2021年8月アーカイブ


202108 AUG30 001 福岡市東区和白 leM10P×leEt28F2.8(2nd) pc.jpg
福岡市東区和白 / LEICA M10-P × Elmarit 28mm F2.8


ショーウインドーの中で
はぐろとんぼが青空に向かって舞っている

はぐろとんぼは
山裾の散歩道でもよく出会う

寂しがりやなのか
いつも数匹で群れている

とんぼにしては
その翔び方が優雅で

頼りな気で
儚な気で

ひょろひょろと翔んでは
すぐに枝や葉に停まってしまう

田舎道で出会うと
まるで散歩の道づれといった調子で
前を 後ろを
付かず 離れず
ひらひらと付いてくるが

気がつくと
いつのまにか姿を消している

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ZJ C8 30 1738 001



はぐろとんぼ
優雅な舞で
右左



202108 AUG20 010 福岡県糟屋郡新宮町原上 soα7C×soSoFE55F1.8ZA pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町原上 / SONY α7C × Sonnar FE 55mm F1.8 ZA


夏の間
何度もお世話になったひまわり畑

写真が撮れなかった散歩の帰り道
足取りも重く よぼよぼと歩いているとき

このひまわり畑まできて
曲がりなりにも写真が撮れ
息を吹き返したことが何度かある

ひまわりの季節も過ぎ
大半は刈り払われてしまったが
残されたひまわりの枯れた姿を見ていて

太平洋戦争の南方戦場で
日本の敗残兵がとぼとぼと歩く姿を連想し

思うように写真が撮れなかったことくらいで
よぼよぼ歩くんじゃねえよ・・と
自らを元気付けた

まあ よぼよぼは歳の所為でもあるのだが

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ZJ C8 20 1424 010



立ち枯れの
ひまわりの姿
頭垂れ


202108 AUG20 005 福岡県糟屋郡新宮町原上 soα7C×soSoFE55F1.8ZA.JPG
福岡県糟屋郡新宮町原上 / SONY α7C × Sonnar FE 55mm F1.8 ZA


世の中には〝鉄塔〟好きという人たちが居られるようだが
そういった人たちは お気に入りの鉄塔を求めて
あちらこちらと探し回るのだろう

が 私はそうではない

特に鉄塔好きというのではない
しかし この鉄塔はついつい立ち止まって見てしまう

散歩道を歩いていると見える
鉄塔好きの人たちから見ると変哲もない鉄塔なのだろうが

鉄塔がどうのこうのと言うのではなく
鉄塔も含めた環境が好きなのだと思う

生い茂った植物のが包みこんだ野原
今日は雲もいい感じ

カメラを撮り題してファインダーを覗いていると
ファインダーの中に何かが飛び込んできた

悲しき習性というのか
その瞬間
無意識にシャッターを押してしまっていた

怪しき侵入者は蜻蛉
そろそろ植物の成長も止まり
やがて鉄塔の下は枯れ野と変わる

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ZJ C8 20 1331 005



突然に
トンボ舞い込む
ファインダー


202108 AUG19 005 福岡市東区和白東 soα7C×peSTa35F3.5 pc.jpg
福岡市東区和白東 / SONY α7C × Pentax Super-Takumar 35mm F3.5


写真を撮る人間は
多少はあれど
覗き趣味の傾向がある

窓は
覗き趣味者の格好の入り口

一方
覗かれる側は
そうはさせるものかと
カーテンなどで防御する

白いカーテンの合わせ目に
白いシャツのようなものが描けてあった

写真に撮るには
面白いような面白くないような

白に白
住人の潔い趣味に共感して
撮りたくなった

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ZJ C8 19 1737 005



白い窓
隙間に佇む
白い影



202108 AUG17 009 福岡県糟屋郡新宮町原上 soα7C×caL35F2 pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町原上 / SONY α7C × Canon L 35mm F2


風で蔓草が
コンクリート壁の上をくるくる回り
その痕跡が残っている

それを眺めていて
〝コンパス〟のことを思った

コンパスといえば今の時代
方位を知る道具の方を思い浮かべる人が多いかも知れないが
ここで言ってる〝コンパス〟とは
製図用具の一つで
くるっと回すと綺麗な円が描ける〝コンパス〟のことである

