歳をとるとトイレが近くなると、周りの年寄りたちから聞いていたのですが、私もトイレが気になる歳になりました。
「目が薄くなる」「おしっこが近くなる」など、年を取ると出て来る体の変化が、きっちりと私の体にも現れるようになりました。
まだ、「腰が痛い」「関節が居たい」といったことはありませんが、それも時間の問題でしょう。
撮影散歩で歩いているときにも、尿意はおそいかかってくることがあります。
そんな時に困らないようにと云う意識が働くのか、トイレのマークはよく目に入ります。
先日、筑豊に撮影に出かけたとき、後藤寺の町で見つけたトイレです。
最初は、外観の写真だけを撮りましたが、同行の吉津くんが「中も面白そうですよ」と言ってくれたので、おしっこに行きたかった訳ではないのですが、階段を上って中を見てみると、古くて、少々トイレらしい臭いが強かったのですが、奇麗に清掃され、花も飾ってありました。
吉津くんが造化と思って花に触れてみると生花でした。
トイレと云うのは不思議なもので、とくに用便の意思がなくても、中に入るとなんだかしたくなるものですね。
この日も、撮影の後、一応「撮影したぞ・・・」という印に「マーキング」してきました。(犬じゃないのですが)
このトイレ、便器の並んでいる空間は狭いのですが、奥の間がありました。
昨日の〔亀カメラ〕に載せた黒猫のプレートは、その奥の間にあったものです。
奥の間の向こうにも出口があり、そこを抜けると、飲屋街・・・「街」と言うほど大層なものではありませんが、酔っぱらいを作り出す空間につながっていました。
つまり、このトイレ、道路側の入り口(私たちが入ったところ)と、呑み屋の路地との二つの異なった入り口を持っていることになります。
酔っぱらいがそこらで立ち小便をしないためにも、大切なトイレのようです。
道路側から撮った外観の写真は、Nikon D40Xに24mmレンズ(35ミリ換算で36mm)で撮りました。
中は狭い空間でしたので、LEICA M9に28mmレンズで撮りました。
歳をとるとおしっこが近くなるだけではなく、足腰も弱ります。
そのうちカメラを二台も持ち歩けなくなるでしょう。
LEICAも重い・・・なんて言い出す日も近いかもしれません。
親しい年老いた写真家を何人か思い出しますが、写真を撮りたくても体が思うように動かなくなったときの葛藤はたいへんなものです。
元気なうちに、しっかり歩いて、写真を撮っておかなければ。






















