F1.5

よく利用するスーパーマーケットへの抜け道
その道沿いの壁に
風が蔓草を揺らした痕跡が壁に残ってる

以前から気にはなっているのだが
いわゆる「写真にならない」と
やり過ごしてきた

しかし
今日は様子がいつもと違っていました

春先の夕暮れどき
昼と夜の間より
ほんの少し夜の方に傾いた光のなか

植物と風が描いた弧の痕跡が
ひゅ〜っと
風が通ったかのように
浮き上がって見えた

逢う魔が時の光には
見えないものを感じさせる
そんな魔力があるようだ

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ZJ C3 09 1734 003
写真が撮れた日


202103 MAR08 006 福岡市東区和白丘 leM10P×leASNM75F2A pc.jpg
福岡市東区和白丘 / LEICA M10-P × APO SUMMICRON-M 75mm F2 ASPH.

我が家のねこもそうだけれど
ねこは
自分が映える居場所をみつけるのが上手い

また
ねこは
居心地の良い場所を探し当てるのにも長けている

西日の当たる塀の上
暖かそう

ねこは黒猫
黒色が一番映えるのは白だから
ちゃんと分かっていらっしゃる
背景は白い壁

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ZJ C3 08 1656 006
写真が撮れた日


202103 MAR08 002 福岡市東区和白丘 leM10P×leASNM75F2A pc.jpg
福岡市東区和白丘 / LEICA M10-P × APO SUMMICRON-M 75mm F2 ASPH.

自転車を撮ったように見えるこの写真
実は
コンクリートパネルの継ぎ目から映え出した植物を狙っている

遠目に見つけて
「椰子の木のように見えるな・・」と面白がって

写真を見ていて
「違っているのはどれですか?」という
子供向けのテストのことが頭に浮かんだ

左から2台目の自転車だけが
ドロップハンドルで
泥除けがついていなくて
買い物カゴもなく他と違う箇所が多い

右端の自転車は
青い色で派手
買い物カゴにキーチェーンがぶら下がっているなど違いが目立つ

左端の自転車は
タイヤが小さくハンドルやサドルを上にあげている

左から三番目の自転車は
スタンドが他の3台と違う

など
それぞれ個性というか特徴があるので
どれを選んでも〝正解〟

些細なことだけれど
左から三番目の自転車の
サドルが右に傾いている・・ような

そんなことを面白がって
今日も写真を撮っている

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ZJ C3 08 1649 002
写真が撮れた日


202103 MAR04 023 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leETM21F2.8 pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町三代 / LEICA M10-P × ELMARIT-M 21mm F2.8

いつもの散歩道を左に逸れて
少し行って
今度は右に逸れて・・

左に曲がって
右に曲がったのだから
いつもの散歩道と並行した道を歩いている・・はず
もう一度右に曲がる道を辿れば
いつもの散歩道に出る・・と計算して先に進んだ

しかし
世の中
計算通りにいかないもの

上坂の道は頂きのみかん畑のなかで
行き止まり

ということで
いま歩いてきた道に〝オレンジロード〟と洒落た名前を献呈

道に突き当たったら引き返すしかない

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ZJ C3 04 1127 027
写真が撮れた日


202103 MAR04 009 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leSMAM28F5.6 pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町原上 / LEICA M10-P × SUMMARON-M 28mm F5.6

山に向かう散歩道は坂道
往きは上りでえっちらおっちら
帰りは下りですいすい

散歩道の途中にある
これまで踏み込んだことのない脇道が気になった

知ってはいたけれど
みかん畑かなにかへ入る道かと思って遠慮をしていたけれど
今日は
ふっと入ってみる気になった

坂はいつもの散歩道よりも傾斜がきつく
ギアを入れ替えて
えっちらおっちら

坂を登り切ったところに
「きつかでしょう 休んでいかんですか」と
白い椅子

座面は瓦

写真を撮っていて座るのを忘れてしまい
座り心地はどんなものか分からずじまい

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ZJ C3 04 1101 009
写真が撮れた日


202103 MAR04 004 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leSMAM28F5.6 pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町原上 / LEICA M10-P × SUMMARON-M 28mm F5.6

カメラ連れでの散歩を日課にしている
写真は撮れる日もあれば
撮れない日もある

写真が仕事ではないので
撮れなくてもなんの問題もなし

細い流れを見て口ずさむのは
「春の小川」
岸には
すみれやれんげの花ではなく
大根の花

たくさん歩くから写真もたくさん撮れるのか
結構な写真が撮れたから調子に乗ってもっと歩くのか

いずれにしても
元気に歩ければそれで良し

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ZJ C3 04 1052 004
写真が撮れた日


202103 MAR03 015 福岡県糟屋郡新宮町原上 leM10P×leSXM35F1.4A pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町原上 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

散歩の折り返し地点にしている川上神社からの戻り道で
面白いものと出会った

戻り道は
できるだけ来た道とは違う道を選んで歩くようにしている

普段はあまり歩かない道
歩かない道と
ふらふらあるいているときに

そこで出会ったのがこの木

時刻は正午をほんの少し過ぎたあたり
真上からの光で
木の影が・・
根っこのようだと面白がってみる

普段はあまり歩かない道だけれど
川上宮の神々が
「今の時間なら 面白いものが見られるぞ」と
誘ってくれたような気がして
感謝

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ZJ C3 03 1207 015
写真が撮れた日


202103 MAR03 009 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leSXM35F1.4A pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

思いがけないところで
思いがけないものに出会う
これ
散歩の楽しみ


数日前にも同じことを思ったが

またまた
思いがけないところで
思いがけないものに

草むらにヘルメットが・・
と近づいてみたら
なんと
和式の便器

〝金隠し〟に印字されたトレードマークを
ヘルメットの紋章と勘違いしたみたいだ

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ZJ C3 03 1122 009
写真が撮れた日


202103 MAR01 000 福岡県糟屋郡新宮町 leM10P×leSXM35F1.4A pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町 / LEICA M10-P × SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.

「山笑う」は春のことば
でも
笑うのは〝山〟だけではない

散歩の最後は
スーパーや食料品店などに立ち寄って
食材など必要なものを調達

今日は
お気に入りのパン屋に立ち寄り
明日の朝食べるクロワッサンなどを購入

買い物袋をぶら下げて店の外に出て見上げると
「まいど おおきに」と
パン屋の建物が笑っていた

今日の散歩で撮った写真は
この〝家笑う〟の一枚だけ

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ZJ C3 01 1614 000
写真が撮れた日

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