文房具好きで
高校生の時
ちょっと本格的なコンパスやディバイダーがセットになったものを買った

〝計算尺〟というのも買ったなぁ・・などと
植物を風が描いた〝円〟が縁で
遠い遠い昔のことを思い出した

全体に無彩色の背景のなかに
一部 紅葉した植物の緑が印象的だったので

コンパスを買った高校生の時代から幾星霜
いまでは
〝縁〟と〝緑〟の違いも朧になった
一端の耄碌爺だ

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ZJ C8 17 1628 009



蔓草コンパス
枯れるが早いか
風に飛ばされるが先か


202108 AUG17 015 福岡県糟屋郡新宮町三代 soα7C×caL35F2 pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町三代 / SONY α7C × Canon L 35mm F2


普段は歩かない道に
意識的に迷い込んでみる

意識的にである
意識がなければ徘徊老人だ

切り通しの坂道
雨は上がったけれど
アスファルト道路は雨に濡れて黒く沈み
坂の頂の向こうに見える空はどんよりとしている

頂の向こうの景色を確かめてみたくなって
〝100m先工事中〟の立看板のある坂を上ってみた

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ZJ C8 17 1551 015



坂道の
頂の上
雨の空



202108 AUG17 014 福岡県糟屋郡新宮町三代 soα7C×caL35F2 pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町三代 / SONY α7C × Canon L 35mm F2


福岡市内とは言っても
我が家は市と郡との隣接するところ
つまりは町外れ
10分も歩けば糟屋郡に入る

近くには
田畑や果樹園が残り
のんびりと散歩するには好都合なところ

窓ガラスが一枚破れている
車の往来する道路脇にあるので
車が弾いた小石が当たって割れたと考えられるが
もう ずいぶんこの状態で放置されている

入り口が開いたままになっているときに
ちらっと中を見たら
農業用の倉庫だろうか
中はほとんど空で
窓ガラスが一枚くらい割れていても問題なさそうだった

今日は
曇りの空模様も幸いして
室内は暗く
窓ガラスの割れた部分に〝暗闇〟が貼りついていた

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ZJ C8 17 1550 014

写真が撮れた日



破れ窓
ガラス代わりに
闇が張り付く


202108 AUG17 013 福岡県糟屋郡新宮町三代 soα7C×caL35F2 pc.jpg
福岡県糟屋郡新宮町三代 / SONY α7C × Canon L 35mm F2


何かの会社の入り口近くに
時計 ベンチ 漬物石を見つけた

敷地内なので
撮影許可を貰おうと
入り口近くの事務所に声をかけてみたが
誰もいなかった

ま 良いかと
撮影しようとしていたら
背後から「あんた誰ね?」との声

私が撮影したくなるものは
他人には理解し難いものが多いのだが

これこれこういう写真を撮りたいと
一応の説明

声を掛けてきた
ちょっと強面の男性は(こちらも負けす劣らずの強面だが)
分かったような 分からないような反応だったが
撮影許可をくれた

撮った写真を
カメラの画面で見せたが
それでも
分かったような 分からないような反応だった

ま そんなものだ

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ZJ C8 17 1548 013

写真が撮れた日



古いベンチ
草と並んで
腰下ろす


202108 AUG16 007 福岡市東区高美台 leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡市東区高美台 / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4


樹木の枝が覆い被さり
トンネルのようになっている
それに加え
雨雲が覆う空模様

薄暗い中を
運動部に所属していると思われる
若者たちが
練習帰りの重い足取りで坂を登っていく

白い背中が
リズミカルに左右に揺れ

話し声が
断片的に聞こえてくる

寮に戻ったら
先ずは風呂だろうか
夕食までには少し間がある

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ZJ C8 16 1547 007

写真が撮れた日



若者の
話す声が
木霊する


202108 AUG16 006 福岡市東区高美台 leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡市東区高美台 / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4


からから日照りが続くと
ひと雨欲しいとなと
恨めしそうに空を見上げ

じとじと雨が続くと
鬱陶しいなと
濡れた足元を見る

これが自分勝手な我が身の習性

雨の止み間を見計らって外出

緩やかな坂を下っていて
おっ!と足が止まった

普段なら調子良く坂を下っていて
気にも留めなかった綺麗な緑があった

洗い上がりの緑を眺めていて
「雨も良いことしてくれるね」と
雨に感謝

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ZJ C8 16 1547 006

写真が撮れた日



雨のあと
明かりが灯る
濡れた葉に


202108 AUG16 003 自宅 leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
自宅 / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4


バラの花が好きなんて言える柄ではない
まあ 毛嫌いするほどではないけれど
好きだと言える花ではない

花も綺麗だし
香りも良くて
華のある花
それがバラなのだろうけれど

昔から
「綺麗な花には棘がある」と言う
〝くわばらくわバラ〟である

ということで
我が家に庭にはバラはないと言いたいけれど
〝なにわいばら〟というバラが咲く

大振りの白い花が綺麗なのだが
〝棘〟が凄い

庭仕事中に
何度 この棘に傷付けられたことか

身をもって知った
「綺麗な花には棘がある」

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ZJ C8 16 0753 003

写真が撮れた日



薔薇の実が
雨に濡れてる
暗い朝


202108 AUG14 005 福岡市東区高美台 leM10P×leSx50F1.4 pc.jpg
福岡市東区高美台 / LEICA M10-P × Summilux 50mm F1.4


朝から小糠雨が降り続いて暗い朝
朝食を食べているテーブルの正面の窓から
見える眺めもいつもとは趣が違っている

今朝の朝食は
クロワッサンに紅茶
ヨーグルトにバナナ

今朝の朝食は・・なんて断らなくても
いつもこんなもの
バリエーションとしては
クロワッサンが食パンになり
紅茶がコーヒーに変わるくらい

向かいの家の生垣の間から白い百合が顔を覗かせていた
紅茶を飲みながら眺めていると

雨水の重みに耐えかねたのか
花が一つするりと滑り落ち
細い雌蕊が現れた

口に入れかけたクロワッサンを皿に戻し
カメラを持って外に出た

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ZJ C8 14 0709 005

写真が撮れた日



百合の花
衣脱ぎ捨て
見事な痩身


202108 AUG10 004 自宅 leM10P×leNXM50F1.2A pc.jpg
ねこの椅子 / LEICA M10-P × NOCTILUX-M 50mm F1.2 ASPH.


窓辺の椅子
普段はねこが寝ている

ねこが居ないのを見計らって
座らせてもらうと

どこからか
のっそりねこが現れる

「俺の椅子を勝手に使うな」というような
文句は言わないが

ひょいと膝の上に乗ってきて
二 三回くるくる回って
居心地を確かめ
寝る

なんだか
ねこの計略に嵌ったような気がする

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ZJ C8 10 1517 004

写真が撮れた日



明かりと影が
譲り合ってる
ねこの椅子


202108 AUG08 008 福岡市東区和白東 leM10P×leERM24F3.8A pc.jpg
福岡市東区和白東 / LEICA M10-P × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.


ある日
突然 動きが止まった

賑やかだった世界は
静寂に包まれる

また時期が来れば
再び賑やかになると
誰もが信じていたかもしれない

しかし
止まってしまったものは
そう容易く動かなかったようだ

破れて垂れ下がった
ビニールカバーが
ときおり風に震える

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ZJ C8 08 1221 008

写真が撮れた日



日焼けした
肌のように
時が剥がれる


202108 AUG08 006 福岡市東区和白東 leM10P×leERM24F3.8A pc.jpg
福岡市東区和白東 / LEICA M10-P × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.


ちょっとくたびれた竹箒が立てかけてあった

周りのコンクリート壁は
月日の灰汁で黒く沈んでいるのに
箒の立てかけてあるところは

まるで
竹箒から後光が射しているように
明るくなって見える

その箒が
「私を撮りなさい」と誘っているようだった

霊験あらたかな神社の境内を掃き清める箒なら
いろいろなものに神が宿り
後光が射し
「私を撮りなさい」なんて語りかけることも
あり得るかも知れないが
ここは
町家の駐車スペースの片隅

そんな神がかりなこともなく

よく見ると
この場所に小さな物置かなにかが置いてあり
それを取り除いた後の壁が汚れていなかったと
いうだけの簡単な話

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ZJ C8 08 1219 006

写真が撮れた日



竹箒
落ち葉の頃が
繁忙期


202108 AUG08 003 福岡市東区和白丘 leM10P×leERM24F3.8A pc.jpg
福岡市東区和白丘 / LEICA M10-P × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.


夏野菜といっても

とまと きゅうり おくら ごーやー ぴーまん・・など
路地や家庭の庭で
素人でも育てられそうな

そんな夏野菜が好きだ

だからといって
無精者だから
自分で栽培しようなんてことは思わない

ゴーヤーはチャンプルー
ピーマンは肉詰めにして
冷えたビールと一緒に腹の中へ

おくらは削り節をのせて
ほんの少し
そう ほんの少しだけ
良い醤油を落として
冷酒のつまみに

胡瓜と茄子は床漬けが良い
食欲の落ちた夏場
お茶漬けでもとなったとき
美味しい床漬けがあれば食欲回復だ

とはいっても
やはり無精者の性根が災いして
イメージはできても
自慢の料理下手

料理とは呼べないような
適当なものばかり食べている

納涼寄席の真打は トマト
トマトは手間要らずで助かる
胡瓜を添えると色合いも綺麗だ

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ZJ C8 08 1101 003

写真が撮れた日



床漬けの
色と香りに
目覚める夏


202108 AUG08 002 福岡市東区和白丘 leM10P×leERM24F3.8A pc.jpg
福岡市東区和白丘 / LEICA M10-P × ELMAR-M 24mm F3.8 ASPH.


建物の中から
窓の外を眺めると
広い世界が見える

建物の外から
窓を眺めると
小さな世界が覗き見える

家で暇を持て余しているときなど

窓辺に行き
カーテンを持ち上げて

庭の植物や虫たち
通りを歩く人たちを

ぼんやり眺めるのが好きだ

眺めているのは
それほど長い時間ではない

蜥蜴が焼けた土の上を
「アチチ」と言いながら
急足で走り抜ける・・

それを見届けたら
持ち上げたカーテンを下ろす

いわゆる
束の間である

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ZJ C8 08 1100 002

写真が撮れた日



窓辺から
眺める庭を
蜥蜴駆け抜け


202108 AUG07 004 福岡市東区和白東 fuXE4×fuXF16F2.8RWR pc.jpg
福岡市東区和白東 / FUJI X-E4 × FUJINON XF 16mm F2.8 R WR


午後6時39分

こんな時間まで洗濯物を干したままにしておくと
せっかく
からっと乾いたものが
台無しになるのになぁ・・と、

お節介なことを考えながら
ちょっと失礼して
写真を撮った

この
からっと感が大切

洗濯物に限らず
好物のフライ物もそうだ

とんかつ
アジフライ
などなど

からっと揚がった
さくさく感が失われると
どうもいけない

そう言えば
人間も
からっとしているのが良いね

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ZJ C8 07 1839 004

写真が撮れた日



いただけません
洗濯物の
一夜干し


202108 AUG07 002 福岡市東区和白東 fuXE4×fuXF16F2.8RWR pc.jpg
福岡市東区和白東 / FUJI X-E4 × FUJINON XF 16mm F2.8 R WR


私の背丈より
はるかに高い土手

土手の向こうは池
池の水面は見えない

土手の向こうに見えるのは

晩酌の肴の入った
買い物袋をぶら下げての帰り道
ふと見上げる空

この場所に差し掛かったときの
いつもの仕草

ほっと一息つくと
空が
少し赤味を増した

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ZJ C8 07 1835 002

写真が撮れた日



息吐けば
空が
少し高くなる


202108 AUG06 009 福岡市東区和白東 leM10P×peSTa35F3.5 pc.jpg
福岡市東区和白東 / LEICA M10-P × PENTAX Super-Takumar 35mm F3.5


道幅1メートル程度の
抜け道

何処へ抜けるのかというと
抜けたところに
スーパーマーケットの裏口がある

普段は一般道を歩くが
たまに
抜け道に誘われることがある

抜け道に
「こっちおいでよ」と誘われたら
何か面白いものがあるから
誘ってくれているのだと思って
躊躇せずお邪魔してみる

今日
見せてくれた面白いものとは
大きな大きな朝顔

朝顔と言っても
陶磁器製の
男性用小便器のことではない

今の時代
男性用小便器のことを〝朝顔〟と言う
そんなことを知っている人は少ないだろうけれど

今日の朝顔は
ビニール製

ビニール傘を見て朝顔とは
イメージ
膨らませ過ぎたかな

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ZJ C8 06 1756 005

写真が撮れた日



雨上がり
朝顔のごとき
花開く


202108 AUG06 005 福岡市東区和白東 leM10P×peSTa35F3.5 pc.jpg
福岡市東区和白東 / LEICA M10-P × PENTAX Super-Takumar 35mm F3.5


夕方に散歩していると
町内放送のスピーカーから流れる
〝七つの子〟のメロディーを聞くことが多い

「5時になりました 良い子は家にかえりましょう」
といった内容にアナウンスが流れる

童謡の歌詞によると
カラスは山にある巣に帰るらしい

空を見上げてカラスの姿を探したが
小さな白い雲が一片
見えただけ

風に乗った雲は
こころなしか
急いでいる様に見る

雲はどこに帰るのだろうか
カラスが山に帰るなら

雲は海だろうか

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ZJ C8 06 1756 005

写真が撮れた日



千切れ雲
林の向こうへ
飛んで行く


202108 AUG04 010 福岡市東区高美台 leM10P×caL25F3.5 pc.jpg
福岡市東区高美台 / LEICA M10-P × Canon L25mm F3.5


〝ふうせんとうわた〟という植物についても
これまでに〝花〟〝果実〟と二度
書いてきた

そして今度が三度目なのだが・・・

〝ふうせんとうわた〟は
この時期は果実期で緑色のはずなのだが
これはもう茶色く枯れてしまっている

確かめてみたが
どうやら〝ふうせんとうわた〟のようだ

水をもらえなくて枯れてしまったのか
アフリカ原産の植物も
日本の暑さにやられてしまったようだ

そんな茶色の袋に
光が灯った様に見えたので

ちょっと撮ってみた

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ZJ C8 04 1115 010

写真が撮れた日



袋の中に
灯り閉じ込め
光る唐綿


202108 AUG04 009 福岡市東区高美台 leM10P×caL25F3.5 pc.jpg
福岡市東区高美台 / LEICA M10-P × Canon L25mm F3.5


〝白昼夜〟なんて言葉は
おそらく存在しないと思うのだが

真昼に撮った
夜の様な写真

民家の
塀と庭木と建物の影が
道路に映っていた

塀に背中をくっ着けて
影を眺めていたとき

道路のアスファルトに混じった
白い小さな点々が
夜空の星の様に見えた

ならば・・と
思い切って夜の様に写してみることにした

違和感が不思議を演出し
偽夜景計画は
目論見通り

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ZJ C8 04 1104 004

写真が撮れた日



暑気あたり
星の煌めく
炎天下


202108 AUG04 004 福岡市東区高美台 leM10P×caL25F3.5 pc.jpg
福岡市東区高美台 / LEICA M10-P × Canon L25mm F3.5


青い夏空に
白い夏の雲

目の前の道は
真っ直ぐに山の方へ・・と
言いたいところだけれど

緩やかな坂の頂上まで行くと
民家が通せんぼする

ちょっと迂回して
再び山を目指す

道が曲がりくねりはじめる
右に行ったり
左に行ったり

緩やかな上り坂が続く

やがて山裾にたどりつき
木陰で一休み

汗びっしょりだけれど
気分は爽快

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ZJ C8 04 1104 004

写真が撮れた日



夏の雲
山へと向かう
道案内


202108 AUG03 011 福岡市東区香椎 leM10p×caL35F2 pc.jpg
福岡市東区香椎(香椎宮) / LEICA M10-P × Canon L35mm F2


石段の途中ですれ違った
おばあちゃん
おかあさん
それに
女の子が三人の家族連れ

「女系家族だなぁ・・」と
すれ違ったあと
振り返ってみると

なんか
いい具合になりそうと
カメラを構えて
その瞬間を待った

〝いい具合〟とは
どんな状況・状態を云うのか
具体的には分かっていなかったが

指が勝手にシャッターを押していた

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ZJ C8 03 1534 011

写真が撮れた日



日に焼けた
石段の熱さ
思い出の夏


202108 AUG03 008 福岡市東区香椎(香椎宮) leM10p×caL35F2 pc.jpg
福岡市東区香椎(香椎宮) / LEICA M10-P × Canon L35mm F2


日が傾き始め
光の色に温かみが加わっている

神社の壁に
木の葉の影が落ちているところを
写真に撮ってみた

黒白写真と間違えられない様に
画面の隅に緑色の葉を入れる心配りをした

境内を一回りして
帰りに
もう一度
この塀の前に立ってみた

行きがけのときよりも
もっと面白くなっているかもという
期待を込めて

結果は
木の影がせり上がり
光と影のバランスが狂ってしまていて
写真を撮る気にはならなかった

---------------------
ZJ C8 03 1524 008

写真が撮れた日



ゆっくりと
木の影育つ
午後の壁


202108 AUG03 001 福岡市東区香椎 leM10p×caL35F2 pc.jpg
福岡市東区香椎 / LEICA M10-P × Canon L35mm F2


川沿いの道
いつもは右岸の方の道を歩くのだけれど
ちょっと
心変わりをして
手前の左岸側を選んだ

そうすると
向こうから
日傘を差した女性がやって来た

いつもの右岸側を歩いていたら
出会うことのなかった人

その人は
私とすれ違う手前で左に折れた

真夏の日差しの中
マスクと日傘で顔は見えなかったが
颯爽と歩く女性の姿に
見惚れて撮った一枚

---------------------
ZJ C8 03 1500 001

写真が撮れた日



颯爽と
歩く女性の
日傘光る

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